JPH0535144Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0535144Y2 JPH0535144Y2 JP5072788U JP5072788U JPH0535144Y2 JP H0535144 Y2 JPH0535144 Y2 JP H0535144Y2 JP 5072788 U JP5072788 U JP 5072788U JP 5072788 U JP5072788 U JP 5072788U JP H0535144 Y2 JPH0535144 Y2 JP H0535144Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- engine
- safety
- lever
- machine
- safety lever
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 239000007858 starting material Substances 0.000 description 4
- WABPQHHGFIMREM-UHFFFAOYSA-N lead(0) Chemical compound [Pb] WABPQHHGFIMREM-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 3
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
Landscapes
- Mechanical Control Devices (AREA)
- Control Of Throttle Valves Provided In The Intake System Or In The Exhaust System (AREA)
Description
本考案が、歩行型除雪機の機体後退時におい
て、作業者が機体と壁等との間に挾まれた場合に
機体の走行を停止させるようにした安全装置に関
するものである。
て、作業者が機体と壁等との間に挾まれた場合に
機体の走行を停止させるようにした安全装置に関
するものである。
歩行型の除雪機においては、機体の後退時に、
作業者が機体と壁等との間に挾まれたり、また、
転倒して車輪に轢かれそうになつたときに車体の
走行を停止させるために、手元安全レバーや足元
安全クラツチを設けて、共に走行クラツチを切断
するようにしている。 また、実開昭62−60613号公報にみられるよう
に、足元安全クラツチによりスイツチを作動させ
て機体走行を停止されるようにしたものもある。
しかし、手元安全レバーの操作によりスイツチを
操作して機体走行を停止させるものはなかつた。
作業者が機体と壁等との間に挾まれたり、また、
転倒して車輪に轢かれそうになつたときに車体の
走行を停止させるために、手元安全レバーや足元
安全クラツチを設けて、共に走行クラツチを切断
するようにしている。 また、実開昭62−60613号公報にみられるよう
に、足元安全クラツチによりスイツチを作動させ
て機体走行を停止されるようにしたものもある。
しかし、手元安全レバーの操作によりスイツチを
操作して機体走行を停止させるものはなかつた。
ところで、作業者が機体と壁等との間に挾まれ
たとき手元安全レバーが作動して走行クラツチ機
構が切断状態となつて機体の走行が停止して安全
は確保されるが、この状態から作業者が脱出しよ
うとすると、変速装置を前進に切換えることはで
きても、自分の体で手元安全レバーを押圧してい
るので走行クラツチを接続状態にすることができ
ず、脱出できないという問題点があつた。 本考案は上記の課題を解決すべくなされたもの
で、手元安全レバーによりエンジンを停止させる
ようにした除雪機の安全装置を提供することを目
的とする。
たとき手元安全レバーが作動して走行クラツチ機
構が切断状態となつて機体の走行が停止して安全
は確保されるが、この状態から作業者が脱出しよ
うとすると、変速装置を前進に切換えることはで
きても、自分の体で手元安全レバーを押圧してい
るので走行クラツチを接続状態にすることができ
ず、脱出できないという問題点があつた。 本考案は上記の課題を解決すべくなされたもの
で、手元安全レバーによりエンジンを停止させる
ようにした除雪機の安全装置を提供することを目
的とする。
上記目的を達成するために本考案は、歩行型除
雪機の後部に配設された操作部に手元安全レバー
を設けた除雪機において、上記安全レバーには、
エンジンの電気系統と連繋するスイツチが設けら
れ、安全レバーを操作したときはエンジンを停止
し、安全レバーを操作しない状態のときのみエン
ジンが作動するように構成したことを特徴とする
ものである。
雪機の後部に配設された操作部に手元安全レバー
を設けた除雪機において、上記安全レバーには、
