JPH0536884Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0536884Y2 JPH0536884Y2 JP4973088U JP4973088U JPH0536884Y2 JP H0536884 Y2 JPH0536884 Y2 JP H0536884Y2 JP 4973088 U JP4973088 U JP 4973088U JP 4973088 U JP4973088 U JP 4973088U JP H0536884 Y2 JPH0536884 Y2 JP H0536884Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- roof
- heat insulating
- tile
- fixed
- insulating material
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 239000011810 insulating material Substances 0.000 claims description 13
- 238000009413 insulation Methods 0.000 claims description 7
- 239000011491 glass wool Substances 0.000 claims description 3
- 239000012774 insulation material Substances 0.000 description 5
- 238000010276 construction Methods 0.000 description 3
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 3
- 239000006261 foam material Substances 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この考案は屋根断熱構造に関する。
従来、屋根の断熱構造としては、第4図イに示
すように屋根野地面A上に固定した瓦桟B,B間
に発泡材より成る断熱材C,Cを敷設し、屋根瓦
D,Dを葺くか、あるいは第4図ロに示すように
屋根野地面A上に全面的に断熱材Cを敷設し、相
互に積層接着した上で瓦桟Bを固定し、屋根瓦
D,Dを葺くことなどが一般的に行なわれてい
る。
すように屋根野地面A上に固定した瓦桟B,B間
に発泡材より成る断熱材C,Cを敷設し、屋根瓦
D,Dを葺くか、あるいは第4図ロに示すように
屋根野地面A上に全面的に断熱材Cを敷設し、相
互に積層接着した上で瓦桟Bを固定し、屋根瓦
D,Dを葺くことなどが一般的に行なわれてい
る。
しかしながら、上記第4図イに示したものは、
瓦桟を固定後さらに断熱材C,Cを敷設しなけれ
ばならないので施工に手間が係る欠点が有り、ま
た、第4図ロに示すものは手間が掛からない反
面、瓦桟Bあるいは屋根瓦D,Dの止着強度が十
分でなく、強風下においては瓦飛散などのおそれ
があつた。
瓦桟を固定後さらに断熱材C,Cを敷設しなけれ
ばならないので施工に手間が係る欠点が有り、ま
た、第4図ロに示すものは手間が掛からない反
面、瓦桟Bあるいは屋根瓦D,Dの止着強度が十
分でなく、強風下においては瓦飛散などのおそれ
があつた。
この考案は上記問題点に鑑み、屋根の断熱が確
実に行なえると共に瓦桟、及び屋根瓦の止着強度
を十分に高め得る屋根断熱構造を提供することを
目的としてなされたものである。
実に行なえると共に瓦桟、及び屋根瓦の止着強度
を十分に高め得る屋根断熱構造を提供することを
目的としてなされたものである。
即ち、この考案の屋根断熱構造は屋根野地面上
に二枚の防水シート間にグラスウール等の断熱層
を介挿して成る断熱材が敷設され、該断熱材は屋
根瓦の葺き幅に合致させて前記屋根野地面に打ち
付け固定した瓦桟によつて固定され、該瓦桟間で
膨出する断熱材を覆つて屋根瓦が前記瓦桟に固定
されて成ることを特徴とするものである。
に二枚の防水シート間にグラスウール等の断熱層
を介挿して成る断熱材が敷設され、該断熱材は屋
根瓦の葺き幅に合致させて前記屋根野地面に打ち
付け固定した瓦桟によつて固定され、該瓦桟間で
膨出する断熱材を覆つて屋根瓦が前記瓦桟に固定
されて成ることを特徴とするものである。
次に、この考案を実施例により説明する。
第1図はこの考案の実施例の断面図、第2図、
第3図は他の実施例の断面図である。
第3図は他の実施例の断面図である。
この考案の屋根断熱構造は屋根野地面1上に二
枚の防水シート2,2間にグラスウール等の断熱
層3Aを介挿して成る断熱材3が敷設され、これ
ら断熱材3は屋根瓦4の、予め定められた葺き幅
に合致させて屋根野地面1に打ち付け固定した瓦
