JPH0535044A - カラー記録装置 - Google Patents

カラー記録装置

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Publication number
JPH0535044A
JPH0535044A JP3214724A JP21472491A JPH0535044A JP H0535044 A JPH0535044 A JP H0535044A JP 3214724 A JP3214724 A JP 3214724A JP 21472491 A JP21472491 A JP 21472491A JP H0535044 A JPH0535044 A JP H0535044A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
drum
transfer
color
transfer drum
photosensitive drum
Prior art date
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Pending
Application number
JP3214724A
Other languages
English (en)
Inventor
Nobuaki Kubo
信秋 久保
Yoshinobu Takeyama
佳伸 竹山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP3214724A priority Critical patent/JPH0535044A/ja
Publication of JPH0535044A publication Critical patent/JPH0535044A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Landscapes

  • Discharging, Photosensitive Material Shape In Electrophotography (AREA)
  • Electrostatic Charge, Transfer And Separation In Electrography (AREA)
  • Color Electrophotography (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 色重ね精度や副走査方向の駆動精度の向上を
図る。 【構成】 転写紙16の巻回工程において、感光体ドラ
ム3と転写ドラム10を接の状態で複数回回転させるこ
とにより、転写ドラム10上のクランパーの誘電体フィ
ルムと転写紙16の密着性を向上させる。また、転写ド
ラム10の線速に対して感光体ドラム3の線速を若干遅
らせることにより、転写紙16の後端側に向って摩擦負
荷を与えると、しごき作用が働くため密着性が向上す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【技術分野】本発明は、カラー記録装置に関する。例え
ば、ディジタル複写機やディジタルカラー複写機のプリ
ンタなどに適用されるものである。
【0002】
【従来技術】駆動モータによる各感光ドラムへの駆動力
伝達として、端の感光ドラムから順に駆動力を伝達する
方式のものがある。この方式のものは、伝達距離が長く
なるに従って各伝達要素の製作誤差が累積するため角度
伝達誤差が増大する。すなわち、駆動モータから遠い感
光ドラムでは大きな回転誤差が発生する。その結果、感
光ドラム上の画像に位置ずれが発生し、記録紙上に重ね
られた画像に色ずれが起って画質が低下するという問題
点があった。
【0003】この点を解決するために、例えば、特開平
2−157868号公報に「カラー記録装置」が提案さ
れている。この公報に記載されているものは、単一の駆
動モータにより回転駆動される複数の感光ドラムを並置
して該各感光ドラム上に色分解された画像を形成し、こ
れを記録紙上に順次重ね転写してカラー画像を得るカラ
ー記録装置において、中間部の前記感光ドラムから実質
的に最も近い位置に前記駆動モータを設置した構成とす
るものである。しかしながら、ベルトあるいはギャを用
いて感光体ドラムを駆動する方式であり、駆動モータの
配置を最適化しても複数の感光体ドラムの回転誤差及び
位相ズレを機械的精度上なくせないという欠点がある。
したがって、色重ね精度もあまり良くできないものであ
る。
【0004】このように、カラーハードコピーの高品位
化に対する技術課題の中でY(イエロー).M(マゼン
ダ).C(シアン).BK(ブラック)の各トナーの色
重ね精度、及び副走査方向の駆動精度の向上が重要な課
題となっている。従来の複数個の感光体ドラムを用いた
方式では、書込ビームの走査位置のバラツキ、転写位置
のバラツキなどで色重ね精度は150μm程度が限界で
あった。この要因は、機械要素の精度のバラツキや書込
スタート、転写スタートといった電気的なタイミングの
バラツキなどに起因するものであった。また、副走査方
向の駆動機構は、従来より、歯車及びタイミングベルト
などの伝達機構を用いられており、記録密度が高くなる
ほど副走査方向の濃度ムラ(バンディング)が発生し、
画像高品位化の障害となっている。
【0005】この問題の主たる要因は、減速機構に起因
し歯車やプーリーの加工誤差による偏心あるいは歯形、
誤差、かみ合い率の変化によって伝達誤差が生じ、その
結果走査線間のピッチムラが発生し、ピッチが狭くなっ
た箇所では濃度が上り、ピッチが広くなった箇所では濃
度が下がるため、画面全体としてはある周期をもった濃
度ムラとして見えるためである。また、減速機構以外に
も感光体ドラムのクリーニング装置などによっても負荷
変動が発生し、そのため感光体の線速が一定とならず、
画像上有害なムラを発生するという不具合があった。
【0006】
【目的】本発明は、上述のごとき実情に鑑みてなされた
もので、色重ね精度の向上及び副走査方向の駆動精度の
