JPH0535624Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0535624Y2
JPH0535624Y2 JP1987061003U JP6100387U JPH0535624Y2 JP H0535624 Y2 JPH0535624 Y2 JP H0535624Y2 JP 1987061003 U JP1987061003 U JP 1987061003U JP 6100387 U JP6100387 U JP 6100387U JP H0535624 Y2 JPH0535624 Y2 JP H0535624Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
current
transistor
circuit
mos transistor
voltage
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1987061003U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS63169719U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP1987061003U priority Critical patent/JPH0535624Y2/ja
Publication of JPS63169719U publication Critical patent/JPS63169719U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0535624Y2 publication Critical patent/JPH0535624Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Electronic Switches (AREA)
  • Amplifiers (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は半導体集積回路化されたカレントミラ
ー回路に関し、特に出力電流のオン、オフ制御が
可能なカレントミラー回路に関する。
[従来の技術] 第5図はカレントミラー回路の従来例の回路
図、第6図は第5図の回路を集積した半導体集積
回路装置におけるトランジスタQ2のデバイス構
造を示す断面図である。
第5図のカレントミラー回路は、電源ライン
L1にコレクタが接続されたトランジスタQ4と、
そのエミツタに抵抗R1,R2,R3を介してベース
がそれぞれ接続され、エミツタが接地された
NPNトランジスタQ1,Q2,Q3と、トランジスタ
Q1のコレクタおよびトランジスタQ4のベースと
電源ラインL1の間に接続され、カレントミラー
回路の入力電流(以下、単に入力電流という)IO
を供給する定電流源1と、トランジスタQ2,Q3
の出力電流経路にエミツタ・コレクタ経路が接続
され、ベースにオン・オフ制御信号V2,V1を入
力するオン・オフ制御用トランジスタQ5,Q6
から構成されて半導体チツプに集積されている。
NPNトランジスタQ2(Q1,Q3,Q4も同様の構
造である)は、第6図に示すように、P型基板4
上に形成されたN型エピタキシヤル層3をP型ア
イソレーシヨン層2により他のN型エピタキシヤ
ル層から電気的に分離して得られた島領域内に形
成されており、N型エミツタ層5と、P型ベース
層6と、コレクタ電極接続用N型拡散層7と、N
型埋込層8とからなつている。
[考案が解決しようとする問題点] 上述した従来のカレントミラー回路は、オン・
オフ制御信号V1,V2が共にハイレベルのときは
何ら問題は生じないが、この状態から、例えば制
御信号V2のみがローレベル(接地)へと変化す
ると、オン・オフ制御用トランジスタQ5がオフ
し、トランジスタQ2がコレクタ電圧の低下によ
り飽和し、寄生トランジスタQpがオンして、電
源ラインL1からトランジスタQ4および寄生トラ
ンジスタQpを介してP型基板4に不要な電流Ip
が流れるという欠点がある。このように、不要な
電流Ipが流れると、トランジスタQ4のコレクタ
電流が増加し、これに伴なつて、トランジスタ
Q4のベース電流が増加し、入力電流IOのうち
トランジスタQ4のベース電流となる分が増加し、
入力電流IOと出力電流I2との比(カレントミラ
ー比)が所定の値にならないという欠点がある。
また、消費電流が増加するという欠点がある。さ
らに、不要な電流IpがP型基板4に流れると、P
型基板4(P型アイソレーシヨン層2)の電位が
もち上り、P型アイソレーシヨン層2をベースと
し、そのP型アイソレーシヨン層2をはさむ2つ
のエピタキシヤル層3をエミツタ、コレクタとす
