JPH08227757A - 操作レバーを利用した低挿入力コネクタ - Google Patents
操作レバーを利用した低挿入力コネクタInfo
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- JPH08227757A JPH08227757A JP148696A JP148696A JPH08227757A JP H08227757 A JPH08227757 A JP H08227757A JP 148696 A JP148696 A JP 148696A JP 148696 A JP148696 A JP 148696A JP H08227757 A JPH08227757 A JP H08227757A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 本発明は、嵌合操作用の操作レバーを軸支し
て設けたコネクタにおいて、回動操作時に該操作レバー
が不用意に外れないようにしたものである。 【解決手段】 相互に嵌合される一対のコネクタA,B
において、一方のコネクタBの側壁にコ字状のレバー部
材Cにおける相対向した一対のレバー14,14を回動
自在に軸支して、レバー部材Cの回動操作により一対の
コネクタA,Bを嵌合させ、回動操作時にレバー14の
自由端部14′が一方のコネクタBに設けた離脱阻止部
6′内を摺動する。
て設けたコネクタにおいて、回動操作時に該操作レバー
が不用意に外れないようにしたものである。 【解決手段】 相互に嵌合される一対のコネクタA,B
において、一方のコネクタBの側壁にコ字状のレバー部
材Cにおける相対向した一対のレバー14,14を回動
自在に軸支して、レバー部材Cの回動操作により一対の
コネクタA,Bを嵌合させ、回動操作時にレバー14の
自由端部14′が一方のコネクタBに設けた離脱阻止部
6′内を摺動する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一対の雌,雄コネ
クタの嵌合を操作レバーを利用して低挿入力で行なうよ
うにしたコネクタに関するものである。
クタの嵌合を操作レバーを利用して低挿入力で行なうよ
うにしたコネクタに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のコネクタとして、図20
および図21に示す構造のものが提案されている(実開
昭52−133993号公報)。これは、雄型コネクタ
aの両側面a1 に支軸a2 によりコ字状の操作レバーb
を回動自在に設け、雌型コネクタcの両側面c1 に操作
レバーbのカム溝b1 が係合するカムピンdを設け、操
作レバーbの回動によりカム溝b1 とカムピンdを介し
てコネクタa,cを相互に嵌合するものである。
および図21に示す構造のものが提案されている(実開
昭52−133993号公報)。これは、雄型コネクタ
aの両側面a1 に支軸a2 によりコ字状の操作レバーb
を回動自在に設け、雌型コネクタcの両側面c1 に操作
レバーbのカム溝b1 が係合するカムピンdを設け、操
作レバーbの回動によりカム溝b1 とカムピンdを介し
てコネクタa,cを相互に嵌合するものである。
【0003】ところで、コ字状の操作レバーbはその軸
穴b2 を支軸a2 に係合させて設けるので、回動操作時
に荷重がかかると支軸a2 から外れるおそれがある。
穴b2 を支軸a2 に係合させて設けるので、回動操作時
に荷重がかかると支軸a2 から外れるおそれがある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記した点に
着目して為されたものであり、操作レバーがその回動操
作時において軸支部から外れないように改良したもので
ある。
着目して為されたものであり、操作レバーがその回動操
作時において軸支部から外れないように改良したもので
ある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明においては、相互に嵌合される一対のコネク
タにおいて、一方のコネクタの側壁にコ字状のレバー部
