JP3091172U - 正特性サーミスタを利用したヒータ - Google Patents

正特性サーミスタを利用したヒータ

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JP3091172U JP2002004071U JP2002004071U JP3091172U JP 3091172 U JP3091172 U JP 3091172U JP 2002004071 U JP2002004071 U JP 2002004071U JP 2002004071 U JP2002004071 U JP 2002004071U JP 3091172 U JP3091172 U JP 3091172U
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ワン チヨオ スー
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ドンウー キヨン ジュシクヘサ
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 正特性サーミスタの組み込み工程が単純化さ
れ、正特性サーミスタの破損を防止して、信頼性が向上
する正特性サーミスタを利用したヒータの提供。 【解決手段】 1又は複数の正特性サーミスタ600を
接触状態で収納し、2分割可能であり、対向するそれぞ
れの接合部200a,300bで接合された導電性のケ
ース200,300と、正特性サーミスタ600と接触
する電極板700と、電極板700及びケース200,
300間を絶縁する絶縁部材800とを備え、電極板7
00及びケース200,300間に電圧を印加すること
により、正特性サーミスタ600に電圧が印加され、正
特性サーミスタ600が発熱すべくなしてある正特性サ
ーミスタを利用したヒータ。接合部200a,300b
に、対向して形成された接合溝1000と、対向する接
合溝1000を掴持して接合部200a,300bを加
圧固定するクランプ部材900とを備えている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、正特性サーミスタ(Positive Temperature Coefficient Thermisto r :以下、PTCTと略称する)を利用したヒータに関するものであり、特に、 PTCTを機械的に保護して耐久性を高め、また、PTCTの収納工程を容易に し、しかも導電性及び熱伝導性が向上するようにした正特性サーミスタを利用し たヒータに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
一般に知られているように、PTCTは、キュリー温度以上で急激に電気抵抗 が上昇する特性を有しており、電圧を印加すると、周囲温度に関係なく一定温度 になるという自己温度制御機能を備えている。 PTCTは、この自己温度制御機能を利用して、最近は、発熱体として使用さ れ、その適用分野を広げており、適当数集合させて、発生する熱を放熱出来る金 属板材の放熱フィンを接合した構成のヒータもある。
【0003】 このように放熱フィンをヒータに接合する形式には、放熱フィンを外嵌する形 式と、放熱フィンを2つに分けて接合する形式とがある。 図6は、放熱フィンを外嵌する形式のヒータの構成を示す説明図である。この ヒータは、図6(a)に示すように、方形タイル形状の複数のPTCT2aを1 列に並べた状態で載置し固定する導電性のPTCTガイド2と、PTCTガイド 2の裏面と全面に亘って接触し、長手方向の一方の端部に電極用コネクタ3aが 付加された電極板3と、電極板3及び結合ボディ1間を絶縁する絶縁シート4と を重ね合わせて、鞘形状の結合ボディ1内に、他方の端部から挿入して収納して ある。
【0004】 結合ボディ1の他方の端部には、電源供給用コネクタ1aが形成されている。 結合ボディ1の外面は、結合ボディ1の縦断面形状と略等しい孔を有する多数の 放熱フィン5が、図6(b)に示すように、適長間隔でその孔により外嵌し接合 している。
【0005】 図7は、放熱フィンを2つに分けて接合する形式のヒータの構成を示す分解斜 視図である。このヒータは、PTCTガイド13により1列に並べて結合された 方形タイル形状の複数のPTCT13aを、2分割可能な導電性のケース11, 12が、内部で接触した状態で収納している。ケース11,12は、多数の放熱 フィン11a,12aがそれぞれの外面に突設されている。
