JPH05347668A - 構内交換機 - Google Patents

構内交換機

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JPH05347668A
JPH05347668A JP15458892A JP15458892A JPH05347668A JP H05347668 A JPH05347668 A JP H05347668A JP 15458892 A JP15458892 A JP 15458892A JP 15458892 A JP15458892 A JP 15458892A JP H05347668 A JPH05347668 A JP H05347668A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】各内線端末毎にそれぞれ複数の被呼内線端末に
対応した自動呼返し(ACB)処理を可能とする構内交
換機を提供することである。 【構成】記憶回路3内に、各内線ごとにそれぞれ複数の
内線番号を記憶するACB登録テーブル31を設ける。
そして、内線間発呼時において被呼内線話中の場合、発
呼元の内線電話機からACB登録要求が入力されるか否
かを判定し、入力された場合には、ACB登録制御手段
2aにより被呼内線番号を上記ACB登録テーブル31
に記憶させる。また、ACB実行制御手段により、上記
テーブル31に記憶されている被呼内線番号の内線終話
を監視すると共に、終話が検出されたものから順次呼び
出して上記発呼側内線電話機と接続するようにしたもの
である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、オフィスや事業所で使
用される構内交換機に係わり、特に自動呼び返し機能を
備えた構内交換機に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に構内交換機は各種のサービス機能
を備えており、その一つに自動呼び返し(ACB;Auto
matic Call Back )機能と呼ばれるものがある。このA
CB機能とは、内線相互接続時において被呼内線電話機
が話中の場合、発呼側の内線電話機における所定のAC
B登録操作により被呼内線番号を交換機本体の主記憶部
に一時記憶しておき、被呼内線電話機の終話が検出され
た時点で先ず上記発呼側内線電話機の呼出しを行なう。
そして、この呼出しに対し発呼側内線電話機で応答がな
された場合には、今度は上記終話が検出された被呼内線
電話機を呼出し、この電話機の話者が応答した場合には
該被呼内線電話機と発呼側内線電話機とを接続して通話
状態とする機能である。このような機能を設けることに
より、内線電話機の使用者は呼出した内線電話機が話中
の場合でも、この話中の内線電話機が終話するのを見計
らって再度発呼するような手間を省略することができ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、このような
従来のACB機能においては、各内線(電話機)ごとに
それぞれ一つの被呼内線番号しかACB登録することが
できない。このため、例えばある用件を内線により複数
箇所に電話連絡しなければならないような場合、もし二
箇所以上が話中であった場合には、発呼者がACB登録
を行なおうとしても、上述したACB機能では対処でき
なかった。そこで本発明の目的は、各内線端末ごとにそ
れぞれ複数の被呼内線端末に対応したACB登録を可能
とする構内交換機を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明は、被呼内線端末が通信中である旨の報知が行な
われている発呼元の内線端末から呼返し処理の登録要求
が送られた場合に、この呼返し処理に必要な情報を記憶
し、上記通信中の被呼内線端末の終話後に上記記憶され
ている情報に基づいて発呼元の内線端末および被呼内線
端末をそれぞれ呼出して交換接続する自動呼返し機能を
備えた構内交換機において、一つの発呼元内線端末から
異なる複数の被呼内線端末に係わる呼返し処理の登録要
求が送られた場合に、これらの呼返し処理に必要な情報
を上記発呼元内線端末に対応付けてそれぞれ記憶するた
めの記憶手段と、呼返し処理制御手段とを備える。そし
てこの呼返し処理制御手段により、上記記憶手段に記憶
された情報に基づいて、呼返し処理による接続対象とな
る各被呼内線端末の終話をそれぞれ監視し、終話が検出
された各被呼内線端末に対し選択的にそれぞれ呼出しを
行なってこれらの被呼内線端末と発呼元の内線端末との
