JPS5818891Y2 - 電気温灸器 - Google Patents

電気温灸器

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Publication number
JPS5818891Y2
JPS5818891Y2 JP1975107902U JP10790275U JPS5818891Y2 JP S5818891 Y2 JPS5818891 Y2 JP S5818891Y2 JP 1975107902 U JP1975107902 U JP 1975107902U JP 10790275 U JP10790275 U JP 10790275U JP S5818891 Y2 JPS5818891 Y2 JP S5818891Y2
Authority
JP
Japan
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case
connecting rod
temperature
peripheral surface
moxibustion device
Prior art date
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Expired
Application number
JP1975107902U
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English (en)
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JPS5221287U (ja
Inventor
等 山本
Original Assignee
ヤマモト ヒトシ
吉原 和之
小林 昭次郎
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Publication date
Application filed by ヤマモト ヒトシ, 吉原 和之, 小林 昭次郎 filed Critical ヤマモト ヒトシ
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Publication of JPS5221287U publication Critical patent/JPS5221287U/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は人体のいわゆるつぼと称せられる部分に、電
気により発熱加熱された接触部を接触させる事によって
、治療効果を上げる電気温灸器に関する。
従来のこの種電気温灸器はその電気発熱体としてニクロ
ム線を利用していた。
このニクロム線による発熱体は形状が比較的大きくなる
為、接触部としては回転ローラーを取り付は部に保持し
、この取付は部をケースに固定し、そのケース内にニク
ロム線を収容し、そのケースより延長した把持部を持っ
て上記ローラーをつぼに接触させて治療を行うようにし
ていた。
この従来の電気温灸器においては、上述したように、ニ
クロム線の巻線数が多く、形状が大きくなす、シかもこ
の温度を一定に保持する事が比較的困難であり、この為
ローラ一部分の温度は例えば50〜70℃とされる必要
があるが、そのケースの温度よりローラーの温度は可成
り低く、シかも人体との接触によってこの温度が低下し
、この低下を補う為にはかなり発熱させる必要があり、
そのニクロム線を収容したケース部分は、相当高い温度
とされていた。
よって間違ってケース部分に皮膚を接触させると、火傷
する恐れがあった。
このケース部分が大きかったためその恐れは可成り大で
あった。
又、温度を制御する為従来は可変抵抗器を使用していた
例えばその抵抗値を大にして発熱体を流れる電流を小さ
くして温度を低くしているが、放熱温度と発熱による温
度とのバランス点が目的とする温度になり、その温度が
制御されることにする。
よってローラーの接触状態によって、放熱状態が変化し
、一定に保持される温度も変化し、目的とする温度には
必ずしもならない。
またスイッチを入れっばなしにしておくと、加熱し過ぎ
る恐れもあり、火災の原因にもなりかねない欠点もあっ
た。
この考案はこのような点から、発熱体として所謂正特性
サーミスタを使用し、その発熱体自体により、これがあ
る温度以上になる事を防止して、一定温度に保持し、ま
た接触部自体の内部に発熱体を収容する事によって、特
に、高温となる部分が外部に露出する事がなく、火傷の
危険もなく全体として小形で且つ一定温度に安定的に保
持できるようにした電気温灸器を提供せんとするもので
ある。
以下この考案による電気温灸器の一例を図面を参照して
説明しよう。
第1図において1は、把持部を示し、例えば、合成樹脂
材のモルト品で構成され、この一端面に、例えばアルミ
ニウム管のような連結棒2が取り付けられている。
この連結棒2は可撓性を有するように形成される。
この連結棒2の遊端に、接触部本体3が取り付けられる
接触部本体3は一端が塞がれた円筒状ケース4の開放側
がリング状蓋部5にて蓋され、その蓋部5の中心部に連
結棒2の他端が、挿入固定される。
把持部1と連結棒2との固定、及び連結棒とリング状蓋
部2との固定、更に蓋部及びケース4間の固定は例えば
接着剤、又はねし止めなどにて固定される。
更にこの考案においては、ケース4の外周面には円筒の
ローラーリング6が連結棒2の軸心の廻りに回転できる
様に取り付けられる。
このリング6は、ケース4の閉塞板側の外周面に一体に
形成されたつば部4aと、リング状蓋部5の外周部との
間において軸方向のずれが保持され、ケース4の外周面
に対して回転できるようにされる。
このローラーリング6の外周面には例えばローレット7
が刻み込まれ凹凸状部が形成されている。
このケース4内に所謂正特性サーミスタが収容される。
この例では最高温度が異なるサーミスタである磁器抵抗
素子8及び9の2個が収容された場合である。
これら磁器抵抗素子8及び9は必要に応じて絶縁シート
に巻かれた後、熱伝導の良好で且つ絶縁度の高い二液性
接着剤、例えばエポキシ樹脂などが充填されてケース内
に固定される。
ケース4、蓋部5、ローラーリング6等はそれぞれ例え
ばアルミニウムなど熱伝導のよいもので構成され、又、
ケース4及びローラーリング6間の熱伝導を良くする為
、その接触誤差は+Q、Q5mm以内に近接して仕上げ
加工とされる。
図に示していないが、これら磁器抵抗素子8,9に対す
るリード線を連結棒2、把持部1を通じて把持部の他端
に電気的に導出される。
把持部内に切換スイッチ10が埋め込まれ、そのスイッ
チの操作子11を制御する事により、電源素子8又は9
の切り換えが行われる。
即ち第2図に示すように磁器抵抗素子8及び9の一端は
互いに接続され、電源コード12の一方12 aに接続
され、磁器抵抗素子8,9の各他端は、それぞれスイッ
