JPH05347002A - 磁気カードリーダ/ライタおよびデータ読出/書込方法 - Google Patents

磁気カードリーダ/ライタおよびデータ読出/書込方法

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JPH05347002A
JPH05347002A JP4156453A JP15645392A JPH05347002A JP H05347002 A JPH05347002 A JP H05347002A JP 4156453 A JP4156453 A JP 4156453A JP 15645392 A JP15645392 A JP 15645392A JP H05347002 A JPH05347002 A JP H05347002A
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magnetic card
magnetic
head
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高司 筆田
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 1トラック用の磁気ヘッドで複数のトラック
を形成する。 【構成】 搬送ガイド14の一方内側面にその一方側端
が接触する状態で挿入された磁気カード12は、搬送方
向に対してθ1 傾けて配置された搬送ベルト36によっ
てその他方側端が搬送ガイド14の他方内側面に接する
まで搬送ガイド14内を斜めに移動する。その後、搬送
方向と平行に所定距離移動した後、搬送ベルト36の逆
転によって、一方側端が再び搬送ガイド14の一方内側
面に接触するまで斜めに移動する。その後、磁気カード
12は搬送方向に平行に排出方向に移動する。したがっ
て、1つの磁気ヘッド44で2本の記録トラックに対応
できる。 【効果】 安価に記録量を増大できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、磁気カードリーダ/
ライタおよびデータ読出/書込方法に関し、特にたとえ
ば病院の貸しテレビ用コントローラまたはカラオケ用タ
イマ装置などに使用される磁気カードに対してデータの
読出および書込をする、磁気カードリーダ/ライタおよ
び磁気カードリーダ/ライタにおけるデータ読出/書込
方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の磁気カードリーダ/ライ
タにおいては、進入方向(第1方向)および排出方向
(第2方向)のいずれにおいても磁気カードを同一直線
上で移動させ、1つの磁気ヘッドに対して1つの記録ト
ラックを形成していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の磁気
カードリーダ/ライタにおいて、記録量を増やすために
は記録トラックを複数形成すればよい。そのためには、
単純に磁気ヘッドの数を増やす方法が挙げられる。しか
し、磁気カードリーダ/ライタ用の磁気ヘッドは非常に
高価であり、しかも磁気ヘッドの増加によって信号系に
使用されるICの数もそれに比例して増加させなければ
ならない。このため、単純に磁気ヘッドの数を増やすこ
とはコストの大幅な増大を招来する。
【0004】なお、1つの磁気ヘッドに複数の磁気ギャ
ップを設け、したがって複数のトラックに対応できる磁
気ヘッドもあるが、このような磁気ヘッドもまた高価で
あるという問題点がある。それゆえに、この発明の主た
る目的は、より安価にして記録量を増大させることがで
きる、磁気カードリーダ/ライタおよび磁気カードリー
ダ/ライタにおけるデータ読出/書込方法を提供するこ
とである。
【0005】
【課題を解決するための手段】第1の発明は、磁気ヘッ
ドによって磁気カードからデータを読み出しまたは磁気
カードにデータを書き込む磁気カードリーダ/ライタに
おいて、磁気カードの第1または第2方向への移動に応
