JP2008084827A - 正特性サーミスタを利用したヒータ - Google Patents

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Abstract

【課題】正特性サーミスタの損傷不良がなく、絶緑層の損傷及び破壊の虞がなくて絶縁安全性が高く、組み込みにより生じる部品間の隙間が小さく熱伝達効率が向上し、組み込みが容易で製造工程が簡単であり、製造コストを低減させることが出来る正特性サーミスタを利用したヒータの提供。
【解決手段】正特性サーミスタ7を嵌込み固定する固定部材8と、正特性サーミスタ7を通電する為に挟む1対の電極板5,6と、電極板5,6に夫々接触する1対の部分3,9からなり、正特性サーミスタ7、固定部材8及び電極板5,6を収納し、正特性サーミスタ7が発生させた熱を伝導するケース3,9と、ケースの各部分3,9の対向する各対向部を加圧固定する1対のクランプ部材1,1−1と、ケースの各部分3,9に密着固定され、各部分3,9が伝導した熱を放射する1対の放熱フィン2,2−1とを備えている。
【選択図】図1

Description

本発明は、正特性サーミスタを利用したヒータに関するもので、特に放熱効果を極大化して、絶縁安全性を向上させ、組み込み易い正特性サーミスタを利用したヒータに関するものである。
図5は、従来の正特性サーミスタ(PTC素子)を利用したヒータの構成例を示す分解斜視図であり、(a)は放熱フィンを除く部分の分解斜視図であり、(b)は放熱フィンを含む全体の分解斜視図である。
従来のPTC素子を利用したヒータ100は、圧出加工で製作された扁平な角筒形状のボディ102を備えている。また、複数の方形タイル形状のPTC素子104を嵌め込み、長板形状に整列させて固定する為のガイド110を備え、PTC素子104が嵌め込まれたガイド110の一方側には、全てのPTC素子104の一方側の面に接触するように、電極板109が設けられている。電極板109のPTC素子104に接する面の裏面全面は、ボディ102と絶縁する為の絶縁紙106により覆われている。
PTC素子を利用したヒータ100は、PTC素子104が嵌め込まれたガイド110、電極板109及び絶縁紙106が、上述した位置関係で、ボディ102の中空部に、その内面に接触するように組み込まれている。
電極板109のボディ102に組み込まれない一方の端部には、電極板端子109aが設けられ、ボディ102の他方の端部には、ボディ端子102aが設けられている。
ボディ102の外面には、放熱の為に多数のフィンを有する放熱フィン108が周設されている。
PTC素子を利用したヒータ100は、上述した構成により、電極板端子109a、電極板109、PTC素子104、ボディ102及びボディ端子102aの経路で、PTC素子104への通電が可能になっている。
従って、ヒータ100の両端の電極板端子109a及びボディ端子102a間に電圧が印加されると、電極板109とボディ102とを通じてPTC素子104に電流が流れ、PTC素子104で電気エネルギーが熱に変換される。変換された熱は放熱フィン108に伝達され、図示しない送風機からの風が、放熱フィン108から放射された熱により暖められ、必要な場所に送られて暖房が行われる。
実用新案登録第3091172号公報
上述したような従来のPTC素子を利用したヒータ100では、次の様な問題を有している。
(1)PTC素子104をボディ102に挿入する製造工程が極めて難しいので PTC素子104の損傷不良が多く発生する。
(2)電気絶縁の為に絶縁紙106を使用しており、組み込み時に絶縁紙が破れたり異物質により破壊された場合、絶縁の効果が無くなる。
(3)ボディ102を放熱フィン108に差し込む挿入構造であるので、放熱フィン108とボディ102との間に隙間が生じ易く、隙間が生じた場合、PTC素子104での発生熱が放熱フィン108に伝達され難くなって、熱の伝達損失が大きくなり 暖房効率が低下する。
(4)ガイド110、電極板109、絶縁紙106等をボディ102に挿入する製造工程が極めて難しいので、全体的な製品不良率が高く、この為に製造コストが上昇する。
本発明は、上述したような事情に鑑みてなされたものであり、正特性サーミスタの損傷不良がなく、絶緑層の損傷及び破壊の虞がなくて絶縁安全性が高く、組み込みにより生じる部品間の隙間が小さく熱伝達効率が向上し、組み込みが容易で製造工程が簡単であり、製造コストを低減させることが出来る正特性サーミスタを利用したヒータを提供することを目的とする。
