JP3035694U - 芳香器 - Google Patents

芳香器

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JP3035694U
JP3035694U JP1996009990U JP999096U JP3035694U JP 3035694 U JP3035694 U JP 3035694U JP 1996009990 U JP1996009990 U JP 1996009990U JP 999096 U JP999096 U JP 999096U JP 3035694 U JP3035694 U JP 3035694U
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JP
Japan
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recess
housing
heat
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heating element
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JP1996009990U
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Inventor
村 隆 司 田
藤 厚 伊
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株式会社レプリコンジャパン
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Abstract

(57)【要約】 【課題】安全性及び信頼性が高く、安価で熱効率の高い
芳香器を得る。 【解決手段】上部に皿状の香炉部101を有する磁気製
ハウジング1の底面に第1の凹部116と該第1の凹部
116よりも浅い第2の凹部115が形成され、第1の
凹部116は抵抗発熱体4を収納し、全体が耐熱性絶縁
材料21で充填され、第2の凹部115は温度ヒューズ
5を収納し、全体が耐熱性絶縁材料22で充填されて成
る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は芳香器に関し、特に簡易構造で低コストの芳香器に関する。
【0002】
【従来の技術】
発熱体に少量の芳香性オイル(例えば、ラベンダー等の香りを醸し出すオイル )をたらして気化させて芳香機能を得るための芳香器としては、従来からキャン ドル等で加熱するプレートを有するものが使用されているが、キャンドルではプ レートの過熱やキャンドルが倒れたりすることに起因する火事の心配もあり、よ り安全な芳香器として発熱プレートを用いたものが一般的となっている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
発熱体プレートを用いた芳香器は、発熱体をプレートに近接させてプレートを 加熱し、当該プレートにたらしたオイルを気化するものである。しかしながら、 従来のこの種の芳香器は、発熱体をプレート近傍に、または一部を接触させて配 設させて発熱体の熱をプレートに伝達するものであるため、熱伝導効率の面で問 題がある。
【0004】 発熱体自体を平面状にしてプレートとの接触面積を増加する構造も提案されて いるが、熱伝導効率面で充分とはいえないばかりでなく、プレートへの取り付け 構造も複雑化し、コスト面の問題も生ずる。例えば、発熱体周辺の回路配線は、 安全性を考慮して配線(ワイヤ)間隔が一定以上(例えば3mm以上)に維持す ることが安全規格上定められているが、従来は、この規格を達成するため上記周 辺回路の配線が印刷されたプリント基板上に発熱体を搭載し、プリント基板全体 をプレートに取り付けるものであったため、構成が大型化するばかりでなくコス トも高くなっていた。
【0005】 そこで、本考案の目的は、安全性及び信頼性が高く、安価で熱効率の高い芳香 器を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
前述の課題を解決するため、本考案による芳香器は、上部に皿状の香炉部を有 する磁気製ハウジングの底面に第1の凹部と該第1の凹部よりも浅い第2の凹部 が形成され、前記第1の凹部は抵抗発熱体を収納し、全体が耐熱性絶縁材料で充 填されるとともに、前記第2の凹部は温度ヒューズを収納し、全体が耐熱性絶縁 材料で充填されて構成される。
【0007】 ここで、前記ハウジングには、電源線を介して供給される電源により前記抵抗 発熱体が通電中に点灯する点灯素子が設けられ、前記ハウジング底部は、断熱材 で覆われている。また、前記ハウジング底部には、前記第1と第2の凹部以外の 少なくとも1つの凹部が形成されている。
【0008】
【考案の実施の形態】
次に、図1〜図4を参照しながら本考案による芳香器の実施形態を説明する。 図2は本考案による芳香器の斜視図、図1は図2のZ方向から見た底面図であ る。また、図3と図4は、図1のX−X断面図とYーY断面図である。
【0009】 本実施形態になる芳香器は、基本的に略円筒状の磁気製ハウジング(以下、ハ ウジングと称する)1を備え、上部に縁部102で囲まれた皿状の香炉部101 を有する。香炉部101は、以下に説明するように加熱され、香炉部101にた らされたオイルを気化して芳香機能を呈する。ハウジング1の側部には、通電状 態を表示するLED2が設けられ、また、商用電源から電源を供給するための電 源コード3が設けられている。
【0010】 図1、図3及び図4を参照すると、ハウジング1の底部には、種々の凹部が形 成されている。ハウジング1の底面外周部は、縁部111となり、その内側には 浅い第1の凹部112が形成されている。この第1の凹部112の平坦部は、縁 部111の内方向に所定幅だけ形成されている。ハウジング1の底部には、第1 の凹部112面よりも更に深い3つの凹部、すなわち、第2の凹部113、第3 の凹部114及び第4の凹部115が形成されている。また、第4の凹部115 には更に深い第5の凹部116が形成されている。
【0011】 さて、上記構成において、第4の凹部115と第5の凹部116は円筒状のハ ウジング1の径方向に所定幅で形成されており、第5の凹部116の幅は第4の 凹部115の幅よりも狭い。第5の凹部116の長さ方向には抵抗発熱体4が配 設され、抵抗発熱体4の両端からのワイヤ(裸線)は、図3に示す如く、第5の 凹部116と第4の凹部115の境界の段差部において屈曲させられ、ハウジン グ1の側部に設けられたLED2と電源コード3の一方側に接続される。また、 抵抗発熱体4を流れる電流が、例えば4A、その温度が、例えば164℃以上に なると回路を遮断する温度ヒューズ5が第4の凹部115状に配設され、温度ヒ ューズ5の両端からのワイヤ(裸線)はLED2と電源コード3の他方側に接続 され、本考案の加熱回路系を構成する。
【0012】 抵抗発熱体4が配設された第5の凹部116は、耐熱性の電気的絶縁材料、例 えば圭石等とシリコンワニスから成るセメント材料21で充填され、抵抗発熱体 4全体を第5の凹部116内に固定配設するとともに抵抗発熱体4から発生した 熱を充填セラミック材を介してハウジング1に伝達し、香炉部101を効率的に 加熱する。通電を継続した場合、抵抗発熱体4の発熱と、ハウジング1からの放 熱とのバランスがとれた温度にハウジング1(香炉部101)が維持される。何 らかの原因で加熱状態に至ると、温度ヒューズ5が動作して加熱回路系が遮断さ れ、安全が確保される。
【0013】 また、温度ヒューズ5が配設された第4の凹部115は、上記と同様な耐熱性 絶縁材料22で充填される。したがって、抵抗発熱体4の両端からのワイヤ及び 温度ヒューズ5の両端からのワイヤ間隔を所定値以上になるように配置した後に 、エポキシで充填すれば、これらの回路素子位置は所定のワイヤ間隔を維持しつ つ固定されるのでワイヤ間接触等の問題が生じない。尚、第4の凹部115と第 5の凹部116の充填材料は、耐熱性で電気的絶縁材料であれば上記以外の材料 を用いることができるし、また、両材料を必ずしも同一とする必要はない。
【0014】 ハウジング1の底部の縁部111内側に形成されている第2の凹部113の平 坦部112の形状に適合するプレート状の断熱材としてのコルク板6が、第2の 凹部113に嵌入され、固定される。このコルク板6は、比較的高温となったハ ウジング1の熱を遮断するものであり、卓上型とした場合に机等に与える熱障害 を防止するものである。
【0015】 尚、第2の凹部113と第3の凹部114は、何の材料も充填せず、外気との 接触面積を大きくして空冷効果を促進する。
【0016】
【考案の効果】
以上説明したように、本考案による芳香器では、磁気製ハウジング内に溝を設 け、この溝内に抵抗発熱体を配設して粉末セラミック部材等の材料で充満し、更 に温度ヒューズを配設した後に、エポキシ等の樹脂で充填しているので、抵抗発 熱体から香炉部への熱伝導率が改善されるとともに、回路素子およびそのワイヤ 配置関係が固定されるので、安全性も向上し、安価で、信頼性が高く、且つ熱効 率の高い芳香器が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案による芳香器の一実施形態の底面図であ
る。
【図2】本考案による芳香器の一実施形態の斜視図であ
る。
【図3】図1のX−X断面図である。
【図4】図1のYーY断面図である。
【符号の説明】
1 磁気製ハウジング(ハウジング) 2 LED 3 電源線 4 抵抗発熱体 5 温度ヒューズ 6 断熱材 21,22 耐熱性絶縁材料 101 香炉部 102,111 縁部 112〜116 凹部