る寄生NPNトランジスタがオンするという欠点
もある。
[問題点を解決するための手段] 本考案によるカレントミラー回路は、入力電流
に対応したゲート・ソース間電圧を発生する第1
のMOSトランジスタと、上記第1のMOSトラン
ジスタのゲート・ソース間電圧でゲート・ソース
間がバイアスされた第2のMOSトランジスタと、
出力端子と上記第2のMOSトランジスタとの間
に接続されたバイポーラトランジスタであつて、
ベースに与えられる制御信号が第1の状態のとき
は導通状態となつて上記入力電流に応じた出力電
流を上記第2のMOSトランジスタから上記出力
端子に導き、上記制御信号が第2の状態のときは
遮断状態となりそれによつて上記出力電流の上記
端子への導出を禁止するとともに上記第2の
MOSトランジスタに電流が流れることも禁止す
るバイポーラトランジスタとを有することを特徴
とする。
[作用] このように、カレントミラー回路のうち、入力
電流に対応した出力電流を得る部分は、MOSト
ランジスタを用いて構成されているので、オン・
オフ制御用トランジスタがオフしても、ゲートか
らドレインに電流が流れることがなく、また、オ
ン・オフ制御用トランジスタには、従来どおり、
バイポーラトランジスタを用いるので、制御信号
のレベルを変える必要がなく、しかも高速スイツ
チングが可能である。
[実施例] 次に、本考案の実施例につき図面を参照して説
明する。
第1図は本考案のカレントミラー回路の一実施
例の回路図、第2図は第1図のカレントミラー回
路が半導体チツプ内に集積されたICの全体構成
を説明するための図である。
第1図のカレントミラー回路11は、ソースが
接地され、ゲートが互いに共通接続されたMOS
トランジスタM1,M2,M3と、MOSトランジス
タM2,M3の出力電流経路にエミツタ・コレクタ
経路が接続され、ベースにオン・オフ制御信号
V1,V2をそれぞれ入力するオン・オフ制御用バ
イボーラトランジスタQ7,Q8と、MOSトランジ
スタM1のドレイン(ゲート)と電源Vcc2との間
に設けられ、入力電流I3を出力する定電流源13
とから構成されている。MOSトランジスタM1
M2,M3は閾値電圧およびチヤネルコンダクタン
ス(チヤネル幅W/チヤネル長L)が等しく、同
一の製造プロセス技術で製造されたものとする。
このカレントミラー回路11は、第2図に示され
るように、半導体チツプ12に集積されており、
この半導体チツプ12には、他にMOSロジツク
回路9、バイポーラリニア回路10が集積されて
いる。MOSロジツク回路の動作電圧VDDは5Vで
あり、バイポーラリニア回路10、カレントミラ
ー回路11の電源Vcc2も5Vに設定されていて、
それぞれ電源ライン 次に、本実施例の動作について説明する。
本実施例のカレントミラー回路11は、定電流
源13から供給される入力電流I3が入力される
と、MOSトランジスタM1に、入力電流I3に応じ
たゲート・ソース間電圧が発生する。このとき、
このMOSトランジスタM1は飽和領域で動作して
いるものとする。MOSトランジスタM2,M3は、
それぞれのゲートがMOSトランジスタM1のゲー
トと共通に接続されているので、MOSトランジ
スタM1のゲート・ソース間電圧により、ゲー
ト・ソース間がバイアスされ、いずれもオン状態
となる。このとき、オン・オフ制御信号V1,V2
が共にハイレベル(少なくとも、トランジスタ
Q7,Q8のベース・エミツタ間オン電圧と、MOS
トランジスタM2,M3が飽和領域に入るドレイン
電圧を加算した電圧)であると、制御トランジス
タQ7,Q8がいずれもオン状態となり、飽和領域
に入り、この結果、入力電流I3と等しい値の出力
電流I4,I5が得られる。
また、オン・オフ制御信号V1,V2が共にロー
レベル(接地レベル)であると、バイポーラトラ
ンジスタQ7,Q8が共にオフ状態となり、出力電
流は得られない。
また、オン・オフ制御信号V1,V2のどちらか
一方がハイレベル、他方がローレベルのとき、バ
イポーラトランジスタQ7,Q8のうち、オン・オ
フ制御信号がハイレベルのトランジスタがオン
し、入力電流I3と等しい値の出力電流(I4あるい
はI5)が得られ、他方のトランジスタはオフし、
出力電流が得られない。
以上説明したように、本実施例のカレントミラ
ー回路11は、オン・オフ制御信号V1,V2の電
位により出力電流I5,I4をオン・オフできる。ま
た、入力電流に対応した出力電流を得る部分を
MOSトランジスタで構成しているため、MOSト
ランジスタのドレイン電圧がOVに近づき、ドレ
イン電流が流れなくなつても、ゲートからドレイ
ンに電流が流れることがない。このため、従来例
の入力電流が増加するという欠点や、カレントミ
ラー比が所定値と異なることを解消できる。
第3図は本考案の他の実施例の回路図、第4図
は第3図の回路が半導体チツプ内に集積された
