JPH0535679U - チユーブ容器 - Google Patents

チユーブ容器

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JPH0535679U
JPH0535679U JP9189291U JP9189291U JPH0535679U JP H0535679 U JPH0535679 U JP H0535679U JP 9189291 U JP9189291 U JP 9189291U JP 9189291 U JP9189291 U JP 9189291U JP H0535679 U JPH0535679 U JP H0535679U
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JP
Japan
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partition wall
container body
container
body portion
rib
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Pending
Application number
JP9189291U
Other languages
English (en)
Inventor
喜治 畠山
憲三 手嶋
達夫 石川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
YOSHIDA WORKS PRO CO.,LTD.
Original Assignee
YOSHIDA WORKS PRO CO.,LTD.
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Filing date
Publication date
Application filed by YOSHIDA WORKS PRO CO.,LTD. filed Critical YOSHIDA WORKS PRO CO.,LTD.
Priority to JP9189291U priority Critical patent/JPH0535679U/ja
Publication of JPH0535679U publication Critical patent/JPH0535679U/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 生産性の向上を図りつつ、容器本体底部のヒ
ートシールを、簡単な構成をもって確実に行うことがで
きるチューブ容器を提供する。 【構成】 チューブ容器の容器本体10を構成する胴部
1の内部は、これと一体的に形成された仕切壁3により
2室に区画分割されると共に、各室にはそれぞれ胴部1
の内壁から一体的に突出したリブ4が互いに向かい合っ
た位置で形成されている。胴部1の内壁から一体的に突
出したリブ4は、仕切壁3の胴部1に対する接合端部か
らそれぞれ距離a隔てた位置に形成されている。胴部1
の周長に対して仕切壁3の幅を長さ2aだけ短く設定し
た場合に、胴部1を畳み込むと仕切壁3を含む3層部分
の側方にそれぞれ長さaに相当する2層部分が生ずるの
で、リブ4はこの部分を3層とすべく、それぞれ突出長
さaで形成されて、胴部1の底部断面を全箇所において
3層構造と成すようになっている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、容器本体とその内部を2室に区画分割する仕切壁との底部をヒート シールして密封するチューブ容器に係り、特に一様なヒートシールを得るのに好 適なチューブ容器に関する。
【0002】
【従来の技術】
この種のチューブ容器としては、例えば実開昭61−97133号公報に開示 されるものが従来存在する。このチューブ容器は、容器直径の幅を有する仕切壁 を一体に形成した内スリーブを外スリーブ内に挿入して胴部を構成し、この胴部 の上端に口部および肩部を形成したヘッドを接合するようになっている。そして 、前記胴部の底部を仕切壁と共に押し潰してヒートシールすることにより、胴部 内を密閉するようになっている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、かかる従来のチューブ容器にあっては、仕切壁を有する内スリ ーブが外スリーブと別体に形成されており、更には、内,外スリーブとヘッドと が別体に形成され、これら別体に形成したものをそれぞれ組み付けることにより 、チューブ容器を完成させるようになっている。このため、チューブ容器を完成 するまでに多くの組み付け工程を必要とし、生産性の良いものではなかった。
【0004】 また、チューブ容器を密封すべくその底部をヒートシールしようとする際、内 ,外スリーブを単に押し潰すと、これら押し潰される内,外スリーブは、仕切壁 の幅の範囲内で波打つような形態で畳み込まれることになる。この場合、内,外 スリーブ並びに仕切壁からなる畳込み部分の厚味は、チューブ容器の幅方向に亘 って不規則なものとなり、畳込み厚さの厚い部分や薄い部分ができてしまう。こ のような畳込み厚さの不揃いな状態で単にヒートシールを施すと、加熱し過ぎて 溶解してしまう部分があったり、加熱不足で十分なシールがなされない部分が生 じてしまうなど、ヒートシール性が良くないという問題もあった。
【0005】 そこで、本考案はかかる従来の課題に鑑みて、生産性の向上を図りつつ、容器 本体底部のヒートシールを、簡単な構成をもって確実に行うことができるチュー ブ容器を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を解決するために本考案は、容器本体の内部が、これと一体成形され る仕切壁によって2室に区画形成されると共に、上記容器本体の底部が、上記仕 切壁を挾み込んで畳み込まれてヒートシールされるチューブ容器において、上記 仕切壁の幅を、上記容器本体の底部で該容器本体の周長の半分よりも短く形成す ると共に、上記容器本体にその内方へ一体的に突出させて、上記仕切壁を挾み込 むように該容器本体を畳み込むことで形成される3層部分側方の2層部分に挾み 込まれて該2層部分を3層とする、リブを設けたことを特徴とする。
【0007】
【作用】
本考案の作用について述べると、仕切壁の幅を、容器本体の底部で容器本体の 周長の半分よりも短く形成すると共に、容器本体にその内方へ一体的に突出させ て、仕切壁を挾み込むように容器本体を畳み込むことで形成される3層部分側方 の2層部分に挾み込まれて2層部分を3層とする、リブを設けたことにより、ヒ ートシール時に容器本体を畳み込むと、畳み込んだ状態の容器本体の内部にはそ の全幅に亘って、仕切壁とリブとで3層構造を形成することができ、ヒートシー ルを行う際の温度管理を確実且つ容易に行うことができる。
【0008】
【実施例】
以下、本考案の一実施例について、添付図面を参照して詳細に説明する。図1 は本考案の一実施例に係るチューブ容器の斜視図、図2はその一部破断斜視図、 図3はチューブ容器の通常状態及び畳み込み状態をその底部から見た図である。 また、図4は図1〜3に類似した形態のチューブ容器の通常状態及び畳み込み状 態をその底部から見た図である。
