JPH0536773U - レバー式コネクタのレバー仮係止構造 - Google Patents

レバー式コネクタのレバー仮係止構造

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JPH0536773U
JPH0536773U JP8565691U JP8565691U JPH0536773U JP H0536773 U JPH0536773 U JP H0536773U JP 8565691 U JP8565691 U JP 8565691U JP 8565691 U JP8565691 U JP 8565691U JP H0536773 U JPH0536773 U JP H0536773U
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 レバー式コネクタにおいて、仮係止された位
置にあるレバーをコネクタ嵌合時に自動的に解除して、
レバーの操作性の向上を図る。 【構成】 互いに嵌合される一対のコネクタのいずれか
一方にレバーを回転自在に軸支すると共に、他方のコネ
クタに係止ピンを突設し、これらコネクタの嵌合時に上
記係止ピンが挿入される凹部を上記レバーに設け、か
つ、上記レバー取付側のコネクタ外面に、レバーの一部
が挿入して係止されるレバー仮係止段部を設け、上記凹
部への係止ピンの挿入により上記レバー仮係止段部に挿
入しているレバーを押し出してレバーの仮係止を自動的
に解除する構成としている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、レバー式コネクタのレバー仮係止構造に関し、詳しくは、雄コネク タと雌コネクタとからなる互いに嵌合される一対のコネクタを、いずれか一方の コネクタに取り付けたレバーを用いて結合するレバー式コネクタにおいて、上記 レバーをコネクタ結合前の単体時には仮係止位置に保持すると共に、嵌合時に仮 係止を自動的に解除して容易にレバー操作を行えるようにするものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、20極以上等の多極コネクタを結合する場合、大きな結合力を必要とす るため、てこの原理を利用したレバーを用いて比較的小さな力を加えることによ り、容易に結合出来るようにしたレバー式コネクタが提供されている。
【0003】 この種のレバー式コネクタにおいては、相互に嵌合される一方のコネクタの外 側面にレバーを支軸を介して回転自在に取り付ける一方、他方のコネクタにレバ ーと共働する係合部を設け、レバーの回転により係合部に力を作用させてコネク タを引き寄せて嵌合し、嵌合が終了した位置で両コネクタに設けたロック部を相 互にロックして強固に結合するようにしている。
【0004】 上記レバーの回転操作は、多極コネクタでは嵌合される接続端子間の摩擦抵抗 が大きくなるため、結合には大きなレバーの回転操作力を要する。そのため、レ バーの支軸にスプリングを取り付けてレバーを回転方向に付勢し、小さい操作力 でレバーの操作を行なえるようにしている。
【0005】 このように、レバーはスプリングにより回転方向に付勢されている場合が多く 、また、スプリングで付勢していない場合においても、コネクタの嵌合前にはレ バーを操作前の位置に停止保持しておく必要がある。 そのため、レバー式コネクタにおいては、コネクタ結合前のコネクタ単体時に 、レバーが回転しないように停止保持しておくレバーの仮係止機構を設けている 。
【0006】 上記仮係止機構は、一般に、図8に示すようにコネクタ1の外側面に、先端に 係止用突起2aを設けたストッパ2を突設する一方、レバー3に上記突起2aが係 止するV状溝3a設け、V状溝3aに突起2aを係合保持してレバー3の仮係止を 行なっている。図8において、4は他方のコネクタ、5は係合溝、6は係合ピン 、7はロック溝、8はロックピン、9はレバー3の支軸である。
【0007】
【考案が解決しようとする課題】
上記従来のレバーでは、レバー3の仮係止状態を解除するには、レバー自体を 操作してV状溝3aと突起2aの係止を解く必要がある。即ち、コネクタ単体時お よびコネクタ嵌合時のいずれにおいても、上記レバーの解除操作をしない限り、 レバーは仮係止状態に保持されている。 よって、レバー式コネクタを嵌合させる時、まず、仮係止状態のレバーを仮係 止状態より解除操作してからしかレバーを回転操作出来ない。言い替えると、レ バーの操作当初に大きな操作力を必要とし、操作性が余り良くない欠点があった 。
