JPH053524U - 金属製墓石 - Google Patents

金属製墓石

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JPH053524U
JPH053524U JP5089591U JP5089591U JPH053524U JP H053524 U JPH053524 U JP H053524U JP 5089591 U JP5089591 U JP 5089591U JP 5089591 U JP5089591 U JP 5089591U JP H053524 U JPH053524 U JP H053524U
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JP
Japan
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door
tombstone
gravestone
bag
closed
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Pending
Application number
JP5089591U
Other languages
English (en)
Inventor
定夫 岸野
Original Assignee
株式会社日本アルミ
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Publication date
Application filed by 株式会社日本アルミ filed Critical 株式会社日本アルミ
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Publication of JPH053524U publication Critical patent/JPH053524U/ja
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 例えばアルミニウム鋳物製の墓石において、
扉を隙間なく閉じて墓石を外観上一体物として見えるよ
うにできるものを提供することである。 【構成】 墓石は扉21と墓石本体22とからなり、扉
21は扉正面部21aと周縁部21bとからなってお
り、扉21の一辺の周縁部21bの内面には袋部31,
32が一体形成され、墓石本体22の開口部周縁の内面
の上記袋部31,32に対向する箇所にも袋部31,3
2が一体形成されており、蝶番40の取付部はそれぞれ
上記両袋部31,32に開口から入れて固定されてい
る。そして扉21を閉じた際に、蝶番40の両取付部の
表面が合わさって扉21の周縁部の端面と墓石本体22
の開口部周縁の端面とが合わさるようになっている。こ
れにより、扉21を閉じた場合の扉21と墓石本体22
との間に隙間が生じないようにでき、扉21を閉じた状
態の墓石を外観上一体物として見えるようにできる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、屋内に設置して用いられる例えばアルミニウム鋳物製の墓石であっ て、内部に収納室を有するものに関し、特に墓石の扉を墓石本体との間に隙間が ないように閉じて墓石を外観上一体物として見えるようにしたものである。
【0002】
【従来技術及びその問題点】
経済的理由、環境的理由等から、屋内にお墓に代わるものをアパート形式で設 けることが普及している。そのようなものの中に、アルミニウム鋳物製の納骨箱 と、納骨箱上に設けられたアルミニウム鋳物製の墓石とで構成された納骨壇があ る。このような納骨壇では、表面を着色処理して、石材からなる本物のお墓に似 せたり、厳粛な雰囲気を醸しだすようにしたりしている。
【0003】 ところで上記墓石は一般に位牌を収納するのに用いられ、納骨箱と同様、開閉 自在の扉が設けられている。そしてこの扉を、閉じた際に墓石において隙間がな いように設けて、墓石を外観上一体物として見えるようにするのは困難であった 。上記墓石は石材からなる本物の墓石に代わるものとして用いられるので、扉を 閉じた際に外観上一体物として見えることは特に重要なことである。
【0004】
【考案の目的】
本考案は、扉を隙間なく閉じて墓石を外観上一体物として見えるようにできる 金属製墓石を提供することを目的とする。
【0005】
【目的を達成するための手段】
本考案の金属製墓石は、内部に収納室を有し、正面の全面を塞ぐ扉と墓石本体 とからなり、扉は、扉正面部とその周縁から直角に延びた周縁部とからなり、扉 の一方の側の周縁部内面に袋部を形成し、墓石本体の開口部周縁内面の上記袋部 に対向する箇所に袋部を形成し、蝶番の取付部を、それぞれ上記両袋部に入れて 、扉側の取付部の表面が扉の上記周縁部の端面と同一面に、また墓石本体側の取 付部の表面が墓石本体の上記開口部周縁の端面と同一面になるよう固定し、扉を 閉じた際に蝶番の回動部が取付部の中に入り込み両取付部の表面が合わさって墓 石本体の上記開口部周縁端面と扉の上記周縁部端面とが密接するよう構成したこ とを特徴とするものである。
【0006】
【作用】
蝶番で支持された扉を閉じると、回動部は取付部の中に入り込み、両取付部の 表面が合わさり、扉の周縁部の端面と墓石本体の開口部周縁の端面とが合わさる 。従って扉と墓石本体との間には隙間が見えないこととなる。
【0007】
【実施例】
以下、本考案の実施例を図に基づいて説明する。 図1は本考案の金属製墓石を採用した納骨壇の正面図、図2は図1のII矢視図 である。この納骨壇は、アルミニウム鋳物製の納骨箱1と、納骨箱1上に設けら れたアルミニウム鋳物製の墓石2とで構成されている。なお20は墓石2の座で ある。図2に示すように、納骨箱1はお骨の収容に、墓石2は位牌の収容に用い られる。
【0008】 図3は墓石2の扉21を途中まで開いた状態を示す斜視図である。本考案はこ の扉21の取付構造に特徴がある。扉21は墓石本体22の正面の全面を塞ぐよ うに設けられている。図4は扉21を内側から見た図、図5は表側から見た図、 図6は図5のVI−VI断面図である。扉21は、扉正面部21aとその周縁から直 角に延びた周縁部21bとからなっている。扉正面部21aは閉じた際に墓石2 の前面を構成し、周縁部21bは閉じた際に墓石2の上下面2a、2bの一部及 び両側面2c、2cの一部を構成するようになっている。23はマグネットであ る。
【0009】 扉21の表側から見て右側(図4では左側)の周縁部21bの内面には上部と 下部の2箇所に袋部31が一体形成されている。この袋部31は扉21を閉じた 状態にて墓石本体22側に開口している。なお袋部31の開口端面31bは周縁 部21bの端面121bと同一面となっている。
【0010】 一方、図7に示すように、墓石本体22の開口部周縁の内面の袋部31に対向 する箇所にも袋部32が一体形成されている。この袋部32は扉21を閉じた状 態にて扉正面部21a側に開口している。なお袋部32の開口端面32bは開口 部周縁の端面122と同一面となっている。なお図7は墓石本体22を正面から 見た図である。
【0011】 そして袋部31、32には蝶番40が取付けられている。図8は蝶番40の正 面図、図9は図8のIX矢視図、図10は図8のX矢視図である。蝶番40は、2 つの取付部41と、回動部42とで構成されており、図10の2点鎖線で示すよ うに、矢印方向に回動して取付部41の表面41a同士が隙間なく合わさるとと もに回動部42が取付部41の中に入り込むようになっている。回動部42は、 取付部42から伸びた支持板42aと支持板42aを貫通したピン42bとで構 成されている。
【0012】 図11は蝶番40の取付部41が袋部31に取付けられた状態を示す正面図、 図12は図11のXII −XII 部分断面図である。袋部31内の上部及び下部には 段部31aが形成されており、取付部41は袋部31内に嵌入されて段部31a にボルト固定されている。袋部32についても同様である。そして扉21側の取 付部41の表面41aは袋部31の開口の端面31bと同一面となるよう、また 墓石本体22側の取付部41の表面41aは袋部32の開口の端面32bと同一 面となるよう設定されている。蝶番40は、取付部41をそれぞれ袋部31、3 2に嵌入してボルト固定することにより、扉21を墓石本体22に対して開閉自 在となるよう支持している。
【0013】 図13、図14は図3のXIII−XIII断面に相当する図であり、図13は扉21 が180度開いた状態を示し、図14は扉21が閉じた状態を示している。この ように上記構成の蝶番40を、上記構成の袋部31、32に取付部41を嵌入し て設けているので、図14のように扉21を閉じた状態では、取付部41の表面 41a同士が合わさり、従って扉21の周縁部21bの端面121bと墓石本体 22の開口部周縁の端面122とが密接することとなり、外から見て図14のX 部分には隙間が殆んど見えないようになる。
【0014】
【考案の効果】
以上のように本考案の金属製墓石によれば、 (1)扉21を閉じた際に、蝶番40の両取付部41の表面41aが合わさって 扉21の周縁部21bの端面121bと墓石本体22の開口部周縁の端面122 とが合わさるようになっているので、扉21を閉じた場合の扉21と墓石本体2 2との間に隙間が生じないようにでき、扉21を閉じた状態の墓石2を外観上一 体物として見えるようにできる。 (2)墓石2は、例えばアルミニウム鋳物製であるので、袋部31、32を容易 に一体形成でき、蝶番40を外から見えないように容易に取付けることができる 。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案の金属製墓石を採用した納骨壇の正面
図である。
【図2】 図1のII矢視図である。
【図3】 本考案の金属製墓石の扉を開いた状態を示す
斜視図である。
【図4】 扉を内側から見た図である。
【図5】 扉を表側から見た図である。
【図6】 図5のVI−VI断面図である。
【図7】 墓石本体を正面から見た図である。
【図8】 蝶番の正面図である。
【図9】 図8のIX矢視図である。
【図10】 図8のX矢視図である。
【図11】 蝶番の取付部が袋部に固定された状態を示
す正面図である。
【図12】 図11のXII −XII 部分断面図である。
【図13】 図3のXIII−XIII断面に相当する図であ
り、扉が180度開いた状態を示す図である。
【図14】 図3のXIII−XIII断面に相当する図であ
り、扉がが閉じた状態を示す図である。
【符号の説明】
1 納骨箱 2 墓石 21 扉 21a 扉正面部 21b 周縁部 22 墓石本体 31、32 袋部 40 蝶番 41 取付部 41a (取付部の)表面 42 回動部 121b (周縁部の)端面 122 (開口部周縁の)端面