【0009】 本実施例は基本的には、容器本体10の内部が、これと一体成形される仕切壁 3によって2室に区画形成されると共に、容器本体10の底部が、仕切壁3を挾 み込んで畳み込まれてヒートシールされるチューブ容器において、仕切壁3の幅 を、容器本体10の底部で容器本体10の周長の半分よりも短く形成すると共に 、容器本体10にその内方へ一体的に突出させて、仕切壁3を挾み込むように容 器本体10を畳み込むことで形成される3層部分側方の2層部分に挾み込まれて 2層部分を3層とする、リブ4を設けて構成される。
【0010】 チューブ容器の容器本体10は、大別して円筒状の胴部1とこの胴部1の上端 部に形成された首部2とからなり、これらは一体的に形成されている。首部2の 外周には、図示しないキャプが着脱自在に螺着されるネジ部が形成されており、 また胴部1の内部は、これと一体的に形成された仕切壁3により2室に区画分割 されると共に、各室にはそれぞれ胴部1の内壁から一体的に突出したリブ4が互 いに向かい合った位置で形成されている。また首部2には、仕切壁3によって区 画分割された容器本体10内の各室に別個に連通する一対の注出孔9が形成され 、各室に収容されている化粧料等をこれら注出孔9から取り出せるようになって いる。
【0011】 図3(a)に示すように、胴部1の内壁から一体的に突出したリブ4は、仕切 壁3の胴部1に対する接合端部からそれぞれ距離a隔てた位置に形成されており 、また図4(a)では、同様に仕切壁3の接合端部から距離2a隔てた位置にリ ブ4が突出形成されている。
【0012】 図3(b)は、図3(a)に示す胴部1の底部を畳み込んで潰した状態の断面 図で、胴部1の周長に対して仕切壁3の幅を長さ2aだけ短く設定した場合に、 胴部1を畳み込むと仕切壁3を含む3層部分の側方にそれぞれ長さaに相当する 2層部分が生ずるので、リブ4はこの部分を3層とすべく、それぞれ突出長さa で形成されて、胴部1の底部断面を全箇所において3層構造と成すようになって いる。
【0013】 図4(b)は、図4(a)に示す胴部1の底部を畳み込んで潰した断面図で、 この実施例では、リブ4を、仕切壁3側とは反対側に折り返すように畳み込むよ うにしており、このため上記実施例の距離aに加えてさらに折り返し長さaを含 めた距離2aだけ仕切壁3の接合端部から隔てた位置にリブ4が形成され、胴部 1の底部の全箇所で3層構造をなしている。
【0014】 さらに、図5(a),(b)に示したものは、上記と同様な寸法設定において 、リブ4を仕切壁3の接合端部に形成したもので、この場合には、リブ4は仕切 壁3とは反対側に折り返されて、2層部分を3層構造とするように構成されてい る。
【0015】 上記いずれの実施例にあっても、仕切壁3の幅を、容器本体10の底部で容器 本体10の周長の半分よりも短く形成すると共に、容器本体10にその内方へ一 体的に突出させて、仕切壁3を挾み込むように容器本体10を畳み込むことで形 成される3層部分側方の2層部分に挾み込まれて2層部分を3層とする、リブ4 を設けたことにより、ヒートシール時に容器本体10を畳み込むと、畳み込んだ 状態の容器本体10の内部にはその全幅に亘って、仕切壁3とリブ4とで3層構 造を形成することができ、ヒートシールを行う際の温度管理を確実且つ容易に行 うことができる。
【0016】 図6から図9にはその他の実施例が示されている。図6に示す第4実施例は図 5の変形例であり、胴部1を畳み込んだときに潰れやすいように、予めリブ4の ほぼ中央部に、曲げ方向に指向させた屈曲部を設けておくものである。
【0017】 図7および図8は図3に示した第1実施例の変形例であり、第1実施例では、 仕切壁3が平坦であったのに対して、これらの実施例では蛇腹状、波形状とされ ており、リブ4の形成位置は上記と同様に、仕切壁3の接合端部から距離aまた は2aに設定することができる。
【0018】 図9は、図5に示した第3実施例の変形例であり、すなわち図5の構成におい て仕切壁3を波形状乃至は蛇腹状として構成したものである。
【0019】 図1から図9までは、リブ4が、仕切壁3によって仕切られた各室に付設され ていたが、図10及び図11については、各室にリブ4を設ける構成ではなく、 仕切壁3によって分けられる胴部1の周長の長い方の室に一括してリブ4が設け られている。このような実施例にあっても、胴部1を畳み込んだ状態では仕切壁 3を含む3層部分の側方に2層部分が形成されることとなり、この2層部分にリ ブ4が介在して前記実施例と同様に、全個所において3層構造とすることができ る。
【0020】
【考案の効果】
以上説明したように本考案のチューブ容器によれば、仕切壁の幅を、容器本体 の底部で容器本体の周長の半分よりも短く形成すると共に、容器本体にその内方 へ一体的に突出させて、仕切壁を挾み込むように容器本体を畳み込むことで形成 される3層部分側方の2層部分に挾み込まれて2層部分を3層とする、リブを設 けたことにより、ヒートシール時に容器本体を畳み込むと、畳み込んだ状態の容 器本体の内部にはその全幅に亘って、仕切壁とリブとで3層構造を形成すること ができ、ヒートシールを行う際の温度管理を確実且つ容易に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係るチューブ容器の第1実施例を示
す、容器本体の底部を開放した状態の斜視図である。
【図2】図1に示した容器本体の断面斜視図である。
【図3】(a)第1実施例の容器本体の通常状態をその
底部から見た図である。 (b)第1実施例の容器本体の畳み込み状態をその底部
から見た図である。
【図4】(a)第2実施例の容器本体の通常状態をその
底部から見た図である。 (b)第2実施例の容器本体の畳み込み状態をその底部
から見た図である。
【図5】(a)第3実施例の容器本体の通常状態をその
底部から見た図である。 (b)第3実施例の容器本体の畳み込み状態をその底部
から見た図である。
【図6】(a)第4実施例の容器本体の通常状態をその
底部から見た図である。 (b)第4実施例の容器本体の畳み込み状態をその底部
から見た図である。
【図7】(a)第5実施例の容器本体の通常状態をその
底部から見た図である。 (b)第5実施例の容器本体の畳み込み状態をその底部
から見た図である。
【図8】(a)第6実施例の容器本体の通常状態をその
底部から見た図である。 (b)第6実施例の容器本体の畳み込み状態をその底部
から見た図である。
【図9】(a)第7実施例の容器本体の通常状態をその
底部から見た図である。 (b)第7実施例の容器本体の畳み込み状態をその底部
から見た図である。
【図10】(a)第8実施例の容器本体の通常状態をそ
の底部から見た図である。 (b)第8実施例の容器本体の畳み込み状態をその底部
から見た図である。
【図11】(a)第9実施例の容器本体の通常状態をそ
の底部から見た図である。 (b)第9実施例の容器本体の畳み込み状態をその底部
から見た図である。
【符号の説明】
1 胴部 2 首部 3 仕切壁 4 リブ 10 容器本体