エンジンの電気系統と連繋するスイツチが設けら
れ、安全レバーを操作したときはエンジンを停止
し、安全レバーを操作しない状態のときのみエン
ジンが作動するように構成したことを特徴とする
ものである。
上記の構成によつて本考案においては、除雪機
の後退時に、作業者が機体と壁等との間に挾まれ
ときに手元安全レバーが作動してエンジンが停止
する。
の後退時に、作業者が機体と壁等との間に挾まれ
ときに手元安全レバーが作動してエンジンが停止
する。
以下、図面を参照して、本考案の実施例につい
て説明する。 図において、符号1は図示省略したセルモータ
ーつきのエンジンを搭載した歩行型の除雪機で、
クローラ式の走行装置2を有し、後部には操向ハ
ンドル3が設けられている。操向ハンドル3に
は、手元安全レバー4が前後方向に回動可能に設
けられている。この手元安全レバー4は、機体の
幅方向にも延び、機体後退時に作業者の体が機体
と壁等との間に挾まれたときには作業者の体と接
触して前方に回転するようになつている。手元安
全レバー4にはロツド5が前方に延びていて本体
フレーム6に前後方向に摺動可能に支持されてお
り、このロツド5の先端に操作片7が取付けられ
ている。この操作片7と対向して、本体フレーム
6にはリミツトスイツチ8が取付けられ、このリ
ミツトスイツチ8にはエンジンの電気系統のリー
ド線9(例えばプラグコード)に連結されてい
て、操作片7によりリミツトスイツチ8の接点を
押圧しているときは電気系統がシヨートせずにエ
ンジンが作動し、操作片7がリミツトスイツチ8
の接点から離れたときは電気系統がシヨートして
エンジンが停止するようになつている。 一方、操作ハンドル3の前側には走行クラツチ
レバー10が、前後方向に回動してクラツチを
「入」、「切」操作するように設けられている。ま
た、操作ハンドル3の下方には足元安全クラツチ
レバー11が、前後方向に回動可能に設けられ、
この足元安全クラツチレバー11は上記走行クラ
ツチレバー10と連動するように連繋されてお
り、走行クラツチレバー10を「入」にした状
態、つまり除雪機1が走行状態にあり、特に後退
時に作業者が転倒した場合に足元安全クラツチレ
バー11を矢印方向に押圧すると、走行クラツチ
レバー10が矢印方向に移動して「切」状態にな
るようになつている。 このような構成の除雪機においては、機体の後
退中に作業者が誤つて機体(操向ハンドル3)と
壁等との間に挾まれたような場合、手元安全レバ
ー4が作業者の体で押され回動し、ロツド5、操
作片7を押してリミツトスイツチ8はエンジンの
リード線9をシヨートさせ、エンジンは停止して
機体走行が停止し、作業者は安全となる。この状
態で作業者が脱出しようとするときは、図示しな
い変速レバーを低速前進位置にシフトし、エンジ
ンのセルモーターのスイツチを押して機体をわず
かに前進させることで脱出できる。この状態では
エンジンは始動しないので、手元安全レバー4を
元の位置に戻し、セルモーターでエンジンを始動
して作業を再開する。 機体後退時に作業者が転倒した場合には、足元
安全クラツチレバー11を前方に押すことにより
走行クラツチレバー10が「切」の状態となつて
機体走行が停止し、作業者が走行装置2に轢かれ
る危険を回避できる。
て説明する。 図において、符号1は図示省略したセルモータ
ーつきのエンジンを搭載した歩行型の除雪機で、
クローラ式の走行装置2を有し、後部には操向ハ
ンドル3が設けられている。操向ハンドル3に
は、手元安全レバー4が前後方向に回動可能に設
けられている。この手元安全レバー4は、機体の
幅方向にも延び、機体後退時に作業者の体が機体
と壁等との間に挾まれたときには作業者の体と接
触して前方に回転するようになつている。手元安
全レバー4にはロツド5が前方に延びていて本体
フレーム6に前後方向に摺動可能に支持されてお
り、このロツド5の先端に操作片7が取付けられ
ている。この操作片7と対向して、本体フレーム
6にはリミツトスイツチ8が取付けられ、このリ
ミツトスイツチ8にはエンジンの電気系統のリー
ド線9(例えばプラグコード)に連結されてい
て、操作片7によりリミツトスイツチ8の接点を
押圧しているときは電気系統がシヨートせずにエ
ンジンが作動し、操作片7がリミツトスイツチ8
の接点から離れたときは電気系統がシヨートして
エンジンが停止するようになつている。 一方、操作ハンドル3の前側には走行クラツチ
レバー10が、前後方向に回動してクラツチを
「入」、「切」操作するように設けられている。ま
た、操作ハンドル3の下方には足元安全クラツチ
レバー11が、前後方向に回動可能に設けられ、
この足元安全クラツチレバー11は上記走行クラ
ツチレバー10と連動するように連繋されてお
り、走行クラツチレバー10を「入」にした状
態、つまり除雪機1が走行状態にあり、特に後退