間を順次交換接続するようにしたものである。
【0005】
【作用】この結果本発明によれば、発呼元の内線端末か
ら呼返し処理の登録要求が送られる度に、構内交換機で
はこの発呼元の内線端末に対応付けられて例えば被呼内
線端末の内線番号が次々と記憶されるとともに、これら
の被呼内線番号の内線について終話が検出されたものか
ら順次呼出しが行なわれて、上記発呼元の内線端末との
間が交換接続されることになる。このため、例えばある
用件を内線により複数箇所に電話連絡しなければならな
いような場合、もし二箇所以上が話中であった場合で
も、発呼者はそれらの被呼内線端末についてそれぞれ呼
返し処理の登録を連続して行なうことが可能となり、各
内線端末毎に一つの被呼内線端末しか登録できなかった
従来の自動呼返し機能に比べ、内線発呼に係わる作業性
を著しく向上させることができる。
【0006】
【実施例】図1は、本発明の一実施例に係わる構内交換
機の一例を示す概略構成図である。同図において、この
構内交換機は交換回路1と、中央制御回路2と、記憶回
路3と、内線回路LC1〜LCnと、局線回路TRK1
〜TRKmと、これらの回路と中央制御回路2との間で
種々の制御信号の伝送を行なう制御データバスライン4
とを備えている。また、上記交換回路1には内線回路L
Cを介して中継台5が接続されている。この中継台5
は、局線からの着信呼に対する内線への取り次ぎ等の指
示を中央制御回路2へ与えるものである。
【0007】内線回路LC1〜LCnには各々内線L1
〜Lnを介して内線電話機EKT1〜EKTnが接続さ
れており、また局線回路TRK1〜TRKmには各々局
線SL1〜SLmが接続されている。上記内線回路LC
1〜LCnおよび局線回路TRK1〜TRKmは、それ
ぞれに接続されている上記内線L1〜Lnおよび局線S
L1〜SLmの状態を監視するとともに、中央制御回路
2との間で制御情報の授受を行なって所定の回線制御を
行なう。
【0008】交換回路1は、中央制御回路2の制御に従
って上記内線回路LC1〜LCnと局線回路TRK1〜
TRKmとの間の交換接続を行なうとともに、上記内線
回路LC1〜LCn相互間の交換接続を行なう。
【0009】記憶回路3は、図3の(a)(b)にそれ
ぞれ示すごとく、ACB登録テーブル31と、ACB登
録有無判別テーブル32とを有している。ACB登録テ
ーブル31は各内線対応に用意されており、各々の内線
電話機から呼び返し処理(ACB)の登録要求が入力さ
れる度に被呼内線番号を記憶する。各ACB登録テーブ
ルはそれぞれ被呼内線番号をj個まで記憶可能である。
ACB登録有無判別テーブル32は、各内線毎に各々A
CB登録を行なっているか否かを示すフラグを格納する
もので、ACB登録が行なっている内線が有る場合、そ
の内線に該当する記憶領域にはACB登録の回数を表わ
すACB登録フラグが格納されるようになっている。な
お、ACB登録が行なわれていない場合、ACB登録フ
ラグは“0”となっている。
【0010】中央制御回路2は、例えばマイクロコンピ
ュータを主制御部として備えたもので、発着呼に係わる
交換制御などの通常の制御手段に加えて、ACB登録制
御手段2aと、ACB実行制御手段2bとを有してい
る。ACB登録制御手段2aは、内線電話機EKT1〜
EKTnの内線発呼時において被呼内線が話中の場合、
発呼した内線電話機からACBの登録要求が到来するか
否かを監視し、到来が検出された場合に、上記発呼側の
内線に対応したACB登録テーブル31の所定の記憶領
域に被呼内線番号を次々と書込んで記憶させるものであ
る。なおACB登録制御手段2aは、一つの発呼元内線
電話機から異なる複数の被呼内線電話機に係わるACB
登録要求が到来した場合に、それぞれの被呼内線番号を
発呼元の内線に対応づけてテーブル31に記憶させてい
く機能を有する。ACB実行制御手段2bは、上記AC
B登録制御手段2aによりACB登録されている全ての
被呼内線の終話を監視し、終話した内線が検出された場
合に上記ACB登録テーブル31の登録内容を基に発呼
側の内線を呼び出したのち、上記終話した被呼内線を呼
び出して双方を交換接続するものである。
【0011】内線電話機EKT1〜EKTnは例えば図
2に示す如く、電話機本体21と、送受話器22と、フ
ック機構23と、ダイヤルキー群24と、機能キー群2
5と、これらの機能キーに各々対応して設けられたLE
D等のインジケータランプ26と、着信先電話番号や通
話料金等の表示を行なう液晶表示部(LCD)27とを
備えている。上記機能キーは、交換機が提供する各種の
サービス機能を起動するために用いられるもので、各機