じて磁気カードと磁気ヘッドとの相対位置を変化させる
相対位置変化手段を備えることを特徴とする、磁気カー
ドリーダ/ライタである。
【0006】第2の発明は、磁気ヘッドによって磁気カ
ードからデータを読み出しまたは磁気カードにデータを
書き込む磁気カードリーダ/ライタにおけるデータ読出
/書込方法において、磁気カードの第1または第2方向
への移動に応じて磁気カードと磁気ヘッドとの相対位置
を変化させ、それによって磁気カードに複数の記録トラ
ックを形成するようにしたことを特徴とする、データ読
出/書込方法である。
【0007】
【作用】磁気カードの第1または第2方向への移動時
に、たとえば磁気カードをその幅方向に変位させ、また
は搬送ガイドを磁気カードの幅方向に変位させ、もしく
は磁気ヘッドを磁気カードの幅方向に変位させることに
よって、1トラック用の磁気ヘッドを用いて、磁気カー
ド上に複数のトラックを形成する。
【0008】
【発明の効果】この発明によれば、1トラック用の磁気
ヘッドを用いて磁気カード上に複数のトラックを形成で
きるので、複数の磁気ヘッドを用いる場合や特殊な磁気
ヘッドを用いる場合に比べて、より安価に記録量を増や
すことができる。この発明の上述の目的,その他の目
的,特徴および利点は、図面を参照して行う以下の実施
例の詳細な説明から一層明らかとなろう。
【0009】
【実施例】図1を参照して、この実施例の磁気カードリ
ーダ/ライタ10は、磁気カード12を誘導するかつ磁
気カード12の幅よりも幅広のガイド幅を有する搬送ガ
イド14を含む。搬送ガイド14には、それぞれ対応す
る個所に、切り起し片16aおよび16b,18aおよ
び18b,ならびに20aおよび20bが形成される。
これら切り起し片16a〜20bには、それぞれ、磁気
カード12の長辺方向に対して、角度θ1 だけ傾斜する
ように切り起こされる。そして、それぞれの切り起し片
16a〜20bにはベアリング22が取り付けられ、対
となる切り起し片に取り付けられたベアリングにそれぞ
れシャフトが取り付けられる。すなわち、切り起し片1
6aおよび16bにそれぞれ取り付けられたベアリング
22にはシャフト24が通され、切り起し片18aおよ
び18bにそれぞれ取り付けられたベアリング22には
シャフト26が通され、そして、切り起し片20aおよ
び20bにそれぞれ取り付けられたベアリング22には
シャフト28が通される。そして、シャフト24,26
および28の所定位置にはローラ30,32および34
がそれぞれ固着される。これらローラ30,32および
34に搬送ベルト36が掛けわたされる。これによっ
て、搬送ベルト36は、図1に示すように、搬送ガイド
14の奥行き方向に対して所定角度θ1 傾いて配置され
ることになる。
【0010】なお、この実施例では、シャフト28が駆
動シャフトとして働くので、このシャフト28にモータ
(図示せず)を含む駆動手段が連結される。好ましく
は、シャフト28は、ジッタを抑えるために、たとえば
リードスクリューとギアとの組み合わせからなるウォー
ムギアなどを介してDCモータ(図示せず)に接続され
ており、DCモータを回転させることによってシャフト
28すなわちローラ34を回転駆動し、搬送ベルト36
を移動させる。この搬送ベルト36にその一方主面が接
触するので、搬送ベルトの移動に応じて磁気カード12
が搬送ガイド14内を移動する。ただし、磁気カード1
2の他方主面には図2に示すテンションローラ38,4
0および42が接触するので、磁気カード12はこれら
テンションローラ38〜42と搬送ベルト36とで挟ま
れて搬送されることになる。
【0011】こうして搬送される磁気カード12に書き
込まれたデータは搬送ガイド14内の所定位置(図1)
に配置されるように固定された磁気ヘッド44によって
読み出され、また、磁気ヘッド44によって磁気カード
12にデータが書き込まれる。このとき、磁気カード1
2は図2に示すヘッドローラ46と磁気ヘッド44とに
挟まれる。また、搬送中の磁気カードの位置を検出する
ために、たとえばフォトアイソレータなどで構成される