ICの全体構成を説明するための図である。
本実施例のカレントミラー回路14は、第4図
に示すように半導体チツプ18に集積されてお
り、この半導体チツプ18には、他に低耐圧
MOSトランジスタで構成された低耐圧MOSロジ
ツク回路15および高耐圧バイポーラトランジス
タで構成された高耐圧バイポーラ回路16が集積
されている。低耐圧MOSロジツク回路15の電
源電圧VDDは5Vであり、高耐圧バイポーラ回路1
6およびカレントミラー回路17の電源電圧
Vcc3は40Vとされ、それぞれ、電源ラインL4
L5を介して各回路に供給されている。
本実施例のように、カレントミラー回路の電源
電圧が高い場合には、第1図の実施例では、例え
ば電源のオン・オフ時において、カレントミラー
回路の入力端子に過電圧が加わつた場合にMOS
トランジスタM1,M2,M3が破壊される危険性
がある。
本実施例では、この欠点を解決するために
MOSトランジスタM1,M2,M3の各ゲートおよ
びMOSトランジスタM1のドレインにコレクタ
が、定電流源13にエミツタが、それぞれ接続さ
れ、ベースがバイアス電源14に接続された
PNPトランジスタQ9が設けられている。すなわ
ち、トランジスタQ9のコレクタ電位は、このト
ランジスタのエミツタ電位(バイアス電源14の
電圧にトランジスタQ9のベース・エミツタ間電
圧を加えた電圧)より高くなることができない。
よつて、バイアス電源14の電圧を適当な値にす
ることにより、MOSトランジスタM1を保護でき
る。また、MOSトランジスタM2,M3について
は、ドレイン電圧は、オン・オフ制御信号V1
V2の電圧からトランジスタQ7,Q8のベース・エ
ミツタ間電圧を引いた電圧より高くならないの
で、オン・オフ制御信号V1,V2の電圧を適当な
電圧範囲内にすることによつて、MOSトランジ
スタM2,M3を保護することができる。
[考案の効果] 以上説明したように本考案は、入力電流に対応
した出力電流を得る部分をMOSトランジスタで
構成し、出力電流をオン・オフする部分をバイポ
ーラトランジスタで構成することにより、バイポ
ーラ素子レベルの制御信号で、かつ高速に出力信
号をオン・オフ可能で、しかも寄生トランジスタ
の導通によつて不要電流が流れることがないカレ
ントミラー回路を提供できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案のカレントミラー回路の一実施
例の回路図、第2図は第1図のカレントミラー回
路が半導体チツプ内に集積されたICの全体構成
を説明するための図、第3図は本考案の他の実施
例の回路図、第4図は第3図の回路が半導体チツ
プ内に集積されたICの全体構成を説明するため
の図、第5図はカレントミラー回路の従来例の回
路図、第6図は第5図の回路を集積した半導体集
積回路装置におけるトランジスタQ2のデバイス
構造を示す断面図である。 1,13……定電流源、9……MOSロジツク
回路、10……バイポーラリニア回路、11,1
7……カレントミラー回路、12,18……半導
体チツプ、14……バイアス電源、15……低耐
圧MOSロジツク回路、16……高耐圧バイポー
ラ回路、I3……入力電流、I1,I2,I4,I5……出力
電流、Q7〜Q9……バイポーラトランジスタ、M1
〜M3……MOSトランジスタ、V1,V2……オ
ン・オフ制御信号、L2〜L5……電源ライン。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 入力電流に対応したゲート・ソース間電圧を発
    生する第1のMOSトランジスタと、前記第1の
    MOSトランジスタのゲート・ソース間電圧でゲ
    ート・ソース間がバイアスされた第2のMOSト
    ランジスタと、出力端子と前記第2のMOSトラ
    ンジスタとの間に接続されたバイポーラトランジ
    スタであつて、ベースに与えられる制御信号が第
    1の状態のときは導通状態となつて前記入力電流
    に応じた出力電流を前記第2のMOSトランジス
    タから前記出力端子に導き、前記制御信号が第2
    の状態のときは遮断状態となりそれによつて前記
    出力電流の前記端子への導出を禁止するとともに
    前記第2のMOSトランジスタに電流が流れるこ
    とも禁止するバイポーラトランジスタとを有する
    ことを特徴とするカレントミラー回路。
JP1987061003U 1987-04-21 1987-04-21 Expired - Lifetime JPH0535624Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1987061003U JPH0535624Y2 (ja) 1987-04-21 1987-04-21

