JPH0536367U - 車両用速度表示装置 - Google Patents

車両用速度表示装置

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JPH0536367U
JPH0536367U JP9306791U JP9306791U JPH0536367U JP H0536367 U JPH0536367 U JP H0536367U JP 9306791 U JP9306791 U JP 9306791U JP 9306791 U JP9306791 U JP 9306791U JP H0536367 U JPH0536367 U JP H0536367U
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誠 猪俣
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日本電装株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 部品点数を現状より増すことなく、なおかつ
組付け工数も増すことなしで、無接点式フォトカプラを
車両用速度表示装置内に装着することができ、寿命が長
く信頼性が高い車両用速度表示装置を提供する。 【構成】 皿状体7が車速に比例して回転されるため、
羽根車部7bが皿状体7とともに車速に比例して回転さ
れ、透過型フォトカプラ6の発光部6aから受光部6b
への光が羽根車部7bにより断続され、フォトカプラ6
からは車速に比例した周波数のパルスが発生する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、渦電流式計器を用いる車両用速度表示装置に関し、特にその装置に 装着される車速センサに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来技術として、渦電流式計器を用いる車両用速度表示装置に使用される車速 センサとしては、機械的接点であるリードスイッチを用いるのが一般的であった が、最近においては長寿命および高信頼性を求められる中で充分にこれらの要求 にこたえることができないという問題があった。
【0003】 従来、実開昭62−9171号に示されるような構造の単独の回転検出装置が あったが、その検出装置は、車両用速度表示装置とは別に固定部材に軸受部材を 介して回転可能に支承保持される回転軸と、この回転軸に連結して被検出体の回 転を伝達するケーブルと、前記回転軸に固定される回転部材と、前記回転部材の 回転に対応するパルスを発生させるセンサとから成る回転検出装置であるので、 部品点数が多く構造が複雑で高価となる問題があった。
【0004】
【考案が解決しょうとする課題】
本考案は、部品点数を現状より増すことなく、なおかつ組付け工数を増すこと なしで、無接点式フォトカプラを車両用速度表示装置内に装着することが可能で あり、寿命が長く信頼性が高いとともに、部品点数が少く構造が簡単な車両用速 度表示装置を提供することを課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案は、上記の課題を解決するためになされたものであり、車速に比例して 回転されるシャフトにマグネットを固定して回転駆動し、前記マグネットの回転 により誘導盤を回動する車両用速度表示装置において、前記シャフトに前記マグ ネットとともに非磁性皿状体を固定し、その非磁性皿状体の外周に羽根車部を形 成するとともに、前記皿状体にマグネット外周位置において環状ヨークを設け、 かつ前記羽根車部を狭んで発光部および受光部を有した無接点式フォトカプラを 設けることを特徴とする車両用速度表示装置を提供する。この構成によれば、車 両用速度表示装置の部品を利用して、非磁性皿状体の外周に羽根車部を形成し、 その羽根車部を狭んで発光部および受光部を有した無接点式フォトカプラを設け ることにより、部品点数が増すことなく、かつ組付け工数も増す必要がない。
【0006】
【実施例】
本考案の構成を図1に示す実施例について説明すると、皿状体7に羽根車部7 bを一体化とするためしぼり加工し、また現状より性能を劣化しないように皿状 体7を非磁性材料(アルミ材)としている。さらに、フォトカプラ6の検出方法 が透過型のため、非磁性皿状体7の表面に黒色塗装または黒色めっきをしている 。そして、前記皿状体7と、マグネット8および整磁鋼11をシャフト9に組付 けハイスピンかしめにより固定している。(図3)
【0007】 なお、皿状体7の形状詳細については図2に示す。図2は皿状体7を示す斜視 図であり、皿状体7は底付円筒形にしぼり加工されており、底部中央に取付穴7 cが穿設されており、上部外周に羽根車部7bを設けてある。
【0008】 ハイスピンかしめについては図3に示してある。このハイスピンかしめは、シ ャフト9の頭を外周に開きながら上方より押しつぶすように加圧するかしめ方法 であり、皿状体7にはマグネット8の外周位置に環状ヨーク7aが設けてある。
