JPH0535422U - 自動車のドアウエストシ−ル構造 - Google Patents

自動車のドアウエストシ−ル構造

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JPH0535422U
JPH0535422U JP094632U JP9463291U JPH0535422U JP H0535422 U JPH0535422 U JP H0535422U JP 094632 U JP094632 U JP 094632U JP 9463291 U JP9463291 U JP 9463291U JP H0535422 U JPH0535422 U JP H0535422U
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JP
Japan
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door
lip portion
glass
waist seal
spring plate
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信雄 石井
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Isuzu Motors Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 簡単な構成で確実にドアガラス面の雨水を払
拭するドアウエストシ−ルを提供する。 【構成】 ドアガラス5に摺接するリップ部70の差し
込み孔75に、バネ板80とバネ板80を延設した取付
足85とよりなる押圧補助部材の取付足85を挿入し、
バネ板80をリップ部70に載置して、押圧補助部材を
装着したウエストシ−ル60を構成する。バネ板80は
常時リップ部70をガラス5方向に押圧し、ガラス5の
昇降移動にリップ部70を追従させ、ガラス5の表面に
付着する雨水を払拭する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、自動車のドアに装備するウエストシ−ル構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
自動車のドアのウエストシ−ルは車内へのほこり、音の浸入を防ぎ気密性を確 保すると共に、ドアガラスの汚れを落とす作用をなす。ドアウエストシ−ルはド アガラスを境にして車の外側に位置するドアアウトサイドシ−ルと車内に位置す るドアインサイドシ−ルとよりなる。
【0003】 ウエストシ−ルのドアガラスに接触するリップ部は金属インサ−トと共に押出 し成形され、その素材は塩化ビニ−ルや軟質オレフイン系、および一部では押出 し連続加硫可能なゴム等で形成されている。しかし、ドアガラスは締切り時、外 方向へのウインドレギュレ−タの反力により常に外側(アウトサイドシ−ル)を 押圧しているので、ドアアウトサイドのウエストシ−ルのリップ部の材質は経時 的に疲労し、ヘタリが発生し、ドアガラスの昇降時に、リップ部がガラスの動き に追従できなくなってしまった。ドアアウトサイドシ−ルのリップ部はドアガラ スの上下昇降操作によりガラス面の雨水を払拭する。しかし、ドアミラ−付の車 体の場合、乗員はガラスの前部分のコ−ナ−部分(図4に示す矢印Aの部分)か らミラ−を見るのであるが、ウエストシ−ルのガラス面への接触具合により、ド アの前部のミラ−の視界部分がガラスを上下に移動しても、ガラス面に接触しな い部分が拭き残しとなってしまい、鮮明なミラ−部分の視界が確保できず、乗員 が降車してガラス面を拭かざるをえなかった。
【0004】 そこで、図5に示すように、リップ部10を備えたウエストシ−ル15をトリ ム17にフロ−テイング状態で取付け、さらに、インナパネル19とウエストシ −ル15間にバネ部材(コイルバネあるいは板バネ)20を介在させて、ウエス トシ−ル15のリップ部10をリップ部の素材の弾性力とバネ部材20の弾性力 との二重の弾性力により、ドアガラス5の内面にリップ部10を常時圧接するよ う構成したドアインサイドシ−ルが特開昭57−175426号公報に開示され ている。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、開示されているウエストシ−ルの構造は、トリム17にウエストシ− ル全体をフロ−テイング状態に保持し、バネ部材20でウエストシ−ル全体をド アガラス5方向に押しつける構成となっているので、構造が複雑で部品点数が多 く、組付け作業が困難であった。また、ドアガラス5とリップ部10はバネ部材 20の押圧で密着されるが、トリム17とウエストシ−ル15との間は気密性の 維持が確保されないという不具合が生じた。 そこで、この考案は簡単な構成で組立ての作業効率がよく、確実に必要個所の ドアガラスの払拭を達成するドアアウトサイドシ−ルのウエストシ−ル構造を提 供するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本考案の自動車のドアウエストシ−ル構造はドアガラス面に摺接するリップ部 と、リップ部に載置するバネ板と取付足とを有する押圧補助部材と、押圧補助部 材の取付足を装着する差し込み孔とを具備する。
