JPH0536751U - ボタン電池の収納構造 - Google Patents

ボタン電池の収納構造

Info

Publication number
JPH0536751U
JPH0536751U JP9268491U JP9268491U JPH0536751U JP H0536751 U JPH0536751 U JP H0536751U JP 9268491 U JP9268491 U JP 9268491U JP 9268491 U JP9268491 U JP 9268491U JP H0536751 U JPH0536751 U JP H0536751U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lock
battery
battery holder
insulating case
piece
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP9268491U
Other languages
English (en)
Inventor
伸一 川上
武 栗田
Original Assignee
エスエムケイ株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by エスエムケイ株式会社 filed Critical エスエムケイ株式会社
Priority to JP9268491U priority Critical patent/JPH0536751U/ja
Publication of JPH0536751U publication Critical patent/JPH0536751U/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • Y02E60/12

Landscapes

  • Battery Mounting, Suspending (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ボタン電池が不用意に簡単には取出されない
安全性を保持しつつ、必要部品点数を減らしコスト低減
を図る。 【構成】 ボタン電池10を保持したバッテリーホルダ
ー20を絶縁ケース11へ収納した状態で抜止めロック
するロック機構には、該バッテリーホルダーに一体に設
けたばね性を有するロック片23と、該ロック片に係合
し絶縁ケースに一体に設けたロック係合部15とを備
え、該ロック片がそれ自体のばね性でロック係合部に係
合する方向に付勢され、該ロック片を該ロック係合部か
ら外したときのみ抜止めロックが解除される。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、リモートコントロール装置やカード型の電子機器などに適用される ボタン電池の収納構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
ボタン電池の収納構造については、子供がボタン電池を飲み込む等の事故への 対応として、当該ボタン電池を不用意に簡単には取り出せないようになっている ことが要求される。 従来のボタン電池の収納構造では、図6に示すように、バッテリーホルダー2 に対称配置に一体形成されている保持片3,3でボタン電池10を保持し、バッ テリーホルダー2の側部に設けた係合溝4にバッテリーホルダー2とは別体のロ ック部材6のロック片7の先端を係合させ、保持片3,3の先端の節度爪5,5 を絶縁ケース1の案内凸条1a,1aの中間位置に形成した節度角部1b,1b に係合させた状態にて、当該バッテリーホルダー2を絶縁ケース1に収納してい た。そしてボタン電池10は、ロック部材6の凹陥部8に工具の先端を嵌入させ 、矢印Aで示す方向の外力でロック部材8のU字形撓み部9を撓ませロック片7 を係合溝4から外して、矢印Bで示す方向にバッテリーホルダー2を引き、この ときの引く力で節度角部1b,1bに対し節度爪1a,1aを無理に抜き外し、 当該バッテリーホルダー2を絶縁ケース1から抜出してボタン電池10を取出す ようになっていた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、従来のボタン電池の収納構造では、バッテリーホルダー2と別 体のロック部材6を備え、部品点数がこの別体になっている分だけ多くなってい て、コスト高になるという問題点があった。 本考案の目的は、ボタン電池が不用意に簡単には取出されない安全性を保持し つつ、バッテリーホルダーとロック部材とを一体化し、必要部品点数を減らしコ スト低減を図ることができるボタン電池の収納構造を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本考案は、ボタン電池を保持したバッテリーホル ダーを絶縁ケースへ収納した状態で該バッテリーホルダーを抜止めロックするロ ック機構を備えたボタン電池の収納構造において、前記ロック機構には、前記バ ッテリーホルダーに一体に設けたばね性を有するロック片と、該ロック片に係合 し前記絶縁ケースに一体に設けたロック係合部とを備え、前記ロック片がそれ自 体のばね性で前記ロック係合部に係合する方向に付勢され、該ロック片を該ロッ ク係合部から外したときのみ抜止めロックが解除されることを特徴とする。
