JPH0535428Y2 - - Google Patents

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JPH0535428Y2
JPH0535428Y2 JP1987057679U JP5767987U JPH0535428Y2 JP H0535428 Y2 JPH0535428 Y2 JP H0535428Y2 JP 1987057679 U JP1987057679 U JP 1987057679U JP 5767987 U JP5767987 U JP 5767987U JP H0535428 Y2 JPH0535428 Y2 JP H0535428Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は文字等を記入した表示板を収納しその
表示板の裏面より照明する表示装置に関するもの
で、この表示装置は病院、官公庁舎、事務所、会
社、工場、ホテル等において、患者、職員等の在
室、出・退勤や、会議室、応接室の使用状況等を
一覧式に表示する表示盤等に用いられるものであ
る。
(従来技術およびその問題点) 従来の表示装置としては、第7図イ,ロに示す
ように、表示盤の表面のカバー1の開口孔より大
きめのアクリル製等の表示板2をカバー1の後方
よりセツトし、それを2枚の板バネ3で押圧して
固定している。この板バネ3は箱状の遮光ケース
4の内側に保持されており、この遮光ケース4の
中心部に、表示盤の本体ケース5に固定された照
明用の電球6が配置されている。
この表示盤で、表示板2を交換するには、通常
はカバー1と本体ケース5は蝶番により取付けて
あるからカバー1を開いて、カバー1の裏面より
板バネ3をドライバー等でずらして取り外し、板
ばね3が外れたところで新規な表示板と交換し、
また板ばね3を装着し、カバー1を復帰して終了
する。
上記構造の表示装置は、表示板の交換が煩わし
いばかりか構造そのものが複雑で製造コストが大
きい等の欠点があつた。
また、他の実施例として第8図に示すものがあ
る。これは表示装置の部分がユニツト化されてお
り、パネルカツトしておいたカバー1に表側より
挿入して、上下に設けてある係止爪7によりワン
タツチで固定できる。また表示板2の収納部の上
部には深い溝8を、下部には浅い溝9をそれぞれ
形成し、さらに収納部の内側面に上部を斜めにカ
ツトしたガイド10を設けてあり、表示板2を表
側から斜め上へ押し込み、次に押しつけながら下
へスライドさせて簡単に取付けられる。また、外
す時は表示板10の上部を押込んで下部を浮か
し、そのまま下にスライドさせて簡単に外せる。
なお、裏面からの照明として発光ダイオードを面
状に配設してなる光源体11を、表示装置の後部
に突設した係止爪12により表示板2の背面に固
定してある。
しかしながら、この改良された表示装置も、表
示板2に透明なアクリル板を用いているから表面
が反射しやすく、外部に蛍光灯等の照明があると
その反射光のため文字が見えなくなることがあ
る。また、表示板2の着脱は簡単ではあるが、反
面、振動により外れやすい。そのため上部の深い
溝8にスポンジ等のクツシヨン材を設けているが
完全に防止できていない。
また、構造上、ガイド10を設ける必要がある
ため、厚みが増してしまい薄型化が困難であり、
しかもカバー1の表面にでる外形寸法も表示板2
の大きさに比べ大きくなつてしまう欠点があつ
た。
そこでこれらの欠点を解決するために、表示板
をスライドさせて着脱するのではなく、表示板を
扉式として開閉することが試みられていた。しか
しながら、これも単に扉式にしただけでは、材質
が例えば合成樹脂製だと、開いた状態で余分な外
力や、外部からの衝撃が加わつたような場合に扉
の枢着部分が破損することがあつた。
(問題点を解決するための手段) 本考案は上記の点に鑑み提案されたもので、そ
の目的とするところは、扉開閉式の表示装置にお
いてその枢着部分の破損防止と、併せてコンパク
ト化を図り、かつ扉を閉じるときの表示板の脱落
を防止し、また、外部から表示板の表示を良好に
確認できるようにした表示装置を提供することに
ある。
すなわち、この目的を達成するために本考案
は、表示機能を有する扉が開閉式のものにおい
て、扉14の枢着部分に、扉14が開かれその方
向に外力が加わつた場合にそれを吸収する外力吸
収手段を設け、かつ前記扉14の開閉時の外端部
となる長辺の中心で、扉14側と前記扉取付部1
8側をそれぞれ切欠き、間隙21を形成するとと
もに、扉14の切欠きの上下にそれぞれ係合突起
22を突設し、かつ扉取付部18側の切欠きの上
下にもそれぞれ係合爪23を形成し、扉14を閉
じるとき前記係合突起22と係合爪23はそれぞ
れクリツク動作をもつて係合し、かつ前記外力吸
収手段は、扉14の端部に突設された係合ピン1
6と、この係合ピン16がほぼ端から端まで移動
可能に係合・支承される扉取付部18に形成され
た長穴17からなる係合部とを備え、この係合部
の長穴17に突部からなるクリツク動作用のくび
れ部19を形成し、かつ前記扉14はその外表面
に施されたしぼ加工により半透明であり、かつ内
面に透明の表示板2が着脱自在に設けたことを要
旨としている。