能キーには予め起動可能なサービス種別が割当てられて
いる。このような機能キーの種別としては、例えばAC
B機能の登録/実行を行なわせるためのACBキーなど
がある。また、これらの機能キーが押下されて所定のサ
ービス機能が起動されると、必要に応じて当該機能キー
に対応するインジケータランプ26が点灯する。
【0012】次に、以上のように構成された構内交換機
の動作を説明する。いま仮に、内線L1、L2に付与さ
れている内線番号をそれぞれ“5601”、“560
2”とし、さらに内線電話機EKT2が既に任意の内線
電話機と話中であるとする。このような状態で、内線電
話機EKT1において発呼側話者により内線発呼を行な
うべくオフフックがなされたとする。そうすると、その
オフフックは内線L1を介して内線回路LC1で検出さ
れ、更にこの内線回路LC1より発信の生起が制御デー
タバスライン4を介して中央制御回路2に通報される。
中央制御回路2は、図4のステップ4aで内線電話機E
KT1のオフフックを検出すると、電話番号を受信する
ための準備を行なって受信可能状態とした後、ステップ
4bで制御データバスライン4を介して内線回路LC1
に対し、発呼に対する応答を指示する。そうすると、こ
の指示を受けた内線回路LC1より内線L1を介して内
線電話機EKT1にダイヤルトーンが送出される。
【0013】この状態で、上記発呼側の話者が内線番号
として例えば“5602”をダイヤル入力したとする。
そうすると、このダイヤル入力された内線番号に対応す
るダイヤル信号が内線回路LC1で検出されて、中央制
御回路2に転送される。中央制御回路2は、ステップ4
cで内線番号を受信すると、この内線番号を一旦保持す
ると共に、ステップ4dで被呼内線すなわちL2がビジ
ーかアイドルかの判定を行なう。この結果、内線L2が
ビジーであると判定された場合には、中央制御回路2は
ステップ4eで内線回路LC2に対しビジートーンの送
出を指示する。そうすると、内線回路LC2からは内線
電話機EKT1に向けてビジートーンが送出される。
【0014】中央制御回路2は、上記ステップ4eでビ
ジートーンの送出を指示すると、ステップ4fで内線電
話機EKT1からの終話要求を監視するとともに、ステ
ップ4gでACBの登録要求が入力されるか否かを監視
する。ここで、内線電話機EKT1の話者がオンフック
して終話した場合には、中央制御回路2は所定の終話制
御を行なって処理を終了する。一方、内線電話機EKT
1の話者がビジートーンの受信中に電話機上のACBキ
ーを押下することによりACBの登録要求を行なったと
する。中央制御回路2は、ACB登録要求の入力を検出
すると、ステップ4hで発呼側内線L1に対応するAC
B登録テーブル31を調べ、このテーブル31中に空き
の記憶領域が有るか否かを判定する。この結果、テーブ
ル31中に空きの記憶領域が無いと判定された場合に
は、中央制御回路2はステップ4iで内線電話機EKT
1に対し、ACB登録が不能の旨を通知して処理を終了
する。また、上記判定の結果テーブル31に空きの記憶
領域が有る場合には、中央制御回路2はステップ4jで
上記ACB登録テーブル31における任意の記憶領域、
例えば記憶領域1に内線番号“5602”を書込むとと
もに、ステップ4kで前記ACB登録有無判別テーブル
32の内線番号“5601”に対応するACB登録フラ
グに“1”を加算してACBの登録処理を行なう。ま
た、内線電話機EKT1がACB登録中である旨を示す
ために、中央制御回路2はステップ4lで内線電話機E
KT1上のACBキーに対応したインジケータランプ2
6を点灯させる。
【0015】以後、続けてACB登録を行ないたい場合
には、話者は上述と同様の手順により最大j個まで被呼
内線番号の登録を行なうことができる。前記図3の
(a)は、上述のごとく記憶領域1に内線番号“560
2”を、また記憶領域2に内線番号“5603”をそれ
ぞれ登録した状態を示している。
【0016】なお、上記ステップ4dによる判定の結
果、内線L2がアイドルであると判定された場合には、
中央制御回路2は通常の通話制御を行なう。すなわち、
中央制御回路2は、接続先の内線回路LC2に対して着
呼信号の送出を指示すると共に、内線回路LC1に対し
てはリングバックトーンの送出を指示する。そうする
と、内線回路LC2からは内線電話機EKT2へ向けて
呼出し信号が、また内線回路LC1からは内線電話機E
KT1へ向けてリングバックトーンが送出される。そし
て、この状態で上記内線電話機EKT2において応答が
なされた場合には、中央制御回路2は交換回路1により