時に作業者が転倒した場合に足元安全クラツチレ
バー11を矢印方向に押圧すると、走行クラツチ
レバー10が矢印方向に移動して「切」状態にな
るようになつている。 このような構成の除雪機においては、機体の後
退中に作業者が誤つて機体(操向ハンドル3)と
壁等との間に挾まれたような場合、手元安全レバ
ー4が作業者の体で押され回動し、ロツド5、操
作片7を押してリミツトスイツチ8はエンジンの
リード線9をシヨートさせ、エンジンは停止して
機体走行が停止し、作業者は安全となる。この状
態で作業者が脱出しようとするときは、図示しな
い変速レバーを低速前進位置にシフトし、エンジ
ンのセルモーターのスイツチを押して機体をわず
かに前進させることで脱出できる。この状態では
エンジンは始動しないので、手元安全レバー4を
元の位置に戻し、セルモーターでエンジンを始動
して作業を再開する。 機体後退時に作業者が転倒した場合には、足元
安全クラツチレバー11を前方に押すことにより
走行クラツチレバー10が「切」の状態となつて
機体走行が停止し、作業者が走行装置2に轢かれ
る危険を回避できる。
以上説明したように、本考案の除雪機の安全装
置によれば、機体の後退時に、作業者が機体と壁
等との間に挾まれたような場合、手元安全レバー
が回動してスイツチによりエンジンの電気系統を
シヨートして停止し、作業者の安全を図ることが
できる。 また、作業者が機体と壁等との間に挾まれた状
態から脱出するには、変速装置を前進位置に切換
えてエンジンのセルモーターにより機体をわずか
に前進されて脱出することができる。
置によれば、機体の後退時に、作業者が機体と壁
等との間に挾まれたような場合、手元安全レバー
が回動してスイツチによりエンジンの電気系統を
シヨートして停止し、作業者の安全を図ることが
できる。 また、作業者が機体と壁等との間に挾まれた状
態から脱出するには、変速装置を前進位置に切換
えてエンジンのセルモーターにより機体をわずか
に前進されて脱出することができる。
第1図は本考案の実施例を示す除雪機の部分側
面図である。 1……除雪機、2……走行装置、3……操向ハ
ンドル、4……手元安全レバー、5……ロツド、
6……本体フレーム、7……操作片、8……リミ
ツトスイツチ、9……リード線、10……走行ク
ラツチレバー、11……足元安全クラツチレバ
ー。
面図である。 1……除雪機、2……走行装置、3……操向ハ
ンドル、4……手元安全レバー、5……ロツド、
6……本体フレーム、7……操作片、8……リミ
ツトスイツチ、9……リード線、10……走行ク
ラツチレバー、11……足元安全クラツチレバ
ー。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 歩行型除雪機の後部に配設された操作部に手元
安全レバーを設けた除雪機において、 上記安全レバーには、エンジンの電気系統と連
繋するスイツチが設けられ、安全レバーを操作し
たときはエンジンを停止し、安全レバーを操作し
ない状態のときのみエンジンが作動するように構
成したことを特徴とする除雪機の安全装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5072788U JPH0535144Y2 (ja) | 1988-04-15 | 1988-04-15 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5072788U JPH0535144Y2 (ja) | 1988-04-15 | 1988-04-15 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01156217U JPH01156217U (ja) | 1989-10-26 |
JPH0535144Y2 true JPH0535144Y2 (ja) | 1993-09-07 |
Family
ID=31276764
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5072788U Expired - Lifetime JPH0535144Y2 (ja) | 1988-04-15 | 1988-04-15 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0535144Y2 (ja) |
-
1988
- 1988-04-15 JP JP5072788U patent/JPH0535144Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH01156217U (ja) | 1989-10-26 |
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