JPH053603A - 移動機関用遠隔操縦装置 - Google Patents

移動機関用遠隔操縦装置

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Publication number
JPH053603A
JPH053603A JP1383991A JP1383991A JPH053603A JP H053603 A JPH053603 A JP H053603A JP 1383991 A JP1383991 A JP 1383991A JP 1383991 A JP1383991 A JP 1383991A JP H053603 A JPH053603 A JP H053603A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
trolley
power
wires
mobile engine
signal
Prior art date
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Pending
Application number
JP1383991A
Other languages
English (en)
Inventor
Akira Sawada
旭 沢田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Asahi Tec Corp
Original Assignee
Asahi Tec Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Asahi Tec Corp filed Critical Asahi Tec Corp
Priority to JP1383991A priority Critical patent/JPH053603A/ja
Publication of JPH053603A publication Critical patent/JPH053603A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【効果】 トロリー線に故障が起きにくい結果管理がし
やすいとともに、一のトロリー部材が故障しても他のト
ロリー部材によって信号が供給されるため、当該操縦装
置の操作性は向上するものである。 【構成】 動力部21を有する移動機関2と電力供給用
トロリー線と信号伝達用トロリー線とを備え、前記移動
機関2の移動方向に略沿って前記電力供給用トロリー線
と信号伝達用トロリー線とを略並行に配設し、且つ、前
記移動機関2に前記電力供給用トロリー線及び前記信号
伝達用トロリー線に接触するための複数のトロリー部材
4,8を設置するとともにこれらのトロリー部材4,8
と前記動力部21とを電気的に連結し、これらの複数の
トロリー部材4,8を少なくとも前記信号伝達用トロリ
ー線に各々接触させた状態で前記移動機関2を移動可能
としたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は移動機関用遠隔操縦装
置に関し、特に、有線方式によって移動機関に電力およ
び信号を供給する遠隔操縦装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来におけるこの種の移動機関用遠隔操
縦装置にあっては、第3図に示すように、移動機関2の
上方にその移動方向に沿って支持ケーブル6を設置し、
この支持ケーブル6に所要数の移動ローラ61,61,…を架
設し、これらの移動ローラ61にケーブル群(一束にした
電力供給ケーブルと信号供給ケーブル)7を適宜間隔を
介して固定し、このケーブル群7の先端を前記移動機関
2の動力部21につなげ、かかる動力部21に電力およびコ
ントロ−ル信号を供給していた。そして、移動機関2が
移動した場合には、その牽引力によって前記ケーブル群
7は前記移動ローラ61,61,…の間隔を適宜広狭させるこ
とにより前記移動機関2に伴って移動していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、かかる
従来の移動機関用遠隔操縦装置にあっては、前記移動ロ
ーラ61,61,…の間隔を適宜広狭させることにより、移動
機関2に伴って、前記ケーブル群7の先端部を移動させ
ていたため、これらのケーブル群7は移動ローラ61,61,
…の間で曲げ伸びを繰り返し、この結果、これらのケー
ブル群7が故障しやすく、よって、これらのケーブル群
7の管理に手間がかかるという不都合を有した。
【0004】この発明の課題はかかる不都合を解消する
とともに操作性の向上した移動機関用遠隔操縦装置を提
供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記課題を達成するため
に、この発明に係る移動機関用遠隔操縦装置において
は、動力部を有する移動機関と電力供給用トロリー線と
信号伝達用トロリー線とを備え、前記移動機関の移動方
向に略沿って前記電力供給用トロリー線と信号伝達用ト
ロリー線とを略並行に配設し、且つ、前記移動機関に前
記電力供給用トロリー線及び前記信号伝達用トロリー線
に接触するための複数のトロリー部材を設置するととも
にこれらのトロリー部材と前記動力部とを電気的に連結
し、これらの複数のトロリー部材を少なくとも前記信号
伝達用トロリー線に各々接触させた状態で前記移動機関
を移動可能としたものである。
【0006】
【作用】この発明に係る移動機関用遠隔操縦装置は上記
のように構成されているため、信号伝達用トロリー線が
従来のように曲げ伸びを繰り返すことなく、複数のトロ
リー部材を介して移動機関に信号を供給することができ
る。
【0007】
【実施例】この発明における移動機関の実施例として、
鋳造工程の鋳造品搬送車を採用し以下図面に基づいて説
明する。
【0008】図1において、1は走行用レール、2はこ
の走行用レール1に載置された鋳造品搬送車(この発明
の「移動機関」に相当する)である。この搬送車2は動
力部21を有し、この動力部21の作用によって搬送車2
は走行用レール1上を矢印方向に移動するとともに鋳造
品(図示せず)を掴んだり開放したりする。3は一セッ
トのトロリー線群であり、前記レール1の上方に設置さ
れている。このトロリー線群3は、図2に示すように、
三本の電力供給用トロリー線(裸線)31,31,31と2本の
信号伝達用トロリー線(裸線)32,32 とから構成されて
いるなお、33はトロリー線カバーであり、前記トロリー
線群3を覆っている。このトロリー線カバー33は第2
図に示すように断面C状をしている。4は主トロリー部
材であり、前記トロリー線カバー33内に移動可能(矢
印方向)の状態で嵌挿されている。又、41は主トロリー
部材4の基板であり、前記トロリー線カバー33内に配置
されている。この基板41はローラ411,411 を介して水平
方向(図1において)に往復移動できる。42,43 は端子
であり、前記基板41の表面に設置されている。これら
の端子のうち42は各々3本の電力供給用トロリー線31,3
1,31に接触している。また、端子43は各々2本の信号伝
達用トロリー線32,32 に接触している。よって、主トロ
リー部材4は端子42,43 をトロリー線31,32 に接触しな
がらカバー33内を矢印方向に移動することができる。5
は主連結線群であり、前記搬送車2に固定されている。
この主連結線群5は3本の電力用連結線51と2本の信号
用連結線52とから構成され、各々その一端を前記端子4
2,43 に接続するとともに他端を前記動力部(搬送車2
の)21に電気的につながれている。
【0009】また、9は補助トロリー部材であり、前記
主トロリー部材4に近接してこの主トロリー部材4同様
に前記トロリー線カバー33内に嵌挿されている。この
補助トロリー部材9の構成および機能は前記主トロリー
部材4と同様である。この補助トロリー部材9から延び
る補助連結線群8は前記主トロリー部材4の主連結線群
5の相応する連結線に接続されている。即ち、補助トロ
リー部材9は主トロリー部材4に対して直列に接続され
ている。なお、補助連結線群8の構成は前記主連結線群
5の構成と同様である。このため、主トロリー部材4又
は補助トロリー部材8を介して、電力供給用トロリー線
31,31,31から前記動力部(搬送車2の)21に電力が供給
されるとともに信号伝達用トロリー線32,32 から前記動
力部(搬送車2の)21に作動開始、停止等の信号が供給
される。また、前記トロリー部材4,8および前記信号
伝達用トロリー線32を使用して、逆に搬送車(移動機
関)2から、独自の情報(例えば、搬送車の位置等)を
コンロルール部へ送信することもできる。なお、前記補
助トロリー部材8は信号伝達用トロリー線32,32 のみに
接触する状態でもよい。
【0010】
【発明の効果】この発明に係る移動機関用遠隔操縦装置
は、動力部を有する移動機関と電力供給用トロリー線と
信号伝達用トロリー線とを備え、前記移動機関の移動方
向に略沿って前記電力供給用トロリー線と信号伝達用ト
ロリー線とを略並行に配設し、且つ、前記移動機関に前
記電力供給用トロリー線及び前記信号伝達用トロリー線
に接触するための複数のトロリー部材を設置するととも
にこれらのトロリー部材と前記動力部とを電気的に連結
し、これらの複数のトロリー部材を少なくとも前記信号
伝達用トロリー線に各々接触させた状態で前記移動機関
を移動可能としたため、信号伝達用トロリー線が従来の
ように曲げ伸びを繰り返すことなく、複数のトロリー部
材を介して移動機関に信号を供給することができる。
【0011】よって、この移動機関用遠隔操縦装置を使
用すれば、トロリー線が曲げ伸びを繰り返すことがない
ため、これらのトロリー線に故障が起きにくい結果管理
がしやすいとともに、一のトロリー部材の接触が悪くて
も他のトロリー部材によって補填できる結果、信号が誤
って移動機関に伝わることはなく、よって、当該操縦装
置の操作性は向上する。
【0012】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の移動機関用遠隔操縦装置の実施例の正
面図である。
【図2】図1におけるII─II線拡大断面図である。
【図3】図1に相当する従来例の図である。
【符号の説明】
2 搬送車(移動機関) 21 動力部 31 電力供給用トロリー線 32 信号伝達用トロリー線 4 主トロリー部材(トロリー部材) 8 補助トロリー部材(トロリー部材)