向上を得ることにより出力画像の高品位化を実現するよ
うにしたカラー記録装置を提供することを目的としてな
されたものである。
【0007】
【構成】本発明は、上記目的を達成するために、(1)
感光体ドラムと転写ドラムとを有し、該転写ドラムを前
記感光体ドラムに対して揺動させて接離する機構を設
け、前記転写ドラム上に静電的に吸着して巻きつけられ
た転写紙に、前記感光体ドラム上の各色に色分解された
色別画像信号から形成されたトナー像を、前記感光体ド
ラムと前記転写ドラムとの接触位置で順次重ねて転写し
てカラー画像を得るようにした電子写真方式のカラー記
録装置において、前記転写紙の前記転写ドラムへの巻付
モード時は、前記感光体ドラムと前記転写ドラムを接触
状態で複数回回転させるか、又は前記感光体ドラムと前
記転写ドラムの相対速度をずらすこと、更には、(2)
書込み露光モード時は、現像器とクリーニング装置を非
接触状態として、前記感光体ドラムを遊星ローラ減速機
付DCサーボモータでダイレクトドライブすることを特
徴としたものである。以下、本発明の実施例に基づいて
説明する。
【0008】図1は、本発明によるカラー記録装置の一
実施例を説明するための構成図で、図中、1はスキャナ
ユニット、2は光書込ユニット、2aはポリゴンミラ
ー、2bは結像レンズ(fθレンズ)、2cは折曲げミ
ラー、3は感光体ドラム、4はチャージャ、5はBK
(ブラック)現像器、6はC(シアン)現像器、7はM
(マゼンタ)現像器、8はY(イエロー)現像器、9は
転写チャージャ、10は転写ドラム、11は転ドラムク
リーナ、12はクリーナ、13は分離チャージャ、14
は分離爪、15は定着器、16は転写紙である。
【0009】転写ドラム10上に静電的に吸着して巻付
られた転写紙16に、感光体ドラム3上の各色に色分解
された色別画像信号から形成されたトナー像を感光体ド
ラム3と転写ドラム10との接触位置で順次重ねて転写
してカラー画像を得るものである。給紙部から給送され
た転写紙16は、転写ドラム10上のクランパー41
(図4)によって先端を把持され、転写チャージャ9に
よって静電的に誘電体フィルム30上に吸着して巻回さ
れる。その際、感光体ドラム3と転写ドラム10は接し
た状態で巻回工程を行なうが、1回転の巻付けでは、誘
電体フィルム30と転写紙16の密着が不完全となる場
合が発生する。そうすると、露光、現像後、感光体ドラ
ム3上に形成されたトナー像を転写紙16に転写する工
程において、白抜けあるいは像ボケなどの転写不良が発
生する。また、4色のカラートナー像を重ねて転写する
場合、特に1色目から2色目の転写の際に色ズレが大き
く発生し、3色目以降は、2色目の位置に色重ねされる
という傾向がある。これは、転写ドラム10の誘電体フ
ィルム30と転写紙16の密着性が転写工程を重ねるご
とに安定してくるためである。
【0010】図2(a)〜(f)は、転写紙巻回モード
のタイミングチャートである。図(a)は感光体の回
転、図(b)はHP信号、図(c)は転写ドラムの接
離、図(d)は転写ドラムの回転、図(e)は転写紙の
巻付、図(f)は光書込みを各々示している。転写紙巻
回工程において、感光体ドラムと転写ドラムを接の状態
で複数回回転させることにより誘電体フィルムと転写紙
の密着性を向上させることが可能となる。また、転写紙
巻回工程において、転写ドラムの線速に対して感光体ド
ラムの線速を若干遅らせることにより、転写紙の後端側
に向って摩擦負荷を与えると、いわゆるしごき作用が働
くため密着性が向上する。
【0011】図3(a),(b)は、感光ドラムと転写
ドラムの駆動部の構成図で、図(a)は平面図、図
(b)は側面図である。図中、21は遊星ローラ減速機
付DCサーボモータ、22はカップリング、23はHP
信号機、24はフォトインタラプタ、25,27は間隔
リング、26は感光体ドラム、28は軸受、29は枠、
30は誘電体フィルム(マイラー)、31は連結ステ
ー、32は転ドラモータ(ドラムインモータ)、33,
35はドライバー、34は制御部、36は転写ドラム、
37は揺動レバー、38は回転軸、39は偏心カム、4
0はモータである。
【0012】感光体ドラム26は、カップリングを介し
て、遊星ローラ減速機付DCサーボモータ21でダイレ
クトドライブされる。また、転写ドラム36は転写ドラ
ム内に配置された転ドラモータ32で駆動される。該転
ドラモータ32は軸が固定され、アウタロータと枠19
が一体となって回転するものである。前記転写ドラム3
6の接離は、転ドラを回転自在に軸止した揺動レバー3
7を偏心カム39を用いて揺動させることで行なう。
【0013】書込露光モード時は、転写ドラム36は離
れた状態で、図示しないが、現像器は穂切りの状態、ク
リーナも離した状態で感光体ドラム26を遊星ローラ減
速機付DCサーボモータ21でダイレクトドライブし露
光する。遊星ローラ減速機は、従来の歯車やベルトを用
いた減速機とはまったく異なる方式で、ローラのころが
り伝達を用いるもので、回転精度が向上し、バンディン
グが発生しない。色重ねについては、感光体駆動軸に直
結したHP信号板23の1回転1回のパルスを常に基準
として、書込動作を行ない、感光体ドラム26の一定位
置にトナー像を形成し、転写工程は感光体HP信号を基
準として転写ドラム36のスタートタイミングをとるこ
とにより精度良く色重ねを行なうことが可能となる。
【0014】
【効果】以上の説明から明らかなように、本発明による
と、以下のような効果がある。 (1)請求項1に対応する効果:転写ドラムと感光体ド
ラムを接した状態で転写紙巻回を行ない、転写ドラムと
感光体の回転を複数回行なう。また、線速の速度差を若
干もうけることにより、いわゆる転写紙をしごきながら
密着させて安定化を図ることにより、各色を順次重ね合
わせたときの色ズレを大幅に低減可能となり、高品位な
カラー画像を得ることができる。 (2)請求項2に対応する効果:書込露光時は、感光体
ドラムに対する負荷変動要因をすべて無くし、遊星ロー
