JP2003173858A - Ptcヒータを用いた放熱装置 - Google Patents

Ptcヒータを用いた放熱装置

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JP2003173858A
JP2003173858A JP2001372982A JP2001372982A JP2003173858A JP 2003173858 A JP2003173858 A JP 2003173858A JP 2001372982 A JP2001372982 A JP 2001372982A JP 2001372982 A JP2001372982 A JP 2001372982A JP 2003173858 A JP2003173858 A JP 2003173858A
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JP
Japan
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ptc heater
heat
radiator
heat radiator
electrode terminal
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JP2001372982A
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English (en)
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Kazuharu Kamata
一春 鎌田
Kyuichi Sato
久一 佐藤
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Mitsumi Electric Co Ltd
Original Assignee
Mitsumi Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 PTCヒータを用いた放熱装置に於いて、該
PTCヒータに放熱体を従来例のように電気絶縁材を介
装することなく連接し、部品点数を節減し、且つ、組付
け工数を低減してコストダウンを計る。 【解決手段】 本発明は放熱体13に連接されるPTC
ヒータ11の両側面に電極端子板12を圧接して成るP
TCヒータを用いた放熱装置10に於いて、前記放熱体
13はアルミナによって成形され、該放熱体13と前記
PTCヒータ11との間に電気絶縁材の介在をなくして
なるPTCヒータを用いた放熱装置を提供する。