【0008】 本考案は上記した欠点を解消せんとするもので、コネクタ単体時にはレバーを 仮係止状態に保持する一方、相手方コネクタの挿入動作でレバーの仮係止が自動 的に解除される構成として、レバーの操作性の改良を図ることを目的とするもの である。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本考案は、互いに嵌合される一対のコネクタのいず れか一方にレバーを回転自在に軸支すると共に、他方のコネクタに係止ピンを突 設し、これらコネクタの嵌合時に上記係止ピンが挿入される凹部を上記レバーに 設け、かつ、 上記レバー取付側のコネクタ外面に、レバーの一部が挿入して係止されるレバ ー仮係止段部を設け、上記凹部への係止ピンの挿入により上記レバー仮係止段部 に挿入しているレバーを押し出してレバーの仮係止を自動的に解除する構成とし ていることを特徴とするレバー式コネクタのレバー仮係止構造を提供するもので ある。
【0010】
【作用】
上記のように、コネクタ嵌合時に、コネクタを少し嵌合するだけの操作力を要 らない段階で、レバーの仮係止状態を自動的に解除することが出来、よって、こ の係止を解除されたレバーを操作力を必要とせずに、回転操作することができ、 レバー操作性の改善を図ることができる。
【0011】
【実施例】
以下、本考案を図面に示す実施例により詳細に説明する。 図中、10は雌コネクタ、11は雄コネクタ、12は雌コネクタ10に取り付 けたレバーである。 上記雌コネクタ10および雄コネクタ11は多数の端子収容室(図示せず)を並 設した多極コネクタで、雌コネクタ10の開口部10aの内部に、その端縁より 雄コネクタ11を矢印で示す方向より挿入して、互いに嵌合するようにしている 。
【0012】 上記レバー12は図1及び図3に示すように、コ字形状で、合成樹脂より一体 成形しており、左右両側部12a,12bを中央連結部12cを介して連結した形状 である。上記左右両側部12aと12bは雌コネクタ10の左右両側面10b,10 cの外側に夫々配置して、左右両側部12a,12bおよび左右両側面10b,10c に夫々穿設した軸穴12d,12e,10d,10eに支軸13を貫通させてレバー 12をコネクタ10に回転自在に支持している。
【0013】 上記雌コネクタ10の開口部10aの左右両側面10b,10cには、図2および 図4に示すように、開口端縁の上下方向中央部より水平方向に直線状に切り込ま れた係止穴15を形成している。該係止穴15は左右対称に形成しており、かつ 、その内端は上記支軸貫通用の軸穴10d,10eの近傍まで延在させている。
【0014】 さらに、上記コネクタ10の左右両側面10b,10cの外面に、開口部10aの 端縁および上端より切り欠いてレバー仮係止段部16を凹設している。これらレ バー仮係止段部16は横の長さL1を開口部10aの奥行きと略同等な長さとし 、また、縦の長さL2を上端より係止穴15の下方位置までの長さとしている。
【0015】 さらにまた、上記仮係止段部16と軸支部を挟んで反対側の位置に、レバー 12の矢印方向Xの回転を規制するストッパ17を突設し、レバー12の端面 12fに当接係止するようにしている。
【0016】 レバー12は上記ストッパ17に係止された位置で、図3および図5(a)に示 すように、その前部12xの内面がレバー仮係止段部16に入ん込んだ状態とな り、レバー12の操作方向(図中矢印Y方向)への回転を、レバー12の下端面 12gがレバー仮係止段部16の下端縁16aに係止していることで、停止保持す るようにしている。
【0017】 他方のコネクタ11の左右外面の中央に水平方向のガイド用突条21を突出す ると共に、該ガイド用突状21の嵌合側先端に係止ピン18を突設している。 上記コネクタ10には、上記係止ピン18が挿入する凹部19を内面側に端縁 12hより切り欠いて形成すると共に、該凹部19に連続させた貫通穴20を穿 設している。該貫通穴20は図示のような湾曲形状に設定しており、凹部19よ り挿入した係止ピン18が、レバー12の回転により、貫通穴20の湾曲に沿っ て挿入することにより、コネクタ11がコネクタ10の開口部10aの内部に挿 入されていくように設定している。
【0018】 上記ガイド用突条21の高さと係止ピン18の高さとを合計した高さHは、上 記コネクタ10のレバー仮係止段部16の底面厚さに凹部19の深さを合計した 深さWより大きく設定している。(H>W)
【0019】 上記構造のレバー式コネクタにおいては、コネクタ10と11とを嵌合する前 のコネクタ単体の時は、前記図1、図2、図3および図5(a)に示すように、レ バー12は操作方向の回転をレバー仮係止段部16と端面12gの係止により、 また、逆方向の回転をストッパ17と端面12fの係止により、回転を阻止して 、仮係止状態を保持している。
【0020】 コネクタ10と11を結合する時、図6に示すように、コネクタ10の開口部 10aの内部に開口端よりコネクタ11を挿入する。該コネクタ11の係止ピン 18は、まず、コネクタ10の係止穴15より挿入し、レバー12の凹部19の に挿入する。