内線L1とL2とを接続して通話状態とする。
【0017】さて、前述の手順により内線電話機EKT
1が二つのACB登録を行なった状態において、中央制
御回路2は定期的に以下の処理を実行している。すなわ
ち、中央制御回路2は先ず図5のステップ5aで前記A
CB登録有無判別テーブル32をアクセスし、これによ
りACB登録を行なっている内線電話機が有るか否かを
判定する。この結果、ACB登録を行なっている内線電
話機が無いと判定された場合には、中央制御回路2は処
理を終了する。また、ACB登録を行なっている内線電
話機が有ると判定された場合には、中央制御回路2は当
該内線電話機、すなわちEKT1に対応するACB登録
テーブル31を参照し(ステップ5b)、このテーブル
31に登録されている被呼内線番号の内線の空き状態を
調べる。この結果、上記被呼内線番号の内線が全て話中
であれば、中央制御回路2は処理を終了する。また、例
えば内線電話機EKT2のみが既に終話していたとする
と、中央制御回路2は続いてステップ5cで上記内線電
話機EKT1がビジーかアイドルかの判定を行なう。こ
の結果、内線電話機EKT1がビジーであると判定され
た場合には、中央制御回路2は処理を終了する。一方、
内線電話機EKT1がアイドルであると判定された場合
には、中央制御回路2はステップ5dで内線回路LC1
に対して呼出し信号の送出を指示するとともに、内線電
話機EKT2の内線番号をLCD27により可視表示さ
せるための所定のLCD表示制御信号を生成して上記内
線電話機EKT1へ送出する。そうすると、内線電話機
EKT1では呼出し音により着信が報知されるととも
に、LCD27に内線番号“5602”が表示される。
【0018】中央制御回路2は、呼出し信号の送出指示
およびLCD表示制御信号の送出後、ステップ5eで内
線電話機EKT1が一定時間内に応答するか否かを監視
する。そして、一定時間内に内線電話機EKT1が応答
しなかった場合には、中央制御回路2はステップ5fで
上記呼出し音およびLCD表示を停止して処理を終了す
る。一方、内線電話機EKT1が一定時間内に応答した
場合には、中央制御回路2はステップ5gで上記空き状
態の被呼内線電話機EKT2を呼び出すべく内線回路L
C2に対して呼出し信号の送出を指示する。そして、こ
の呼出しに対して内線電話機EKT2の話者がオフフッ
クして応答した場合には、中央制御回路2はステップ5
hで内線L1とL2とを接続して通話状態とする。
【0019】さて、中央制御回路2は、内線電話機EK
T1とEKT2との間の通話終了をステップ5iで監視
している。そして、終話を検出した場合には、中央制御
回路2は内線電話機EKT1に対応するACB登録テー
ブル31から内線番号“5602”を削除するとともに
(ステップ5j)、ACB登録有無判別テーブル32の
内線番号“5601”に対応するフラグから“1”を差
引く(ステップ5k)。また中央制御回路2は、ステッ
プ5lで内線電話機EKT1によってACB登録されて
いる被呼内線電話機がまだ有るか否かを判定する。この
判定は、ACB登録有無判別テーブル32を参照して、
内線番号“5601”に対応するACB登録フラグが
“0”であるか否かを調べることにより行なわれる。こ
の結果、ACB登録フラグが“0”である場合には、中
央制御回路2は内線電話機EKT1によってACB登録
されている被呼内線電話機は無いと判断し、ステップ5
mで内線電話機EKT1上のACBキーに対応するイン
ジケータランプ26を消灯させて処理を終了する。一
方、ACB登録フラグが“0”以外の場合には、中央制
御回路2はまだ内線電話機EKT1によってACB登録
されている被呼内線電話機が有ると判断し、インジケー
タランプ26を点灯させたままで処理を終了する。以後
中央制御回路2は、前述したように定期的に上記一連の
処理を繰り返す。
【0020】このように本実施例であれば、各内線毎に
それぞれACBの登録要求に従って複数の被呼内線電話
機の内線番号を記憶するためのACB登録テーブル31
を設け、このACB登録テーブル31の記憶内容に基づ
いて被呼内線電話機の終話を監視し、終話が検出された
ものから順次呼び出して上記ACB登録を行なった発呼
側の内線電話機と接続するようにしたので、各内線電話
機毎に複数の被呼内線電話機に対応したACB登録が可
能となる。従って内線電話機の使用者は、例えば一度に
複数箇所へ電話連絡を行なう際に、話中の被呼内線が複
数あった場合でも、それらの各々に対してACB機能に
よる対処が可能となり、一つの被呼内線しかACB登録
できなかった従来のACB機能に比べて格段に便利とな
