JP4396001B2 - 開閉蓋装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は開閉蓋装置に関し、蓋を開いた状態で保持できるようにしたものである。
【0002】
【従来の技術】
バッテリーなどの交換部品をストックしておく場合は、図4に示すようにケース1の開口部1aに開閉自在な蓋2を設け、ケース1の内部に交換部品を収容している。
【0003】
蓋2の取り付けは以下のようにして行われている。一対の軸受3には鉛直方向へ長い長孔3aが形成され、蓋2の上部に固着された一対の軸2aが長孔3aに挿通されている。一方、ケース1の下部には一対のL字形のストッパ4が一体に固着されている。
【0004】
蓋2が閉じた状態では一対のストッパ4の存在により、蓋2は回動することができない。蓋2を開く場合は、蓋2を上方へ少し持ち上げて回動させることによりストッパ4に干渉することなく開くことができる。一方の手で蓋2の開口端を支持した状態で、他方の手で交換部品をケース1の内部へ出し入れしたのち、蓋2を回動させて閉じ、少し持ち上げるようにして蓋2の開口端をストッパ4とケース1との間へ降ろす。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、開口部から交換部品を出し入れする際に蓋の開口端が下がらないように支持していなければならず、面倒である。
【0006】
そこで本発明は、斯かる課題を解決した開閉蓋装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
斯かる目的を達成するための請求項1に係る開閉蓋装置の構成は、収容空間を有するケースに開口部を設け、当該開口部に蓋を開閉自在に設けた開閉蓋装置において、前記蓋が下方へ下がった状態では前記開口部を塞ぐ一方、上がった状態では前記開口部が開いた状態を保持する保持手段を設け、該保持手段は、前記蓋の上部両側に一対の軸を設けるとともに夫々の軸を支持する軸受を前記ケースの開口部に設け、夫々の軸の断面形状を、蓋の厚さ方向へ短い短軸と当該短軸と直角な方向へ長い長軸とを有する細長形状に設定する一方、夫々の軸受の孔の形状を、前記軸を縦長に収容する下部の縦長形状の孔と、前記軸を横長に収容する上部の横長形状の孔とをつないだ形状に設定したことを特徴とし、
請求項2に係る開閉蓋装置の構成は、請求項1に記載の開閉蓋装置において、閉じた蓋が開くのを防止するためのストッパを、下方から上方へ突出する状態で前記ケースに設けたことを特徴とし、
請求項3に係る開閉蓋装置の構成は、収容空間を有するケースに開口部を設け、当該開口部に蓋を開閉自在に設けた開閉蓋装置において、前記蓋が下方へ下がった状態では前記開口部を塞ぐ一方、上がった状態では前記開口部が開いた状態を保持する保持手段を設け、該保持手段は、前記蓋の上部両側に一対の軸を設けるとともに夫々の軸を支持する軸受を前記ケースの開口部に設け、夫々の軸の断面形状を、蓋の厚さ方向へ長い長軸と当該長軸と直角な方向へ短い短軸とを有する細長形状に設定する一方、夫々の軸受の孔の形状を、前記軸を横長に収容する下部の横長形状の孔と、前記軸を縦長に収容する上部の縦長形状の孔とをつないだ形状に設定したことを特徴とする。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下、本発明による開閉蓋装置の実施の形態を説明する。なお、この実施の形態は従来の開閉蓋装置の一部を改良したものなので、従来と同一部分には同一符号を付して説明を省略し、異なる部分のみを説明する。
【0009】
(a)実施の形態1
まず、実施の形態1について説明する。この実施の形態は、軸と軸受の部分に改良を加えることにより、蓋を開けた状態に保持する保持手段を構成したものである。
【0010】
図2に示すように一対の軸2bは、その断面形状が、細長形状として、長方形の四隅を面取りした形状になっている。つまり、軸2bは、蓋2の厚さ方向へ短い短軸aと、短軸aと直角な長軸bとを有している。
【0011】
一方、軸受3には複合孔3bが形成されている。複合孔3bは孔3cと孔3dとによって構成されており、両者がつながった状態となっている。孔3cは鉛直方向へ長い縦長の孔であり、孔3dは水平方向へ長い横長の孔であり、いずれも短軸A、長軸Bとなっている。ここで、寸法Aは寸法aより少し大きく、寸法Bは寸法bより少し大きな値となっている。
【0012】
このほか、ストッパ4には凸部4aが形成される一方、蓋2には凹部2cが形成されている。
【0013】
次に、斯かる開閉蓋装置の作用を説明する。蓋2が閉じた状態では、図2のように軸2bは蓋2の重さにより下がって孔3c内に位置し、蓋2の下部がストッパ4の内側に位置するために蓋2を開くことができない。
【0014】
