JPH0535312Y2 - - Google Patents

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JPH0535312Y2
JPH0535312Y2 JP11488787U JP11488787U JPH0535312Y2 JP H0535312 Y2 JPH0535312 Y2 JP H0535312Y2 JP 11488787 U JP11488787 U JP 11488787U JP 11488787 U JP11488787 U JP 11488787U JP H0535312 Y2 JPH0535312 Y2 JP H0535312Y2
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inertia
setter
motor
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Description

【考案の詳細な説明】 A 産業上の利用分野 この考案はパワートレイン系の試験装置に関す
る。
B 考案の概要 この考案はトランスミツシヨンやデフアレンシ
ヤルギヤ等のパワートレイン系の試験装置におい
て、 直流電動機と軸トルク検出器とを用いてパワー
トレイン系の試験を行うことができるようにした
ことにより、 構成の簡素化を図るとともに機械慣性分を自動
的に差し引くことができるようにしたものであ
る。
C 従来の技術 パワートレイン系の試験装置として、従来は第
2図に示すような装置が使用されている。第2図
において、1は走行抵抗設定器(以下ALR設定
器と称す)で、このALR設定器1の出力は切換
スイツチ2を介して加算器3の第1入力端に供給
される。4はトータル慣性設定器で、このトータ
ル慣性設定器4の第1出力は第1偏差器5のプラ
ス入力端に供給され、その第2出力は機械慣性設
定器6を介して第1偏差器5のマイナス入力端に
供給される。第1偏差器5の偏差出力は加算器3
の第2入力端に供給される。なお、7はトルク設
定器である。加算器3の出力端には両入力の加算
出力A{ALR(走行抵抗)+(トータル慣性−機械
慣性)}を得る。この加算出力は第2偏差器8の
プラス入力端に供給され、マイナス入力端には後
述するダイナモメータ(DY)トルク検出出力B
が供給される。第2偏差器8の出力端には両入力
の偏差出力C(A−B)が得られる。第2偏差器
8の偏差出力Cはトルクコントロールアンプ
(ATR)で増幅され、第3偏差器10のプラス入
力端に供給される。第3偏差器10のマイナス入
力端には整流器11の整流出力が供給される。第
3偏差器10の偏差出力は電流コントロールアン
プ(ACR)で増幅されゲート回路13に供給さ
れる。ゲート回路13の出力はサイリスタ変換器
14のゲートに供給される。サイリスタ変換器1
4の出力にはDY15が接続される。30は変流
器で、変流器30の出力は整流器11で整流され
て第3偏差器10に供給される。16はロードセ
ルで、このロードセル16に得られた出力は変換
器17に供給され、変換器17の出力にDYトル
クを得る。得られたDYトルク検出出力Bは第2
偏差器8のマイナス入力端に供給される。18は
パルスピツクアツプ(PP)で、このPP18の出
力は周波数−電圧(/V)変換器19で電圧に
変換されて、ALR設定器1とトータル慣性設定
器4に供給される。20は機械慣性(FW)であ
る。
上記のように構成された従来のパワートレイン
系試験装置において、ロードセル16に得られた
出力を変換器17で変換して、その出力にDYト
ルクを得る。このDYトルク検出出力BはALR+
電気慣性となり、このDYトルク検出出力が第2
偏差器8のマイナス入力端に与えられる。一方、
第2偏差器8のプラス入力端には加算器3からの
出力が与えられる。この加算器3の出力Aは
ALR+トータル慣性−機械慣性からなる。第2
偏差器8は加算器出力AからDYトルク検出出力
Bの偏差C(A−B)を検出し、その偏差出力C
がATR9,ACR12等で増幅されてDY15が
制御される。
D 考案が解決しようとする問題点 上記従来の試験装置はDYトルク制御であるか
ら、機械慣性20を測定した後、機械慣性設定器
6で設定してから試験を行う手段をとつている。
この機械慣性20は通常設計値を使用したり、実
測値を用いたりしてGD2を求めていた。特に実測
値を使用する場合は機械慣性20を一定トルクで
減速して、減速時間とトルクから、T=GD2
375×dn/dtの式を用いてGD2を求めていた。
上記のようにして機械慣性20(GD2)を求め
た場合、パワートレイン系では機械損失が大き
く、減速度に影響するため、パワートレイン系で
はトータル的に減速するのが困難となつてしま
う。このため、トルク設定と減速時間の関係から
測定誤差が大きくなつてしまうため、機械慣性設
定器6での設定誤差も大きくなつてしまう問題点
がある。
E 問題点を解決するための手段 この考案は被試験器に軸トルク検出器を介して
連結された直流電動機と、この直流電動機の速度
を検出し、この検出出力を演算して得るトータル
慣性設定器及び走行抵抗を設定する走行抵抗設定