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1987061003U JPH0535624Y2 (ja) 1987-04-21 1987-04-21

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS63169719U JPS63169719U (ja) 1988-11-04
JPH0535624Y2 true JPH0535624Y2 (ja) 1993-09-09

Family

ID=30893940

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1987061003U Expired - Lifetime JPH0535624Y2 (ja) 1987-04-21 1987-04-21

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0535624Y2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2830578B2 (ja) * 1992-02-19 1998-12-02 日本電気株式会社 定電流発生回路
KR100811350B1 (ko) 2004-03-29 2008-03-10 로무 가부시키가이샤 유기 el 구동 회로 및 유기 el 표시 장치

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS54133061A (en) * 1978-04-07 1979-10-16 Nec Corp Current switch circuit

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS54133061A (en) * 1978-04-07 1979-10-16 Nec Corp Current switch circuit

Also Published As

Publication number Publication date
JPS63169719U (ja) 1988-11-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100441116B1 (ko) 낮은 트리거 전압에서 동작 가능한 반도체-제어 정류기구조의 정전 방전 보호 회로
KR930006741B1 (ko) 아날로그신호 입력회로
TWI784502B (zh) 靜電放電防護電路
US4723081A (en) CMOS integrated circuit protected from latch-up phenomenon
JPH0535624Y2 (ja)
JP2904071B2 (ja) 半導体装置
US5418386A (en) Circuit construction for controlling saturation of a transistor
KR0165986B1 (ko) BiCMOS 논리 회로
US5063310A (en) Transistor write current switching circuit for magnetic recording
JPH04253417A (ja) レベルシフト回路
JP3199857B2 (ja) 伝導度変調型mosfet
JPS63316475A (ja) 入力保護回路
US4857780A (en) High withstand voltage output
JP2926746B2 (ja) 半導体増幅回路
JP3386679B2 (ja) 保護回路
JP3117260B2 (ja) 半導体集積回路
JPH0832436A (ja) 半導体集積回路
JPS61150229A (ja) 集積回路
JP2778062B2 (ja) バッファ回路
JP2671304B2 (ja) 論理回路
JPS6281053A (ja) 半導体集積回路装置
JPS6027117B2 (ja) トランジスタ保持回路
JPH0690150A (ja) 半導体スイッチ
JPH0476536B2 (ja)
JPS6336145B2 (ja)