JPH0536494Y2 - - Google Patents

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JPH0536494Y2
JPH0536494Y2 JP17946787U JP17946787U JPH0536494Y2 JP H0536494 Y2 JPH0536494 Y2 JP H0536494Y2 JP 17946787 U JP17946787 U JP 17946787U JP 17946787 U JP17946787 U JP 17946787U JP H0536494 Y2 JPH0536494 Y2 JP H0536494Y2
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JP
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stirring
container
mixed liquid
lid
container body
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JP17946787U
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JPH0184734U (ja
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  • Mixers With Rotating Receptacles And Mixers With Vibration Mechanisms (AREA)
  • Details Of Rigid Or Semi-Rigid Containers (AREA)
  • Food-Manufacturing Devices (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の目的〕 (産業上の利用分野) 本考案は攪拌用容器に係り、とりわけ収納した
混合液を迅速かつ確実に攪拌することができる攪
拌用容器に関する。
(従来の技術) 従来、2種類の液体、または粉体と液体等の混
合液を攪拌する攪拌用容器として、上方が開孔し
た円筒状の容器本体に、蓋を密閉してなる攪拌用
容器が知られている。
このような攪拌用容器において、操作者は、ま
ず容器本体から蓋を取外し、容器本体内部に複数
種類の液体、または粉体と液体等の混合液とを入
れる。続いて、容器本体に蓋を取付けて密閉し、
操作者が攪拌用容器をよく振つて混合液を攪拌し
ている。
続いて蓋が取外され、均一に混合された混合液
は、別の容器に移し換えられる。
(考案が解決しようとする問題点) 上述のような攪拌容器において、混合液を十分
に攪拌して均一な混合状態とするためには、操作
者が長時間よく振らなければならず、攪拌作業が
面倒で労力がかかるという問題がある。
この様な場合、容器本体内を混合液の流れが乱
れるようにしておけば、短時間の攪拌作業で確実
に均一な混合状態とする事ができ、都合が良い。
本考案はこの様な点を考慮してなされたもので
あり、迅速かつ確実に攪拌することができる攪拌
用容器を提供することを目的とする。
〔考案の構成〕
(問題点を解決するための手段) 一端が開口した筒状の容器本体内に混合液を収
納し、この開口端を蓋で密閉してなる攪拌用容器
において、前記容器本体内に複数の開孔を有する
支持板と、この支持板の中央部に取付けられた重
量調整体とからなる攪拌体を設け、この攪拌体を
混合液中で浮遊するよう構成したことを特徴とし
ている。
(作用) 操作者が容器本体内に混合液を入れて蓋で密閉
し、その後良く振ることにより、容器本体内で攪
拌体が浮遊運動を繰返して混合液の流れが乱さ
れ、このことによつて迅速かつ確実な攪拌作業が
行なわれる。
(実施例) 以下、図面を参照して本考案の一実施例につい
て説明する。
第1図乃至第3図は本考案による攪拌用容器の
一実施例を示す図であり、第1図はその側断面
図、であり、第2図は底部拡大図、第3図は攪拌
体の断面図である。
第1図および第2図において、攪拌用容器は、
上方が開口した円筒状の合成樹脂製容器本体1に
混合液10を収納し、容器本体1の口部3に蓋2
の円筒状の嵌合部4を嵌込んで構成されている。
すなわち口部3の外周面にはおねじ3aが形成さ
れており、一方嵌合部4の内周面にはめねじ4a
が形成され、これらのおねじ3aとねめじ4aと
が係合して嵌合部4が口部3に嵌込まれる。
また、容器本体1内には複数の開孔6aを有す
る支持板6と、支持板6の中央部に取付けられた
おもり7とからなる攪拌体が設けられている。
さらに、第2図に示すように容器本体1の底部
内周面には、内周方向に沿つて上部リブ8aおよ
び下部リブ8bが設けられている。これら上部リ
ブ8aと下部リブ8bとの間に攪拌体5の支持板
6が嵌込まれるようになつている。また容器本体
1の底面9は、容器本体1の軸線方向に変形自在
となつており、上部リブ8aと下部リブ8bとの
間に嵌込まれた攪拌体5の中央部を下方から押圧
し、攪拌体5を上部リブ8aおよび下部リブ8b
から取外せるようになつている。
次に第3図で攪拌体5について詳述する。