【0006】 1列に並べられた複数のPTCT13aのケース12側に、電源連結板15が 接触し、電源連結板15及びケース12間には絶縁シート14が設けられている 。絶縁シート14の長手方向の両端部には、端部を閉鎖し、電源連結板15及び ケース12の端部間を絶縁する為の絶縁用シールド16が設けられている。 ケース11,12は、図8の縦断面図に示すように、多数のクリップ17で締 結固定されている。 また、ケース11,12を組み合わせる際に、図8に示すように、ケース11 ,12の接合部を密閉する為に、その継ぎ目部分にシリコン接着層18を形成し ている。
【0007】
【考案が解決しようとする課題】
上述したような放熱フィンを外嵌する形式のヒータの構造と、放熱フィンを2 つに分けて接合する形式のヒータの構造とによれば、放射フィンとPTCTの電 極面とを耐熱伝導性接着剤で接合するので、均一な接合は得難く、また、生産工 程が複雑である。更に、放熱フィンを外嵌する形式のヒータでは、PTCTが外 部に露出している為、作動前後に周囲との温度差から結露現象が発生し、漏電の 原因となる可能性がある。
【0008】 また、放熱フィンを外嵌する形式のヒータは、PTCTを載置するPTCTガ イドと他の構成部品とを鞘形状の結合ボディに挿入する構成であり、その挿入工 程が複雑で極めて難しく、PTCTの破損による不良品が発生するという問題が ある。
【0009】 また、放熱フィンを2つに分けて接合する形式のヒータは、2つのケースを密 閉して接合する為に、絶縁シート及びシリコン接着層を使用しているが、時間が 経過するにつれてシリコン接着層の接着力が弱くなる。その為、シリコン接着層 が接着力を喪失した場合、ケース内部に湿気が入って絶縁シートが破損するばか りか、PTCTに悪影響を与え、PTCTで生じた熱が放熱フィンに直接伝達さ れて熱損失をもたらすという問題がある。
【0010】 また、放熱フィンを2つに分けて接合する形式のヒータは、2つのケースを接 合した後、2つのケースを結合固定する為に多数のクリップを使用するが、この 際、クリップによる結合作業を幾度も繰り返すので、ヒータの組立易さ及び生産 性を低下させるという問題がある。
【0011】 本考案は、上述したような事情に鑑みてなされたものであり、正特性サーミス タの組み込み工程が単純化され、正特性サーミスタの破損を防止し不良率を低下 させて、信頼性が向上する正特性サーミスタを利用したヒータを提供することを 目的とする。
【0012】 本考案は、また、2分割可能なケースを簡単に加圧固定出来て、ケース内への 異物を遮断し、組立作業性が向上し、また、部品の分解が容易な正特性サーミス タを利用したヒータを提供することを目的とする。
【0013】 本考案は、また、長期間の使用による絶縁性劣化を防止し、熱伝導率が向上し 、半永久的に使用出来る正特性サーミスタを利用したヒータを提供することを目 的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】 第1考案に係る正特性サーミスタを利用したヒータは、1又は複数の正特性サ ーミスタと、前記正特性サーミスタを接触状態で収納し、2分割可能であり、対 向するそれぞれの接合部で接合された導電性のケースと、前記正特性サーミスタ と接触する電極板と、該電極板及び前記ケース間を絶縁する絶縁部材とを備え、 前記電極板及びケース間に電圧を印加することにより、前記正特性サーミスタに 電圧が印加され、該正特性サーミスタが発熱すべくなしてある正特性サーミスタ を利用したヒータにおいて、前記接合部に、対向して形成された接合溝と、対向 する該接合溝を掴持して前記接合部を加圧固定するクランプ部材とを備えること を特徴とする。
【0015】 この正特性サーミスタを利用したヒータでは、2分割可能であり、対向するそ れぞれの接合部で接合された導電性のケースが、1又は複数の正特性サーミスタ を接触状態で収納し、電極板が正特性サーミスタと接触し、絶縁部材が電極板及 びケース間を絶縁する。電極板及びケース間に電圧を印加することにより、正特 性サーミスタに電圧が印加され、正特性サーミスタが発熱する。ケースのそれぞ れの接合部に、接合溝が対向して形成され、クランプ部材が、対向する接合溝を 掴持して接合部を加圧固定する。 これにより、正特性サーミスタの組み込み工程が単純化され、正特性サーミス タの破損を防止し不良率を低下させて、信頼性が向上する正特性サーミスタを利 用したヒータを実現することが出来る。