(作用) 表示機能を有する扉14が開閉する表示装置に
外力吸収手段を設けたことにより、扉14を開い
た状態で、外力が加わつても外力吸収手段により
外力を吸収するから扉14の枢着部分が破損する
ことがなくなる。
また、扉14の開閉により表示板2の交換も簡
単にでき、しかも表示板2の装着後に扉2をクリ
ツク動作によつて閉じるようにし、表示板2が脱
落することがないようにしている。
さらに、扉14にはしぼ加工が施されているた
め、外光を乱反射でき、外部から表示板2を認識
できないといつたことはない。
(実施例) 以下、図面に沿つて本考案の実施例を説明す
る。
本実施例は第1図、第2図、第3図に示すよう
に表示装置の本体13、扉14、表示板2、光源
体11から構成される。
本体13は、その取付枠25に扉取付け用の略
矩形の窓状の扉取付部18が形成され、この扉取
付部18に対応する形状の扉14が片持ち支持に
よつて開閉自在となつている。すなわち扉14の
上下の一端部には短丸棒状の係合ピン16が形成
されている。一方、扉取付部18の内周壁の一端
部には上記係合ピン16を支承するクリツク係合
部が形成されている。
このクリツク係合部は長穴17からなり、この
長穴17は第4図に示すように、本体13の扉取
付部18の上下内面に、係合ピン16の本来の回
動位置から扉取付部18の中心よりにそれぞれ穿
設され、しかも係合ピン16本来の回動位置に係
合ピン16が保持されるように長穴17の幅を係
合ピン16の直径と同じか、若干小さめにしたく
びれ部19を形成してある。
次に扉14は透明材質からなりその外表面をし
ぼ加工により微小な凹凸を形成して半透明にし、
内側に表示板2を収納する凹部15を形成してあ
る。
また、第1図、第5図に示すように、扉14の
開閉時の外端部となる長辺の中心で、扉14側と
扉取付部18側をそれぞれ切欠き、この切欠きと
切欠きとに囲まれた間隙21を形成してある。し
かも、この扉14の切欠きの上下にそれぞれ係合
突起22を突設し、同様に本体13の切欠きの上
下にもそれぞれ係合爪23を形成してあり、扉1
4を閉じるときに係合突起22と係合爪23はそ
れぞれクリツク動作をもつて係合する。
また、光源体11は扉取付部18の後方に、本
体13に突設した係止爪24により係止されてい
る。この光源体11は内部構造の図示を省略して
あるが発光ダイオードを多数個平面状に配設した
もので、光源体11の発光面が扉取付部18に収
納された表示板2と接触するよう配置されてい
る。
また扉14の内側の凹部15に着脱自在に収納
されている表示板2は文字等を記入した透明また
は半透明の材質からなる。
以上のように構成された表示装置を表示盤に取
付けるには、表示盤のカバー1を表示装置の取付
枠25が挿入できる形状にパネルカツトし、同時
にその裏面の扉取付部18の上下に突設した取付
け座面26の取付孔27と対応する位置にスタツ
トボルト28を溶着しておき、表示装置の本体1
3をカバー1の裏側から嵌込み、スタツトボルト
28を取付孔27に挿入しナツト29をかけて固
定する。
なお、表示板2の装着や交換は薄板製のキー3
0を扉14と扉取付部18の間隙21に挿入して
キー30を外方向に倒し係合突起22を係合爪2
3より外して扉14を開放することにより容易に
できる。
また、扉14を閉じるには、係合突起22と係
合爪23とによりクリツク動作しながら閉じる
が、一旦閉じると、キー30を用いないと容易に
開けることができない。
次に、扉14を閉じた状態で後方の光源体11
を発光させると表示板2の裏面を照射するので扉
14を通して表示板2の文字および光源体11の
発光が確認できる。
なお、扉14の表面はしぼ加工を施してあるか
ら表面で外光を乱反射することにより、表示装置
の外部にある蛍光灯等の光源からの光線の反射で
表示板2が認識できないといつたことはない。
また、扉14を開けた状態において、長穴17
には突部からなるくびれ部19が形成され、これ
により、扉14の係合ピン16はスライドするこ
となく本来の回動位置に保持されている。
扉14の開き具合は、第6図に示すように本体
13との位置関係により角度以上は開かないよう
に規制されている。ここで扉14に外力Fが加わ
り扉14を無理に開けようとするとクリツク係合
部の長穴17内の係合ピン16はてこの反作用を
受け、くびれ部19を乗り越えてスライドしクリ
ツク動作をする。
このように係合ピン16がクリツク動作をしな
がら反対側のほぼ端までスライドすることにより
扉14に加わつた外力Fが係合ピン16に集中す
ることを防ぎ、係合ピン16の破損を防ぎ外力吸
収手段としての働きをする。
なお、長穴17のくびれ部19は長穴17より
も幅の狭い部分を一定の長さを有して形成してあ
るが、この一定の長さを有してることにより、ク
リツク機構の耐摩耗性を向上して表示装置の寿命
を長くする。
また、長穴17の長さも、係合ピン16のスラ
イドする範囲を広くするため長くしすぎると、係
合ピン16の一方が固定したままで他方だけがス
ライドする、いわゆる片走りがおきてしまい、係
合ピン16が長穴17より脱落することがあるの
で、脱落をおこさないスライド範囲内となる長穴
17の長さに形成してある。
さらには、本実施例は表示盤のカバー1との取