材における相対向した一対のレバーを回動自在に軸支し
て該レバー部材の回動操作により該一対のコネクタを嵌
合させ、該回動操作時に該レバーの自由端部が該一方の
コネクタの側壁に設けた離脱阻止部内を摺動する構成を
採用した。
め、本発明においては、相互に嵌合される一対のコネク
タにおいて、一方のコネクタの側壁にコ字状のレバー部
材における相対向した一対のレバーを回動自在に軸支し
て該レバー部材の回動操作により該一対のコネクタを嵌
合させ、該回動操作時に該レバーの自由端部が該一方の
コネクタの側壁に設けた離脱阻止部内を摺動する構成を
採用した。
【0006】
【発明の実施の形態】図1ないし図7は本発明の実施例
を示し、Aは雄コネクタ、Bは雌コネクタ、Cはレバー
部材を示す。雄コネクタAの合成樹脂製のハウジング1
は、内部に複数の端子収容室2を有し、両側壁前方にカ
ムピン3を突設すると共に一側壁に前後方向に延長する
解除リブ4を突設し、また背面側壁に仮係止突起5を突
設し、前記端子収容室2には図示しない雌ターミナルが
収容されている。雌コネクタBは、前記雌ターミナルに
対応する雄ターミナルを収容したハウジング本体6の前
方に雄コネクタAを受け入れるフード7を備えている。
フード7には、その両側壁にカムピン3に対するピン案
内部8と共にレバー部材Cの軸支ピン9が設けられ、更
に一側壁には前記解除リブ4が進入する切欠部10と共
に位置決め突起11が設けられている。また、フード5
の正面外周壁の前端にはロック用突起12aを有する弾
性ロック片12が設けられ、背面外周壁にはスリット1
3aを有する可撓壁部分13において仮係止用切欠部1
3bが形成されている。
を示し、Aは雄コネクタ、Bは雌コネクタ、Cはレバー
部材を示す。雄コネクタAの合成樹脂製のハウジング1
は、内部に複数の端子収容室2を有し、両側壁前方にカ
ムピン3を突設すると共に一側壁に前後方向に延長する
解除リブ4を突設し、また背面側壁に仮係止突起5を突
設し、前記端子収容室2には図示しない雌ターミナルが
収容されている。雌コネクタBは、前記雌ターミナルに
対応する雄ターミナルを収容したハウジング本体6の前
方に雄コネクタAを受け入れるフード7を備えている。
フード7には、その両側壁にカムピン3に対するピン案
内部8と共にレバー部材Cの軸支ピン9が設けられ、更
に一側壁には前記解除リブ4が進入する切欠部10と共
に位置決め突起11が設けられている。また、フード5
の正面外周壁の前端にはロック用突起12aを有する弾
性ロック片12が設けられ、背面外周壁にはスリット1
3aを有する可撓壁部分13において仮係止用切欠部1
3bが形成されている。
【0007】レバー部材Cは、相対向する一対のレバー
14,14の肩部を連結部15によりつないで断面コ字
状に形成されている。各レバー14は、軸穴16および
一方を開口端17aとしたカム溝17を有し、一側のレ
バー14の先端部14aの内面において突条18の内外
には大小の逃げ切欠部18a,18bが形成されている
(図8参照)。カム溝17は開口端17aに続いてピン
9側の一側縁に被駆動小突起17bを有し、これに続い
てコネクタ嵌合カム溝部17c及びコネクタを駆動しな
いロック操作許容逃げ溝部17dを有している(図10
参照)。
14,14の肩部を連結部15によりつないで断面コ字
状に形成されている。各レバー14は、軸穴16および
一方を開口端17aとしたカム溝17を有し、一側のレ
バー14の先端部14aの内面において突条18の内外
には大小の逃げ切欠部18a,18bが形成されている
(図8参照)。カム溝17は開口端17aに続いてピン
9側の一側縁に被駆動小突起17bを有し、これに続い
てコネクタ嵌合カム溝部17c及びコネクタを駆動しな
いロック操作許容逃げ溝部17dを有している(図10
参照)。
【0008】レバー付コネクタの組立は次のようにして
行われる。レバー部材Cの一対のレバー14,14をそ
の可撓性を利用して一旦外側に拡げ、軸穴16を雌コネ
クタBの軸支ピン9と係合させるもので、この際にレバ
ー部材Cの連結部15が雌コネクタBの正面外周壁の後
端に係合すると共にレバー14の先端部14aが位置決