る。
【0021】なお本発明は上記実施例に限定されるもの
ではない。例えば上記実施例では、ACB登録している
発呼側内線電話機の呼出し時に、呼出し音による報知の
他、被呼内線番号のLCD表示を行なうようにしたが、
LCDが搭載されていない内線電話機では必ずしも上記
LCD表示行なう必要はない。また前記実施例では、A
CB登録時に予め設定されたACBキーを押下するよう
にしたが、これを所定の特番をダイヤル入力するように
してもよい。その他、構内交換機の構成やメモリテーブ
ルのデータ構造等についても、本発明の要旨を逸脱しな
い範囲で種々変形実施可能である。
【0022】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、発
呼元の内線端末における呼び返し処理の登録要求に従っ
て被呼内線番号を複数記憶することのできる記憶手段を
設けるとともに、この記憶手段により記憶されている被
呼内線番号の内線端末のうち、終話が検出されたものか
ら順次呼び出して上記発呼元の内線端末と接続するよう
にしたので、各内線端末毎に各々複数の被呼内線端末に
対応した呼び返し処理の登録が可能となり、これにより
内線端末使用者の内線発呼に係わる作業能率を向上させ
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係わる構内交換機の構成を
示すブロック図。
【図2】図1中に示した内線電話機の一例を示す図。
【図3】図1中に示した記憶回路におけるACB登録テ
ーブルおよびACB登録有無判別テーブルを示す図。
【図4】図1中に示した中央制御回路の制御手順および
制御内容を示すフローチャート。
【図5】図1中に示した中央制御回路の制御手順および
制御内容を示すフローチャート。
【符号の説明】
1…交換回路、2…中央制御回路、3…記憶回路、4…
制御データバスライン、5…中継台、21…電話機本
体、22…送受話器、23…フック機構、24…ダイヤ
ルキー群、25…機能キー群、26…インジケータラン
プ、27…液晶表示部(LCD)、31…ACB登録テ
ーブル、32…ACB登録有無判別テーブル、EKT1
〜EKTn…内線電話機、L1〜Ln…内線、SL1〜
SLm…局線、LC,lC1〜LCn…内線回路、TR
K1〜TRKm…局線回路。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被呼内線端末が通信中である旨の報知が
    行なわれている発呼元の内線端末から呼返し処理の登録
    要求が送られた場合に、この呼返し処理に必要な情報を
    記憶し、上記通信中の被呼内線端末の終話後に上記記憶
    されている情報に基づいて発呼元の内線端末および被呼
    内線端末をそれぞれ呼出して交換接続する自動呼返し機
    能を備えた構内交換機において、 一つの発呼元内線端末から異なる複数の被呼内線端末に
    係わる呼返し処理の登録要求が送られた場合に、これら
    の呼返し処理に必要な情報を上記発呼元内線端末に対応
    付けてそれぞれ記憶するための記憶手段と、 この記憶手段に記憶された情報に基づいて、呼返し処理
    による接続対象となる各被呼内線端末の終話をそれぞれ
    監視し、終話が検出された各被呼内線端末に対し選択的
    にそれぞれ呼出しを行なってこれらの被呼内線端末と前
    記発呼元の内線端末との間を順次交換接続するための呼
    返し処理制御手段とを具備したことを特徴とする構内交
    換機。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2001045433A3 (de) * 1999-12-17 2002-01-17 Siemens Ag Verfahren, vermittlungseinrichtungen und programme zum vermitteln von telekommunikations-verbindungen

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2001045433A3 (de) * 1999-12-17 2002-01-17 Siemens Ag Verfahren, vermittlungseinrichtungen und programme zum vermitteln von telekommunikations-verbindungen

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