【0005】
【作用】
本考案に係るボタン電池の収納構造では、ロック機構には、バッテリーホルダ ーに一体に設けたばね性を有するロック片と、該ロック片に係合し絶縁ケースに 一体に設けたロック係合部とを備え、ロック片がそれ自体のばね性でロック係合 部に係合する方向に付勢されるため、抜け止めロックが保持され、該ロック片を 該ロック係合部から外したときのみ抜止めロックが解除されるので、不用意にロ ック解除されることがない。
【0006】
【実施例】
以下、本考案の実施例について、図面を参照しながら詳細に説明する。 図1は本考案の実施例に係るボタン電池の収納構造の要部を示す部分破断平面 図である。 本実施例に係るボタン電池の収納構造では、ボタン電池10を保持したバッテ リーホルダー20を絶縁ケース11へ収納した状態で該バッテリーホルダー20 を抜止めロックするロック機構が、バッテリーホルダー20に一体に設けたばね 性を有するロック片23と、該ロック片23に係合し絶縁ケース11に一体に設 けたロック係合部15とからなり、当該ロック片23がそれ自体のばね性でロッ ク係合部15に係合する方向に付勢されており、該ロック片23のロック爪25 aを該ロック係合部15の段差面15aから外したときだけ抜止めロックが解除 されるようになっている。
【0007】 絶縁ケース11は、背面側にバッテリーホルダー20を挿入抜出するための挿 入穴12を有し、この挿入穴12の上枠13の中央位置(図2参照)及び一方の 側端に穴縁から真直に奥に向けて一体形成した短案内凸条13a及び案内片14 を有し、挿入穴12の他方の側端に内向き段差面15aを有するロック係合部1 5を一体に備え、案内片14の所定位置に内向きに突出した節度突起14aが設 けてあり、収納されるバッテリーホルダー20の外周の位置に合わせて円弧凸条 16を一体に備えている。上記短案内凸条13aと節度突起14aとの位置関係 は、バッテリーホルダー20を挿入孔から挿入する際に、図5に示すように、節 度突起29が節度突起14aに当たった時に、バッテリーホルダー20の後述す る切欠部22cに短案内凸条13aが係合し始めるように定められ、該切欠部2 2cを短案内凸条13aが通過するのと同時に節度突起29が節度突起14aを 乗り越えるようになっている。
【0008】 図3はバッテリーホルダーを示し、(A) は底面図、(B) は右側面図、(C) は左 側面図である。 バッテリーホルダー20は、中央に開けた窓21aを有する上面側の電池受け 板21と、円形の両側2箇所に切欠部22a,22b及び背面寄り側に切欠部2 2cを有する円弧形凸条からなる電池位置決め片22と、一方の切欠部22aか ら延設したロック片23と、絶縁ケース11から引き出すときに手の指先が掛け られる真直な手掛け溝26aを有する手掛け部26とを一体に備えている。ロッ ク片23は、ばね性を有する撓み部24と先端のロック駒25とを一体に有し、 このロック駒25には横向きに突出したロック爪25aと下面側に形成した小円 形の凹陥部25bとを備え、絶縁ケース11に収納する前の自然状態で図3(A) に示すように、撓み部24が略真直になっており、絶縁ケース11に収納したと き図1に示すように、撓み部24が撓んでロック爪25aが絶縁ケース11のロ ック係合部15に係合する方向に付勢されている。手掛け部26は、絶縁ケース 11の短案内凸条13a及び案内片14にそれぞれ対応する位置に案内受け面2 7a及び側端案内受け面27bを有し、側端案内受け面27bの奥に形成した凹 部28及びさらにその奥に横向きに突設した節度突起29を備えている。
【0009】 絶縁ケース11内には、挿入されるバッテリーホルダー20の上方に近接して 図4に示す配線基板30が配置される。配線基板30は、ボタン電池10の外周 の正電極及び上面側の負電極に対応して、正側コンタクト31及び負側コンタク ト33を備えている。正側コンタクト31は正側端子片32がバッテリーホルダ ー20の切欠部22bを通じてボタン電池10の外周に接触する。負側コンタク ト33は固定板24から切り起こして先端を正面方向に向けた互に平行な2本の 負側端子片35,35を形成し、この両負側端子片35がバッテリーホルダー2 0の窓21aを通じてボタン電池10の負電極面に確実に接触するようになって いる。配線基板30は、図2において、絶縁ケース11の挿入穴12の上方で上 枠13に略対応する位置に固定されるものであり、表面側には図示しないエンボ スシートが固定配置される。