桟5,5によつて固定され、この瓦桟5,5間で
膨出する断熱材3を覆つて屋根瓦4……4が瓦桟
5,5に固定されて構成されている。
枚の防水シート2,2間にグラスウール等の断熱
層3Aを介挿して成る断熱材3が敷設され、これ
ら断熱材3は屋根瓦4の、予め定められた葺き幅
に合致させて屋根野地面1に打ち付け固定した瓦
桟5,5によつて固定され、この瓦桟5,5間で
膨出する断熱材3を覆つて屋根瓦4……4が瓦桟
5,5に固定されて構成されている。
上記実施例において、断熱材3は瓦桟5,5の
固定部分においては表裏面の防水シート2,2が
直接接着されるが、第2図に示すように桟木2A
を介挿した構成としても良い。
固定部分においては表裏面の防水シート2,2が
直接接着されるが、第2図に示すように桟木2A
を介挿した構成としても良い。
また、上記実施例において断熱材3は第3図に
示すように端部3Bが一方に延出され、他の断熱
材3との接続に際しては、延出部分が他の断熱材
3上に重ねられて接続される。
示すように端部3Bが一方に延出され、他の断熱
材3との接続に際しては、延出部分が他の断熱材
3上に重ねられて接続される。
また、防水シート2,2としては、従来一般に
使用されるルーフイングシートなど防水機能を有
したシートが使用される。
使用されるルーフイングシートなど防水機能を有
したシートが使用される。
この考案の屋根断熱構造を実施する場合、予め
成形された断熱材3を屋根野地面1上に敷き広
げ、瓦桟5,5を配設して釘などで打ち付けてい
けば、強固に屋根野地面1上に固定される。
成形された断熱材3を屋根野地面1上に敷き広
げ、瓦桟5,5を配設して釘などで打ち付けてい
けば、強固に屋根野地面1上に固定される。
また、瓦桟5,5も直接的に屋根野地面に固定
されているため屋根瓦4の固定も強固となる。
されているため屋根瓦4の固定も強固となる。
この考案は以上のように構成されているので、
ルーフイングシート及び断熱材を含め、屋根構造
部材が強固に屋根野地面に固定され、強度的に優
れると共に、屋根瓦下面においては断熱材の厚み
が厚くされるので断熱効果も優れる効果を有す
る。
ルーフイングシート及び断熱材を含め、屋根構造
部材が強固に屋根野地面に固定され、強度的に優
れると共に、屋根瓦下面においては断熱材の厚み
が厚くされるので断熱効果も優れる効果を有す
る。
さらに、施工に際しては断熱材を一括して敷設
後は通常の屋根施工と同様に出来るので施工も簡
単であるなどの実用的効果を有する。
後は通常の屋根施工と同様に出来るので施工も簡
単であるなどの実用的効果を有する。
第1図はこの考案の実施例の断面図、第2図、
第3図は他の実施例の断面図、第4図イ,ロは従
来例の断面図である。
第3図は他の実施例の断面図、第4図イ,ロは従
来例の断面図である。
Claims (1)
- 屋根野地面上に二枚の防水シート間にグラスウ
ール等の断熱層を介挿して成る断熱材が敷設さ
れ、該断熱材は屋根瓦の葺き幅に合致させて前記
屋根野地面に打ち付け固定した瓦桟によつて固定
され、該瓦桟間で膨出する断熱材を覆つて屋根瓦
が前記瓦桟に固定されて成ることを特徴とする屋
根断熱構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4973088U JPH0536884Y2 (ja) | 1988-04-12 | 1988-04-12 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4973088U JPH0536884Y2 (ja) | 1988-04-12 | 1988-04-12 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01153027U JPH01153027U (ja) | 1989-10-23 |
JPH0536884Y2 true JPH0536884Y2 (ja) | 1993-09-17 |
Family
ID=31275813
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4973088U Expired - Lifetime JPH0536884Y2 (ja) | 1988-04-12 | 1988-04-12 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0536884Y2 (ja) |
-
1988
- 1988-04-12 JP JP4973088U patent/JPH0536884Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH01153027U (ja) | 1989-10-23 |
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