【0007】
【作用】
押圧補助部材の取付足をウエストシ−ルの差し込み孔に挿入してバネ板をリッ プ部に載置すると、バネ板はリップ部をドアガラス面方向に押圧する。
【0008】
【実施例】
本考案の実施例を図面を参照して説明する。 図1は図4に示す自動車1の前部の斜視図の線B−Bの断面図(ドアインナサ イドシ−ルを省略している)、図2はリップ部の拡大説明図である。 ドアインナ52とドアアウタ54とよりなるアウタドア50の上端縁にはアウ タウエストシ−ル60が装着されている。 アウタウエストシ−ル60は金属インサ−ト62を中心に押出し成形により塩 化ビニ−ル等の軟質合成樹脂を一体成形している。アウタウエストシ−ル60は ドアインナ52側にリップ部70を突設する。リップ部70はアウタウエストシ −ル60に対して角度αの傾斜角度で突設する。この実施例ではリップ部70は 上下に2段設けているが、必要に応じて複数段としても良い。 突設したリップ部70の根本部分には横長の差し込み孔75を適宜間隔に複数 個穿孔する。この差し込み孔75には押圧補助部材であるバネ板80の取付足8 5を差し込む。 バネ板80はリップ部70の幅とほぼ同寸法の幅寸法を有する長尺板であって 、リップ部70の差し込み孔75の間隔と同一の間隔に取付足85を延設する( 図3参照)。取付足85はその先端部分を突出させて幅を広くした抜け止め部8 7を形成する。バネ板80と取付足85とはほぼ角度βの傾斜角度をもたせて設 ける。角度βと角度αの関係は角度βは角度αより僅かに大きい角度としている 。
【0009】 このように構成する押圧補助部材のバネ板80をアウタウエストシ−ル60に 装着する方法を説明する。 バネ板80の取付足85をリップ部80の差し込み孔75に挿入し、バネ板8 0をリップ部70の傾斜面の上部に載置する。すると、バネ板80の傾斜角度β はリップ部70の傾斜角度αより僅かに大きいので、バネ板80がリップ部70 を矢印C方向に押圧する。アウタドア50の上端縁に装着したアウタウエストシ −ル60のリップ部70はドアガラス5の外側面に圧接しているが、リップ部7 0にバネ板80を取り付けていると、バネ板80がリップ部70をガラス5方向 、図1の矢印C方向に常時押圧しているので、リップ部70の先端は確実にガラ ス5の外側面に接触する。そして、ドアガラス5を昇降させることによって、ガ ラス5の外面に圧接しているリップ部70が、ガラス5の外側表面に付着する雨 水を払拭する。
【0010】 押圧補助部材であるバネ板80をガラス5が図4の矢印Aで示す部分を昇降す る範囲(図4の矢印Aで示す範囲)のアウタドア50の上縁に装着することによ り、矢印Aで示す範囲の雨水を完全に払拭する。 また、バネ板80は取付足85の先端の抜け止め部87により、挿入された取 付足85は差し込み孔75から脱出することがない。
【0011】
【考案の効果】
本考案のドアウエストシ−ル構造は既存のウエストシ−ルに押圧補助部材を装 着するのみの部品点数の少ない簡単な構成で確実なドアガラス面のシ−ルを達成 する。また、シ−ル部はシ−ル部の上面に載置したバネ板により常時適当な押圧 を受け、従来のウエストシ−ルのような経時疲労によるヘタリを生ずることがな く、ドアガラスの昇降に追従、摺接し、ガラス面に付着する雨水を確実に払拭す る。
【図面の簡単な説明】
【図1】図4の線B−Bの断面図。
【図2】ウエストシ−ルの斜視図。
【図3】押圧補助部材の斜視図。
【図4】自動車の前部を示す斜視図。
【図5】従来のウエストシ−ルの断面図。
【符号の説明】
1 車体 5 ドアガラス 50 ドア 60 アウタウエストシ−ル 70 リップ部 75 差し込み孔 80 バネ板 85 取付足

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自動車のドアガラス面に摺接するリップ
    部と、 リップ部をドアガラス面方向に押圧する押圧補助部材
    と、 押圧補助部材を装着する差し込み孔とを備えるウエスト
    シ−ルであって、 押圧補助部材はリップ部に載置するバネ板と差し込み孔
    に挿入する取付足とを有すると共に、取付足を差し込み
    孔に挿入して押圧補助部材をドアウエストシ−ルに装着
    したとき、バネ板はリップ部をドアガラス面方向に押圧
    する自動車のドアウエストシ−ル構造。
JP1991094632U 1991-10-23 1991-10-23 自動車のドアウエストシ−ル構造 Expired - Fee Related JP2575927Y2 (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100980629B1 (ko) * 2004-12-13 2010-09-07 현대자동차주식회사 자동차용 도어벨트몰딩구조

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5316093U (ja) * 1976-07-21 1978-02-10

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