JPH0535204B2 - - Google Patents

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JPH0535204B2
JPH0535204B2 JP60110686A JP11068685A JPH0535204B2 JP H0535204 B2 JPH0535204 B2 JP H0535204B2 JP 60110686 A JP60110686 A JP 60110686A JP 11068685 A JP11068685 A JP 11068685A JP H0535204 B2 JPH0535204 B2 JP H0535204B2
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Yasuto Fukada
Juichi Komizo
Mutsuo Nakanishi
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Nippon Steel Corp
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Sumitomo Metal Industries Ltd
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  • Heat Treatment Of Steel (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕 この発明は、溶接熱影響部における島状マルテ
ンサイト量が体積率にて3.94%以下で、−30℃に
おける溶接熱影響部の限界COD値が0.25mm以上を
示すところの、溶接部の信頼性が極めて高い高張
力鋼材の製造方法に関するものである。 近年、苛酷な寒冷地における資源開発活動の活
発化や、LPG或いはLNG用低温貯蔵容器等の増
設傾向を反映し、母材自体の強度や靱性に優れる
ことはもちろん、脆性破壊に対する信頼性の十分
に高い溶接部を特殊な溶接手段によることなく安
定して形成し得る高張力鋼材が強く要望されるよ
うになつてきた。 このようなことから、最近では、前述した用途
に使用される高張力鋼材に、脆性破壊に対する溶
接継手の信頼度を実際面(現場的実情)に即応し
て評価できると注目され出したCOD試験(疲れ
切欠き付の試験片を使用した3点曲げ試験)が実
施される場合も多くなつている。 〔従来技術並びにその問題点〕 ところで、一般に高張力鋼材を製造する場合に
は、その十分な強度を確保すべく素材鋼に多量の
合金成分を添加するのが普通であり、従つて製造
される鋼材は必然的に、式 Ceq.=Ca(%)+Mn(%)/6+Cu(%)+Ni(%)
/15+Cr(%)+Mo(%)+V(%)/5 で示される炭素当量(Ceq)の高いものとなつて
いた。 しかしながら、このような鋼材を溶接施工する
と、特にその溶接熱影響部(以下、HAZと称す
る)に島状マルテンサイト組織が多量に生成して
HAZ靱性が極度に劣化し、−30℃におけるHAZ
の限界COD値〔δc〕を脆性破壊防止に十分であ
るとされる0.25mm以上にすることが困難だつたの
である。 〔問題点を解決するための手段〕 そこで、本発明者等は、従来の高張力鋼材にみ
られる上記問題点を踏まえた上で、引張強さ:60
Kgf/mm2以上を有するとともに−30℃でのHAZ
における限界COD値〔δc〕が0.25mm以上を示すと
ころの、高い強度と脆性破壊に対する十分な抵抗
力とを兼備した高張力鋼材を安定且つ容易に製造
する方法を見出すべく、種々の観点から研究を行
つたところ、以下に示す知見を得るに至つた。即
ち、 (a) 高張力鋼材の製造に当つて、素材鋼の成分組
成を特にその炭素当量や微量含有元素に注意し
ながら特定範囲に調整すると、従来の高強度獲
得範囲からは多少外れはするものの、HAZに
生成する島状マルテンサイト量の極めて低い
(約4容量%以下)鋼材が得られ、該鋼材は
“限界COD値が0.25mmになる温度〔Tδc=
0.25〕”が安定して−30℃以下を示すなど、脆
性破壊発生に対して非常に高い抵抗力を発揮す
ること。 さて、第1図は鋼材の炭素当量(Ceq.)と
HAZに生成する島状マルテンサイト組織量との
関係を示す線図であり、第2図はHAZの島状マ
ルテンサイト量と“限界COD値が0.25mmになる温
度〔Tδc=0.25〕”との関係を示す線図であるが、
この第1図及び第2図からも、鋼材の炭素当量を
特定値以下(0.350%以下)に抑えることでHAZ
に生成する島状マルテンサイト組織量を安定して
約4%以下に止めることができ、それ故に前記
〔Tδc=0.25〕を−30℃以下にし得ることが明ら
