JPS587032Y2 - 化粧縁枠 - Google Patents
化粧縁枠Info
- Publication number
- JPS587032Y2 JPS587032Y2 JP1977163038U JP16303877U JPS587032Y2 JP S587032 Y2 JPS587032 Y2 JP S587032Y2 JP 1977163038 U JP1977163038 U JP 1977163038U JP 16303877 U JP16303877 U JP 16303877U JP S587032 Y2 JPS587032 Y2 JP S587032Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- edge frame
- decorative
- frame piece
- open end
- end surface
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Wing Frames And Configurations (AREA)
- Securing Of Glass Panes Or The Like (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は、扉板、鏡板などの化粧板の木口、木端両面
に取付ける化粧縁枠に関し、特に化粧縁枠の接合角部処
理に改良を施したものである。
に取付ける化粧縁枠に関し、特に化粧縁枠の接合角部処
理に改良を施したものである。
従来、扉板、鏡板などの化粧板に化粧縁枠を取付けるに
は、プラスチック押出材を適宜の長さに切断してなる縁
枠片を「状に突合わせ接合したり、■本のプラスチック
押出材を前記化粧板の木口、木端両面に巻きつけるなど
の方法がとられているが、プラスチック押出材による縁
枠片の突合わせ接合の場合は、一方の縁枠片の切断端面
が露出し、切断端面に残っている切断痕を消す仕上処理
が必要であり、また、1本のプラスチック押出材の巻き
つけは、折曲げによる白化現象が角隅部に生じ、化粧効
果上好ましくないという欠点がみられ、さらに、横枠、
縦枠ともに射出成形材であると高価になる欠点がある。
は、プラスチック押出材を適宜の長さに切断してなる縁
枠片を「状に突合わせ接合したり、■本のプラスチック
押出材を前記化粧板の木口、木端両面に巻きつけるなど
の方法がとられているが、プラスチック押出材による縁
枠片の突合わせ接合の場合は、一方の縁枠片の切断端面
が露出し、切断端面に残っている切断痕を消す仕上処理
が必要であり、また、1本のプラスチック押出材の巻き
つけは、折曲げによる白化現象が角隅部に生じ、化粧効
果上好ましくないという欠点がみられ、さらに、横枠、
縦枠ともに射出成形材であると高価になる欠点がある。
この考案は、上記の事情に鑑み考案されたもので、特に
、縁枠片の「状突合わせ接合における欠点を改良し、切
断端面の仕上処理を必要とせず、縁枠片を「状に突合わ
せ接合するだけで、体裁のよい、化粧効果にすぐれた化
粧縁枠を提供することを目的とするものである。
、縁枠片の「状突合わせ接合における欠点を改良し、切
断端面の仕上処理を必要とせず、縁枠片を「状に突合わ
せ接合するだけで、体裁のよい、化粧効果にすぐれた化
粧縁枠を提供することを目的とするものである。
つぎに、この考案を図示の実施例により詳細に説明する
。
。
図示の実施例はこの考案を家具などの開き扉の化粧縁枠
に実施した例を示すもので、扉1の扉板2の木口および
木端両面に、木口側の縁枠片3,3と木端側の縁枠片4
,4とが、それぞれ相対向して取付けられている。
に実施した例を示すもので、扉1の扉板2の木口および
木端両面に、木口側の縁枠片3,3と木端側の縁枠片4
,4とが、それぞれ相対向して取付けられている。
木口側の縁枠片3,3と、木端側の縁枠片4,4とは、
扉板2の角隅部において「状に突合わせ接合されている
ものであるが、一方の縁枠片4,4(木端側)は、適宜
の長さに切断され、開放端面を有するプラスチック押出
材からなり、他方の縁枠片3゜3(木口側)はプラスチ
ック射出成形材であって両側端が閉塞された形状に成形
されている。
扉板2の角隅部において「状に突合わせ接合されている
ものであるが、一方の縁枠片4,4(木端側)は、適宜
の長さに切断され、開放端面を有するプラスチック押出
材からなり、他方の縁枠片3゜3(木口側)はプラスチ
ック射出成形材であって両側端が閉塞された形状に成形
されている。