器と、トータル慣性設定器の出力と走行抵抗設定
器の出力とが供給され、両出力の和を得る加算器
と、この加算器の加算出力が一方の入力端に供給
されるとともに他方の入力端には軸トルク検出器
の出力が供給され、出力端に直流電動機に与えら
れるトルク設定出力を得る偏差器とを備えたもの
である。
F 作用 走行抵抗設定器とトータル慣性設定器との加算
出力と、軸トルク検出器で検出した軸トルクとの
偏差を偏差器でとるため、トータル慣性設定値に
含まれる機械慣性と軸トルク検出器の検出値に含
まれる機械慣性が自動的に差し引かれる。このた
め、機械慣性を考慮しなくしてすむようになる。
G 実施例 以下図面を参照してこの考案の一実施例を説明
するに第2図と同一符号は同一符号を付して示
す。
第1図において、21はトータル慣性設定器
で、このトータル慣性設定器21は電気慣性と機
械慣性とを設定する。この設定出力は加算器3で
ALRと加算されて、その出力にALR+電気慣性
+機械慣性の加算出力Aを得る。この加算出力A
は第2偏差器8のプラス入力端に供給される。こ
の第2偏差器8のマイナス入力端には軸トルク検
出器22で検出された軸トルクが変換器23を介
して供給される。このときの軸トルク検出値Bは
ALR+電気慣性+機械慣性の和である。
24は直流電動機で、この直流電動機24はサ
イリスタ変換器14に接続される。
次に上記実施例の動作を述べる。図示しない被
試験器に軸トルク検出器22、直流電動機24を
直結し、直流電動機24を始動して被試験器の試
験を行う。直流電動機24の速度はPP18で検
出され、/V変換器19を介してALR設定器
1とトータル慣性設定器21に与えられる。速度
に従つてALR設定器1から吸収トルク(ALR)
が送出される。この吸収トルク(ALR)は加算
器3に与えられる。加算器3にはトータル慣性設
定器21の設定出力(電気慣性と機械慣性の和の
出力)も与えられ、この設定出力と吸収トルク
(ALR)は加算されて第2偏差器8のプラス入力
端に供給される。
第2偏差器8のマイナス入力端には軸トルク検
出値(ALR+電気慣性+機械慣性の和の出力)
が与えられるので、第2偏差器8の出力端には機
械慣性分が差し引かれた出力(ALR+電気慣性)
を得る。この出力で直流電動機24が制御される
ことになる。このように制御すれば軸トルク検出
器22と直流電動機24とパワートレインの試験
ができるようになる。
H 考案の効果 以上述べたように、この考案によれば、軸トル
ク検出器と直流電動機とを用いてパワートレイン
系の試験を行うに際して、機械慣性分を自動的に
除去するために、計測誤差がなくなる利点がある
とともに高価かつ複雑なダイナモメータを使用し
ないため、廉価かつ構成が簡単なパワートレイン
系試験装置が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例を示す概略的な回
路図、第2図は従来のパワートレイン系の試験装
置を示す概略的な回路図である。 1……走行抵抗設定器、3……加算器、8……
第2偏差器、14……サイリスタ変換器、20…
…機械慣性、21……トータル慣性設定器、22
……軸トルク検出器、24……直流電動機。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 被試験器に軸トルク検出器を介して連結された
    直流電動機と、この直流電動機の速度を検出し、
    この検出出力を演算して得るトータル慣性設定器
    及び走行抵抗を設定する走行抵抗設定器と、トー
    タル慣性設定器の出力と走行抵抗設定器の出力と
    が供給され、両出力の和を得る加算器と、この加
    算器の加算出力が一方の入力端に供給されるとと
    もに他方の入力端には軸トルク検出器の出力が供
    給され、出力端に直流電動機に与えられるトルク
    設定出力を得る偏差器とを備えたパワートレイン
    系の試験装置。
JP11488787U 1987-07-27 1987-07-27 Expired - Lifetime JPH0535312Y2 (ja)

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JP11488787U JPH0535312Y2 (ja) 1987-07-27 1987-07-27

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JP11488787U JPH0535312Y2 (ja) 1987-07-27 1987-07-27

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Publication Number Publication Date
JPS6419147U JPS6419147U (ja) 1989-01-31
JPH0535312Y2 true JPH0535312Y2 (ja) 1993-09-08

Family

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