第1発明に係る正特性サーミスタを利用したヒータは、1又は複数の正特性サーミスタと、該正特性サーミスタに通電する為に、該正特性サーミスタを挟む1対の電極板と、該電極板に接触して前記正特性サーミスタ及び電極板を収納し、該正特性サーミスタが発生させた熱を伝導するケースとを備えることを特徴とする。
この正特性サーミスタを利用したヒータでは、1対の電極板が、1又は複数の正特性サーミスタに通電する為に、正特性サーミスタを挟み、ケースが、電極板に接触して正特性サーミスタ及び電極板を収納し、正特性サーミスタが発生させた熱を伝導する。
第2発明に係る正特性サーミスタを利用したヒータは、前記ケースの内面の一部には、前記電極板と絶縁する為の絶縁剤が塗布されていることを特徴とする。
第3発明に係る正特性サーミスタを利用したヒータは、前記ケースは1対の部分からなり、該各部分に密着固定され、該各部分が伝導した熱を放射する1対の放熱フィンを更に備え、前記ケースの内面の他の一部には、放熱を促進させる為の放熱グリースが塗布されていることを特徴とする。
この正特性サーミスタを利用したヒータでは、ケースは1対の部分からなり、1対の放熱フィンが、ケースの各部分に密着固定され、各部分が伝導した熱を放射し、ケースの内面の他の一部には、放熱を促進させる為の放熱グリースが塗布されている。
第4発明に係る正特性サーミスタを利用したヒータは、前記ケースの各部分の対向するそれぞれの対向部を加圧固定する1対のクランプ部材と、前記正特性サーミスタを嵌め込み固定して前記ケースに収納される固定部材とを更に備え、前記クランプ部材及び固定部材間の間隙には、絶縁する為の密封剤が充填されていることを特徴とする。
この正特性サーミスタを利用したヒータでは、1対のクランプ部材が、ケースの各部分の対向するそれぞれの対向部を加圧固定し、固定部材が、正特性サーミスタを嵌め込み固定してケースに収納される。クランプ部材及び固定部材間の間隙には、絶縁する為の密封剤が充填されている。
第5発明に係る正特性サーミスタを利用したヒータは、前記対向部は、前記クランプ部材の両クランプ部が挿入される各溝と、該各溝内で該クランプ部を係止する各突起部とを更に備え、前記ケースの各部分は、前記放熱フィンを挟着して固定する為の一対の爪部を、前記溝の長手方向と同方向に設けてあることを特徴とする。
この正特性サーミスタを利用したヒータでは、ケースの各部の対向部は、各溝にクランプ部材の両クランプ部が挿入され、各溝内で各突起部がクランプ部を係止する。ケースの各部分に溝の長手方向と同方向に設けてある一対の爪部は、放熱フィンを挟着して固定する。
第6発明に係る正特性サーミスタを利用したヒータは、1又は複数の正特性サーミスタと、該正特性サーミスタを嵌め込み固定する固定部材と、該正特性サーミスタに通電する為に、該正特性サーミスタを挟む1対の電極板と、該1対の電極板にそれぞれ接触する1対の部分からなり、前記正特性サーミスタ、固定部材及び電極板を収納し、該正特性サーミスタが発生させた熱を伝導するケースと、該ケースの各部分の対向するそれぞれの対向部を加圧固定する1対のクランプ部材と、前記ケースの各部分に密着固定され、該各部分が伝導した熱を放射する1対の放熱フィンとを備えることを特徴とする。
この正特性サーミスタを利用したヒータでは、固定部材が、1又は複数の正特性サーミスタを嵌め込み固定し、1対の電極板が、正特性サーミスタに通電する為に、正特性サーミスタを挟んでいる。1対の電極板にそれぞれ接触する1対の部分からなるケースが、正特性サーミスタ、固定部材及び電極板を収納し、正特性サーミスタが発生させた熱を伝導する。1対のクランプ部材が、ケースの各部分の対向するそれぞれの対向部を加圧固定し、1対の放熱フィンが、ケースの各部分に密着固定され、ケースの各部分が伝導した熱を放射する。
第1発明に係る正特性サーミスタを利用したヒータによれば、正特性サーミスタの損傷不良がなく、組み込みが容易で製造工程が簡単であり、製造コストを低減させることが出来る。
第2発明に係る正特性サーミスタを利用したヒータによれば、正特性サーミスタの損傷不良がなく、絶縁剤がケースの内面に塗布乾燥された状態で積層される構造であるので、絶緑層の損傷及び破壊の虞がなくて絶縁安全性が高く、組み込みが容易で製造工程が簡単であり、製造コストを低減させることが出来る。
第3発明に係る正特性サーミスタを利用したヒータによれば、正特性サーミスタの損傷不良がなく、絶緑層の損傷及び破壊の虞がなくて絶縁安全性が高く、放熱グリースが放熱フィンとの隙間を埋めるので、熱伝達効率が向上し、組み込みが容易で製造工程が簡単であり、製造コストを低減させることが出来る。