したがって一方の縁枠片3,3の長さ方向両側部3a、
3aは、化粧面となる側面3bと同じく金型成形により
、きわめて美麗な成形肌面を呈し、成形暗部取りされて
R面となっている。
3aは、化粧面となる側面3bと同じく金型成形により
、きわめて美麗な成形肌面を呈し、成形暗部取りされて
R面となっている。
なお、縁枠片3,4の接合は、縁枠片3の接合端面3′
を鍵形に凹ませ、縁枠片4の開放端面4aを突合わせ接
合して行われる。
を鍵形に凹ませ、縁枠片4の開放端面4aを突合わせ接
合して行われる。
前記の縁枠片3,3,4.4の取付けは、扉板2の木端
面2aに取付けた縁枠片4,4に対し、縁枠片3゜3の
長さ方向側部3 a 、3 aが前記縁枠片4,4の切
断された開放端面4 a 、4 aを隠蔽するように縁
枠片3,3を扉板2の木口面2bに取付けるもので、図
示の例では、前記縁枠片3,3,4.4は、それぞれ一
体に形成された取付突条3 C,4bを木口、木端両面
に設けた取付溝2Cに嵌合して取付けられるようになっ
ているものであるが(第3.4図)、ビスなどを用いて
取付けるようにしてもよい。
面2aに取付けた縁枠片4,4に対し、縁枠片3゜3の
長さ方向側部3 a 、3 aが前記縁枠片4,4の切
断された開放端面4 a 、4 aを隠蔽するように縁
枠片3,3を扉板2の木口面2bに取付けるもので、図
示の例では、前記縁枠片3,3,4.4は、それぞれ一
体に形成された取付突条3 C,4bを木口、木端両面
に設けた取付溝2Cに嵌合して取付けられるようになっ
ているものであるが(第3.4図)、ビスなどを用いて
取付けるようにしてもよい。
第5図は前記した扉1を家具Fの前面開口部に取付けた
例を示すもので、化粧縁枠を構成する木口、木端両面の
縁枠片3,3,4.4は、縁枠片3,3の長さ方向側部
3 a 、3 aのみが露出し、他方の縁枠片4.4の
切断された開放端面4 a 、4 aは隠蔽されている
ので、扉1が手前方向に開かれても化粧縁枠の滑らかな
面のみが現われ、切断痕のある縁枠片4.4の開放端面
4 a 、4 aは見えないため、これら端面の仕上処
理を省略しても化粧効果を損ねるおそれがなく、きわめ
て体裁のよい化粧縁枠となる。
例を示すもので、化粧縁枠を構成する木口、木端両面の
縁枠片3,3,4.4は、縁枠片3,3の長さ方向側部
3 a 、3 aのみが露出し、他方の縁枠片4.4の
切断された開放端面4 a 、4 aは隠蔽されている
ので、扉1が手前方向に開かれても化粧縁枠の滑らかな
面のみが現われ、切断痕のある縁枠片4.4の開放端面
4 a 、4 aは見えないため、これら端面の仕上処
理を省略しても化粧効果を損ねるおそれがなく、きわめ
て体裁のよい化粧縁枠となる。
前記した実施例では、縁枠片を扉板の四方に取付けであ
るが、上下の二方木ロ面と一方の木端面の三方のみに縁
枠片を取付けてもよく、いずれの場合でもプラスチック
押出材で形成された縁枠片の開放端面に、プラスチック
射出成形材からなる縁枠片の長さ方向側部を接合すれば
、化粧効果にマイナスとなるプラスチック押出材の縁枠
片の開放端面を隠すことができる。
るが、上下の二方木ロ面と一方の木端面の三方のみに縁
枠片を取付けてもよく、いずれの場合でもプラスチック
押出材で形成された縁枠片の開放端面に、プラスチック
射出成形材からなる縁枠片の長さ方向側部を接合すれば
、化粧効果にマイナスとなるプラスチック押出材の縁枠
片の開放端面を隠すことができる。
以上述べたように、この考案によれば、プラスチック押
出材の縁枠片と、プラスチック射出成形材の縁枠片とで
化粧縁枠を構成し、プラスチック押出材の縁枠片の切断
した開放端面に、プラスチック射出成形材の縁枠片の長
さ方向部を「状に突合わせ接合して、プラスチック押出
材の縁枠片の切断した開放端面を隠蔽するようにしたも
のであるから、プラスチック押出材の縁枠片に対する開
放端面の切断後仕上を省略しても、美麗な肌面を有する
プラスチック射出成形材からなる縁枠片が、化粧効果に
劣るプラスチック押出材の縁枠片の切断された開放端面
を隠して化粧効果にすぐれた化粧縁枠とすることができ
、プラスチック押出材による化粧縁枠゛の欠点を一掃し
、また安価に製造できるプラスチック押出材の縁枠片を
使用することにより、比較的高価な射出成形材の縁枠片
のみの場合に較べ、安く提供することができ、さらにプ
ラスチック押出材の縁枠片の切断端面の後処理が不要と
なるなど、化粧効果の面でも、経済面、製造面でもきわ
めて有利な化粧縁枠を得ることができる。
出材の縁枠片と、プラスチック射出成形材の縁枠片とで