チ10の固定接点10 a 、10 bに接続され、ス
イッチの可動接点10dは、電源コードの他方12 b
に接続される。
このスイッチの可動接点10dは、固定接点10 a
、10 b、更にスイッチを断とする位置10 Cに切
換え接続される。
又、その磁器抵抗素子8,9の一方を何れかに接続され
ているかを光学的にて表示されるように、これら素子8
.9と並列に発光素子14及び15がそれぞれ接続され
る。
第1図においては電源コードは省略されている。
この電気温灸器を使用するには、電源コードを商用電源
に接続し、スイッチ10をその一方の磁器抵抗素子例え
ば8側、即ち接点10 a側に接続すれば、素子8に電
流が流れ、例えば数分の内に、その設定温度、つまりこ
の素子8の最高温度に加熱される。
この発熱により、抵抗値が著しく高く、略々無限大まで
に達して電流は制限されて、又温度が低下すると電流が
流れて再び温度が上がり、このようにして温度は、例え
ば50℃に保持される。
スイッチ10を固定接点10 a側に切換えると、素子
9が電源に接続されて、これに対し電流が急激に流れて
温度がその設定温度に急に達し、例えば75℃に数分の
内に達する。
この場合も同様にしてその温度に保持される。
このようにしてローラーリング6も加熱されてその設定
値に応じた温度に保持される。
よって温灸器として使用する事ができる。
この考案、電気温灸器によれば上述したように正特性サ
ーミスタが発熱体として使用され、素子自体はニクロム
線等のヒーターに較べて小さくなり、接触部本体3自体
内に素子8,9を収容する事ができ、よってその接触部
のローラーリング以外の外部に出ている所がローラーリ
ングの温度より高くなる事がなく、危険を伴う恐れがな
く、もちろん火傷をする恐れもない。
又、その素子が高温に、所定温度になると、電流が著し
く制限されて設定温度より下がるため、スイッチを入れ
忘れたまま放置されても火災の原因となる恐れもない。
又、その治療による接触部の接触状態によって熱をよく
吸収する部分においては、放熱が早くなるが、その場合
は電流がよく流れて加熱され、熱の吸収が少ない場合は
、電流の流れが悪く、何れにしても所定の設定温度に保
持され、従って、それだけでよい治療効果を期待できる
なお上述において、連結棒2は長手直角方向に可撓性を
有するように形成されているので、ローラーリング6を
人体の所望のっぽ位置に配設した状態で把持部1を移動
操作すると、ローラーリング6が微妙な人体の曲面に密
着した状態で回動し、その凹凸状部がつぼを効果的に刺
激する。
又発熱体がケースの内周面に接近して配設されているた
めに、つぼの凹凸状部による刺激と共に、つぼ位置は均
一に加熱され、この加熱による熱刺激も加わって治療効
果は増大する。
把持部1の移動によりケースの外周面全面に対応して配
設される1個のローラーリング6が連結棒2の長手軸の
廻りに回動して刺激が行なわれるために刺激が強く且つ
集中的に行なわれる。
その刻み目は各種の形状とする事ができる。
もちろん発熱素子は1つであっても良く、或いは更に多
く使用しても良い。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案による電気温灸器の一例を示す一半部
を断面とした正面図、第2図はその電気的接続図である
。 1:把持部、2:連結棒、3:接触部本体、8,9:磁
器抵抗素子、6:ローラーリング。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 外形が円柱状の接触部本体の一端板側に連結棒がその一
    端側を固定されて突出配設され、この連結棒の他端側は
    把持部に取付けられ、前記接触部本体内に発熱体が設け
    られた電気温灸器において、前記接触部本体のケース内
    には前記発熱体として電流により発熱し、温度が高くな
    るに従って抵抗値が増大して電流を制限する磁器抵抗素
    子が前記接触部本体のケースの内周面に近接対向して配
    設収容され、前記ケースの外周面に対してこの外周面を
    被うようにしてこの外周面の全面と近接対向して円筒状
    のローラーリングが前記連結棒の長手軸心の廻りに回動
    自在に取り付けられ、前記ローラーリングの外周面には
    凹凸状部がその全面にわたって形成され、前記連結棒が
    可撓性を有するように形成されてなることを特徴とする
    電気温灸器。
JP1975107902U 1975-08-04 1975-08-04 電気温灸器 Expired JPS5818891Y2 (ja)

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JP1975107902U JPS5818891Y2 (ja) 1975-08-04 1975-08-04 電気温灸器

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JP1975107902U JPS5818891Y2 (ja) 1975-08-04 1975-08-04 電気温灸器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5221287U JPS5221287U (ja) 1977-02-15
JPS5818891Y2 true JPS5818891Y2 (ja) 1983-04-18

Family

ID=28589124

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1975107902U Expired JPS5818891Y2 (ja) 1975-08-04 1975-08-04 電気温灸器

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS426793Y1 (ja) * 1964-07-01 1967-03-30
JPS4823297B1 (ja) * 1970-08-17 1973-07-12

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5150368Y2 (ja) * 1971-07-23 1976-12-03
JPS4935190U (ja) * 1972-06-24 1974-03-28
JPS4962993U (ja) * 1972-09-13 1974-06-03

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Also Published As

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JPS5221287U (ja) 1977-02-15

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