3つのカード位置検出センサ48,50および52が、
それぞれ、搬送ガイド14内の所定位置に固定的に配置
される。
【0012】磁気カード12の一方側端が搬送ガイド1
4の一方内側面に接触する状態で磁気カード12を搬送
ガイド14に挿入すると、磁気カード12は最初にカー
ド位置検出センサ48の光を遮る。これによって、磁気
カード12が挿入されたことが検知され、図示しないD
Cモータを付勢し、搬送ベルト36を移動して磁気カー
ド12を奥へ引き込む。このとき、先に述べたように搬
送ベルト36が磁気カード12の挿入方向に対して角度
θ1 傾けて配置されているので、磁気カード12は、図
3に示すように、A→B→Cのように移動する。そのC
の位置に達したとき、磁気カード12の他方側端が搬送
ガイド14の他方内側面に接触する。これによって、磁
気カード12は、それ以降、C→D→E→Fのように搬
送ガイド14に平行に移動される。
【0013】このとき、DからEに移動する過程で磁気
カード12によってカード位置検出センサ52の光が遮
られ、Fに達したところで、磁気カード12がカード位
置検出センサ52を通過したことが検知される。したが
って、そのタイミングでDCモータを逆転して搬送ベル
ト36を逆方向に移動させる。これによって、磁気カー
ド12はさらにF→G→Hのように移動し、磁気カード
12の一方側端が再び搬送ガイド14の一方内側面に接
触する。そして、その後磁気カード12は搬送ガイド1
4に平行して搬送され、磁気ヘッド44を通過してIに
達するところまで搬送される。このとき、磁気カード1
2がカード位置検出センサ48を通過したことが検知さ
れ、DCモータの回転を停止して搬送ベルト36を停止
させる。
【0014】このように、磁気カード挿入方向に対して
角度θ1 だけ傾斜して配置された搬送ベルト36を用い
て磁気カード12を搬送することによって、図3または
図4に示すように、磁気カード12は菱形の軌跡をたど
る。したがって、この実施例の磁気カードリーダ/ライ
タ10においては、図5に示すように、1つの磁気ヘッ
ド44によって2つの記録トラック54および56を形
成することができる。
【0015】たとえば、搬送ガイド14の一方内側面と
他方内側面との間を58mmとし、磁気カード12の幅を
54mmとすると、磁気カード12の幅に対して搬送ガイ
ド14の幅に4mmの余裕があることになる。したがっ
て、図3では磁気カード12の一方側端を搬送ガイド1
4の一方内側面に接触した状態で挿入したが、この場合
には、搬送ベルト36によって磁気カード12は、図6
に示すX1→X2の方向に搬送され、その他方側端が搬
送ガイド14の他方内側面に当たり、それ以降X2→X
3のように搬送ガイド14に平行して搬送される。しか
しながら、磁気カード12の他方側端が搬送ガイド14
の他方内側面に接触する状態で挿入した場合、磁気カー
ド12はZ1→Z2の方向に最初から搬送ガイド14に
平行に直進する。さらに、磁気カード12の側端がを搬
送ガイド14の一方内側面および他方内側面のどちらに
も接触しない状態で挿入した場合には、磁気カード12
は、Y1→Y2のように斜めに搬送され、その後Y2→
Y3のように搬送ガイド14に平行に搬送される。
【0016】このように、磁気カード12をどのように
挿入しても、この実施例によれば、図6に示す距離d1
を搬送すれば磁気カード12の他方側端は必ず搬送ガイ
ド14の他方内側面に接触して搬送ガイド14に平行に
移動することになる。したがって、機構部品のばらつき
を考慮してd1にd2をプラスした距離、すなわち、距
離d3だけ磁気カード12を移動させた所に磁気ヘッド
44を配置すれば、図5に示す記録トラック54からの
データの読み出しおよび記録トラック54へのデータの
書き込みを行うことができる。また、磁気カード12が
逆方向に搬送されるとき、磁気カード12の逆方向始端
が磁気ヘッド44のヘッドギャップ位置よりさらに距離
d3だけ奥にある状態から逆方向搬送をスタートさせれ
ば、図5に示す記録トラック56に対応することができ