Claims (5)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】上部に皿状の香炉部を有する磁気製ハウジ
    ングの底面に第1の凹部と該第1の凹部よりも浅い第2
    の凹部が形成され、前記第1の凹部は抵抗発熱体を収納
    し、全体が耐熱性絶縁材料で充填されるとともに、前記
    第2の凹部は温度ヒューズを収納し、全体が耐熱性絶縁
    材料で充填されて成ることを特徴とする芳香器。
  2. 【請求項2】前記ハウジングには、電源線を介して供給
    される電源により前記抵抗発熱体が通電中に点灯する点
    灯素子が設けられている請求項1に記載の芳香器。
  3. 【請求項3】前記ハウジング底部は、断熱材で覆われて
    いる請求項1に記載の芳香器。
  4. 【請求項4】前記ハウジング底部には、前記第1と第2
    の凹部以外の少なくとも1つの凹部が形成されている請
    求項1に記載の芳香器。
  5. 【請求項5】前記耐熱性絶縁材料は、セメント材料であ
    る請求項1に記載の芳香器。
JP1996009990U 1996-09-12 1996-09-12 芳香器 Expired - Lifetime JP3035694U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06253987A (ja) * 1993-03-03 1994-09-13 Shinagawa Kogyosho:Kk 連続式玉子焼装置及び玉子焼皿

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