かである。また、第3図は、鋼材の炭素当量を
種々に変化させた場合における前記〔Tδc=
0.25〕の動向を示す線図であるが、第3図から
も、〔Tδc=0.25〕の値を−30℃以下とするため
には炭素当量を特定の範囲(0.265〜0.350%)に
調整する必要のあることが明らかである。 (b) しかし、上記成分組成の素材鋼を通常の圧延
条件で処理しても普通鋼クラスの強度しか得ら
れないが、これをγ領域に加熱してから熱間圧
延を施すとともにAr3点以上の800〜690℃で該
圧延を終了し、次いでこの温度から450℃以下
までの温度域を5〜50℃/secと言う特定の冷
却速度で冷却すると、上記成分組成鋼を素材に
したとしても引張強さ:60Kgf/mm2以上の十分
に高い強度を有する高張力鋼材が得られるこ
と、 なる知見を得るに至つた。 この発明は、上記知見に基づいてなされたもの
であり、 C:0.04〜0.10%、(以下、成分割合を示す%
は重量%とする)、 Si:0.001〜0.400%、 Mn:1.00〜1.75%、 Ti:0.003〜0.015%、 sol.Al:0.01〜0.08%、 Ca:0.0005〜0.0060%、 Mo:0.08%以下、P:0.015%以下、 S:0.007%以下、B:0.0003%以下、 N:0.0050%以下、O:0.0040%以下、 なる成分を加えて、必要に応じて更に、 Cr:0.15%以下、Ni:0.15%以下、 Cu:.0.35%以下、V:0.07%以下、 Nb:0.010〜0.060% のうちの1種以上をも含み、 残部:実質的にFe から成るとともに、 炭素当量〔Ceq.〕:0.265〜0.350%、 Ca(%)/S(%):1.0〜5.0 を満足する鋼を870〜1280℃の温度に加熱してか
らこれに圧延加工を施し、800〜690℃の温度にて
圧延を終了した後、少なくとも該圧延終了温度か
ら450℃までの温度域を5〜50℃/secの冷却速度
で冷却することにより、溶接したときの溶接熱影
響部における島状マルテンサイト量が3.94容量%
以下で、−30℃での溶接熱影響部における限界
COD値が0.25mm以上の高張力鋼材を安定して製造
する点、 に特徴を有するものである。 次に、この発明の高張力鋼材の製造方法におい
て、圧延に供される鋼の化学成分組成、加熱温
度、圧延終了温度、及び冷却条件を上記のように
限定した理由を説明する。 A 鋼の化学成分組成 C Cは、鋼材の強度を確保するとともに、HAZ
組織が粗大化するのを防止する作用を有する元素
であるが、その含有量が0.04%未満では前記作用
に所望の効果が得られず、一方0.10%を越えて含
有させると島状マルテンサイト組織が増加して
HAZにおけるCOD値を劣化するようになること
から、C含有量は0.04〜0.10%と定めた。 Si Siは、溶接構造物としての母材特性を改善する
作用を有しているほか、鋼の脱酸剤としても有効
な元素であるが、その含有量が0.001%未満では
前記作用に所望の効果を得ることができず、一方
0.400%を越えて含有させるとHAZ靱性を損うよ
うになることから、Si含有量は0.001〜0.400%と
定めた。なお、HAZ靱性のみを追求すれば、Si
含有量を0.100%以下にするのがHAZ組織細粒化
の観点から好ましいが、経済面とのバランスを考
慮すると0.400%までのSi添加は許容し得るもの
である。 Mn Mnも鋼材の強度確保に必要な元素であり、所
望の強度を確保するためにはその含有量を1.00%
以上に調整しなければならないが、1.75%を越え
て含有させるとHAZ靱性に悪影響を与えるよう
になることから、Mn含有量は1.00〜1.75%と定
めた。 Ti Tiは、鋼材のHAZ靱性改善に極めて有効な元
素である。即ち、Tiは鋼中でTiN化合物を形成
するが、これがHAZにおけるオーステナイト粒
の粗大化を防止するとともに、HAZの溶接熱サ
イクルの冷却過程においてフエライトの析出核と
して作用し、靱性改善に好結果を与える。しかし
ながら、その含有量が0.003%未満では前記作用
に所望の効果が得られず、一方、0.015%を越え
て含有させるとかえつて靱性が劣化するようにな
ることから、Ti含有量は0.003〜0.015%と定め
た。 sol.Al sol.Alは、オーステナイト粒の粗大化を防止し
て母材の強靱性を確保する作用を有しているが、
その含有量が0.01%未満では前記作用に所望の効
果を得ることができず、一方、0.08%を越えて含
有させるとAl2O3系介在物形成による靱性劣化や
延性劣化を来たすようになることから、sol.Al含
有量は0.01〜0.08%と定めた。 Ca Caは、S系介在物の改善作用に加えて、CaO