め突起11に係合することにより、レバー部材Cはその
開口端17aを雌コネクタBのピン案内部8に一致させ
た状態で雄コネクタAの嵌合受入位置に安定保持される
(図2)。レバー部材Cのレバー14の自由端部14′
がハウジング本体6の一側に設けられた離脱阻止部6′
内において摺動自在に係合し、回動操作時に荷重のかか
ったレバー14が軸支ピン9から外れるのを防ぐ。
行われる。レバー部材Cの一対のレバー14,14をそ
の可撓性を利用して一旦外側に拡げ、軸穴16を雌コネ
クタBの軸支ピン9と係合させるもので、この際にレバ
ー部材Cの連結部15が雌コネクタBの正面外周壁の後
端に係合すると共にレバー14の先端部14aが位置決
め突起11に係合することにより、レバー部材Cはその
開口端17aを雌コネクタBのピン案内部8に一致させ
た状態で雄コネクタAの嵌合受入位置に安定保持される
(図2)。レバー部材Cのレバー14の自由端部14′
がハウジング本体6の一側に設けられた離脱阻止部6′
内において摺動自在に係合し、回動操作時に荷重のかか
ったレバー14が軸支ピン9から外れるのを防ぐ。
【0009】この状態において、雄コネクタAを雌コネ
クタB内に挿入すると仮係止突起5が仮係止用切欠部1
3bに係合し、この状態でカムピン3がピン案内部8に
進入して被駆動小突起17bに当接すると共に解除リブ
4のテーパ面4aがレバー14の突条18に当接する
(図3,図5)。次に、雄コネクタAを加圧すると解除
リブ4が突条18を介してレバー14の先端部14aを
外方へ拡開して位置決め突起11から外すと共にカムピ
ン3が被駆動小突起17bを介してレバー部材Cを矢符
P方向に若干回動して位置決め突起11をレバー14の
逃げ切欠部18aに当りがない状態で位置させた初期嵌
合状態となる(図4)。この場合に離脱阻止部6′がレ
バー14の過度の変位による外れを防止している。
クタB内に挿入すると仮係止突起5が仮係止用切欠部1
3bに係合し、この状態でカムピン3がピン案内部8に
進入して被駆動小突起17bに当接すると共に解除リブ
4のテーパ面4aがレバー14の突条18に当接する
(図3,図5)。次に、雄コネクタAを加圧すると解除
リブ4が突条18を介してレバー14の先端部14aを
外方へ拡開して位置決め突起11から外すと共にカムピ
ン3が被駆動小突起17bを介してレバー部材Cを矢符
P方向に若干回動して位置決め突起11をレバー14の
逃げ切欠部18aに当りがない状態で位置させた初期嵌
合状態となる(図4)。この場合に離脱阻止部6′がレ
バー14の過度の変位による外れを防止している。
【0010】この状態でレバー部材Cを矢符P方向に図
9,図10のX点からY点の範囲において回動すると、
弧状のコネクタ嵌合カム溝部17cがカムピン3を介し
て雄コネクタAを雌コネクタB内に引き込んで完全嵌合
状態となり(図6)(図9のY点)、端子挿入荷重が無
くなった状態で引き続いてレバー部材Cをロック操作許
容逃げ溝部17dにより回動すると連結部15の後端が
弾性ロック片12のロック用突起12aに係合したロッ
ク状態となる(図7)(図9のZ点)。図9のグラフに
おいて、実線で示される本発明に係るレバー操作では、
二点鎖線で示される従来例に比較してレバー操作荷重が
大巾に軽減することを示している。
9,図10のX点からY点の範囲において回動すると、
弧状のコネクタ嵌合カム溝部17cがカムピン3を介し
て雄コネクタAを雌コネクタB内に引き込んで完全嵌合
状態となり(図6)(図9のY点)、端子挿入荷重が無
くなった状態で引き続いてレバー部材Cをロック操作許
容逃げ溝部17dにより回動すると連結部15の後端が
弾性ロック片12のロック用突起12aに係合したロッ
ク状態となる(図7)(図9のZ点)。図9のグラフに
おいて、実線で示される本発明に係るレバー操作では、
二点鎖線で示される従来例に比較してレバー操作荷重が
大巾に軽減することを示している。
【0011】図11はレバー操作による低挿入力コネク
タの他の実施例についての分解斜視図であり、A1 ′,
A2 ′は雄コネクタ群、B1 ′,B2 ′は雌コネクタ
群、C′はレバー部材、Dはレバー付きフレームであ
り、雄コネクタA′は予め結合された雄コネクタ群