【0016】 第2考案に係る正特性サーミスタを利用したヒータは、前記接合部は、一方に 突起及び溝を、他方に溝及び突起をそれぞれ備え、突起と溝とがそれぞれ嵌合し て接合すべくなしてあることを特徴とする。
【0017】 この正特性サーミスタを利用したヒータでは、2分割可能なケースの接合部は 、一方に突起及び溝を、他方に溝及び突起をそれぞれ備え、突起と溝とがそれぞ れ嵌合して接合するので、ケースの2分割された部分を簡単に加圧固定出来て、 ケース内への異物を遮断し、組立作業性が向上し、また、部品の分解が容易な正 特性サーミスタを利用したヒータを実現することが出来る。
【0018】 第3考案に係る正特性サーミスタを利用したヒータは、前記クランプ部材は、 形状記憶合金からなり、対向する前記接合溝を掴持した状態で摺動し、前記接合 部を加圧固定すべくなしてあることを特徴とする。
【0019】 この正特性サーミスタを利用したヒータでは、クランプ部材は、形状記憶合金 からなり、対向する接合溝を掴持した状態で摺動し、ケースの2分割された部分 の接合部を加圧固定するので、ケースの2分割された部分を簡単に加圧固定出来 て、ケース内への異物を遮断し、組立作業性が向上し、また、部品の分解が容易 な正特性サーミスタを利用したヒータを実現することが出来る。
【0020】 第4考案に係る正特性サーミスタを利用したヒータは、前記絶縁部材は、セラ ミック製であることを特徴とする。
【0021】 この正特性サーミスタを利用したヒータでは、絶縁部材は、セラミック製であ るので、長期間の使用による絶縁性劣化を防止し、熱伝導率が向上し、半永久的 に使用出来る正特性サーミスタを利用したヒータを実現することが出来る。
【0022】
【考案の実施の形態】
以下に、本考案を、その実施の形態を示す図面に基づき説明する。 図1は、本考案に係る正特性サーミスタを利用したヒータの実施の形態の構成 を示す分解斜視図であり、図2は、本考案に係る正特性サーミスタを利用したヒ ータの幅方向の縦断面図である。このヒータ100は、PTCTガイド400に 、1列に並べられた状態で載置され固定された方形タイル形状の6個のPTCT 600(正特性サーミスタ)を、2分割可能な導電性のケース200,300が 、内部で接触した状態で収納している。
【0023】 ケース200,300は、偏平な大略直方体形状であり、ケースの各部分20 0,300は、多数の放熱フィン201,301がそれぞれの外面に略等間隔に 突設されている。 ケース300の長手方向の一方の端部には、電源に接続する為のケース用コネ クタ300aが形成されている。 PTCTガイド400及びケース200,300は、電気伝導及び熱伝導に優 れた金属材料により形成されている。
【0024】 電極板700が、PTCTガイド400のケース300側の面と全面に亘って 接触し、電極板700の長辺方向の他方の端部には、電極用コネクタ700aが 付加されている。電極板700及びケース300間にはセラミック製の絶縁部材 800が設けられ、電極板700及びケース200,300間を絶縁している。 PTCTガイド400をケース200,300内に結合固定する為に、固定ガ イド500がPTCTガイド400の長手方向の他方の端部に結合されている。 また、固定ガイド500をPTCTガイド400に固定するために、固定ガイド 結合部400aがPTCTガイド400の他方の端部に形成されている。
【0025】 ケース300のケース200との接合固定部300b(接合部)は、ケース3 00の開口側の長手方向の両端辺に沿って形成されている。 ケース200のケース300との接合固定部200a(接合部)は、接合固定 部300bに対向し、ケース200の開口側の長手方向の両端辺に沿って形成さ れている。
【0026】 一方の接合固定部300b及び接合固定部200aには、図4の分解縦断面図 に示すように、接合固定部300b側に溝300c及び突起300dを設け、接 合固定部200a側に、溝300c及び突起300dにそれぞれ嵌合する突起2 00b及び溝200cを設けてある。 溝300c及び突起200bと、突起300d及び溝200cとは、図2のA 部の拡大図である図3(a)に示すように、それぞれ互いに嵌合して接合を固定 する。
【0027】 他方の接合固定部300b及び接合固定部200aには、一方の側とは逆に、 接合固定部300b側に突起及び溝を設け、接合固定部200a側に、接合固定 部300b側の突起及び溝にそれぞれ嵌合する溝及び突起を設けてある。 これらの接合固定部300b側の突起及び溝と、接合固定部200aの溝及び 突起とは、図2のB部の拡大図である図3(b)に示すように、それぞれ互いに 嵌合して接合を固定する。