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 動力部を有する移動機関と電力供給用ト
    ロリー線と信号伝達用トロリー線とを備え、前記移動機
    関の移動方向に略沿って前記電力供給用トロリー線と信
    号伝達用トロリー線とを略並行に配設し、且つ、前記移
    動機関に前記電力供給用トロリー線及び前記信号伝達用
    トロリー線に接触するための複数のトロリー部材を設置
    するとともにこれらのトロリー部材と前記動力部とを電
    気的に連結し、これらの複数のトロリー部材を少なくと
    も前記信号伝達用トロリー線に各々接触させた状態で前
    記移動機関を移動可能としたことを特徴とする移動機関
    用遠隔操縦装置。
JP1383991A 1991-01-10 1991-01-10 移動機関用遠隔操縦装置 Pending JPH053603A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1383991A JPH053603A (ja) 1991-01-10 1991-01-10 移動機関用遠隔操縦装置

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JP1383991A JPH053603A (ja) 1991-01-10 1991-01-10 移動機関用遠隔操縦装置

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Publication Number Publication Date
JPH053603A true JPH053603A (ja) 1993-01-08

Family

ID=11844450

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JP1383991A Pending JPH053603A (ja) 1991-01-10 1991-01-10 移動機関用遠隔操縦装置

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JP (1) JPH053603A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014517789A (ja) * 2011-04-21 2014-07-24 コンダクティクス−バンプフラー ゲーエムベーハー データ導体用取付具、エネルギー伝送システム、およびデータ伝送システム

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014517789A (ja) * 2011-04-21 2014-07-24 コンダクティクス−バンプフラー ゲーエムベーハー データ導体用取付具、エネルギー伝送システム、およびデータ伝送システム

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