第4,5発明に係る正特性サーミスタを利用したヒータによれば、正特性サーミスタの損傷不良がなく、絶緑層の損傷及び破壊の虞がなくて絶縁安全性が高く、組み込みにより生じる部品間の隙間が小さく熱伝達効率が向上し、組み込みが容易で製造工程が簡単であり、製造コストを低減させることが出来る。
第6発明に係る正特性サーミスタを利用したヒータによれば、正特性サーミスタの損傷不良がなく、組み込みにより生じる部品間の隙間が小さく熱伝達効率が向上し、組み込みが容易で製造工程が簡単であり、製造コストを低減させることが出来る。
以下に、本発明を、その実施の形態を示す図面を参照しながら説明する。
図1は、本発明に係る正特性サーミスタを利用したヒータを示す分解斜視図であり、図2は、正特性サーミスタの組み込み状態を示す分解斜視図である。
本発明に係る正特性サーミスタを利用したヒータ10(以下、ヒータ10と略称する)は、多数の方形タイル形状の正特性サーミスタ7(以下、PTC素子7と略称する)を1列に整列させて嵌め込み固定する為の固定部材8を備えている。
固定部材8の両面には、各PTC素子7を挟んだ状態で、各PTC素子7に電気的に接触した大略長方形の薄板形状の電極板5,6が設けられ、電極板5,6は、互いに逆方向の短辺部分に、それぞれ電極板端子5a,6aを有している。電極板5,6の電極板端子5a,6aは、それぞれ固定ガイド4,4−1により固定部材8に固定されている。
電極板5,6の各PTC素子7に接する面の各裏面には、伝熱面を有する放熱ケース3,9がそれぞれ接触しており、PTC素子7で発生する熱は、放熱ケース3,9に伝導されるようになっている。放熱ケース3,9は、1対の各部分3,9からなり、各部分3,9は、大略長方形の板形状に形成されている。
望ましくは、放熱ケースの各部分3,9の電極板5,6と接する面には、電極板5,6との電気絶縁の為に、絶縁剤3−1,9−1が塗布されるのが良い。絶縁剤3−1,9−1は、例えば特殊セラミックス、ポリマー、フッ素等で構成される。この場合、絶縁剤3−1,9−1は、放熱ケースの各部分3,9に塗布された後、乾燥炉内部で一定の温度のもとで一定時間乾燥されて、電気絶縁層を形成する。
図3は、本発明に係る正特性サーミスタを利用したヒータ10のPTC素子7、電極板5,6及び放熱ケースの各部分3,9の積層状態を示す断面図であり、図4は、図3に示すA部の拡大図である。
放熱ケースの各部分3,9は、その大略長方形の板形状の長辺部分に、後述するクランプ部材1のクランプ部が挿入される溝3a,3a−1が形成され、溝3a,3a−1の内部には、クランプ部材1のクランプ部1a,1aの脱抜を防止する(クランプ部を係止する)突起部3b,3b−1が形成されている(図4参照)。
放熱ケースの各部3,9は、1対のクランプ部材1,1−1により相互に連結固定されている。クランプ部材1,1−1は、本実施の形態では、断面形状が大略「コ」の字形状の弾性体であり、放熱ケースの各部分3,9の長辺部を互いに固定させる。
放熱ケースの各部3,9の電極板5,6に接する面の各裏面には、PTC素子7で発生した熱を放射する放熱フィン2,2−1が設けられている。放熱フィン2,2−1は、放熱ケースの各部分3,9の前記各裏面の各長辺部に形成された外側爪部3c,9cにより挟着され、かしめられて(caulking)、放熱ケース3,9にそれぞれ固定されている。また、放熱ケースの各部3,9は、電極板5,6に接する面の各長辺部に、対向するように形成された内側爪部3d,9dにより、固定部材8に固定されている。
望ましくは、放熱フィン2,2−1からの放熱が促進されるように、放熱ケース3,9の放熱フィン2,2−1が密着する各面には、放熱グリース3−2,9−2が塗布されるのが良い。
また、クランプ部材1,1−1と固定部材8の間には、湿気及び水による漏電を遮断して絶縁する為の密封剤11が充填されている。
このように構成されたヒータ10は、図3及び図4に示すように、固定部材8に嵌め込まれたPTC素子7を基準に、上下対称的に部品等が組み込まれている。
この場合、放熱ケース3,9は、図4に示すように、それぞれ内側爪部3d,9dにより固定部材8に固定され、放熱フィン2,2−1は、それぞれ放熱ケース3,9の外側爪部3c,9cにより放熱ケース3,9に確実に固定され組み立てられている。
以下に、このように構成され組み込まれたヒータ10の作用を説明する。