化粧縁枠を構成し、プラスチック押出材の縁枠片の切断
した開放端面に、プラスチック射出成形材の縁枠片の長
さ方向部を「状に突合わせ接合して、プラスチック押出
材の縁枠片の切断した開放端面を隠蔽するようにしたも
のであるから、プラスチック押出材の縁枠片に対する開
放端面の切断後仕上を省略しても、美麗な肌面を有する
プラスチック射出成形材からなる縁枠片が、化粧効果に
劣るプラスチック押出材の縁枠片の切断された開放端面
を隠して化粧効果にすぐれた化粧縁枠とすることができ
、プラスチック押出材による化粧縁枠゛の欠点を一掃し
、また安価に製造できるプラスチック押出材の縁枠片を
使用することにより、比較的高価な射出成形材の縁枠片
のみの場合に較べ、安く提供することができ、さらにプ
ラスチック押出材の縁枠片の切断端面の後処理が不要と
なるなど、化粧効果の面でも、経済面、製造面でもきわ
めて有利な化粧縁枠を得ることができる。
第1図は、この考案の一実施例を示す一部拡大正面図、
第2図は分解斜視図、第3図は第1図IIIIII線断
面図、第4図は第1図TV−IV線断面図、第5図は家
具に取付は使用した例を示す斜視図である。 1・・・・・・扉、2・・・・・・扉板、3,3・・・
・・・プラスチック射出成形材の縁枠片、4,4・・・
・・・プラスチック押出材の縁枠片。
第2図は分解斜視図、第3図は第1図IIIIII線断
面図、第4図は第1図TV−IV線断面図、第5図は家
具に取付は使用した例を示す斜視図である。 1・・・・・・扉、2・・・・・・扉板、3,3・・・
・・・プラスチック射出成形材の縁枠片、4,4・・・
・・・プラスチック押出材の縁枠片。
Claims (1)
- 縁枠片を「状に突合わせ接合してなる化粧縁枠において
、一方の縁枠片は適宜の長さに切断され、開放端面を有
するプラスチック押出材からなり、他方の縁枠片は、両
側端が閉塞されたプラスチック射出成形材からなり、前
記一方の縁枠片の開放端面を前記他方の縁枠片の端部に
「状に突合わせ接合し、一方の縁枠片の切断された開放
端面を隠蔽してなることを特徴とする化粧縁枠。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1977163038U JPS587032Y2 (ja) | 1977-12-05 | 1977-12-05 | 化粧縁枠 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1977163038U JPS587032Y2 (ja) | 1977-12-05 | 1977-12-05 | 化粧縁枠 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5489031U JPS5489031U (ja) | 1979-06-23 |
JPS587032Y2 true JPS587032Y2 (ja) | 1983-02-07 |
Family
ID=29159319
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1977163038U Expired JPS587032Y2 (ja) | 1977-12-05 | 1977-12-05 | 化粧縁枠 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS587032Y2 (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4814840B1 (ja) * | 1969-12-15 | 1973-05-10 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5120058Y2 (ja) * | 1971-06-26 | 1976-05-26 |
-
1977
- 1977-12-05 JP JP1977163038U patent/JPS587032Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4814840B1 (ja) * | 1969-12-15 | 1973-05-10 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5489031U (ja) | 1979-06-23 |
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