JP3517401B2 - 手動式車椅子 - Google Patents
手動式車椅子Info
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- JP3517401B2 JP3517401B2 JP2001055863A JP2001055863A JP3517401B2 JP 3517401 B2 JP3517401 B2 JP 3517401B2 JP 2001055863 A JP2001055863 A JP 2001055863A JP 2001055863 A JP2001055863 A JP 2001055863A JP 3517401 B2 JP3517401 B2 JP 3517401B2
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- Japan
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- gear
- pin
- front wheel
- wheels
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はレバーを手で動かす
事により走行出来る手動式車椅子。
事により走行出来る手動式車椅子。
【0002】
【従来の技術】従来の車椅子は、前輪は小さく後輪を手
で動かし走行していた。
で動かし走行していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前輪が小さい為、ジャ
リ道や段差がある場所や長い上り坂では走行が困難だっ
た、又後輪のガイドを手でつかんで走行していたので、
衣服の袖口や手が後輪のタイヤで汚れた。
リ道や段差がある場所や長い上り坂では走行が困難だっ
た、又後輪のガイドを手でつかんで走行していたので、
衣服の袖口や手が後輪のタイヤで汚れた。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記の問題を解決する為
に、前輪を大型車輪とし、レバー操作による前輪駆動と
逆転防止器により、問題を解決した。
に、前輪を大型車輪とし、レバー操作による前輪駆動と
逆転防止器により、問題を解決した。
【0005】
【発明の実施の形態】本発明は、前輪が固定車輪、後輪
が自在車輪の車椅子において前輪の上部に駆動用ギヤを
取付けたものである。
が自在車輪の車椅子において前輪の上部に駆動用ギヤを
取付けたものである。
【0006】上記ギヤを取付ける位置は、前輪の上部で
車椅子の前方に位置し、車椅子に座った状態でギヤ付き
アームを効率的に前方に倒す事が出来る位置。
車椅子の前方に位置し、車椅子に座った状態でギヤ付き
アームを効率的に前方に倒す事が出来る位置。
【0007】又アームには後退ボタンが取付けてあり、
ボタンを押しながらレバーを動かす事により後退する事
ができる。
ボタンを押しながらレバーを動かす事により後退する事
ができる。
【0008】ギヤに付いたアームを垂直より手前に引く
と、ブレーキが前輪の動きを制限して車椅子が停止す
る。
と、ブレーキが前輪の動きを制限して車椅子が停止す
る。
【0009】前輪にはラチェット機能付きギヤをそな
え、上部のギヤとチェーンでつながっており、上部のギ
ヤの回転により前輪が動く。
え、上部のギヤとチェーンでつながっており、上部のギ
ヤの回転により前輪が動く。
【0010】前輪のギヤの横には逆転防止器を備えてお
り車椅子の後退を防ぐ。
り車椅子の後退を防ぐ。
【0011】
【実施例】実施例について図面を参照して説明すると、
図1においてレバー(1)を前方に押し倒すと(図7)
車椅子は前進する。この時ギヤ(4)は図5−Aの状態
となっており、逆転防止器(8)は図6−Cの状態とな
っている。レバー(1)を手前に戻すと(図7から図
1)、図6−C前輪軸(10)はピン(12)により戻
らず、図5−Aギヤ(4)のみ戻る。
図1においてレバー(1)を前方に押し倒すと(図7)
車椅子は前進する。この時ギヤ(4)は図5−Aの状態
となっており、逆転防止器(8)は図6−Cの状態とな
っている。レバー(1)を手前に戻すと(図7から図
1)、図6−C前輪軸(10)はピン(12)により戻
らず、図5−Aギヤ(4)のみ戻る。
【0012】後退について説明する。図1においてレバ
ー(1)の上端に有る後退ボタン(9)を押すと、後退
防止器(8)のピン(12)の位置が図6−Cから図6
−Dとなり、フリーの状態となり、ギヤ(4)のピン
(11)は図5−Aから図5−(B)となり、レバー
(1)を前方に押し倒すと、前輪は動かずギヤ(4)の
み回転し、レバー(1)を手前に引くと前輪が回転し車
椅子が後退する。
ー(1)の上端に有る後退ボタン(9)を押すと、後退
防止器(8)のピン(12)の位置が図6−Cから図6
−Dとなり、フリーの状態となり、ギヤ(4)のピン
(11)は図5−Aから図5−(B)となり、レバー
(1)を前方に押し倒すと、前輪は動かずギヤ(4)の
み回転し、レバー(1)を手前に引くと前輪が回転し車
椅子が後退する。
【0013】後退ボタン(9)を放すと、後退防止器
(8)のピン(12)の位置が図6−Dから図6−Cと
なり逆転防止状態となる。又ギヤ(4)のピン(11)
の位置は図5−Bから図5−Aとなり、レバー(1)を
前方に押し倒すと前輪が回転し車椅子が前進し、レバー
(1)を手前に引くと前輪は動かずギヤ(4)のみ回転
する。
(8)のピン(12)の位置が図6−Dから図6−Cと
なり逆転防止状態となる。又ギヤ(4)のピン(11)
の位置は図5−Bから図5−Aとなり、レバー(1)を
前方に押し倒すと前輪が回転し車椅子が前進し、レバー
(1)を手前に引くと前輪は動かずギヤ(4)のみ回転
する。
【0014】ブレーキはレバー(1)を垂直より手前に
引く(図8)と前輪とブレーキが接触し車椅子が停止す
る。
引く(図8)と前輪とブレーキが接触し車椅子が停止す
る。
【0015】
【発明の効果】本発明は、以上説明したような形態で実
施され、以下に記載されるような効果を奏する。
施され、以下に記載されるような効果を奏する。
【0016】前輪を大きくし、前輪駆動とした事により
段差の乗り越えやジャリ道での走行が可能になった。
段差の乗り越えやジャリ道での走行が可能になった。
【0017】逆転防止器の採用により、登り坂での走行
が楽に出来る。
が楽に出来る。
【図 1】車椅子の側面図
【図 2】車椅子の平面図
【図 3】車椅子の正面図