攪拌体5は中央部に空洞を有する2つ割自在の
合成樹脂製支持板6と、この支持板6の空洞内に
設けられたおもり7とからなつてる。この支持板
6は容器本体1の内径よりわずかに小さな直径を
有する円盤状のものであり、支持板6には複数の
開孔6aが穿設されている。そしてこの攪拌体5
はおもり7によつてその重量が調整され、混合液
10と略同一比重を有して混合液10中で浮遊す
るよう構成されている。
なお、蓋2の内側には、容器本体1の口部3上
端面に当接する箇所に、パツキン11が取付けら
れている。
次にこのような構成からなる本実施例の作用に
ついて説明する。
まず、操作者が容器本体1から蓋2を取外し、
容器本体1内部に複数種類の液体、または粉体と
液体等の混合液10を入れる、続いて容器本体1
の口部3に蓋2の嵌合部4を合わせ、蓋2を回転
させておねじ3aとめねじ4aとを係合させ、容
器本体1を蓋2で密閉する。
この際、蓋2の内側のパツキン11が口部3上
端面と当接するので、混合液の漏洩が確実に防止
される。
続いて、操作者が攪拌用容器を良く振つて混合
液を攪拌する。
この場合、混合液10中で攪拌体5が浮遊運動
を繰返す。すると、この攪拌体5の浮遊運転中、
混合液10が容器本体1内面と支持板6との間の
間隙および開孔6aの間を通過してその流れが乱
される。
このため、単に攪拌用容器を振ることによる混
合液10の攪拌に加えて、攪拌体5によつてさら
に混合液10の流れが乱され、迅速に均一な混合
状態とすることができる。
続いて、蓋2が取外され、均一に混合された混
合液10は、別の容器(図示せず)に移し換えら
れる。
次に攪拌体5の収納作業について説明する。
まず、攪拌用容器を用いない場合は、攪拌体5
は支持板6を上部リブ8aと下部リブ8bとの間
に嵌込み収納される。この場合、蓋2が取外さ
れ、容器本体1の口部3から攪拌体5の上面を治
具等で押圧して、攪拌体5を収納する。
一方、攪拌用容器を用いる場合は、底面9を上
方に変形させて攪拌体5の中央部の下面を押圧
し、攪拌体5を上部リブ8aおよび下部リブ8b
から取外す。
このように本実施例によれば、攪拌中に混合液
中で攪拌体5が浮遊運動を繰返し、このことによ
つて混合板10の流れが乱されて迅速かつ確実に
攪拌作業を行うことができる。また、攪拌体5は
上部リブ8aおよび下部リブ8bの間で収納可能
となつているので、攪拌体5を保管する上で好都
合となつている。
なお、上記実施例において、円筒状の容器本体
1の例を示したが、これに限らず、三角筒状また
は四角筒状等であつてもよい。
〔考案の効果〕
本考案によれば、攪拌中に混合液中で攪拌体が
浮遊運動を繰返し、このことによつて混合液の流
れが乱されて迅速かつ確実な攪拌作業を行うこと
ができ、操作者の労力削減を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案による攪拌用容器の一実例を示
す側断面図、第2図は攪拌用容器の底部拡大図、
第3図は攪拌体の断面図である。 1……容器本体、2……蓋、3……口部、4…
…嵌合部、5……攪拌体、6……支持板、7……
おもり、10……混合液。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 一端が開口した筒状の容器本体内に混合液を収
    納し、この開口端を蓋で密閉してなる攪拌用容器
    において、前記容器本体内に複数の開孔を有する
    支持板と、この支持板の中央部に取付けられた重
    量調整体とからなる攪拌体を設け、この攪拌体を
    混合液中で浮遊するよう構成したことを特徴とす
    る攪拌用容器。
JP17946787U 1987-11-25 1987-11-25 Expired - Lifetime JPH0536494Y2 (ja)

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JP17946787U JPH0536494Y2 (ja) 1987-11-25 1987-11-25

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JP17946787U JPH0536494Y2 (ja) 1987-11-25 1987-11-25

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Publication Number Publication Date
JPH0184734U JPH0184734U (ja) 1989-06-06
JPH0536494Y2 true JPH0536494Y2 (ja) 1993-09-16

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JP7058514B2 (ja) * 2018-02-16 2022-04-22 本田技研工業株式会社 空気調和装置

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JPH0184734U (ja) 1989-06-06

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