JPH0536317Y2 - - Google Patents

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JPH0536317Y2
JPH0536317Y2 JP3533388U JP3533388U JPH0536317Y2 JP H0536317 Y2 JPH0536317 Y2 JP H0536317Y2 JP 3533388 U JP3533388 U JP 3533388U JP 3533388 U JP3533388 U JP 3533388U JP H0536317 Y2 JPH0536317 Y2 JP H0536317Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 〔概要〕 電子・通信機器を収容するキヤビネツトラツク
装置の扉の構造であつて、透明板よりなるシール
ドウインドウを扉本体に取付ける構造に関し、 ビユーウインドウを形成する透明板の内層にあ
るシールド効果を有するメツシユと扉フレームと
の間の接地導通を、装置の環境温度の変化等に影
響されずに、簡便な手段により達成することを目
的とし、 扉本体を形成する金属の枠状フレームと、内層
に導通性のメツシユを有する透明樹脂板と、前記
メツシユに接触するように金属固定具で透明樹脂
板に取付けられたバネ性金属と、該バネ性金属を
押圧する金属の押さえ板を前記枠状フレームに固
定することにより、弾性パツキンを介して前記透
明樹脂板を枠状フレームに弾性的に保持せしめた
ことを特徴とするシールドウインドを構成する。
〔産業上の利用分野〕
本考案は、電子・通信機器を収容するキヤビネ
ツトラツク装置の扉の構造、特にシールド(ビユ
ー)ウインドウの扉本体への取付構造に関する。
例えば19インチキヤビネツトラツク装置の安全
対策として専門のサービスマン以外の人が装置に
触れてはならないような場合、通常そのサービス
マンが装置の前扉を開けて作業を行い、作業終了
後は、その扉の錠前を掛けられ、一般の作業者は
装置の扉を開けられないようになつている。しか
し、保守管理面においては、一般の作業者におい
ても、ラツク内の装置の状態や、比較的プライオ
リテイの低いアラーム表示等も即座に確認でき、
かつデザイン意匠的にも優れたもの、即ちビユー
ウインドウ扉付ラツクが望まれてきている。しか
しながら、これらの要求性能は、現在、装置のお
かれている電磁環境性への要求と矛盾するもので
ある。即ち、ラツクの前面に透明板を使用すると
いうことは、ノイズシールドの観点にたつと無防
備状態であり、何らかのノイズシールド策を講じ
なければならないのである。
〔従来の技術〕
従来、ビユーウインドウ扉付ラツクは知られて
おり、ノイズシールド策としては、シールド効果
を有する金属メツシユ入りの透明樹脂板を前扉と
して使用することにより、ラツク内の装置の状態
やアラーム表示等を確認でき、金属メツシユとロ
ツカフレームを接続させることにより接地導通を
図る試みがなされてきた。しかし、従来のメツシ
ユ入り透明樹脂板の取付けは、単なるねじにより
固定されていただけであり、装置の環境温度の変
化が及ぼす透明樹脂板の膨張、収縮等による弯曲
や、破損(割れ、ヒビ、歪み等)が生じるという
欠点があつた。
〔考案が解決しようとする課題〕
そこで、本考案は、ビユーウインドウを形成す
る透明板の内層にあるシールド効果を有するメツ
シユとロツカフレームないし扉本体との間の接地
導通を、装置の環境温度の変化等に影響されず
に、簡便な手段により達成することのできるシー
ルドウインドウの取付構造を提供することであ
る。
〔課題を解決するための手段〕
このような課題を解決するために、本考案によ
れば、電子・通信機器を収容するラツクの扉にお
いて、扉本体を形成する金属の枠状フレームと、
内層に導通性のメツシユを有する透明樹脂板と、
前記メツシユに接触するように前記透明樹脂板に
埋め込まれた金属固定具で該透明樹脂板に取付け
られたバネ性金属と、該バネ性金属を押圧する金
属の押さえ板を前記枠状フレームに固定すること
により、弾性パツキンを介して前記透明樹脂板を
枠状フレームに弾性的に押圧・保持せしめたこと
を特徴とするシールドウインドウの取付構造が提
供される。
〔作用〕
本考案では、透明樹脂板と枠状フレームとの間
に弾性パツキンが介在されており、しかも透明樹
脂板のメツシユに導通されたバネ性金属を介して
透明樹脂板が枠状フレームに弾性的に保持されて
いるので、装置の環境温度に変化が生じて透明樹
脂板が膨張、収縮しても、シールド性及び導通・
接地性に影響を受けることはない。
〔実施例〕 以下、添付図面を参照して本考案の実施例を詳
細に説明する。
ビユーウインドウ扉付ラツクは、例えば第4図
に示すような外観を有する。第4図において、ラ
ツク1内には、種々の電子・通信機器(図示せ
ず)が収容されている。扉10はラツク1に対し
てヒンジ式に開閉できるようになつていると共
に、透明樹脂板からなるビユーウインドウ20を
有し、前面から内部の機器が見えるようになつて
いる。30は扉の把手である。
第1図は第4図のA−A拡大断面図で本考案の
シールドウインドウ取付部を示し、第2図は第1
図のB−B断面図、第3図は本考案のシールドウ
インドウ取付部の分解斜視図である。
透明樹脂板20は例えば塩化ビニール等のプラ
スチツク材からなり、板厚約5mm程度に形成さ
れ、内層に例えばポリエステルにニツケルメツキ
施した細い線材を編んだメツシユ21がサンドイ
ツチ状に形成されている。このメツシユ21は線
径が0.1〜0.2mmでピツチが0.8mm程度のものが適当
である。この透明樹脂板20はその周囲に間隔
(200〜250mm)を置いて取付孔22が形成されてい
る。
各取付孔22には、金属性板バネ23がタツピ