を形成して鋼材のHAZ組織微細化作用をも有す
る元素であるが、その含有量が0.0005%未満では
前記作用に所望の効果が得られず、一方、0.0060
%を越えて含有させるとCaO介在物量が多くなり
過ぎて鋼の清浄度を悪化するようになることか
ら、その含有量を0.0005〜0.0060%と定めた。 Mo Moは、HAZの島状マルテンサイト組織の生成
を助長する元素であるのでCOD特性の面からは
極力少ない方が好ましいが、0.08%の含有量まで
は許容できることから、Mo含有量を0.08%以下
と定めた。 P Pは、鋼中へ不可避的に随伴される不純物元素
であり、靱性面からは少ないほど好ましい結果が
得られるが、経済性を考慮してP含有量の許容上
限を0.015%と定めた。 S SもPと同様に避けることのできない鋼中不純
物であり、その含有量が少ないほど良好な靱性が
もたらされるが、この発明では0.007%の含有量
まで許容できることから、S含有量を0.007%以
下と定めた。 B 鋼中にBが含まれると靱性劣化を逸れ得ないこ
とからB含有量は低いほど好ましいが、実際上
0.0003%の含有量までは許容できるので、B含有
量は0.0003%以下と定めた。 N Nは、鋼中へ不可避的に随伴される一種の不純
物元素であるが、Tiと結合してTiN化合物を形
成し、鋼中のHAZ靱性を改善する作用をも有し
ている。しかしながら、遊離Nが増加すると鋼材
の靱性劣化を招くので、前記Tiの添加量を考慮
してN含有量は0.0050%以下と定めた。 O Oも鋼の不可避的不純物であり、その含有量は
少ないほど好ましいが、特に0.0040%を越えて含
まれると鋼中酸化物の量が増大して鋼の清浄性に
悪影響がでてくることから、O含有量を0.0040%
以下と定めた。 Cr,Ni,Cu,V、及びNb これらの元素は、鋼の靱性や強度を向上する作
用を有しているので必要に応じて1種以上含有せ
しめられる成分である。中でも、Cr,Ni及びCu
は微量添加で母材の低温靱性改善作用を発揮する
とともに、HAZ靱性改善にも有効であるが、Cr
が0.15%を、Niが0.15%を、そしてCuが0.35%を
越えて含有されてもより以上の効果が得られない
ばかりか、かえつて靱性劣化を招きかねないこと
から、Cr含有量は0.15%以下、Ni含有量は0.15%
以下、Cu含有量は0.35%以下とそれぞれ定めた。
また、Vには微量添加で母材の強度を向上する作
用があり、Nbも0.010%以上の添加で同様の作用
を発揮するが、Vが0.07%を、そしてNbが0.060
%を越えて含有されるとHAZ靱性の劣化を招く
ことから、V含有量は0.07%以下と、Nb含有量
は0.010〜0.060%とそれぞれ定めた。 炭素当量〔Ceq.〕 炭素当量が0.265%未満であると鋼材のHAZ組
織が粗大化することとなつて、第3図からも明ら
かなように〔Tδc=0.25〕が−30℃以下を確保で
きなくなり、一方、炭素当量が0.350%を越える
とHAZに上部ベイナイト組織が生成され、島状
マルテンサイト組織の生成を助長するので、−30
℃での溶接熱影響部における限界COD値が0.25mm
以上とならないことから、炭素当量は0.265〜
0.350%と定めた。 Ca(%)/S(%)の値 Ca(%)/S(%)の値が1.0未満ではCa添加に
よるS系介在物の改善効果を確保できず、一方、
前記値が5.0を越えるとCaO介在物量が増加して
溶接ボンド部の靱性を劣化することから、S含有
量に対するCa含有量の比率を1.0〜5.0と定めた。 B 加熱温度 圧延に供する鋼の加熱温度が870℃未満では、
鋼材を十分にオーステナイト化できない恐れがあ
る上、炭化物や窒化物を十分オーステナイト中に
固溶させ得ないことがあり、一方、1280℃を越え
て加熱するとオーステナイト粒径が大きくなつて
圧延後の組織を粗くし、母材の靱性を損なうよう
になることから、加熱温度を870〜1280℃と定め
た。 C 圧延仕上げ温度 圧延仕上げ温度が800℃を越えた場合には、圧
延加工による鋼板組成の微細化作用が不十分とな
り、安定した高靱性が得られない上、強度バラツ
キが大きくなる傾向となる。一方、690℃未満の
温度域で圧延を施すと、変態を終了したフエライ
トに加工を加えることとなり、特に低温加工のた
めに加工歪が残つたままとなつて母材の靱性が損
われることから、圧延仕上げ温度を800〜690℃と
定めた。 D 冷却条件 この発明の高張力鋼材の製造方法では、圧延終
了後から加速冷却を行つて母材強度を高める手段
を採用しているが、その冷却速度が5℃/sec未
満であると強度上昇効果が小さくて所望の高強度
を得ることができず、一方、50℃/secを越えた
場合には焼入れ組織となつて母材強度は上昇する
ものの靱性の点で十分なものが得られなくなるこ