【図 4】車椅子の裏面図
【図 5】A ギヤ(4)前進状態詳細図
B ギヤ(4)後退状態詳細図
【図 6】C 逆転防止器(8)前進状態詳細図
D 逆転防止器(8)後退状態詳細図
【図 7】レバー操作時
【図 8】ブレーキ操作時
1、 レバー
2、 駆動用ギヤ
3、 ブレーキ
4、 ラチェット機能付きギヤ
5、 チェーン
6、 固定車輪(前輪)
7、 自在車輪(後輪)
8、 逆転防止器
9、 後退ボタン
10、 前輪軸
11、 ギヤ用ピン
12、 逆転防止器用ピン
15、 介助用ハンドル
フロントページの続き
(56)参考文献 特開 平10−272159(JP,A)
特開 平11−128277(JP,A)
特開 平10−165447(JP,A)
特開 平9−262257(JP,A)
特開 平9−201384(JP,A)
特開 平9−108271(JP,A)
特開 平8−301123(JP,A)
実公 昭40−31794(JP,Y1)
実用新案登録3036658(JP,U)
(58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名)
A61G 5/00 - 5/02
B62B 11/00
Claims (4)
- 【請求項1】周辺に鋸歯状凹凸を有する前輪軸(10)
を備えた1対の固定車輪(6)を設け、前記鋸歯と係合
するギヤ用ピン(11)をギヤ表面に揺動可能に軸着し
たラチェット機能付きギヤ(4)を設け、 該ギヤ用ピン(11)はラチェット機能付きギヤ(4)
が前進方向に回転するときは前記鋸歯と係合して前輪軸
(10)を回転させ、ラチェット機能付きギヤ(4)が
後退方向に回転するときは前輪軸(10)に回転を伝達
しないように取付けられ、更に、後退ボタン(9)を設
け、後退ボタンを押すことにより、ギヤ用ピン(11)
はラチェット機能付きギヤ(4)が後退方向に回転する
ときは前記鋸歯と係合して前車軸(10)を回転させ、
ラチェット機能付きギヤ(4)が前進方向に回転すると
きは前車軸(10)に回転を伝達しないように位置を変
えるべく取付けられていると共に、 レバーの前後動により回転する駆動用ギヤ(2)の回転
をチェーンによりラチェット機能付きギヤ(4)に伝達
することを特徴とする 手動式車椅子。 - 【請求項2】駆動用ギヤ(2)にブレーキ(3)を設け
たことを特徴とる請求項1記載の手動式車椅子。 - 【請求項3】周辺に鋸歯状凹凸を有する前輪軸(10)
を備えた1対の固定車輪(6)の前輪軸(10)と係合
する逆転防止器用ピン(12)を表面に揺動可能に軸着
した逆転防止器(8)を設け、 該逆転防止器用ピン(12)は前輪軸(10)が前進方
向に回転するときは前記鋸歯と係合せずに前輪軸の回転
を許し、前輪軸が後退方向に回転しようとするときは前
輪軸と係合して回転させないように取付けられ、更に、
後退ボタン(9)を押すことにより、逆転防止器用ピン
(12)は前輪軸(10)と接触しない位置にくるよう
に位置を変えるべく取付けられていることを特徴とする
請求項1又は2記載の 手動式車椅子。 - 【請求項4】前輪、後輪共に大型車輪であることを特徴
とする請求項1ないし3のいずれかに記載する手動式車
椅子。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001055863A JP3517401B2 (ja) | 2001-01-25 | 2001-01-25 | 手動式車椅子 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001055863A JP3517401B2 (ja) | 2001-01-25 | 2001-01-25 | 手動式車椅子 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002219149A JP2002219149A (ja) | 2002-08-06 |
JP3517401B2 true JP3517401B2 (ja) | 2004-04-12 |
Family
ID=18915983
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001055863A Expired - Fee Related JP3517401B2 (ja) | 2001-01-25 | 2001-01-25 | 手動式車椅子 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3517401B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CZ2004908A3 (cs) * | 2004-08-27 | 2006-01-11 | Vlk@Josef | Hnací soustava pro prekonání mimoúrovnových prekázek invalidním vozíkem |
KR100875293B1 (ko) | 2007-02-08 | 2008-12-23 | 삼성전자주식회사 | 시스템 성능을 향상시킬 수 있는 플래시 메모리 시스템 |
KR101261318B1 (ko) | 2012-11-28 | 2013-05-10 | 최재한 | 오르막길을 뒤로 밀림 없이 손쉽게 올라갈 수 있는 휠체어 |
CN118304102A (zh) * | 2024-04-18 | 2024-07-09 | 湘潭医卫职业技术学院 | 一种基于齿轮传动的轮椅及用法 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3036658U (ja) | 1996-10-08 | 1997-05-02 | 三津男 大藤 | 車輪に手袖口が接触しない車椅子 |
-
2001
- 2001-01-25 JP JP2001055863A patent/JP3517401B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3036658U (ja) | 1996-10-08 | 1997-05-02 | 三津男 大藤 | 車輪に手袖口が接触しない車椅子 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2002219149A (ja) | 2002-08-06 |
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