ラ減速機付DCサーボモータでダイレクト駆動すること
により、バンディングのない高品位画像を得ることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明によるカラー記録装置の一実施例を説
明するための構成図である。
【図2】 転写紙巻回モードのタイミングチャートであ
る。
【図3】 感光ドラムと転写ドラムの駆動部の構成図で
ある。
【図4】 転写ドラム上のクランパーを示す図である。
【符号の説明】
1…スキャナユニット、2…光書込ユニット、2a…ポ
リゴンミラー、2b…結像レンズ(fθレンズ)、2c
…折曲げミラー、3…感光体ドラム、4…チャージャ、
5…BK(ブラック)現像器、6…C(シアン)現像
器、7…M(マゼンタ)現像器、8…Y(イエロー)現
像器、9…転写チャージャ、10…転写ドラム、11…
転写ドラムクリーナ、12…クリーナ、13…分離チャ
ージャ、14…分離爪、15…定着器、16…転写紙。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 感光体ドラムと転写ドラムとを有し、該
    転写ドラムを前記感光体ドラムに対して揺動させて接離
    する機構を設け、前記転写ドラム上に静電的に吸着して
    巻きつけられた転写紙に、前記感光体ドラム上の各色に
    色分解された色別画像信号から形成されたトナー像を、
    前記感光体ドラムと前記転写ドラムとの接触位置で順次
    重ねて転写してカラー画像を得るようにした電子写真方
    式のカラー記録装置において、前記転写紙の前記転写ド
    ラムへの巻付モード時は、前記感光体ドラムと前記転写
    ドラムを接触状態で複数回回転させるか、又は前記感光
    体ドラムと前記転写ドラムの相対速度をずらすことを特
    徴とするカラー記録装置。
  2. 【請求項2】 書込み露光モード時は、現像器とクリー
    ニング装置を非接触状態として、前記感光体ドラムを遊
    星ローラ減速機付DCサーボモータでダイレクトドライ
    ブすることを特徴とした請求項1記載のカラー記録装
    置。
JP3214724A 1991-07-31 1991-07-31 カラー記録装置 Pending JPH0535044A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3214724A JPH0535044A (ja) 1991-07-31 1991-07-31 カラー記録装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3214724A JPH0535044A (ja) 1991-07-31 1991-07-31 カラー記録装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0535044A true JPH0535044A (ja) 1993-02-12

Family

ID=16660575

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3214724A Pending JPH0535044A (ja) 1991-07-31 1991-07-31 カラー記録装置

Country Status (1)

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JP (1) JPH0535044A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5515154A (en) * 1992-08-28 1996-05-07 Canon Kabushiki Kaisha Color image forming apparatus
US6420807B1 (en) 1999-03-10 2002-07-16 Minolta Co., Ltd. Rotator driving device, image forming apparatus using the rotator driving device, and method of driving rotator
US6560433B1 (en) * 1999-11-08 2003-05-06 Ricoh Company, Ltd. Image forming apparatus having controlled velocity image carrier and recording medium

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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US6768235B2 (en) 1999-03-10 2004-07-27 Minolta Co., Ltd. Rotator driving device, image forming apparatus using the rotator driving device, and method of driving rotator
US6975053B2 (en) 1999-03-10 2005-12-13 Minolta Co., Ltd. Rotator driving device, image forming apparatus using the rotator driving device, and method of driving rotator
US6560433B1 (en) * 1999-11-08 2003-05-06 Ricoh Company, Ltd. Image forming apparatus having controlled velocity image carrier and recording medium

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