電極板端子5a,6a間に電圧が印加されると、電極板5,6を通じてPTC素子7に電力が供給され、PTC素子7では温度が許容最高温度である約240℃〜250℃に上昇する。
PTC素子7で温度を上昇させた熱は、放熱ケース3,9に伝達され、放熱フィン2,2−1を通じて外部に放射されて、暖房することが出来るようになる。
このとき、放熱ケース3,9と放熱フィン2,2−1との間には、塗布された放熱グリース3−2,9−2により組み立て間隙が無くなっているので、熱伝逹の効率を極大化させることになる。
ここで、図示しない送風ファンで放熱フィン2,2−1へ送風することにより、放熱フィン2,2−1での放熱効率を向上させ、さらなる放熱効果を得ることが出来る。
一方、放熱ケースの各部分3,9の電極板5,6に接する面には、絶縁剤3−1,9−1が塗布されて、放熱ケース3,9と電極板5,6とは絶縁されているので、安全性が確保される。絶縁剤3−1,9−1は、塗布乾燥されたもので半永久的に絶縁を保つことが出来る。
また、本発明に係るヒータ10は、放熱ケース3,9の周囲間隙に密封剤11が充填され、使用中に発生する水及び湿気等に対して絶縁効果を発揮する。
また、クランプ部材1,1−1は、両端のクランプ部(弾性折曲部)1a,1aが、放熱ケース3,9の溝3a,3a−1に挿入されて、突起部3b,3b−1に弾力的に係止され、放熱ケース3,9を加圧固定する。これにより、放熱ケース3,9が、隣接した電極板5,6に各々密着維持されるので、PTC素子7で発生した熱の伝達効率を極大化することが出来る。
本発明に係る正特性サーミスタを利用したヒータを示す分解斜視図である。 正特性サーミスタの組み込み状態を示す分解斜視図である。 本発明に係る正特性サーミスタを利用したヒータのPTC素子、電極板及び放熱ケースの各部分の積層状態を示す断面図である。 図3に示すA部の拡大図である。 従来の正特性サーミスタを利用したヒータの構成例を示す分解斜視図である。
符号の説明
1,1−1 クランプ部材
1a クランプ部
2,2−1 放熱フィン
3,9 放熱ケース(ケース)(の部分)
3−1,9−1 絶縁剤
3−2,9−2 放熱グリース
3a,3a−1 溝
3b,3b−1 突起部
3c,9c 外側爪部
3d,9d 内側爪部
5,6電極板
7 PTC素子(正特性サーミスタ)
8 固定部材
10 正特性サーミスタを利用したヒータ(ヒータ)
11 密封剤

Claims (6)

  1. 1又は複数の正特性サーミスタと、該正特性サーミスタに通電する為に、該正特性サーミスタを挟む1対の電極板と、該電極板に接触して前記正特性サーミスタ及び電極板を収納し、該正特性サーミスタが発生させた熱を伝導するケースとを備えることを特徴とする正特性サーミスタを利用したヒータ。
  2. 前記ケースの内面の一部には、前記電極板と絶縁する為の絶縁剤が塗布されている請求項1に記載の正特性サーミスタを利用したヒータ。
  3. 前記ケースは1対の部分からなり、該各部分に密着固定され、該各部分が伝導した熱を放射する1対の放熱フィンを更に備え、前記ケースの内面の他の一部には、放熱を促進させる為の放熱グリースが塗布されている請求項2記載の正特性サーミスタを利用したヒータ。
  4. 前記ケースの各部分の対向するそれぞれの対向部を加圧固定する1対のクランプ部材と、前記正特性サーミスタを嵌め込み固定して前記ケースに収納される固定部材とを更に備え、前記クランプ部材及び固定部材間の間隙には、絶縁する為の密封剤が充填されている請求項3記載の正特性サーミスタを利用したヒータ。
  5. 前記対向部は、前記クランプ部材の両クランプ部が挿入される各溝と、該各溝内で該クランプ部を係止する各突起部とを更に備え、前記ケースの各部分は、前記放熱フィンを挟着して固定する為の一対の爪部を、前記溝の長手方向と同方向に設けてある請求項4記載の正特性サーミスタを利用したヒータ。
  6. 1又は複数の正特性サーミスタと、該正特性サーミスタを嵌め込み固定する固定部材と、該正特性サーミスタに通電する為に、該正特性サーミスタを挟む1対の電極板と、該1対の電極板にそれぞれ接触する1対の部分からなり、前記正特性サーミスタ、固定部材及び電極板を収納し、該正特性サーミスタが発生させた熱を伝導するケースと、該ケースの各部分の対向するそれぞれの対向部を加圧固定する1対のクランプ部材と、前記ケースの各部分に密着固定され、該各部分が伝導した熱を放射する1対の放熱フィンとを備えることを特徴とする正特性サーミスタを利用したヒータ。
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