JPH0536488Y2 - - Google Patents

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JPH0536488Y2
JPH0536488Y2 JP1987180445U JP18044587U JPH0536488Y2 JP H0536488 Y2 JPH0536488 Y2 JP H0536488Y2 JP 1987180445 U JP1987180445 U JP 1987180445U JP 18044587 U JP18044587 U JP 18044587U JP H0536488 Y2 JPH0536488 Y2 JP H0536488Y2
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  • Filtering Of Dispersed Particles In Gases (AREA)
  • Treating Waste Gases (AREA)
  • Separation Of Gases By Adsorption (AREA)
  • Filtering Materials (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は室内空気清浄器用の脱臭フイルタエ
レメントに関する。
(従来の技術) 近年、ホテルや病院、会館ならびにオフイスで
は、電気集塵器や脱臭フイルタ,フアンおよびモ
ータなどを収容した空気清浄器を各部屋に配置
し、微細な塵埃を除去する一方、室内にこもる、
建材や塗料の臭、煙草の煙の臭ならびに体臭など
を除くようにしている。
その空気清浄器に用いられている脱臭フイルタ
エレメントを示せば、第4図のとおりであり、イ
図のように活性炭紙からなる帯状(幅1cm〜2cm
程度)のライナー1の表面に、同じく活性炭紙か
らなる高さを1mm〜2mm程度に波付け加工した中
芯2を接着し、これを長方形のうず巻状に巻回
し、ロ図のように内側になる中芯2と外側になる
ライナー1とを接着し、所要大きさのパネル状に
形成し、それをハ図のように鉄板または合成樹脂
製で両面の開放された角形枠体3に嵌め込み、そ
の周囲面を枠体3の内面に接着してハニカム状の
エレメントeとなし、これを集塵器の後側に配置
し、フアンにより室内空気を吸入通過させて空気
にこもる上記の種々の臭をエレメントに吸着させ
て取り除くようにしている。
(考案が解決しようとする問題点) 従来の脱臭フイルタエレメントでは、上記のよ
うに平坦な帯状のライナー1と中芯2とを貼り合
わせたものをうず巻状に巻いて長方形のパネルに
形成するが、どうしてもコーナー部分には丸味が
でき、枠体3中にセツトした際には、枠体の隅部
との間に空隙ができるため、その隅部の上下面に
テープ材4を貼着するのが普通であり、そして、
中芯2の波の高さ(コアピツチ)を大きくする
と、コーナの丸味が大きくなつて角付けが難しく
なり、無理に角を付けようとするとパネルの形が
くずれたり、ライナー1と中芯2とが剥離したり
するので、中芯2の波の高さを大きくすることが
できず、せいぜい1mm〜2mm程度であるため、風
量が大きな場合には通気抵抗が高く、所定風量が
得られない難点がある。
そこて、この考案は空気量の大小に拘らず、通
気抵抗を少なくして対応させることができると共
に脱臭効果を向上しうるフイルタエレメントを提
供するものである。
(問題点を解決するための手段) 上記目的のもとにこの考案は、脱臭フイルタエ
レメントとして、活性炭紙または脱臭剤を含浸さ
せた長方形のエレメント紙の長い辺の方向に多数
のひだを形成し、そのエレメント紙の各ひだの山
および谷の線上に所要大きさの通気孔を多数、所
定の間隔をおいて設けると共に各ひだの側面には
三角状の凹部と凸部を交互に形成し、上記エレメ
ント紙を角形枠体の内側に配設し、その周縁部を
枠体の縁部に気密に取付けたことを特徴とすもの
であり、このエレメント紙に突き当たつた空気は
各ひだの表面を横滑りして、山または谷に設けた
通気孔を通り抜けることになり、その間に空気に
混ざつている種々の臭が除去される。
(実施例) 第1図はこの考案の実施例を示すものであり、
11は活性炭紙または通常の紙に液状の脱臭剤
を含浸させた所要大きさの長方形のエレメント紙
であつて、その長い辺の方向(図で上下の方向)
にひだ付け加工されており、その各ひだの山にな
る線11aには菱形の大き目な通気孔12aが一
定の間隔で多数穿設されていると共に谷になる線
11bには菱形の小さ目な通気孔12bが山の通
気孔12aとは位置をずらせて多数穿設されてい
る。
そして、このエレメント紙11は、鉄板または
合成樹脂製で断面がみぞれ形をなした角形枠体1
4の内部に配設され、その周縁部は第2図イ,ロ
のように枠体14のみぞ形縁片に嵌め込まれ、接
着剤15によつて気密に固着されている。この場
合、長い辺の方向の縁部には蓋紙を施した上で枠
体14に固着することもある。
また、上記エレメント紙11は次のようにして
作られる。すなわち、第3図イのように原反ロー
ル(図示せず)から繰り出される平坦な素材1
1′のひだ山になる線上に長目のスリツト12
a′を一定間隔で穿設する一方、谷になる線上には
短目のスリツト12b′を長目のスリツト12a′と
は位置をずらせて穿設し、次にその素材紙11′
