JP2783935B2 - 基板温度制御装置 - Google Patents

基板温度制御装置

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JP2783935B2
JP2783935B2 JP7639992A JP7639992A JP2783935B2 JP 2783935 B2 JP2783935 B2 JP 2783935B2 JP 7639992 A JP7639992 A JP 7639992A JP 7639992 A JP7639992 A JP 7639992A JP 2783935 B2 JP2783935 B2 JP 2783935B2
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heater
substrate temperature
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正博 花井
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Mitsubishi Electric Corp
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、真空中で基板上に薄
膜を形成する装置における基板の温度制御に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】図2は例えば公開技報91−17446
に示された従来の基板を加熱、冷却する装置を示す断面
図であり、図において、1は真空槽、2は基板、3は基
板ホルダー、4は支柱、5は回転体、6は軸受、8はベ
ローズ、12はクラッチ機構を有するジョイント、13
はモーター、15は支柱、18は空圧シリンダー、19
はモーター取付台、20は基板加熱ヒーター、42は絶
縁体、44はスラスト軸受機能を有するリング、45は
プーリ、46はベルト、47はプーリ、48は大気圧と
真空を隔絶して回転力を伝達する回転導入機構、49は
絶縁筒、50は容器、51はピン、52はチューブであ
る。
【0003】次に動作について説明する。基板2を冷却
するための冷却体即ち冷媒は、チューブ52を介して容
器50へ導かれ、基板2の裏面に接触するようになって
いる。基板2は基板ホルダー3により保持され、ホルダ
ー3を支持する支柱4は、内径に軸受6を有する回転体
5により保持される。そしてモーター13により発生さ
れた回転力は、クラッチ機構を有するジョイント12、
プーリ45、ベルト46、プーリ47、大気圧と真空を
隔絶して回転力を伝達する回転導入機構48、絶縁筒4
9、容器50、ピン51、基板ホルダー3を介して伝達
され、基板2を回転させる。又基板2のロードロック動
作は、空圧シリンダー18により行なわれ、その運動が
支柱15、スラスト軸受機能を有するリング44、軸受
6、回転体5、絶縁体42、支柱4、基板ホルダー3を
介して伝達され、基板2を上下に移動させる。基板2が
上方に移動した時、基板裏面が容器50に接触し、そこ
で、熱伝達を介してチューブ52に注入した冷媒により
冷却され、真空槽1内の温度より低い温度に制御され
る。なお上記の真空槽内の温度より高い温度で基板2に
薄膜を蒸着させる時は、従来同様に基板加熱ヒーター2
0により加熱し、温度を制御する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の基板温度制御装
置は以上のように構成されており、基板2と基板加熱ヒ
ーター20との間に容器50が介在しているので、基板
を加熱する場合、間接的に基板を加熱することになり、
基板の加熱に時間がかかるという問題点があった。
【0005】この発明は上記のような問題点を解消する
ためになされたもので、基板をすみやかに加熱し、冷却
できる基板温度制御装置を得ることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明に係る基板温度
制御装置は、基板に接触して基板を裏側から冷却するた
めの冷媒収容容器の、基板に近接した位置に加熱ヒータ
ー線(抵抗発熱体)を配置したものである。
【0007】
【作用】この発明における基板温度制御装置は、加熱ヒ
ーターが、容器と基板の間にあり、加熱ヒーターで発生
した熱量が、熱伝導で直接基板へ伝達する。
【0008】
【実施例】
実施例1.以下、この発明の一実施例を図について説明
する。図1において、1は真空槽、2は基板、3は基板
ホルダー、4は支柱、7は基板上に形成された薄膜であ
る。9は薄膜材料の原子またはクラスター、あるいはイ
オンまたはクラスターイオン、10は上記物質9を発生
する蒸発源、11は支柱4を支える支持板、14は大気
圧と真空を隔絶して中心軸を上下移動させる上下機構、
21は冷媒(液体窒素)を収容する中空密閉容器、21
a,21bは冷媒の入口と出口、22はこの容器の下部
にらせんに埋め込まれかつ容器側周に巻き付けられた加
熱ヒーター(抵抗発熱体)、23は容器21の下部に配
置された円板、24はこの円板内に埋め込まれた熱電対
線、25はこの熱電対線24の起電力を温度に換算して
所定温度に一定に保つように電源26の出力を制御する
制御器である。なお矢印Aは真空排気装置へ接続され
る。
【0009】次にその動作について説明する。基板ホル
ダー3にのせた基板2は、上下機構14の上方向の移動
によって、支持板11、支柱4を介して容器21に押し
当てられる。この容器21には、電源26によって発熱
する抵抗発熱体22が巻き付けられていて、基板2を熱
伝導で加熱する。このとき、基板2に近接した容器一部
に取付けられた熱電対線24で温度を測定し、制御器2
5によって一定温度になるように電源26の出力を制御
する。一方、基板2を冷却する場合には、容器21に冷
媒を循環させるものである。
【0010】
【発明の効果】以上のようにこの発明によれば、冷媒を
収容する容器の、基板と近接した位置に加熱ヒーターを
配置して基板に接触させるように構成したので、基板を
すみやかに加熱したり、冷却したりすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例による基板温度制御装置を
示す断面側面図である。
【図2】従来の基板温度制御装置を示す断面側面図であ
る。
【符号の説明】
1 真空槽 2 基板 3 基板ホルダー 4 支柱 14 上下機構 21 容器 22 抵抗発熱体 23 円板 24 熱電対線 25 制御器 26 電源

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 冷媒の出入口を有し、高真空中で気密性
    のある中空密閉容器と、この容器の底部に配置された加
    熱ヒーター及び熱電対線と、基板を保持するホルダーを
    上下動させ基板を上記容器に下方から接離させる上下機
    構と、上記熱電対線からの熱起電力をとり入れて所定温
    度になるように上記加熱ヒーターの電源の出力電力を制
    御する制御装置を備えた基板温度制御装置。
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CN111623887B (zh) * 2020-06-05 2022-06-24 亿方人工智能系统(深圳)有限公司 人体红外测温超导热管面源黑体校准源系统

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