A1 ′,A2 ′から成り(図16参照)、雌コネクタ
B′はレバー付きフレームD内に収容された雌コネクタ
群B1 ′,B2 ′から成る(図13参照)。
タの他の実施例についての分解斜視図であり、A1 ′,
A2 ′は雄コネクタ群、B1 ′,B2 ′は雌コネクタ
群、C′はレバー部材、Dはレバー付きフレームであ
り、雄コネクタA′は予め結合された雄コネクタ群
A1 ′,A2 ′から成り(図16参照)、雌コネクタ
B′はレバー付きフレームD内に収容された雌コネクタ
群B1 ′,B2 ′から成る(図13参照)。
【0012】雌コネクタ群B1 ′,B2 ′のハウジング
20の前半に位置するフード21の一側壁上下部分と下
壁の一側には前後方向に延長する膨出収容部22,2
2′が形成され、一側壁の中間部と他側壁の中間部の対
向位置においてピン案内部23,23′が前後方向に延
長して形成されている。なお、雌コネクタB2 ′の下部
の膨出収容部22′には前後方向に向けた案内切欠部2
2a′が形成される。ハウジング20の上壁と下壁には
係合段部24と雄コネクタ群A1 ′,A2 ′に対する係
合切欠部25が形成され、後端には上下方向と側方に向
けてストッパー26が突設されている。
20の前半に位置するフード21の一側壁上下部分と下
壁の一側には前後方向に延長する膨出収容部22,2
2′が形成され、一側壁の中間部と他側壁の中間部の対
向位置においてピン案内部23,23′が前後方向に延
長して形成されている。なお、雌コネクタB2 ′の下部
の膨出収容部22′には前後方向に向けた案内切欠部2
2a′が形成される。ハウジング20の上壁と下壁には
係合段部24と雄コネクタ群A1 ′,A2 ′に対する係
合切欠部25が形成され、後端には上下方向と側方に向
けてストッパー26が突設されている。
【0013】雄コネクタ群A1 ′,A2 ′のハウジング
27の一側壁の上下部分と下壁の一側には前後方向に延
長する嵌合規制突条28,解除リブ29が形成され、一
側壁にはカムピン30が突設される。ハウジング27の
上下壁には、雌コネクタ群B 1 ′,B2 ′のハウジング
20における係合切欠部25に対する仮係止用突起31
が形成されている。
27の一側壁の上下部分と下壁の一側には前後方向に延
長する嵌合規制突条28,解除リブ29が形成され、一
側壁にはカムピン30が突設される。ハウジング27の
上下壁には、雌コネクタ群B 1 ′,B2 ′のハウジング
20における係合切欠部25に対する仮係止用突起31
が形成されている。
【0014】一対の雄コネクタ群A1 ′,A2 ′は予め
結合されて雄コネクタA′を構成するものであり、それ
ぞれ側壁の対向位置において結合部L1 ,L2 を有して
いる。レバー付きフレームDの合成樹脂製の囲枠32に
は中間壁32′により前後方向に貫通した二室R1 ,R
2 が区画され、囲枠32の両側壁と下壁部分において拡
大収容部33,34が形成され、両側壁と中間壁32′
には前後方向に延長して切欠されたピン案内部35,3
5′が形成されている。一側壁の拡大収容部33に切欠
案内部33aが形成されている。室R1 ,R2 におい
て、下壁と上壁の内面には自由端部に係止部36aを有
する片持ちの可撓係止片36が一体的に設けられる。両
側壁の中間部には軸支ピン37が突設されている。
結合されて雄コネクタA′を構成するものであり、それ
ぞれ側壁の対向位置において結合部L1 ,L2 を有して
いる。レバー付きフレームDの合成樹脂製の囲枠32に
は中間壁32′により前後方向に貫通した二室R1 ,R
2 が区画され、囲枠32の両側壁と下壁部分において拡
大収容部33,34が形成され、両側壁と中間壁32′
には前後方向に延長して切欠されたピン案内部35,3
5′が形成されている。一側壁の拡大収容部33に切欠
案内部33aが形成されている。室R1 ,R2 におい
て、下壁と上壁の内面には自由端部に係止部36aを有
する片持ちの可撓係止片36が一体的に設けられる。両
側壁の中間部には軸支ピン37が突設されている。
【0015】嵌合操作用のレバー部材C′は、相対向す
る一対のレバー38,38の肩部を連結部39によりつ