ンネジ24により固定される。このタツピンネジ
24は取付孔22に締めつけることにより樹脂透
明板20に食い込んで強固に結合されるととも
に、メツシユ21を押し退けてこのメツシユ21
に強固に接触・導通される。金属性板バネ23は
タツピンネジ24の入る孔23a、両側にのびた
湾曲部23b、透明樹脂板20の側縁に沿つてこ
の金属性板バネ23のつき周りを防止する突起部
23cからなる。この金属性板バネ23を取付け
たとき、第2図の破線で示すように、湾曲部23
bは少なくともタツピンネジ24の頭部より盛り
上がるようになつている。なお、金属性板バネ2
3の固定手段としては、上記のようなタツピンネ
ジ24に限らず、メツシユ21に接続可能でかつ
金属性板バネ23自身と導通するリベツトカシ
メ、ピン圧入等であつてもよい。
一方、扉本体10は透明樹脂板20を取付け、
かつラツク1の前面にヒンジ(図示せず)により
取付けられる枠を形成する主フレーム11と副フ
レーム12からなり、主フレーム11は断面形状
においてラツク側(後面)から前面へ延びた略コ
字形であり、副フレーム12は主フレーム11の
内側に溶接等で一体的に取付けられ、主フレーム
11の前面11aと平行な壁部12aに押さえ板
13を取付けられ、そのためのねじ14に係合す
るタツプ孔12bが前述の透明樹脂板20の取付
孔23aに対応する間隔で形成されている。
透明樹脂板20と扉本体10との間、より詳し
くは、透明樹脂板20の縁部と副フレーム12及
び主フレーム11の間隙には、透明樹脂板20の
縁部に沿つて導通性のゴムパツキン15が挿入さ
れる。導通性パツキン15はその断面形状におい
て、略矩形の中空体でフレーム11,12に接触
するとともに透明樹脂板20の端面にてメツシユ
21に接触し、接地・導通性に配慮しているとと
もに、扉前面側に出た部分15aを有し、気密性
や意匠的な面にも配慮をしている。
押さえ板13は副フレーム12の壁部12aに
沿つて延びた平板からなる。透明樹脂板20を扉
本体10に嵌め込んでねじ14を押さえ板13の
取付孔13aに挿入してタツプ孔12bに締めつ
けることにより、この押さえ板13の他側が金属
性バネ23の湾曲部23bを押さえ、ゴムパツキ
ン15を介して透明樹脂板20を扉本体に固定す
る。この時、金属性バネ23の撓み量は押さえ板
13がタツピンネジ24の頭部まで押さえた位置
としている。これは、透明樹脂板20が前面より
押さえられたときに後方にずれるのを防ぐためで
ある。
〔考案の効果〕
以上に説明したように、本考案によれば、透明
樹脂板20の膨張、収縮による弯曲、破損等を防
ぎながら、透明樹脂板20のメツシユ21とフレ
ーム11,12との導通・接地を図り、装置の環
境温度の変化等に影響されずに、ビユーウインド
ウのシールド効果を生じせしめるものである。従
つて、本考案では、装置の安全性及び電磁環境性
から要求される導通・接地の確保という条件と、
保守管理面から要求される透明樹脂板20の膨
張、収縮による破損の防止という条件の相反する
2つの条件を満足させることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は第4図のA−A断面図で本考案のシー
ルドウインドウの取付部を示し、第2図は第1図
のB−B断面図、第3図はシールドウインドウの
取付部の分解斜視図、第4図はビユーウインドウ
扉付ラツクの外観図である。 1……ラツク、20……透明樹脂板、10……
扉本体、21……メツシユ、11,12……フレ
ーム、22……取付孔、13……押さえ板、23
……金属製バネ、14……ねじ、24……タツピ
ンネジ、15……パツキン。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 電子・通信機器を収容するラツク1の扉10に
    おいて、扉本体を形成する金属の枠状フレーム1
    1,12と、内層に導通性のメツシユ21を有す
    る透明樹脂板20と、前記メツシユに接触するよ
    うに前記透明樹脂板に埋め込まれた金属固定具2
    4で該透明樹脂板に取付けられたバネ性金属23
    と、該バネ性金属を押圧する金属の押さえ板13
    を前記枠状フレームに固定することにより、弾性
    パツキン15を介して前記透明樹脂板を枠状フレ
    ームに弾性的に保持・固定せしめたことを特徴と
    するシールドウインドウの取付構造。
JP3533388U 1988-03-18 1988-03-18 Expired - Lifetime JPH0536317Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3533388U JPH0536317Y2 (ja) 1988-03-18 1988-03-18

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3533388U JPH0536317Y2 (ja) 1988-03-18 1988-03-18

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH01139499U JPH01139499U (ja) 1989-09-22
JPH0536317Y2 true JPH0536317Y2 (ja) 1993-09-14

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JP3533388U Expired - Lifetime JPH0536317Y2 (ja) 1988-03-18 1988-03-18

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