【0010】 ボタン電池10及びバッテリーホルダー20を絶縁ケース11に収納する際に は、絶縁ケース11の底板17を上側にして、バッテリーホルダー20の電池位 置決め凸条22で位置決めし電池受け板21に負電極面を当接させてボタン電池 10を載せ、手掛け部26を手で掴んで側端案内受け面27bを案内片14の内 面に添わせ、そのまま図5において矢印Rで示す方向に挿入穴12へ差し込み挿 入する。挿入の途中で、バッテリーホルダー20は、図5に示すように、節度突 起29が節度突起14aに当たると、その時に丁度切欠部22cに短案内凸条1 3aが入り始め、同時にロック駒25のロック爪25aがロック係合部15の外 縁に当たり始め、短案内凸条13aと案内片14の内面とによって真直に案内さ れながら節度突起29が節度突起14aを乗り越えその奥へ達するとともに、短 案内凸条13aが切欠部22cを通過し、同時に、ロック片23を弾性的に撓ま せつつロック爪25aがロック係合部15を乗り越え、電池位置決め凸条22の 外面が絶縁ケース11の円弧凸条16に衝突する位置まで押し込めるられ、図1 に示すように、ロック片23がそれ自体のばね性で付勢されていて、ロック爪2 5aがロック係合部15に係合する状態が保持される。この状態では手掛け部2 6の手掛け溝26aに指を掛けて引き抜こうとしても、ロック爪25aがロック 係合部15の段差面15aに当たって抜け止めロックされ、バッテリーホルダー 20の抜出が不可能である。
【0011】 バッテリーホルダー20を抜出する際には、凹陥部25bにドライバー等の先 端を嵌入させて、図1において矢印Pで示す方向の力をロック片23に与えて該 ロック片23を撓ませ、ロック爪25aをロック係合部15の段差面15aから 外した状態で手掛け溝26aに指を掛け、矢印Qで示す方向の力を与えるてバッ テリーホルダー20を引張って抜出することができる。
【0012】 本考案の上記実施例によれば、バッテリーホルダー20の切欠部22bを通じ て正側端子片32をボタン電池10の外周に接触させるようにして、当該正側端 子片32の位置を背面側へ寄せたので、この背面側へ位置を寄せた分だけ絶縁ケ ース11の小型化を図ることができる。
【0013】 なお、本考案は、上記実施例によって限定されるものではなく、短案内凸条1 3a及び案内片14に代えて図6に示す案内凸条としてもよく、節度突起14a ,29に代えて図6に示す節度角部及び節度爪と同様のものにすることも可能で あり、要旨から逸脱しない範囲で種々の変形が可能である。
【0014】
【考案の効果】
本考案は上述の如く構成され、ロック機構には、バッテリーホルダーに一体に 設けたばね性を有するロック片と、該ロック片に係合し絶縁ケースに一体に設け たロック係合部とを備えていることにより、バッテリーホルダーと別体のロック 部材が不要になるため、必要部品点数が減り、大幅なコスト低減を図ることがで き、ロック片がそれ自体のばね性でロック係合部に係合する方向に付勢され、該 ロック片を該ロック係合部から外したときのみ抜止めロックが解除されので、ボ タン電池を不用意に簡単には取り出すことができず、安全性が確保される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例に係るボタン電池の収納構造の
要部を示す破断平面図である。
【図2】本考案の実施例に係る絶縁ケースを示す背面図
である。
【図3】本考案の実施例に係るバッテリーホルダーを示
し、(A) 、(B) 及び(C) はそれぞれ底面図、右側面図及
び左側面図である。
【図4】本考案の実施例に係る配線基板の要部を示す底
面図である。
【図5】本考案の実施例に係る絶縁ケースにバッテリー
ホルダーを挿入する途中の状態を示す破断平面図であ
る。
【図6】従来のボタン電池の収納構造の要部を示す破断
平面図である。
【符号の説明】
10 ボタン電池 11 絶縁ケース 13 上枠 13a 短案内凸条 14 案内片 14a 節度突起 15 ロック係合部(ロック機構を構成する) 15a 段差面 20 バッテリーホルダー 21 電池受け板 21a 窓 22 電池位置決め片 22a 切欠部 22b 切欠部 22c 切欠部 23 ロック片(ロック機構を構成する) 24 撓み部 25 ロック駒 25a ロック爪 27a 案内受け面 27b 側端案内受け面 29 節度突起