【0028】 ケース300の接合固定部300b及びケース200の接合固定部200aの それぞれの裏面側には、ガイド溝1000(接合溝)が形成されている。 固定クランプ900(クランプ部材)は、図3に示すように、ケース300、 絶縁部材800、電極板700、PTCTガイド400及びケース200を積み 重ねた状態で、ケース300及びケース200の両ガイド溝1000を掴持する ことにより、これらを加圧固定する。
【0029】 固定クランプ900は、形状記憶合金により形成されており、図3に示すよう に、ガイド溝1000に嵌合する結合固定部901を有している。 ケース300及びケース200の両ガイド溝1000の長手方向の一方の端部 から、固定クランプ900の結合固定部901を嵌合させ、固定クランプ900 を両ガイド溝1000の他方の端部迄摺動させることにより、一回の摺動操作で 接合固定部300b及び接合固定部200aを加圧固定することが出来る。 また、固定クランプ900が形状記憶合金により形成されているので、固定ク ランプ900を両ガイド溝1000の他方の端部迄摺動させた後に、固定クラン プ900を加熱して、更に強い力で接合固定部200a,300bを加圧固定す ることも可能である。
【0030】 以下に、このような構成の本考案に係る正特性サーミスタを利用したヒータの 組立て工程を更に詳しく説明する。 図5(a)は、本考案に係る正特性サーミスタを利用したヒータの長手方向の 縦断面図であり、図5(b)は図5(a)のC部の拡大断面図である。 先ず、図1及び図5(a)(b)に示すように、PTCT600を載置したP TCTガイド400の一方の端部に、固定ガイド500を固定する為の固定ガイ ド結合部400aを形成して、固定ガイド結合部400aに固定ガイド500を 結合固定する。
【0031】 この状態で、ケース300と電極板700との間に、周辺環境に関係なく、ケ ース200,300との電気的絶縁状態を維持出来るセラミック板からなる絶縁 部材800を挟持させる。つまり、ケース300上方に絶縁部材800を設置し 、この絶縁部材800の上方に電極板700を設置した上、PTCTガイド40 0を積層する。
【0032】 図2及び図3(a)(b)に示すように、絶縁部材800、電極板700及び PTCTガイド400をケース200,300内に収納した後、接合固定部20 0aを接合固定部300bに結合固定する。 この際、図4に示すように、接合固定部200aの突起200bを接合固定部 300bの溝300cに嵌合させて結合し、接合固定部200aの溝200cに 接合固定部300bの突起300dを嵌合させて結合する。
【0033】 この状態で、ケース200,300の両側面に、ケース200,300を加圧 固定する固定クランプ900を嵌入させ摺動させる。この際、固定クランプ90 0の結合固定部901を、ケース200,300のガイド溝1000に一方の端 部から嵌合させ、他方の端部迄摺動させて固定する。 これにより、ケース200,300内のPTCT600及び他の部品の遊動を 防止し、電気的通電を安定させることが出来る。
【0034】 この状態で、電極用コネクタ700a及びケース用コネクタ300a間に電圧 を印加すると、PTCT600の両側電極に電圧が印加され、発熱し始める。こ の熱は、ケース200,300に伝導され、伝導された熱は放熱フィン201, 301により外部に放散される。
【0035】 このように、ケース200,300に、PTCT600及び他の部品を結合固 定させる為の接合固定部200a,300bをそれぞれ形成することにより、機 械的には遊動及び破損すること無く、収納工程が行われて固定力を増大させ、電 気的には印加電圧を安定させて、熱伝導効率を向上させることが出来る。 また、ケース200,300を固定する為の固定クランプ900を、ケース2 00,300の長手方向へ延設することにより、ケース200,300内部への 湿気、埃及び異物の侵入を防止することが出来る。
【0036】 以上により説明した本考案の正特性サーミスタを利用したヒータは、上述した 実施例及び添付図面に限定されるものではなく、本考案の技術思想から外れない 範囲内で種々の置換、変形及び変更が可能であるのは、本考案の属する技術分野 で通常の知識を有する者には明らかなことである。