ないで断面コ字状に形成されている。各レバー38は、
軸穴40および一方を開口端41aとしたカム溝41を
有している。レバー部材C′は各レバー38の軸穴40
を囲枠32の軸支ピン37に係合させることにより回動
自在に設けられ、非連結側の自由端部に設けられた薄板
状の係合板部42が囲枠32の側壁の下部に設けられた
離脱阻止部43内において摺動自在に係合している。
る一対のレバー38,38の肩部を連結部39によりつ
ないで断面コ字状に形成されている。各レバー38は、
軸穴40および一方を開口端41aとしたカム溝41を
有している。レバー部材C′は各レバー38の軸穴40
を囲枠32の軸支ピン37に係合させることにより回動
自在に設けられ、非連結側の自由端部に設けられた薄板
状の係合板部42が囲枠32の側壁の下部に設けられた
離脱阻止部43内において摺動自在に係合している。
【0016】レバー部材C′の非操作位置においては
(図17参照)、囲枠32の側壁に設けた位置決め突起
44に対して係合板部42の先端における係止突起45
が係合すると共に連結部39が囲枠32の上壁に係合す
ることによりカム溝41の開口端41aを囲枠32のピ
ン案内部35に一致させた状態でこの位置に安定して保
持される。囲枠32の上壁にはレバー部材C′を操作位
置に確保するための可撓ロック片46が設けられてい
る。
(図17参照)、囲枠32の側壁に設けた位置決め突起
44に対して係合板部42の先端における係止突起45
が係合すると共に連結部39が囲枠32の上壁に係合す
ることによりカム溝41の開口端41aを囲枠32のピ
ン案内部35に一致させた状態でこの位置に安定して保
持される。囲枠32の上壁にはレバー部材C′を操作位
置に確保するための可撓ロック片46が設けられてい
る。
【0017】上記構成において、雌コネクタB′は雌コ
ネクタ群B1 ′,B2 ′をレバー付きフレームDの囲枠
32における室R1 ,R2 内に収容して構成されるもの
であり、雌コネクタ群B1 ′,B2 ′を囲枠32の後部
から挿入してストッパー26が囲枠32の後端に衝合し
た状態において可撓係止片36が係合段部24に係合し
て雌コネクタ群B1 ′,B2 ′を所定位置に保持する
(図14参照)。この場合に、雌コネクタ群B1 ′,B
2 ′のピン案内部23,23′が囲枠32のピン案内部
35,35′に一致して並列し、従って非操作位置にあ
るレバー部材C′におけるカム溝41の開口端41aが
ピン案内部23にも一致する。雌コネクタB′におい
て、レバー付きフレームDの囲枠32は雌コネクタ群B
1 ′,B2 ′の外壁を構成する。
ネクタ群B1 ′,B2 ′をレバー付きフレームDの囲枠
32における室R1 ,R2 内に収容して構成されるもの
であり、雌コネクタ群B1 ′,B2 ′を囲枠32の後部
から挿入してストッパー26が囲枠32の後端に衝合し
た状態において可撓係止片36が係合段部24に係合し
て雌コネクタ群B1 ′,B2 ′を所定位置に保持する
(図14参照)。この場合に、雌コネクタ群B1 ′,B
2 ′のピン案内部23,23′が囲枠32のピン案内部
35,35′に一致して並列し、従って非操作位置にあ
るレバー部材C′におけるカム溝41の開口端41aが
ピン案内部23にも一致する。雌コネクタB′におい
て、レバー付きフレームDの囲枠32は雌コネクタ群B
1 ′,B2 ′の外壁を構成する。
【0018】この状態において、一対の雄コネクタ群A
1 ′,A2 ′を予め結合して構成された雄コネクタA′
をレバー付きフレームD付きの雌コネクタB′に挿入し
て仮係止用突起31を係合切欠部25に係合させると共
にカムピン30をピン案内部23,35とカム溝41の
入口に位置させると、解除リブ29が係止突起45のテ
ーパー面45aを加圧することによりレバー38の自由
端部を外方へ変位させて位置決め突起44との係合を解
除する。この場合に、離脱阻止部43の突起47がレバ
ー38の過度の変位による外れを防止している。次にレ
バー部材Cを回動操作してカム溝41によりカムピン3
0を介して雄コネクタA′を雌コネクタB′内に引き込
んで嵌合を完了する。回動操作位置においてレバー部材
