JPS585946Y2 - 電気動力計の並列運転制御装置 - Google Patents

電気動力計の並列運転制御装置

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JPS585946Y2
JPS585946Y2 JP1977063308U JP6330877U JPS585946Y2 JP S585946 Y2 JPS585946 Y2 JP S585946Y2 JP 1977063308 U JP1977063308 U JP 1977063308U JP 6330877 U JP6330877 U JP 6330877U JP S585946 Y2 JPS585946 Y2 JP S585946Y2
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JP
Japan
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speed
torque
deviation
electric dynamometer
parallel operation
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JP1977063308U
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JPS53158286U (ja
Inventor
中條茂範
Original Assignee
株式会社東京衡機製造所
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、電気動力計の並列運転制御装置、さらに詳し
く言えば、2組の動力吸収装置のトルクの各実際値が共
通のトルク設定器によって設定されるトルク設定値に一
致するようにトルク制御される電気動力計の並列運転制
御装置に関するものである。
2台の直流電気動力計または渦電流動力計を並列運転し
て、たとえば自動車のディファレンシャルギヤなどの差
動歯車装置のように、2つの出力軸を有する試験体の性
能試験を行う場合、初めにこの2つの出力軸を2台の動
力吸収装置にそれぞれ接続して原動機により同一回転を
与えつつ、2台の電気動力計から同一トルクを負荷する
この場合、2つの出力軸には同一制動力か生ずるので、
理論的には回転原産も同一になるはずであるが、実際上
は、2つの出力軸はたとえば軸受部などの損失に相違が
あるので、回転速度にも差が生ずる。
従来は、この回転速度差を無くすために、両回転速塵を
監視しながら電気動力計のトルクを手動操作により2つ
の出力軸が同一回転速度になるように調整しながら試験
を行ってきた。
本考案は上記トルク調整を自動的に行わせるためのもの
で、2つの出力軸の回転速度差を自動的に解消させつつ
、所期のトルク制御を行い得る簡易な構成の、電気動力
計の並列運転制御装置を提供することを目的とするもの
である。
この目的を達成するために、本発明は、各動力吸収装置
に速度検知器を付設し、この両速度検知器によって検知
された速度の偏差を得てその偏差出力を各動力吸収装置
に対してそれぞれ速度制御に関して負帰還となるように
帰還するように構成したものであり、以下、一実施例を
示す図面を参照して説明する。
トルク設定器1によって設定されたトルク設定信号はそ
れぞれ加え合せ点2a、2bを介して制御増幅器3a、
3bに入力され、ここで増幅されて動力吸収装置4a
、4bに入力される。
動力吸収装置4a、4bにはそれぞれトルク検出器5a
5bおよび速度検出器6a、6bが付設されている。
トルク検出器5a、5bの検出出力はそれぞれ増幅器7
a、7bを介して加え合せ点2 a、 2bに負帰還さ
れる。
速度検出器6a、6bの検出出力は速度偏差演算器80
両入力端にその一方、たとえば検出器6aの検出出力は
正極性で、他方、たとえば検出器6bの検出出力は負極
性で入力され、ここで両者の偏差が演算される。
その偏差出力は増幅積分器9で増幅器よび積分演算され
、その出力は、一方では加え合せ点2aに直接帰還され
、他方では反転増幅10を介して加え合せ点2bに帰還
される。
ここで2つの速度制御系を見た場合、系6a−8−9−
2aが全体として負帰還制御系を構成しているのは明ら
かであり、また、系6b−8−9−10−2bKおイテ
も、検出器6bから演算器8への入力極性および反転増
幅器100作用により、やはり系全体として負帰還制御
系を構成する。
動力吸収装置4a、4bにはそれぞれ図示していない試
験体が連結されているものとする。
この試験体は、たとえば2つの出力軸を有する差動歯車
装置であり、図示していない原動機によって回転駆動さ
れている。
さて、図示の装置は次のように動作する。
動力吸収装置4a、4bに、制御増幅器3a。
3bで増幅されたトルク設定器1からのトルク設定出力
を与えると、試験体にトルクがかかると共に、トルク検
出器5a、5bに出力を生ずる。
この検出出力は増幅器7 a * 7bで増幅され、加
え合せ点2a、2bを介して制御増幅器3a、3bに負
帰還される。
制御増幅器3a、3bは、このトルク負帰還値と前記ト
ルク設定値との間の偏差が零になるような制御出力を出
して動力吸収装置4a、4bのトルクを制御し、試験体
のトルクがトルク設定値に一致するようにする。
渣た、動力吸収装置4a 、4bの回転速度は速度検出
器6a、6bで検出され、速度偏差演算器8を介して両
速出速度の偏差が増幅積分器9に入力される。
この速度偏差は、既に述べたように、たとえば試験体を
構成する差動歯車装置の2゛つの出力軸の間・に軸受部
の損失の相違などによって生じ得る。
この偏差出力は増幅積分器9で増幅、積分され、その出
力は、加え合せ点2aを介して制御増幅器3aに負帰還
されると共に、反転増幅器10および加え合せ点2bを
介して制御増幅器3bに負帰還される。
以上の構成により、回転速度の高い方の動力吸収装置の
トルクは増加して回転速度を下げる方向に動作し、回転
速度の低い方の動力吸収装置のトルクは減少して回転速
度を上げる方向に動作するので、両動力吸収装置4a、
4bの回転速度は等しくなり、しかも増幅器9の積分動
作により、その等しい回転速度は以後も維持される。
なお、速度偏差演算器8への両人力の極性を逆にし、そ
れに応じて反転増幅器10を制御増幅器3a側に移して
も同等の結果を達成できることは明らかである。
以上述べたように、本考案によれば、差動歯車装置のよ
うな試験体の2つの出力軸の回転速度に差が生ずると、
自動的に同一回転速度に補正しながらトルク制御を行う
ので、従来行われてきた回転速度の監視による調整を必
要とせず、操作が簡単になると共に、回転速度偏差に対
する応答性も向上し、試験の精度を著しく改善、するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
図は本考案による並列運転制御装置の一実施例のブロッ
ク図である。 1・・・・・・トルク設定器、2a 、 2b・・・・
°°加え合せ点、3a、3b・・・・・・制御増幅器、
4a、4b・・・・・・動力吸収装置、5a、5b・・
・・・・トルク検出器、6a。 6b−”・・・・・増幅器、7a、7b・・・・・・速
度検出器、8・・・・・・速度偏差演算器、9・・・・
・・増幅積分器、10・・・・・・反転増幅器。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 2組の動力吸収装置のトルクの各実際値が共通のトルク
    設定器・によって設定されるトルク設定値に一致するよ
    うにトルク制御される電気動力計の並列運転制御装置に
    おいて、前記各動力吸収装置に付設された速度検知器と
    、この両速度検知器によって検知された速度の偏差を出
    力する速度偏差演算器と、この速度偏差演算器の偏差出
    力を各動力吸収、装置に対してそれぞれ速度制御に関し
    て負帰還となるように帰還する帰還回路とを備えたこと
    を特徴とする、電気動力計の並列運転制御装置。
JP1977063308U 1977-05-19 1977-05-19 電気動力計の並列運転制御装置 Expired JPS585946Y2 (ja)

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Publication Number Publication Date
JPS53158286U JPS53158286U (ja) 1978-12-12
JPS585946Y2 true JPS585946Y2 (ja) 1983-02-01

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