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 容器本体の内部が、これと一体成形され
    る仕切壁によって2室に区画形成されると共に、上記容
    器本体の底部が、上記仕切壁を挾み込んで畳み込まれて
    ヒートシールされるチューブ容器において、 上記仕切壁の幅を、上記容器本体の底部で該容器本体の
    周長の半分よりも短く形成すると共に、上記容器本体に
    その内方へ一体的に突出させて、上記仕切壁を挾み込む
    ように該容器本体を畳み込むことで形成される3層部分
    側方の2層部分に挾み込まれて該2層部分を3層とす
    る、リブを設けたことを特徴とするチューブ容器。
JP9189291U 1991-10-15 1991-10-15 チユーブ容器 Pending JPH0535679U (ja)

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JP9189291U JPH0535679U (ja) 1991-10-15 1991-10-15 チユーブ容器

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JP9189291U JPH0535679U (ja) 1991-10-15 1991-10-15 チユーブ容器

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JPH0535679U true JPH0535679U (ja) 1993-05-14

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ID=14039214

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002068224A (ja) * 2000-08-22 2002-03-08 Kmk Lizenz Ltd 多室チューブ
JP2002068225A (ja) * 2000-08-22 2002-03-08 Kmk Lizenz Ltd 多室チューブ
JP2020093828A (ja) * 2018-12-14 2020-06-18 キョーラク株式会社 二重容器
JP2021011280A (ja) * 2019-07-04 2021-02-04 メビウスパッケージング株式会社 容器

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