Cの連結部39が可撓ロック片46に係合する(図18
参照)。
1 ′,A2 ′を予め結合して構成された雄コネクタA′
をレバー付きフレームD付きの雌コネクタB′に挿入し
て仮係止用突起31を係合切欠部25に係合させると共
にカムピン30をピン案内部23,35とカム溝41の
入口に位置させると、解除リブ29が係止突起45のテ
ーパー面45aを加圧することによりレバー38の自由
端部を外方へ変位させて位置決め突起44との係合を解
除する。この場合に、離脱阻止部43の突起47がレバ
ー38の過度の変位による外れを防止している。次にレ
バー部材Cを回動操作してカム溝41によりカムピン3
0を介して雄コネクタA′を雌コネクタB′内に引き込
んで嵌合を完了する。回動操作位置においてレバー部材
Cの連結部39が可撓ロック片46に係合する(図18
参照)。
【0019】
【発明の効果】本発明は上記した如くに、相互に嵌合さ
れる一対のコネクタにおいて、一方のコネクタの側壁に
コ字状のレバー部材における相対向した一対のレバーを
回動自在に軸支して該レバー部材の回動操作により該一
対のコネクタを嵌合させ、該回動操作時に該レバーの自
由端部が該一方のコネクタの側壁に設けた離脱阻止部内
を摺動するものであるから、コネクタに対して簡単に軸
着したコ字状のレバー部材が回動操作時において軸支部
から外れるのを確実に阻止することができる。
れる一対のコネクタにおいて、一方のコネクタの側壁に
コ字状のレバー部材における相対向した一対のレバーを
回動自在に軸支して該レバー部材の回動操作により該一
対のコネクタを嵌合させ、該回動操作時に該レバーの自
由端部が該一方のコネクタの側壁に設けた離脱阻止部内
を摺動するものであるから、コネクタに対して簡単に軸
着したコ字状のレバー部材が回動操作時において軸支部
から外れるのを確実に阻止することができる。
【図1】本発明の一実施例を示すレバー付コネクタの分
解斜視図である。
解斜視図である。
【図2】レバー部材を取り付けた雌コネクタの側面図で
ある。
ある。
【図3】雌,雄のコネクタの結合開始時の側面図であ
る。
る。
【図4】雌,雄のコネクタの嵌合初期状態の側面図であ
る。
る。
【図5】雌,雄のコネクタの結合開始時の背面図であ
る。
る。
【図6】雌,雄のコネクタの完全嵌合状態の側面図であ
る。
る。
【図7】雌,雄のコネクタのロック結合状態の側面図で
ある。
ある。
【図8】レバー部材の要部を示す斜視図である。
【図9】レバー操作角度とコネクタの嵌合荷重を示すグ
ラフである。
ラフである。
【図10】レバー操作角度に対する雌,雄コネクタの嵌
合過程を示す説明図である。
合過程を示す説明図である。
【図11】本発明の他の実施例についての分離状態の斜
視図である。
視図である。
【図12】レバー付きフレームの正面図である。
【図13】雌コネクタ群をレバー付きフレーム内に装着
して構成した雌コネクタの正面図である。
して構成した雌コネクタの正面図である。
【図14】図13のX−X線断面図である。
【図15】一対の雄コネクタ群の正面図である。
【図16】一対の雄コネクタ群を結合して構成した雄コ
ネクタの正面図である。
ネクタの正面図である。
【図17】同上のコネクタを嵌合する前の側面図であ
る。
る。
【図18】同上のコネクタを嵌合した状態の側面図であ
る。
る。
【図19】同上のコネクタの嵌合初期状態における要部
の正面図である。
の正面図である。
【図20】従来例における一対のコネクタの嵌合前の状
態を示す側面図である。
態を示す側面図である。
【図21】従来例における一対のコネクタの完全嵌合状
態を示す側面図である。
態を示す側面図である。
A,,A′ 雄コネクタ(他方のコネクタ) B,B′ 雌コネクタ(一方のコネクタ) C,C′ レバー部材 3,30 カムピン 9,37 軸支ピン 14,38 レバー 16,40 軸穴 14′,42 自由端部 6′,43 離脱阻止部
Claims (3)
- 【請求項1】 相互に嵌合される一対のコネクタにおい
て、一方のコネクタの側壁にコ字状のレバー部材におけ
る相対向した一対のレバーを回動自在に軸支して該レバ