とから、冷却速度を5〜50℃/secと定めた。ま
た、冷却速度を限定した範囲は、圧延仕上げ温度
から450℃までの温度域であるが、450℃を下回る
温度域では単なる放冷或いは加速冷却のどちらを
採用しても所望の強度を達成することができる。
但し、450℃を下回る温度域まで加速冷却すると
鋼材中の水素放出が不十分となることから、加速
冷却は450℃までに止めることが望ましい。 なお、鋼材のHAZにおける島状マルテンサイ
ト量が3.94容量%を越えると、−30℃でのHAZに
おける限界COD値が0.25mm未満となつて、脆性破
壊発生に対する所望の溶接欠陥許容度を達成する
ことができなくなるが、該許容度が変化すれば当
然この条件も緩和され、従つて炭素当量の上限値
も変わつてくることは言うまでもない。 次いで、この発明を実施例により比較例と対比
しながら説明する。 〔実施例〕 まず、常法によつて第1表に示す如き化学成分
組成の鋼を溶製した。 次に、これらの鋼を第2表に示される条件にて
加熱・圧延・冷却し、得られた鋼板の機械的性質
【表】
【表】
【表】
〔総括的効果〕
以上に説明した如く、本発明によれば、脆性破
壊発生に対する溶接欠陥の許容度が極めて大きな
高張力鋼材を、低コストで生産性良く製造するこ
とができ、各種溶接構造物の適用範囲を更に拡大
することができるなど、産業上有用な効果がもた
らされるのである。
【図面の簡単な説明】
第1図は、鋼材の炭素当量(Ceq.)とHAZに
生成する島状マルテンサイト組織量との関係を示
す線図、第2図は、HAZの島状マルテンサイト
量とTδc=0.25との関係を示す線図、第3図は、
鋼材の炭素当量(Ceq.)を種々に変化させた場合
におけるTδc=0.25の動向を示す線図である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 重量割合で、 C:0.04〜0.10%、 Si:0.001〜0.400%、 Mn:1.00〜1.75%、 Ti:0.003〜0.015%、 sol.Al:0.01〜0.08%、 Ca:0.0005〜0.0060%、 Mo:0.08%以下、 P:0.015%以下、 S:0.007%以下、 B:0.0003%以下、 N:0.0050%以下、 O:0.0040%以下、 残部:実質的にFe から成るとともに、 炭素当量〔Ceq.〕:0.265〜0.350%、 Ca(%)/S(%):1.0〜5.0 を満足する鋼を870〜1280℃の温度に加熱してか
    らこれに圧延加工を施し、800〜690℃の温度にて
    圧延を終了した後、少なくとも該圧延終了温度か
    ら450℃までの温度域を5〜50℃/secの冷却速度
    で冷却することにより、溶接したときの溶接熱影
    響部における島状マルテンサイト量が体積率にて
    3.94%以下で、−30℃での溶接熱影響部における
    限界COD値が0.25mm以下の鋼材とすることを特徴
    とする、溶接部COD特性の優れた高張力鋼材の
    製造方法。 2 重量割合で、 C:0.04〜0.10%、 Si:0.001〜0.400%、 Mn:1.00〜1.75%、 Ti:0.003〜0.015%、 sol.Al:0.01〜0.08%、 Ca:0.0005〜0.0060%、 Mo:0.08%以下、 P:0.015%以下、 S:0.007%以下、 B:0.0003%以下、 N:0.0040%以下、 O:0.0040%以下、 なる成分を加えて、更に Cr:0.15%以下、Ni:0.15%以下、 Cu:0.35%以下、V:0.07%以下、 Nb:0.010〜0.060% のうちの1種以上をも含み、 残部:実質的にFe から成るとともに、 炭素当量〔Ceq.〕:0.265〜0.350%、 Ca(%)/S(%):1.0〜5.0 を満足する鋼を870〜1280℃の温度に加熱してか
    らこれに圧延加工を施し、800〜690℃の温度にて
    圧延を終了した後、少なくとも該圧延終了温度か
    ら450℃までの温度域を5〜50℃/secの冷却速度
    で冷却することにより、溶接したときの溶接熱影
    響部における島状マルテンサイト量が体積率にて
    3.94%以下で、−30℃での溶接熱影響部における
    限界COD値が0.25mm以上の鋼材とすることを特徴
    とする、溶接部COD特性の優れた高張力鋼材の
    製造方法。
JP11068685A 1985-05-23 1985-05-23 溶接部cod特性の優れた高張力鋼の製造方法 Granted JPS61270333A (ja)

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