JPS5910913Y2 - 非同期電動機の監視保護装置 - Google Patents

非同期電動機の監視保護装置

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JPS5910913Y2
JPS5910913Y2 JP1980061722U JP6172280U JPS5910913Y2 JP S5910913 Y2 JPS5910913 Y2 JP S5910913Y2 JP 1980061722 U JP1980061722 U JP 1980061722U JP 6172280 U JP6172280 U JP 6172280U JP S5910913 Y2 JPS5910913 Y2 JP S5910913Y2
Authority
JP
Japan
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input
calculates
amount
loss
rotor
Prior art date
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Expired
Application number
JP1980061722U
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English (en)
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JPS55156528U (ja
Inventor
修照 中村
典行 関川
Original Assignee
株式会社明電舎
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Publication date
Application filed by 株式会社明電舎 filed Critical 株式会社明電舎
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は誘導電動機或は始動加速中の同期電動機等の如
き、所謂,非同期機の監視保護装置に係り、特に簡便で
且つ低コストで連続的に非同期機の監視保護が可能とな
る非同期電動機の監視保護装置を提供しようとするもの
である。
一般に誘導機等の如き非同期電動機の監視保護装置とし
て、従来に於ては例えば過負荷等を対象とする場合、サ
ーマルリレー,ヒューズ等で簡単で且つ安価な方法が用
いられている。
この様な手法に於ては、例えば非同期機の能力限界値を
知っての保護ではなく、シかも問題が生じてからの切り
はなし保護であるので最適な保護とは云い難い。
さらに保全の面で述べると、例えば事故が発生してから
事故状況を判断して原因推定し、しかる後に対策をとっ
ているのが実状である。
従ってシステムが複雑になればなる程、事故の種類も多
岐に渡り速応した措置を溝しきれずに最悪の場合、大事
故を誘因する結果ともなる。
本考案はこの点に鑑みて考案されたものであって、特に
非同期機の運転状態を全て自動的にモニターして事故状
況に応じた最適な保護方法が図れる事を特徴とするもの
であって、以下図に基づき詳述する。
図でMは非同期機でTGはその回転数を検出する速度検
出用小発電機である。
PTは電圧検出用変戒器で、CTは電流検出用変流器、
NSは同期速度検出回路で同期速度を検出する方法とし
ては実施例以外にたとえば速度検出用小発電機TGを介
して行ってもよい。
C1,C2は加算器でX 1,X2は掛算器である。
SLIPはすべりを検出するすべり検出回路でCOPI
〜COP2は夫々比較回路で、Sは積分回路である。
S1〜S3は負荷条件をセットする設定器、SWはスイ
ッチ、1〜3は関数発生器で、4は非同期機出力を計測
する計測監視回路で、5は非同期機の回転子側損失を計
測する計測監視回路である。
6はモニター装置で人力信号に基づき例えば過電流或は
過電圧等の所定の制御或は制限等を行なうものである。
この様に構威して威る本実施例の動作を述べると、例え
ば非同期機が駆動され加速し始めると、入力電流に関連
する電流戊分は変流器CTで検出され、一方入力電圧に
関連する電圧或分は変戊器PTで検出される。
しかして電流検出信号はI/V変換回路を介して電圧信
号に変換して、この電圧信号を第2の関数発生器2及び
入力検出回路Wに夫々出力して、関数発生器2では入力
信号に基づき非同期機の負荷損Wcを算出する。
一方、変戊器PTを介して得る電圧検出信号は第1の関
数発生器1及び同期速度検出回路NS,入力検出回路W
に夫々導き、第1の関数発生器1では入力信号に基づき
非同期機の鉄損Woを算出し、入力検出回路Wでは電圧
検出信号と変換した電圧信号とで非同期機の入力W1を
算出する。
一方、同期速度検出回路Nsでは入力される電圧検出信
号に基づき非同期機の同期速度を検出する。
これら算出される鉄損Wo,入力W及び負荷損Wcに応
じた信号は第1の加算器C1に出力され、且つ同期速度
検出信号は第2の加算器C2とすべり検出回路SLIP
に夫々与えられる。
他方、速度検出用小発電機TGを介して得る速度検出信
号は第3の関数発生器3,すべり検出回路SLIPに夫
々導かれて、第3の関数発生器3では非同期機の機械損
を算出しこの機械損に応じた信号を第1の加算器C1に
出力する。
すべり検出回路SLIPで゛は入力される速度検出信号
と同期速度検出信号とで所望のすべりを検出して、この
すべり検出信号を次段の第2の加算器C2と第2の掛算
器X2に夫々出力する。
しかして第1の加算器C1では入力される非同期機の入
力検出信号W1と、この信号W1とは逆極性で入力され
る鉄損検出信号Wo,負荷損検出信号Wc及び機械損検
出信号とに基づき、非同期機の実効人力P2を算出し、
一方第2の加算器C2では入力される同期速度検出信号
Nsとすべり検出信号Sとに基づき所定の1−Sを算出
する。
これ等算出された非同期機の実効入力信号P2,1S信
号とは夫々次段の掛算器X1,X2とに導かれ、第1の
掛算器X1では入力されるP2信号と1−S信号とで非
同期機の出力P。
を算出し、第2の掛算器X2では入力されるP2信号と
すべり検出信号Sとで非同期機の回転子損失Peを算出
する。
非同期機出力P。
は第1の比較回路COP1に導かれて第1の設定器S1
より与えられる負荷条件に見合った設定信号と比較され
、当該非同期機出力P。
が負荷条件に見合った設定指令量に対して偏差を生ずる
様になると、この偏差量が終段のモニター装置6に導か
れて所定の保護制御或は制限がなされる様になる。