付け部を上下に設けて、本体13の外形を縦長に
し、横方向の幅を狭くしたことにより、表示盤に
多数配置する場合には横方向を詰めて効率よく配
置することができる。
また、本実施例は表示盤のカバー1に取付けた
ときカバー1から突出してる部分は表示板2と表
示板2の周囲に形成されている幅の狭い取付枠2
5の部分だけであり見た目もすつきりする。
(考案の効果) 以上の通り本考案では、外力吸収手段を設けた
ことにより、扉を開いた状態で外力が加わつても
その枢着部分が破損されることのない、コンパク
トな扉開閉式の表示装置を実現したものである。
また、扉14の開閉により表示板の交換も簡単
にでき、しかも表示板2の装着後に扉をクリツク
動作をもつて閉じるから表示板2が脱落すること
がない。
さらに、扉14にはしぼ加工が施されているた
め、外光を乱反射でき、外部から表示板2を認識
できないといつたことはない。
【図面の簡単な説明】
第1図は実施例の表示装置の正面図、第2図は
その底面図、第3図は第1図の一部を切欠いた側
面図、第4図は第1図の−線断面図、第5図
は第1図−線断面図、第6図は扉の動作説明
図、第7図、第8図は従来例を示す。 1……カバー、2……表示板、3……板バネ、
4……遮光ケース、5……本体ケース、6……電
球、7……係止爪、8……深い溝、9……浅い
溝、10……ガイド、11……光源体、12……
係止爪、13……表示装置の本体、14……扉、
15……凹部、16……係合ピン、17……長
穴、18……扉取付部、19……くびれ部、21
……間隙、22……係合突起、23……係合爪、
24……係止爪、25……取付枠、26……取付
け座面、27……取付孔、28……スタツトボル
ト、29……ナツト、30……キー、F……外
力。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 表示機能を有する扉が開閉式のものにおいて、
    扉取付部18に設けられる前記扉14の枢着部分
    に、扉14が開かれその方向に外力が加わつた場
    合にそれを吸収する外力吸収手段を設け、かつ前
    記扉14の開閉時の外端部となる長辺の中心で、
    扉14側と前記扉取付部18側をそれぞれ切欠
    き、間隙21を形成するとともに、扉14の切欠
    きの上下にそれぞれ係合突起22を突設し、かつ
    扉取付部18側の切欠きの上下にもそれぞれ係合
    爪23を形成し、扉14を閉じるとき前記係合突
    起22と係合爪23はそれぞれクリツク動作をも
    つて係合し、かつ前記外力吸収手段は、扉14の
    端部に突設された係合ピン16と、この係合ピン
    16がほぼ端から端まで移動可能に係合・支承さ
    れる扉取付部18に形成された長穴17からなる
    係合部とを備え、この係合部の長穴17に突部か
    らなるクリツク動作用のくびれ部19を形成し、
    かつ前記扉14はその外表面に施されたしぼ加工
    により半透明であり、かつ内面に透明の表示板2
    が着脱自在に設けられたことを特徴とする表示装
    置。
JP1987057679U 1987-04-15 1987-04-15 Expired - Lifetime JPH0535428Y2 (ja)

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Publication Number Publication Date
JPS63164788U JPS63164788U (ja) 1988-10-27
JPH0535428Y2 true JPH0535428Y2 (ja) 1993-09-08

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ID=30887610

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Families Citing this family (2)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4396001B2 (ja) * 2000-06-20 2010-01-13 株式会社明電舎 開閉蓋装置
AT506071B1 (de) * 2008-01-15 2009-06-15 Efkon Mobility Gmbh Druckereinrichtung

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5638035B2 (ja) * 1971-09-15 1981-09-03

Family Cites Families (2)

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JPS5496594U (ja) * 1977-12-20 1979-07-07
JPS6219540Y2 (ja) * 1979-08-29 1987-05-19

Patent Citations (1)

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