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】この発明はPTCヒータを用
いた放熱装置に関するものであり、特に、部品点数を節
減して組立工数を簡素化し、コストダウンを計ったPT
Cヒータを用いた放熱装置に関するものである。 【0002】 【従来の技術】従来の此種PTCヒータを用いた放熱装
置の一例を図4に従って説明する。図は従来のPTCヒ
ータを用いたボトルタイプヒータを分解した状態を示す
解説図である。図に於いて1はPTCヒータであり、該
PTCヒータ1の両側面には電極端子板2,2が圧接さ
れて該PTCヒータの電極を形成し、該電極端子板2,
2に電圧電流を印加することにより該PTCヒータ1は
発熱し、そして、該PTCヒータ1に電気絶縁材3を介
して連接されているアルミニュームから成るボトルタイ
プの放熱体4を加熱する。一方、容器(図示せず)に殺
虫液を充填し、該殺虫液に下方部を浸潤した芯体の上端
部位を前記放熱体4に設けた上下開放の孔部4a内に遊
挿し、前記放熱体4の加熱によって前記芯体に毛細管現
象によって上昇した殺虫液を加熱して、該芯体から殺虫
ガスを放散するように形成して成るものである。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】上記従来例は、PTC
ヒータと放熱体との間には前記一方の電極端子板の外に
電気絶縁材を介装している。即ち、該放熱体はアルミニ
ュームにて成形されているので熱伝導性は良好である
が、電気的良導体でもあると共に、他の金属との接合は
電触の原因となるため、該PTCヒータの一側の電極端
子板に該放熱体を直接に接続することはできない。依っ
て、前記電気絶縁材の介装がどうしても必要となってく
る。然るときは、該電気絶縁材による組付け工数も必要
となり、コストアップの要因となる。 【0004】そこで、PTCヒータに放熱体を電気絶縁
材を介装することなく連接し、そして、組付け工数の低
減と部品点数の節減によりコストダウンを計るために解
決せられるべき技術的課題が生じてくるのであり、本発
明は該課題を解決することを目的とする。 【0005】 【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために提案せられたものであり、放熱体に連接され
るPTCヒータの両側面に電極端子板を圧接して成るP
TCヒータを用いた放熱装置に於いて、前記放熱体はア
ルミナによって成形され、該放熱体と前記PTCヒータ
との間に電気絶縁材の介在をなくしたPTCヒータを用
いた放熱装置を提供するものである。 【0006】 【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態を図
1乃至図3に従って詳述する。図1は図4の従来例に対
応してPTCヒータを用いたボトルタイプの放熱装置1
0の主要部を分解した状態を示す解説図である。図に於
いて11はPTCヒータである。該PTCヒータ1の両
側面には電極端子板12,12が圧接されて該PTCヒ
ータ11の電極を形成する。そこで、該電極端子板1
2,12に電圧電流を印加すれば該PTCヒータ11が
発熱する。 【0007】而して、本発明に於いてはボトルタイプの
放熱体13はアルミナによって成形される。従って、該
放熱体13は熱伝導性が良好であると共に、電気的絶縁
体でもあるから、前記電極端子板12,12に電圧電流
を印加してもショートすることなく、該電圧電流は適正
に該PTCヒータ11に印加されて該PTCヒータ11
が発熱することになる。従って、該放熱体13を前述し
たようにアルミナにて成形したことにより、従来例のよ
うに該放熱体13とPTCヒータ11との間に電気絶縁
材の介在を必要としない。斯くして、該電気絶縁材が不
要となり、部品点数が節減されることになる。 【0008】又、前記放熱体13はボトルタイプに形成
され、而も、上下面が開放された平面視円形の孔部14
を有し、且つ、その一側面を平面状に形成し、そして、
この平面状の一側面に前記PTCヒータ11を連接し、
該PTCヒータ11の発熱が直接に該放熱体13に伝導
して該放熱体13が加熱され、そして、従来例と同様
に、このボトルタイプの放熱体13の前記孔部14内に
殺虫液を浸潤した芯体の上部が遊挿され、毛細管現象に
よって該芯体を上昇してきた殺虫液が該放熱体13から
の加熱によって殺虫ガスを放散するように構成されてい
る。 【0009】而して、該放熱体13及びPTCヒータ1
1並びにこの両側面に圧接される電極端子板12,12
は保持体15にて保持されて組み付けられる。而も、該
保持体15は耐熱プラスチックから成り、電気絶縁材で
もあるのでPTCヒータ11に対する前記電圧電流の印
加には全く支障を来さず、更に、耐熱性が高く、且つ、
熱伝導性は低いので該PTCヒータ11からの熱量は該
保持体15へ分散する率が低く、該保持体15によって
該PTCヒータ11からの該放熱体13に対する熱伝導
を阻害することはなく、該放熱体13は該PTCヒータ
11から極めて効率良く熱伝導をうけることが可能とな
る。 【0010】而して、該保持体15は容器状に形成さ
れ、その一側面(図2に於いて左側面)が開放され、そ
して、該開放部位に溝部15a,15aを設け、該溝部
15a,15aに前記放熱体13の一側面の平面部位の
両端部に突設した突部13a,13aを嵌合して、該放
熱体13を該保持体15の一側面に突設した状態で取り
付け、更に、前記PTCヒータ11及びその両側面に圧
接される前記電極端子板12,12を容器状の該保持体
15内に支持部材15cを介して組み込み、そして、該
保持体15の底板15bに設けた挿通孔から前記電極端
子板12,12の下端部を突設させて放熱装置10が構
成される。 【0011】本発明の一実施の形態は上述したような構
成に係るから、前記保持体15の底板15bから突設さ
れている電極端子板12,12を電源に接続してスイッ
チオンすれば、該電極端子板12,12に印加された電
圧電流によってPTCヒータ11を発熱させる。而も、
該PTCヒータ11は低温で固有の抵抗値を有し、所定
温度に達したときには急激に抵抗値が増大して電気的導
通を制限し、斯くして、自己温度制御機能を有し、後述
の殺虫液を浸潤した芯体を常時定温で加温するように形
成されている。即ち、従来例のように、殺虫液が充填さ
れた容器内に前記芯体の下端部位が挿入され、そして、
毛細管現象によって該容器内の殺虫液は該芯体の上方部
へ上昇し、該芯体の上方部は前記放熱体13の孔部14
内に遊挿されているので、該芯体の上方部は該放熱体1
3からの熱量をうけて加温され、そして、該芯体から殺
虫ガスが極めて効率良く放散するのである。 【0012】尚、本発明は、本発明の精神を逸脱しない
限り種々の改変を為すことができ、そして、本発明が該
改変されたものに及ぶことは当然である。 【0013】 【発明の効果】本発明は上記一実施の形態にて詳述した
ように、PTCヒータを用いた放熱装置の放熱体をアル
ミナにて成形して成るので、該放熱体は熱伝導性が極め
て良好であって、且つ、電気絶縁材でもあるので、該放
熱体は電気絶縁材も兼ねることになる。斯くして、従来
のように電気絶縁材を別個に設け、そして、之をPTC
ヒータと放熱体との間に介装して組み付ける必要がなく
なり、依って、それだけ部品点数を節減し、且つ、組み
付け工数も低減し、構成も極めて簡素化されると共にコ
ストダウンにも寄与する等、正に著大なる効果を奏する
発明である。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明の一実施の形態を示し、PTCヒータを
用いた放熱装置の主要部を分解した解説図。 【図2】本発明のPTCヒータを用いた放熱装置の平面
図。 【図3】図2のA−A線断面図。 【図4】従来例を示し、ボトルタイプのPTCヒータを
分解した状態の解説図。 【符号の説明】 10 ボトルタイプの放熱装置 11 PTCヒータ 12 電極端子板 13 放熱体 14 孔部 15 保持体

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 放熱体に連接されるPTCヒータの両側
    面に電極端子板を圧接して成るPTCヒータを用いた放
    熱装置に於いて、前記放熱体はアルミナによって成形さ
    れ、該放熱体と前記PTCヒータとの間に電気絶縁材の
    介在をなくしたことを特徴とするPTCヒータを用いた
    放熱装置。
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