をひだ付け成形のローラにかけることにより、同
図ロのように長手方向に連続する多数の山形のひ
だと各ひだ線における多数の通気孔12aと12
bが拡開形成され、それと同時に各ひだの側面に
は三角状の凹部13aと凸部13bが交互に形成
される。
その際、山線における通気孔12aと谷線にお
ける通気孔12bの大きさや数などは空気清浄器
に容量すなわち取入れ風量によつて適宜選定され
る。
上述のように形成された脱臭フイルタエレメン
トは、通常のように空気清浄器内の電気集塵器の
後側に配置して使用されるが、フアンによつて吸
引された外気がエレメント紙11に突き当たつた
際には、一部は直接山の通気孔12aを通り抜け
たのち、各ひだの凹凸に形成された表面を滑つて
流れ、他は各ひだの凹凸に形成された表面を滑つ
て流れたのち、谷の通気孔12bを通り抜けるこ
とになり、その過程で空気中に含まれている脱臭
がエレメント紙11に吸着除去される。
(考案の効果) 以上のようにこの考案では、脱臭フイルタエレ
メントとして、活性炭紙または脱臭剤を含浸させ
た長方形のエレメント紙の長い辺の方向に多数の
ひだを形成し、そのエレメント紙の各ひだの山お
よび谷の線上に所要大きさの通気孔を多数、所定
の間隔をおいて設けると共に各ひだの側面には三
角形の凹部と凸部を交互に形成し、このエレメン
ト紙を角形枠体の内側に配設し、その周縁部を枠
体の縁片に気密に取付けるようにしたので、通気
孔の大きさや数のどを適宜に選択して組合せるこ
とにより、空気が未処理のまま通り抜けるのを防
ぎながら、通気抵抗を少なくして処理する空気の
量に対応させるとができ、そして、これまでのハ
ニカム形のように空気を単にトンネル状の通気路
を通過させるもに比べ、空気がエレメント紙に次
き当たつた際、空気はエレメント紙の各ひだの三
角状の凹凸表面に沿つて横滑りすることになり、
それだけエレメント紙との接触時間が長くなつて
脱臭効果を向上させることができる。また、この
考案は角形枠の内側にエレメント紙を一枚張りす
るので、長方形のエレメント紙を長い辺の方向に
ひだ付け加工するだけですみ、波付けした中芯に
ライナーを貼り付けたり、長さ方向だけでなく幅
方向にも波付けたりする必要がなく、加工に手間
がかからず、そして、これまでのようにうず巻き
にするものではないので、コーナ部分において枠
体との間に空隙ができる恐れがなく、更にこれま
でのように接着剤でライナーと中芯を接着しない
ため、脱臭効果を低下させない。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の実施例の斜視図。第2図イ
は第1図のA−A線に沿つた断面図。同図ロは第
1図B−B線に沿つた断面図。第3図イは素材紙
にスリツトを設けた状態の平面図。同図ロはひだ
付け加工したエレメント紙の一部の斜視図。第4
図イは従来の帯状素材の一部の斜視図。同図ロは
その巻き始め状態の説明図。同図ハは従来の脱臭
のエレメントの斜視図。 図中、11……エレメント紙、11a……山の
線、11b……谷の線、12a,12b……通気
孔、13a……凹部、13b……凸部、14……
枠体、15……接着剤。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 活性炭紙または脱臭剤を含浸させた長方形のエ
    レメント紙の長い辺の方向に多数のひだを形成
    し、そのエレメエント紙に各ひだの山および谷の
    線上に所要大きさの通気孔を多数、所定の間隔を
    おいて設けると共に各ひだの側面には三角状の凹
    部と凸部を交互に形成し、上記エレメント紙を角
    形枠体の内側に配設し、その周縁部を枠体の縁片
    に気密に取付けてなる脱臭フイルタエレメント。
JP1987180445U 1987-11-28 1987-11-28 Expired - Lifetime JPH0536488Y2 (ja)

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JPH0184722U JPH0184722U (ja) 1989-06-06
JPH0536488Y2 true JPH0536488Y2 (ja) 1993-09-16

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ID=31471965

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62152514A (ja) * 1985-12-27 1987-07-07 Tsuchiya Mfg Co Ltd 脱臭エレメント

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62152514A (ja) * 1985-12-27 1987-07-07 Tsuchiya Mfg Co Ltd 脱臭エレメント

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Publication number Publication date
JPH0184722U (ja) 1989-06-06

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