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 【請求項1】内部に収納室を有する金属製墓石におい
    て、墓石は正面の全面を塞ぐ扉と墓石本体とからなり、
    扉は、扉正面部とその周縁から直角に延びた周縁部とか
    らなり、扉の一方の側の周縁部内面に袋部を形成し、墓
    石本体の開口部周縁内面の上記袋部に対向する箇所に袋
    部を形成し、蝶番の取付部を、それぞれ上記両袋部に入
    れて、扉側の取付部の表面が扉の上記周縁部の端面と同
    一面に、また墓石本体側の取付部の表面が墓石本体の上
    記開口部周縁の端面と同一面になるよう固定し、扉を閉
    じた際に蝶番の回動部が取付部の中に入り込み両取付部
    の表面が合わさって墓石本体の上記開口部周縁端面と扉
    の上記周縁部端面とが密接するよう構成したことを特徴
    とする金属製墓石。
JP5089591U 1991-07-02 1991-07-02 金属製墓石 Pending JPH053524U (ja)

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JP5089591U JPH053524U (ja) 1991-07-02 1991-07-02 金属製墓石

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JPH053524U true JPH053524U (ja) 1993-01-19

Family

ID=12871477

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4836250U (ja) * 1971-09-09 1973-05-01
JPS4847329U (ja) * 1971-10-08 1973-06-21

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4836162A (ja) * 1971-09-16 1973-05-28

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