JPH031340Y2 - - Google Patents

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JPH031340Y2
JPH031340Y2 JP13557485U JP13557485U JPH031340Y2 JP H031340 Y2 JPH031340 Y2 JP H031340Y2 JP 13557485 U JP13557485 U JP 13557485U JP 13557485 U JP13557485 U JP 13557485U JP H031340 Y2 JPH031340 Y2 JP H031340Y2
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JP
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door
protrusion
shaft part
side shaft
hinge
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JP13557485U
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は扉を広い角度で開閉させる簡易な構造
の扉開閉機構に関し、特に運搬台車の開閉扉類に
適するものである。
(従来の技術) 郵便物の局内での移動や、小荷物の駅構内など
で移動には、観音開き扉をもつた運搬台車が多く
使用されており、その扉は開扉範囲を大きくしか
つ閉扉時に扉が直線状となるように、軸部が外側
へ突出する蝶番により取付けられている。そのた
め台車同士がぶつかると蝶番部分が最も衝撃を受
けやすいため扉の開閉にも支障を来し、また突出
しているため器物や作業者等ともぶつかりやすく
危険であるという問題がある。
(技術的課題) 本考案は前記の欠点や問題点を解決するもの
で、その目的は、開扉の範囲を十分広くとること
ができるとともに、外方へ突出せず損傷や危険が
ない扉開閉機構を提供することにある。
(技術的手段) 前記目的を達する本考案は両端に半円状軸受部
1,2を有する一対のヒンジ金具3,4を、前記
軸受部1,2で扉の軸部5と、扉取付部側の軸部
6へ回動可能に取付け、取付側軸部6に、半円状
軸受部1,1が乗りかつ該軸受部1に形成した切
欠7の範囲でヒンジ金具3,4を回動させる突起
8を設け、扉側軸部5に、該軸部5が乗りかつヒ
ンジ金具3,4に形成した切欠9の範囲で軸部5
を回動させる突起10を設けて成る扉開閉機構で
ある。
(考案の作用) 本考案の機構では、両端に半円状軸受部1,2
を有するヒンジ金具2個により、扉をその取付部
へ取付けるため、従来の蝶番の役目をするヒンジ
金具3,4を組合せたものは外方へ突出すること
がない。また、2箇所の軸受部1,2が夫々開閉
の軸となるから2段階に開扉できかつ、開扉の範
囲も広くとれることとなる。
(実施例) 図示実施例は、箱型のパレツト式台車に関する
もので、上下2段の観音開き扉11を有し、各扉
11は枠にネツト類12を張つた枠板状の構造
で、枠部は本案機構Hの扉側軸部5を兼ねてお
り、隣接する扉取付部13,14の枠部は取付側
軸部6を兼ねている。
2個一対のヒンジ金具3,4は、夫々の両端に
前記軸部5に取付ける半円状軸受部2と、取付側
軸部6に取付けるやや大径の半円状軸受部1を有
する。故に中間の直状部3a,4aで止着部15
により結合すると左右の大きさは異なるが略眼鏡
状となる(第3図)。3b,4bは止着具15の
通孔である。
さらに、取付側軸部6には扉開閉方向からみて
裏側に突起8が設けてあり、半円状軸受部2には
この突起8の両端面8a,8bと係合して回動範
囲が規定される切欠7が設けてある。そのため突
起8に対しヒンジ金具3,4を上方から軸部6へ
嵌挿させると、切欠7の下端7cが突起8に乗る
ように掛止される。この切欠7の大きさはヒンジ
金具3,4が200度以上回動できるように設定す
る。
また、扉11側はヒンジ金具3,4により扉1
1の枠が支えられるように突起10をヒンジ金具
3,4より上位に設け、かつ突起10が数十度の
角度回動できるように軸受部1の上辺に切欠9を
形成する。なお、閉扉状態では突起8の1端面8
aに切欠7の1端面7aが衝止し、扉側では突起
10の一端面10aに切欠9の1端面9aが衝止
するので、扉11,11は1直線上に並ぶ、開扉
状態では突起8の他端8bと切欠の他端面7b
が、また扉側の突起10の他端面10と切欠9の
他端面9bが夫々衝止する。各図中、16は台
車、17は脚輪、18は扉11をロツクする錠を
示す。
(考案の効果) 従つて本考案によれば、閉じている扉11を開
くと、ヒンジ金具3,4の取付側軸部6及び扉側
軸部5で2段階にヒンジ回動が行なわれるから、
十分広い角度、扉11を開くことができ、ヒンジ
金具3,4は両端に半円状の軸受部1,2を備え
るだけのため外方へ突出するため危険もなく損傷
のおそれも少ない効果があり、かつ扉11を支え
る機能も有するので全体として合理的な構造とな
り実用上の効果は顕著である。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案に係る扉開閉機構の実施例に関す
るもので、第1図は本案機構の適用例の正面図、
第2図は本案機構の1実施例を示す分解斜視図、
第3図は平面図、第4図は正面図である。 1,2……半円状軸受部、3,4……ヒンジ金
具、5,6……軸部、7,9……切欠、8,10
……突起。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 両端に半円状軸受部1,2を有する一対のヒン
    ジ金具3,4を、前記軸受部1,2で扉の軸部5
    と、扉取付側軸部6へ回動可能に取付け、該取付
    側軸部6に、半円状軸受部1,1が乗りかつ該軸
    受部1に形成した切欠7の範囲でヒンジ金具3,
    4を回動させる突起8を設け、扉側軸部5に、該
    軸部5が乗りかつヒンジ金具3,4に形成した切
    欠9の範囲で扉側軸部5を回動させる突起10を
    設けて成る扉開閉機構。
JP13557485U 1985-09-04 1985-09-04 Expired JPH031340Y2 (ja)

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JP13557485U JPH031340Y2 (ja) 1985-09-04 1985-09-04

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JP13557485U JPH031340Y2 (ja) 1985-09-04 1985-09-04

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JPS6243069U JPS6243069U (ja) 1987-03-14
JPH031340Y2 true JPH031340Y2 (ja) 1991-01-16

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JP13557485U Expired JPH031340Y2 (ja) 1985-09-04 1985-09-04

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH057897Y2 (ja) * 1987-06-23 1993-02-26
JPH0545270Y2 (ja) * 1988-06-07 1993-11-18
JP5607340B2 (ja) * 2009-11-19 2014-10-15 ヤマト・インダストリー株式会社 扉パネルの取付構造

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Publication number Publication date
JPS6243069U (ja) 1987-03-14

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