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ボタン電池を保持したバッテリーホルダ
    ーを絶縁ケースへ収納した状態で該バッテリーホルダー
    を抜止めロックするロック機構を備えたボタン電池の収
    納構造において、前記ロック機構には、前記バッテリー
    ホルダーに一体に設けたばね性を有するロック片と、該
    ロック片に係合し前記絶縁ケースに一体に設けたロック
    係合部とを備え、前記ロック片がそれ自体のばね性で前
    記ロック係合部に係合する方向に付勢され、該ロック片
    を該ロック係合部から外したときのみ抜止めロックが解
    除されることを特徴とするボタン電池の収納構造。
JP9268491U 1991-10-17 1991-10-17 ボタン電池の収納構造 Pending JPH0536751U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9268491U JPH0536751U (ja) 1991-10-17 1991-10-17 ボタン電池の収納構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9268491U JPH0536751U (ja) 1991-10-17 1991-10-17 ボタン電池の収納構造

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0536751U true JPH0536751U (ja) 1993-05-18

Family

ID=14061321

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9268491U Pending JPH0536751U (ja) 1991-10-17 1991-10-17 ボタン電池の収納構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0536751U (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN106784494A (zh) * 2017-01-21 2017-05-31 中山市华南理工大学现代产业技术研究院 纽扣电池自动化安装设备
WO2020202319A1 (ja) * 2019-03-29 2020-10-08 三菱電機株式会社 リモコン装置
CN112909418A (zh) * 2021-04-01 2021-06-04 南京机器岛智能科技有限公司 一种扁平电池用电池仓

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0229156B2 (ja) * 1981-10-28 1990-06-28 Toyota Auto Body Co Ltd

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0229156B2 (ja) * 1981-10-28 1990-06-28 Toyota Auto Body Co Ltd

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN106784494A (zh) * 2017-01-21 2017-05-31 中山市华南理工大学现代产业技术研究院 纽扣电池自动化安装设备
WO2020202319A1 (ja) * 2019-03-29 2020-10-08 三菱電機株式会社 リモコン装置
CN112909418A (zh) * 2021-04-01 2021-06-04 南京机器岛智能科技有限公司 一种扁平电池用电池仓

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0737159Y2 (ja) メモリカードコネクタ
JP3296707B2 (ja) 端子抜け止め具付きコネクタ
JP2596866Y2 (ja) 嵌合確認機構付コネクタ
JP2598412Y2 (ja) 低挿抜力コネクタ
JP2785750B2 (ja) 電子機器カバーのロック構造
JPH07249453A (ja) コネクタのロック解除構造
JPH07169382A (ja) 暗電流ヒューズの断続機構及びそれを備えた電気接続箱
JPH09232050A (ja) フレキシブルプリント基板用コネクタ
JPH0747821Y2 (ja) パネルロック付コネクタ
JPH0536751U (ja) ボタン電池の収納構造
JPH0612582Y2 (ja) スイッチ装置
JPH0731574Y2 (ja) 電気機器ベースの組付構造
JP2858977B2 (ja) 電気機器
JPH066651Y2 (ja) ロック構造
JPH0747096Y2 (ja) 刃 物
JP3235484B2 (ja) カバー付きコネクタ
JPH0447901Y2 (ja)
JP2020191396A (ja) 端子カバーの着脱構造
JPH0625985Y2 (ja) 電気器具取付装置
JPH0224230Y2 (ja)
JP2601682Y2 (ja) ダミーキャップ
JPH082937Y2 (ja) モジュラーコネクタ用プラグのロックガード
JP3950917B2 (ja) 電気部品保持具
JPH0418208Y2 (ja)
JP2866496B2 (ja) 電気機器のレール取付装置