JPS6219540Y2 - - Google Patents

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JPS6219540Y2
JPS6219540Y2 JP11996579U JP11996579U JPS6219540Y2 JP S6219540 Y2 JPS6219540 Y2 JP S6219540Y2 JP 11996579 U JP11996579 U JP 11996579U JP 11996579 U JP11996579 U JP 11996579U JP S6219540 Y2 JPS6219540 Y2 JP S6219540Y2
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JP
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bent
door
decorative frame
top plate
plate
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JP11996579U
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JPS5638035U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、洗面所用キヤビネツト、台所用キヤ
ビネツト等に見られるような鋼板の折曲げ加工に
よつて製造され、かつ、前面に揺動開閉式の扉を
備えた鋼板製収納ケースの改良に関する。
〔従来技術とその問題点〕
一般に、鋼板製収納ケースを鋼板の折曲げ加工
によつて製造する場合、例えば、実開昭50−
79632号公報に見られるように、天板、底板、左
右側板の先端を断面略コ字状に折り曲げて、外見
上の厚みをもたせると共に、先端折曲部による補
強及び材料鋼板の切断縁を後方に隠れるようにす
るのが普通である。
しかし、天板、底板、左右側板の先端を断面略
コ字状に折曲加工しても、左右側板と天板及び底
板とのなす角部前端、つまり、先端折曲部同士の
継目においては、材料鋼板の切断縁が前方に露出
することを免れ得ないのである。即ち、第18図
に示すように、左右側板2…と天板1、底板3と
のなす角部の前端においては、互いに直角に隣り
合う先端折曲部2aと1a,2aと3aのうち、
いずれか一方(図面上では2a)の端部に切欠1
8を形成し、該切欠18に他方(図面上では1a
や3a)の端部を嵌め込んで、両者の重ね合わせ
部分をスポツト溶接等にて接合することが必要で
あるため、切欠18の部分では、材料鋼板の切断
縁18aが前方から見えることになるのである。
従つて、切断縁18aや加工上の寸法誤差等によ
り切断縁18aと先端折曲部1a,3a前面との
間に生じた微小な隙間が目について、美観が損な
われるばかりでなく、収納ケースの掃除等の際、
衣服が切断縁18aに引つ掛かつたり、手指が切
断縁18aに触れて怪我をすることがあつた。勿
論、先端折曲部同士の継目を溶接及び研摩して、
平滑に仕上げることも可能ではあるが、生産性及
び経済性の面からの制約があるため、特殊な場合
を除き、かかる手段は実際上採用できないのであ
る。
〔考案の目的〕
本考案は、鋼板の折曲げ加工によつて製造され
る鋼板製収納ケースにおける上記の従来欠点を解
消し、左右側板と天板及び底板とのなす角部前端
における先端折曲部同士の継目を隠蔽して美麗な
外観が得られると共に、手指が材料鋼板の切断縁
に触れて怪我をしたり、衣服が引つ掛かつたりす
る虞れがない安全性の高い鋼板製収納ケースを提
供せんとするものである。
〔考案の構成〕
上記の目的を達成するための構成として、本考
案は、鋼板製ケース本体の天板、底板、及び左右
側板の先端をそれぞれ折曲して先端折曲部を形成
し、前記天板及び底板の先端折曲部の前面に、上
下一対の合成樹脂製の化粧枠を、前記天板及び底
板の先端折曲部と左右側板の先端折曲部との継目
をそれぞれ隠蔽する状態に設け、両化粧枠の水平
方向の端部にそれぞれ上下方向のピン孔を設け、
これらのピン孔に枢支ピンを介して前記化粧枠に
扉を枢着したことを特徴としている。
〔実施例〕
第1図乃至第6図は本考案に係る鋼板製収納ケ
ースを示し、Aは前面の開口した鋼板製ケース本
体、B…は該ケース本体Aにおける天板及び底板
の先端折曲部(後述する。)に固着した合成樹脂
製の化粧枠、Cは鋼板製の扉で、前記化粧枠B…
に枢支ピンD…で枢着されている。
前記ケース本体Aは、第7図、第8図に示すよ
うに天板1と左右側板2…とを1枚板から折り曲
げ形成し、これに別途作製した底板3及び背面板
4を連結し、底板3上に棚板5を載置するように
形成したもので、天板1、左右側板2…、底板3
の前端には先端折曲部1a,2a…,3aがそれ
ぞれ形成されている。図中6…は化粧枠取付け用
の切欠、7…はビス孔、8…はゴム足9…を嵌込
むための小孔である。
前記化粧枠B…は、第9図乃至第15図に示す
ように、合成樹脂材料によつて一体成形されたも
ので、前記先端折曲部1a,3aの内側面に当接
する取付け片部分b1と、先端折曲部1a,3aの
前面よりも扉Cの厚み分だけ突出する扉支持片部
分b2とを有し、取付け片部分b1には前記ビス孔7
…に対応するビス孔10…が形成されている。扉
支持片部分b2の長手方向両端には、上下方向に貫
通したピン孔11…が形成され、背面には前記切
欠6…に対応するカギ状の突起13…が形成さ
れ、これら突起13…を前記切欠6…に挿入して
各突起13の先端カギ状部分を切欠6…の縁部に
係止させ、この状態で、前記ビス孔7…,10…
にビス14…をねじ込むことによつて先端折曲部
1a,3aに固着される。15…は前記扉支持片
部分b2に形成されたテーパー状の隆起部であり、
扉Cを閉めた後、これらのテーパー状隆起部15
…が扉Cの上下方向端面に密着して、扉Cのガタ
ツキを防止するように配慮されている。
前記扉Cの上下両端面には、左右方向一端部に
のみ前記ピン孔11…に対応するピン孔16…が