蓋2を開く場合は蓋2の下端を持って押し上げ、軸2bが孔3dの位置まで上がったら蓋2を手前に持ち上げて開く。蓋2の下端がストッパ4より高くなってから開くので、蓋2がストッパ4に干渉することはない。蓋2を手前へ少し引いた状態で蓋2から手を放すと、軸2bの手前側が支持部3eに当接するため、蓋2の開口端が自重で下方へ回動しようとするのが拘束され、蓋2が開いたままで保持される。
【0015】
この状態で開口部1aからケース1の内部へ交換部品を入れたり取り出したりする。
【0016】
蓋2を閉じる場合は、図2に仮想線で示す開いた状態から蓋2を少し押す。すると軸2bが支持部3eから外れ、蓋2が自重で下方へ向かって回動する。蓋2が回動して鉛直面と平行になると軸2bの長軸bも鉛直軸と平行になるため、軸2bは蓋2の重さによって孔3cの中へ降下する。このため、蓋2の下端はストッパ4の内側へはいり込む。
【0017】
(b)実施の形態2
次に、実施の形態2を図3に基づいて説明する。図3に示すように、実施の形態1とは逆に軸2bの長軸bの方向は蓋2の厚さ方向に沿って設けられている。一方、軸受3についても、鉛直方向へ長い縦長の孔3cと水平方向へ長い横長の孔3dとの高さ位置が、実施の形態1とは逆の配置になっている。
【0018】
このほか、蓋2が閉じた状態から上方へ向かって移動できる寸法は小さいので、蓋2が閉じたときの蓋2の下端とストッパ4の上端との重なり寸法hは数mmの小さな値となっている。
【0019】
次に、斯かる開閉蓋装置の作用を説明する。図3に示すように蓋2が閉じた状態では蓋2の下端はストッパ4の内側にはいっている。蓋2を開くには、蓋2を上方へ少し持ち上げて手前に引くようにして回動させる。約90度回動させたら、蓋2の全体を少し持ち上げるようにして軸2bを孔3cの位置まで移動させる。このあと、蓋2の手前側を放すと、蓋2が軸2bを中心として回動しようとすることから、軸2bと軸受3との間に摩擦力が作用し、蓋2は開いた状態を保持する。
【0020】
蓋2を閉じる場合は、蓋2の手前側を少し持ち上げたのちに蓋2の全体をゆっくりと下げ、軸2bが孔3dまで下がったら蓋2が自重により下方へ向かって回動するのを許容する。最後に蓋2の下端を少しだけ持ち上げてストッパ4の上を乗り越えさせればよい。
【0021】
なお、ストッパ4は必ずしも設けなくてもよい。また、軸2bの断面形状は長方形の四隅を面取りした形状にしたが、楕円形でもよい。つまり、長軸と短軸とを有する細長い形状であればよい。
【0022】
【発明の効果】
以上の説明からわかるように、請求項1〜3に係る開閉蓋装置によれば蓋に設けた軸の断面形状を長軸と短軸とを有する細長形状とし、軸受には細長形状の軸を縦にした断面形状と対応する縦長の孔と横にした断面形状と対応する横長の孔とをつないだ形状に設定したので、蓋を開いた状態及び閉じた状態で保持することができる。従って、ケースの開口部から収容空間への交換部品等の出し入れの作業が容易になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による開閉蓋装置の実施の形態1を示す斜視図。
【図2】本発明による開閉蓋装置の実施の形態1を示す断面図。
【図3】本発明による開閉蓋装置の実施の形態2を示す断面図。
【図4】従来の開閉蓋装置の斜視図。
【符号の説明】
1…ケース
1a…開口部
2…蓋
2b…軸
3…軸受
3b…複合孔
3c,3d…孔
4…ストッパ

Claims (3)

  1. 収容空間を有するケースに開口部を設け、当該開口部に蓋を開閉自在に設けた開閉蓋装置において、
    前記蓋が下方へ下がった状態では前記開口部を塞ぐ一方、上がった状態では前記開口部が開いた状態を保持する保持手段を設け、
    該保持手段は、前記蓋の上部両側に一対の軸を設けるとともに夫々の軸を支持する軸受を前記ケースの開口部に設け、
    夫々の軸の断面形状を、蓋の厚さ方向へ短い短軸と当該短軸と直角な方向へ長い長軸とを有する細長形状に設定する一方、夫々の軸受の孔の形状を、前記軸を縦長に収容する下部の縦長形状の孔と、前記軸を横長に収容する上部の横長形状の孔とをつないだ形状に設定したことを特徴とする開閉蓋装置。
  2. 閉じた蓋が開くのを防止するためのストッパを、下方から上方へ突出する状態で前記ケースに設けたことを特徴とする請求項1に記載の開閉蓋装置。
  3. 収容空間を有するケースに開口部を設け、当該開口部に蓋を開閉自在に設けた開閉蓋装置において、
    前記蓋が下方へ下がった状態では前記開口部を塞ぐ一方、上がった状態では前記開口部が開いた状態を保持する保持手段を設け、
    該保持手段は、前記蓋の上部両側に一対の軸を設けるとともに夫々の軸を支持する軸受を前記ケースの開口部に設け、
    夫々の軸の断面形状を、蓋の厚さ方向へ長い長軸と当該長軸と直角な方向へ短い短軸とを有する細長形状に設定する一方、夫々の軸受の孔の形状を、前記軸を横長に収容する下部の横長形状の孔と、前記軸を縦長に収容する上部の縦長形状の孔とをつないだ形状に設定したことを特徴とする開閉蓋装置。
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