【0021】 その際、ガイド用突条21の高さHを仮係止段部16の底面厚さWより大きく 設定しているため、該ガイド用突条21の上面より突出している係止ピン18が レバー12の凹部19に挿入すると、図5(b)に示すようにレバー12を押し上 げて、レバー仮係止段部16よりレバー12の前部12xを自動的に押し出す。
【0022】 よって、レバー12の端面12gはレバー仮係止段部16の端面16aによる係 止が解除されて、矢印Y方向への回転操作が可能となる。 レバー12を上記Y方向へ回転させることにより、図6(b)に示すように、係 止ピン18は貫通穴20に入り、さらに、レバー12の回転により、図7(b)に 示すように、貫通穴20と係止ピン18とに係合でコネクタ11を引き寄せて、 コネクタ11をコネクタ10の開口部10aの所定位置まで嵌合する。
【0023】 コネクタ10と11との嵌合が終了すると、コネクタ11と10に設けたロッ ク手段(図示せず)をロックして嵌合状態で強固に結合する。
【0024】
【考案の効果】
以上の説明より明らかなように、本考案によれば、レバーと対向するコネクタ 外面にレバーの内面側が挿入されるレバー仮係止段部を設けておき、コネクタ嵌 合前のコネクタ単体時に、上記レバー仮係止段部への挿入でレバーの回転を阻止 して仮係止保持する一方、コネクタ嵌合時に、レバー取付側のコネクタに形成し た係止穴に他方のコネクタに突設した係止ピンを挿入すると、該係止ピンにより 上記レバー仮係止段部に挿入されているレバー内面を押し出してレバーの仮係止 を自動的に解除することが出来る。
【0025】 即ち、コネクタ単体の時はレバーは仮係止されているが、相手方コネクタを挿 入することにより、上記レバーの仮係止が自動的に解除され、この解除された状 態でレバーを回転操作するため、操作開始時に大きな力を必要とせず、操作性が 良好となる利点を有する。
【0026】 また、本考案は極めて簡単な構造で、従来品にわずかな改良を加えるだけであ るため、コストアップすることなく実施でき、実用的価値の大なるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案に係わる雌コネクタと雄コネクタの平
面図である。
【図2】 図1の正面図である。
【図3】 図2のIII−III線矢視図である。
【図4】 コネクタ10の斜視図である。
【図5】 (a),(b)はレバーの仮係止状態と仮係止解除
作動を示す概略断面図である。
【図6】 (a),(b)はコネクタの嵌合動作を示す平面図
と正面図である。
【図7】 (a),(b)はコネクタの嵌合動作を示す平面図
と正面図である。
【図8】 従来例を示すレバー式コネクタの正面図であ
る。
【符号の説明】
10,11 コネクタ 12 レバー 13 支軸 15 係止穴 16 レバー仮係止段部 17 ストッパ 18 係止ピン 19 凹部 20 貫通穴 21 ガイド用突条
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 福山 龍夫 広島県安芸郡府中町新地3番1号 マツダ 株式会社内

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 互いに嵌合される一対のコネクタのいず
    れか一方にレバーを回転自在に軸支すると共に、他方の
    コネクタに係止ピンを突設し、これらコネクタの嵌合時
    に上記係止ピンが挿入される凹部を上記レバーに設け、
    かつ、 上記レバー取付側のコネクタ外面に、レバーの一部が挿
    入して係止されるレバー仮係止段部を設け、上記凹部へ
    の係止ピンの挿入により上記レバー仮係止段部に挿入し
    ているレバーを押し出してレバーの仮係止を自動的に解
    除する構成としていることを特徴とするレバー式コネク
    タのレバー仮係止構造。
JP1991085656U 1991-10-21 1991-10-21 レバー式コネクタのレバー仮係止構造 Expired - Fee Related JP2596450Y2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001313117A (ja) * 2000-05-01 2001-11-09 Sumitomo Wiring Syst Ltd レバー式コネクタ

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JP2001313117A (ja) * 2000-05-01 2001-11-09 Sumitomo Wiring Syst Ltd レバー式コネクタ

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