【0037】
【考案の効果】
第1考案に係る正特性サーミスタを利用したヒータによれば、正特性サーミス タの組み込み工程が単純化され、正特性サーミスタの破損を防止し不良率を低下 させて、堅固で信頼性が向上する正特性サーミスタを利用したヒータを実現する ことが出来る。
【0038】 第2,3考案に係る正特性サーミスタを利用したヒータによれば、ケースの2 つの部分を簡単に加圧固定出来て、ケース内への異物を遮断し、組立作業性が向 上し、また、部品の分解が容易な正特性サーミスタを利用したヒータを実現する ことが出来る。
【0039】 第4考案に係る正特性サーミスタを利用したヒータによれば、長期間の使用に よる絶縁性劣化を防止し、熱伝導率が向上し、半永久的に使用出来る正特性サー ミスタを利用したヒータを実現することが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る正特性サーミスタを利用したヒー
タの実施の形態の構成を示す分解斜視図である。
【図2】本考案に係る正特性サーミスタを利用したヒー
タの幅方向の縦断面図である。
【図3】図2のA部及びB部の拡大図である。
【図4】本考案に係る正特性サーミスタを利用したヒー
タを示す分解縦断面図である。
【図5】本考案に係る正特性サーミスタを利用したヒー
タの長手方向の縦断面図である。
【図6】放熱フィンを外嵌する形式のヒータの構成を示
す説明図である。
【図7】放熱フィンを2つに分けて接合する形式のヒー
タの構成を示す分解斜視図である。
【図8】図7に示すヒータの構成を示す縦断面図であ
る。
【符号の説明】
100 ヒータ(正特性サーミスタを利用したヒータ) 200,300 ケース 200a,300b 接合固定部(接合部) 200b,300d 突起 200c,300c 溝 400 PTCTガイド 400a 固定ガイド結合部 500 固定ガイド 600 PTCT(正特性サーミスタ) 700 電極板 800 絶縁部材 900 固定クランプ(クランプ部材) 901 結合固定部 1000 ガイド溝(接合溝)

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 1又は複数の正特性サーミスタと、前記
    正特性サーミスタを接触状態で収納し、2分割可能であ
    り、対向するそれぞれの接合部で接合された導電性のケ
    ースと、前記正特性サーミスタと接触する電極板と、該
    電極板及び前記ケース間を絶縁する絶縁部材とを備え、
    前記電極板及びケース間に電圧を印加することにより、
    前記正特性サーミスタに電圧が印加され、該正特性サー
    ミスタが発熱すべくなしてある正特性サーミスタを利用
    したヒータにおいて、 前記接合部に、対向して形成された接合溝と、対向する
    該接合溝を掴持して前記接合部を加圧固定するクランプ
    部材とを備えることを特徴とする正特性サーミスタを利
    用したヒータ。
  2. 【請求項2】 前記接合部は、一方に突起及び溝を、他
    方に溝及び突起をそれぞれ備え、突起と溝とがそれぞれ
    嵌合して接合すべくなしてある請求項1記載の正特性サ
    ーミスタを利したヒータ。
  3. 【請求項3】 前記クランプ部材は、形状記憶合金から
    なり、対向する前記接合溝を掴持した状態で摺動し、前
    記接合部を加圧固定すべくなしてある請求項1又は2記
    載の正特性サーミスタを利用したヒータ。
  4. 【請求項4】 前記絶縁部材は、セラミック製である請
    求項1乃至3の何れかに記載の正特性サーミスタを利用
    したヒータ。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006162098A (ja) * 2004-12-02 2006-06-22 Denso Corp 電気ヒータおよび車両用空調装置
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US8153938B2 (en) 2005-04-21 2012-04-10 Behr Gmbh & Co. Kg Added electrical heater for a heating system or air conditioner of a motor vehicle

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