形成され、前記ピン孔11…のうち、左右方向い
ずれかの任意の一方と前記ピン孔16…とにわた
つて枢支ピンD…を挿抜自在に挿入できるように
なつている。また、扉Cの前面には、枢支ピンD
によつて化粧枠Bに枢着される側とは反対側の位
置に凹部を設け、この凹部内に把手17が嵌入し
た状態に固着されている。
前記扉Cは、把手17を上下対称形となし、枢
支ピンD…を差し込むピン孔11…を選択するこ
とにより、右開き型と左開き型とに切り換え得る
ようになつている。即ち、化粧枠Bにおける扉支
持片部分b2には、その長手方向両端にピン孔11
…が形成され、かつ、把手17が上下対称形に形
成されているので、第16図イに示すように、化
粧枠Bにおける左側のピン孔11…に枢支ピンD
を挿入して扉Cを枢着することにより左開き型と
なり、扉Cの上下及び左右を逆にした状態(180
度転回した状態)で、右側のピン孔11…に枢支
ピンDを挿入して、扉Cを枢着することにより、
右開き型となる。この場合、使用しない側(枢支
ピンDを挿入しない側)のピン孔には、栓(図示
せず)を嵌込んでおき、ゴミが詰まつたり、外観
上左右アンバランスになつたりしないようにする
ことが、望ましい。
尚、この実施例では、前記ピン孔11…が、内
面にネジを有する大径孔部分と内面の平滑な小径
孔部分とからなる段付き孔によつて形成され、枢
支ピンDが前記大径孔部分に螺合する大径ネジ軸
部分と前記小径孔部分に挿通する小径軸部分とに
よつて形成されているが、ピン孔11…の形状に
よつては、第17図に示すように、上部の化粧枠
B側の枢支ピンDを頭付きのピンとなし、下部の
化粧枠B側の枢支ピンDを、丸軸部分の長手方向
中央部にフランジ状部分D1を有する形状にし
て、下方の丸軸部分D2をピン孔11に上方から
落とし込み、上方の丸軸部分D3で扉Cを支持す
べく構成して実施することも可能である。また、
化粧枠Bの長手方向一端部にのみ、ピン孔11…
を設けた場合であつても、上下の化粧枠Bを付け
換えることによつて、つまり、天板1の先端折曲
部1aに固着されていた化粧枠Bを底板3の先端
折曲部3aに付け換え、底板3の先端折曲部3a
に固着されていた化粧枠Bを天板1の先端折曲部
3aに付け換えることによつて、扉Cを右開き型
と左開き型に選択使用できる。
〔考案の効果〕
本考案は、上述した構成よりなるので、次の如
き効果がある。
鋼板製ケース本体の前面に形成される先端折曲
部同士の継目が合成樹脂製化粧枠によつて隠蔽さ
れるため、継目を溶接及び研摩して平滑に仕上げ
なくても美麗な外観が得られると共に、材料鋼板
の切断縁に衣服が引つ掛かつたり、手指が触れて
怪我をする虞れがなく、安全である。
しかも、上下一対の化粧枠の端部にそれぞれ上
下方向のピン孔を設けて、これらのピン孔に枢支
ピンを化粧枠の表面に突出しないように挿設し、
前記枢支ピンを介して化粧枠に扉を枢着したの
で、蝶番をケース本体前面の折曲げ部と扉に取り
付ける場合に比べて扉の取付けが簡単であるばか
りでなく、化粧枠の剛性により扉の開閉がスムー
スであり、また、枢支ピンの頭部に衣服が引つ掛
かつたりしないので安全であり、また、枢支ピン
の頭部に錆が発生した場合でも見苦しくなく、美
麗な外観を保ち得るのである。
【図面の簡単な説明】
図面の第1図乃至第17図は本考案の実施例を
示し、第1図は平面図、第2図は正面図、第3図
は側面図、第4図は第2図のa−a線断面図、第
5図は第2図のb−b線断面図、第6図は第2図
のc−c線断面図、第7図はケース本体の分解斜
視図、第8図はケース本体の縦断側面図、第9図
は化粧枠の平面図、第10図は同上正面図、第1
1図は同上底面図、第12図は同上背面図、第1
3図は同上側面図、第14図は第9図のd−d線
断面図、第15図は第10図のe−e線断面図、
第16図イ,ロは作用を示す概略斜視図、第17
図は別の実施例を示す概略斜視図である。第18
図は従来例の説明図である。 A……ケース本体、B……化粧枠、C……扉、
D……枢支ピン、1……天板、1a……先端折曲
部、3……底板、3a……先端折曲部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 鋼板製ケース本体の天板、底板、及び左右側板
    の先端をそれぞれ折曲して先端折曲部を形成し、
    前記天板及び底板の先端折曲部の前面に、上下一
    対の合成樹脂製の化粧枠を、前記天板及び底板の
    先端折曲部と左右側板の先端折曲部との継目をそ
    れぞれ隠蔽する状態に設け、両化粧枠の水平方向
    の端部にそれぞれ上下方向のピン孔を設け、これ
    らのピン孔に枢支ピンを前記化粧枠の表面に突出
    しないように挿設し、前記枢支ピンを介して前記
    化粧枠に扉を枢着したことを特徴とする鋼板製収
    納ケース。
JP11996579U 1979-08-29 1979-08-29 Expired JPS6219540Y2 (ja)

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JP11996579U JPS6219540Y2 (ja) 1979-08-29 1979-08-29

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JP11996579U JPS6219540Y2 (ja) 1979-08-29 1979-08-29

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Publication Number Publication Date
JPS5638035U JPS5638035U (ja) 1981-04-10
JPS6219540Y2 true JPS6219540Y2 (ja) 1987-05-19

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JPS5638035U (ja) 1981-04-10

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