一方当該非同期機の回転子損失Peは第2の比較回路C
OP 2に導かれて、第2の設定器S2より与えられる
負荷条件に見合った設定指令量と比較され、当該非同期
機の損失Peが負荷条件に見合った設定指令量に対して
偏差を生ずる様になると、この偏差量が終段のモニター
装置6に導かれて所定の保護制御或は制限が行なわれる
様になる。
なお非同期機の出力P。と回転子損失Peとは夫々対応
して配置される第1,第2の計測回路4,5に入力され
て所定の計測及び監視が行なわれる。
以上の様に本実施例に於では当該非同期機の運転状態を
常時モニターしておいて、この運転状態が負荷条件に見
合った設定指令量に対してズレているか否かを自動的に
判断して、異常であれば直ちに図示はしないがその故障
状態に応じて該当する保護系へ所定の指令を発して所定
の保護制御を行なわせる様にしたものであって、従来の
保護システムにみられる様に実際に故障を生じてからの
保護対策を溝しる様なものではなく、故障に到る迄の状
態を常時モニターしておいて、過去の技術の蓄積データ
,回転機性能,負荷パターン,環境等の条件も含めた基
準を設定した設定指令量と比較しつつ、運転状態に応じ
て最適且つ的確にしかも事前に対策が下せる様にした事
を特徴とするものである。
なお非同期機の回転子損失Peは始動時にスイッチSW
を閉路して積分回路Sに入力して所定の積分を行なう事
により、始動加速中の回転子保護、例えば積分値が回転
子側の温度指標となるものであるから、第3の設定器S
3より与えられる設定指令量と上記積分値とを比較すれ
ば所望の温度シミュレートが可能となり、これを終段の
モニター装置6に導入して所定の回転子側温度保護制御
を行なわせるものである 以上の様に本考案に於ては、非同期機の始動時より常時
の運転全域に渡って運転状態をシミュレートし且つモニ
ターして、事前に対策が採れる様に最適且つ的確な判断
が下せる様にしたものであるから以下に示す様に種々の
効果を奏すものである。
■ 既存の回路で構戒でき簡単で確実な非同期機の保護
ができる。
■ 特に計測,検出が困難な回転子の保護が容易に行な
える。
■ 常に非同期機の出力が直続でき且つ監視できると共
に、負荷の制御機能を持たせられる。
■ 上記■の理由より非同期機の出力を限界使用できる
■ 一般の保護器具と同じPT,CT,TGの検出器の
みで構或でき、コスト面で有利になる。
■ 事前に対応策が採れるので故障の拡大を防止できる
【図面の簡単な説明】
図は本考案による一実施例を示す具体的なブロック構戊
図。 Mは非同期機、TGは速度検出用小発電機、■/Vは電
流一電圧変換回路、Wは入力検出回路、Nsは同期速度
検出回路、SLIPはすべり検出回路、C 1, C
2は加算器、X1,X2は掛算器、COP 1,COP
2は比較回路、Sは積分回路、S1〜S3は設定器、
1〜3は関数発生器、4〜5は計測監視回路、6はモニ
ター装置。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 非同期電動機の入力電圧,電流,すべりとをそれ捨゛れ
    検出して、入力電圧と入力電流とで非同期機入力量を求
    める第1の演算回路と、入力電圧より鉄損を、入力電流
    より負荷損を、回転速度より機械損をそれぞれ算出して
    、これら固定子損失量と上記入力量とに基づき非同期機
    実効入力量を算出する第2の演算回路と、非同期機実効
    入力量とすべりを乗算して回転子損失を算出する第3の
    演算回路と、回転子損失量を一定期間に渡って積分して
    回転子の温度上昇度合を把握する第4の演算回路と、非
    同期機実効入力量と同期速度,すべりとで非同期機出力
    を算出する第5の演算回路と、非同期出力と回転子損失
    量,回転子温度上昇量とを夫々モニタリングして、これ
    ら各諸量をそれぞれ個々に負荷条件に見合った設定指令
    量と比較し、この比較結果に基づき所定の負荷制限また
    は保護制御を行なうモニター装置とで構威した事を特徴
    とする非同期電動機の監視保護装置。
JP1980061722U 1980-05-06 1980-05-06 非同期電動機の監視保護装置 Expired JPS5910913Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1980061722U JPS5910913Y2 (ja) 1980-05-06 1980-05-06 非同期電動機の監視保護装置

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JP1980061722U JPS5910913Y2 (ja) 1980-05-06 1980-05-06 非同期電動機の監視保護装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS55156528U JPS55156528U (ja) 1980-11-11
JPS5910913Y2 true JPS5910913Y2 (ja) 1984-04-04

Family

ID=29295695

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JP1980061722U Expired JPS5910913Y2 (ja) 1980-05-06 1980-05-06 非同期電動機の監視保護装置

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JP (1) JPS5910913Y2 (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS56132647A (en) * 1980-03-21 1981-10-17 Oyo Syst Kenkyusho:Kk Diagnostic system

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS56132647A (en) * 1980-03-21 1981-10-17 Oyo Syst Kenkyusho:Kk Diagnostic system

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JPS55156528U (ja) 1980-11-11

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