【0009】 また、車両用速度表示装置の構成について図1〜図3に基づき説明すると、指 針1が指針軸12に固定されており、指針軸12は誘導盤10に固定されている 。指針軸12の下端はシャフト9の頭部にスラスト方向から軸支されている。誘 導盤10は天板付円筒状に形成されており、その円筒状部がマグネット8と環状 ヨーク7aの間の環状空隙に挿入されている。樹脂成型またはアルミダイキャス トなどからなるボデー3には、減速歯車13および14を介してシャフト9によ り回転駆動されるトリップ用積算計4および距離積算計5が取付けられている。 トリップ用積算計4は零帰機構(図示略)を有する。透過型フォトカプラ6もボ デー3に取付けられており、その発光部6aと受光部6bは皿状体7の羽根車部 7aを狭んで向き合せにせられている。マグネット8の上面には整磁鋼11が設 けられている。指針軸12と目盛板2の間には渦巻スプリング15が設けられて いる。
【0010】 上記構成において、車両が走行している時は、シャフト9が変速機出力軸と同 速で図示略のワイヤケーブルを介して回転駆動されるため、マグネット8、皿状 体7および環状ヨーク7aが車速に比例して回転される。誘導盤10にはフレミ ングの右手則によって渦電流が生じ、その渦電流とマグネット8の磁束との間で フレミングの左手則によるトルクを誘導盤10が受けることにより、指針1が車 速に比例した角度で回動する。
【0011】 前述のように、皿状体7が車速に比例して回転されるため、羽根車部7bが皿 状体7とともに車速に比例して回転され、透過型フォトカプラ6の発光部6aか ら受光部6bへの光が羽根車部7bにより断続され、フォトカプラ6からは車速 に比例した周波数のパルスが発生する。そして、フォトカプラ6から発生するパ ルスを車速に換算することにより、例えば80Km/hとか100Km/hの車 速時に信号を発生することによりパワステアリング装置による操舵力の軽さを制 御したり、オートドライブ装置の入切を制御するなどの用途に使用される。
【0012】 本実施例においては、羽根車部7bが皿状体7の外周に凹凸状に設けられてい るから、光の透過時と不透過時において、コントラストが強く表れるため、フォ トカプラ6から発生するパルスの波形が良好である。また、フォトカプラ6は反 射型ではなく透過型を使用しているため、良好な波形のパルスが得られ易い。
【0013】
【考案の効果】 以上述べたように、本考案の車両用速度表示装置は、シャフト9にマグネット 8とともに非磁性皿状体7を固定し、その非磁性皿状体7の外周に羽根車部7b を形成するとともに、その皿状体7にマグネット8外周位置において環状ヨーク 7aを設け、かつ羽根車部7bを狭んで発光部6aおよび受光部6bを有した無 接点式フォトカプラ6を設けているから、現状より何ら部品点数を増すことなく 、なおかつ組付け工数も増すことなしで、フォトカプラ6を車両用速度表示装置 内に装着することを可能にしたものである。また、本考案装置は無接点式フォト カプラを使用するから、寿命が長く信頼性が高い、などの優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の車両用速度表示装置を半断面して示す
正面図である。
【図2】非磁性皿状体の形状を示す斜面図である。
【図3】(a),(b)はハイスピンかしめ部の詳細を
示す平面図および断面図である。
【符号の説明】
6...無接点式フォトカプラ、 6a...発光部、 6
b...受光部、 7...非磁性皿状体、 7a...環状ヨ
ーク、 7b...羽根車部、 8...マグネット、9...
シャフト。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車速に比例して回転されるシャフトにマ
    グネットを固定して回転駆動し、前記マグネットの回転
    により誘導盤を回動する車両用速度表示装置において、
    前記シャフトに前記マグネットとともに非磁性皿状体を
    固定し、その非磁性皿状体の外周に羽根車部を形成する
    とともに、前記皿状体にマグネット外周位置において環
    状ヨークを設け、かつ前記羽根車部を狭んで発光部およ
    び受光部を有した無接点式フォトカプラを設けることを
    特徴とする車両用速度表示装置。
JP1991093067U 1991-10-17 1991-10-17 車両用速度表示装置 Expired - Lifetime JP2506615Y2 (ja)

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JPH0536367U true JPH0536367U (ja) 1993-05-18
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2016166792A1 (ja) * 2015-04-13 2016-10-20 三菱電機株式会社 アクチュエータ

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61180144A (ja) * 1985-02-06 1986-08-12 Matsushita Electric Ind Co Ltd 速度検出器
JPS6285867A (ja) * 1985-07-05 1987-04-20 ベリア 自動車用速度距離表示方法

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JP2506615Y2 (ja) 1996-08-14

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