ー部材の回動操作により該一対のコネクタを嵌合させ、
該回動操作時に該レバーの自由端部が該一方のコネクタ
の側壁に設けた離脱阻止部内を摺動することを特徴とす
る操作レバーを利用した低挿入力コネクタ。 - 【請求項2】 離脱阻止部がコネクタの相対向する両側
壁に設けられていることを特徴とする請求項1に記載の
操作レバーを利用した低挿入力コネクタ。 - 【請求項3】 コネクタに軸支ピンを設けると共にレバ
ー部材のレバーに軸穴を形成し、一対のレバーを一旦外
方に拡げた後該軸穴と該軸支ピンを係合させることを特
徴とする請求項1又は2に記載の操作レバーを利用した
低挿入力コネクタ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP148696A JPH08227757A (ja) | 1991-06-26 | 1996-01-09 | 操作レバーを利用した低挿入力コネクタ |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3-154624 | 1991-06-26 | ||
JP15462491 | 1991-06-26 | ||
JP148696A JPH08227757A (ja) | 1991-06-26 | 1996-01-09 | 操作レバーを利用した低挿入力コネクタ |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4112579A Division JP2914593B2 (ja) | 1991-06-26 | 1992-05-01 | 操作レバーを利用した低挿入力コネクタ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08227757A true JPH08227757A (ja) | 1996-09-03 |
Family
ID=26334704
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP148696A Withdrawn JPH08227757A (ja) | 1991-06-26 | 1996-01-09 | 操作レバーを利用した低挿入力コネクタ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08227757A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016048678A (ja) * | 2014-08-27 | 2016-04-07 | デルファイ・テクノロジーズ・インコーポレーテッド | 機械的に支援される係合を有する電気コネクタ |
CN108649392A (zh) * | 2018-05-24 | 2018-10-12 | 凡甲电子(苏州)有限公司 | 电连接器 |
CN108695650A (zh) * | 2017-03-29 | 2018-10-23 | 矢崎总业株式会社 | 连接器单元 |
-
1996
- 1996-01-09 JP JP148696A patent/JPH08227757A/ja not_active Withdrawn
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016048678A (ja) * | 2014-08-27 | 2016-04-07 | デルファイ・テクノロジーズ・インコーポレーテッド | 機械的に支援される係合を有する電気コネクタ |
CN108695650A (zh) * | 2017-03-29 | 2018-10-23 | 矢崎总业株式会社 | 连接器单元 |
JP2018170089A (ja) * | 2017-03-29 | 2018-11-01 | 矢崎総業株式会社 | コネクタユニット |
CN108649392A (zh) * | 2018-05-24 | 2018-10-12 | 凡甲电子(苏州)有限公司 | 电连接器 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19990706 |