る。
【0017】磁気ヘッド44による読み出しおよび書き
込みの際のオフトラック量は、搬送ガイド14の一方内
側面と他方内側面との平行度と幅公差が正確であれば少
なくすることができる。しかし、一般的に機構部品の精
度にはばらつきがあるので、磁気ヘッド44には、図7
〜図9に示すようなものを使用する。図7〜図9に示す
磁気ヘッド44は、図7および図9からよくわかるよう
に、3つのヘッドコア58,60および62を含む。そ
れぞれのヘッドコア58,60および62には、図9に
示すように、ヘッドコイルL1,L2およびL3がそれ
ぞれ巻き付けられる。ヘッドコイルL1の一方端64a
は端子66aに繋がる。また、ヘッドコイルL1の他方
端64bとヘッドコイルL2の一方端68aとは端子6
6bに繋がる。そして、ヘッドコイルL2の他方端68
bとヘッドコイルL3の一方端70aとは端子66cに
繋がる。さらに、ヘッドコイルL3の他方端70bは端
子66dに繋がる。このように構成されるヘッドコア5
8,60および62の等価回路を図10に示す。このよ
うに、各ヘッドコイルL1,L2およびL3が巻き付け
られたヘッドコア58,60および62は、図8に示す
ように、プラスチック部72で覆われ、さらにその外側
が金属ケース74で覆われる。
【0018】このような磁気ヘッド44によって、記録
時には端子66aおよび66b間に記録電流を流して磁
気カード12には図7に示すx1の幅(たとえば3mm)
で記録する。そして、記録された磁気パターンを読み取
るときには端子66bおよび66c間に発生する電圧、
すなわち、図7に示すx2の幅(たとえば2mm)で読み
取った磁界を読み取りデータ信号とする。したがって、
磁気カード12からデータを読み取る場合に、数1から
わかるように、読み取り幅に対して記録幅が図7におい
て上下にそれぞれ0.5mmずつの余裕を持っているの
で、±0.5mmまでのオフトラックは問題ないようにな
っている。
【0019】
【数1】(x1−x2)/2=0.5(mm) (ただし、x1=3(mm),x2=2(mm)) 以上のように、磁気カード12を搬送しかつ磁気ヘッド
44によって読み出しおよび書き込みをすることによっ
て、磁気カードリーダ/ライタ10は図5に示すような
2つの記録トラックを持つ磁気カードに対応することが
できる。なお、記録トラック54および56の幅は3mm
であり、記録トラックがオーバライトしないように記録
トラック54および56の間には1mmの無記録部が設け
られる。したがって、磁気カードリーダ/ライタ10に
おいては、1トラック用磁気ヘッドで2倍のトラック長
に対応することができるためコストパフォーマンスがよ
い。また、従来とは異なるトラックパターンであるため
セキュリティに強い。すなわち、この実施例によって書
き込んだデータは他の磁気カードリーダでは読むことが
できず、また、他の磁気カードライタで書き込んだ磁気
カードはこの実施例では読み出せない。さらに、一般の
磁気カードリーダ/ライタにはオフトラックを少なくす
るために搬送ガイドに磁気カードを押し付けて走行させ
る側圧機構が備えられているが、この実施例の場合には
このような機構は不要である。
【0020】なお、この実施例の磁気カードリーダ/ラ
イタ10に磁気ヘッドとして2トラックヘッドを用いれ
ば、実行トラック数は4トラックとなる。また、3トラ
ックヘッドを用いれば、実行トラック数は6トラックと
なる。たとえば、2トラックヘッドを用いた場合、2つ
のヘッドコアで対応できる4本の記録トラックの位置関
係はヘッドの構造によって2種類に分かれる。
【0021】その1つは、図11に示すように1チャネ
ルのヘッドコアと2チャネルのヘッドコアとを接近さ
せ、並列した1ペアの記録トラックを2ペア並べた磁気
カードに対応するものである。この場合、1チャネルの
ヘッドコアと2チャネルのヘッドコアを接近した構造に
できるため、磁気ヘッドを小型化できるが、磁気カード
の移動幅を大きくしなければならないので、磁気カード
の斜め移動の距離が長くなりその分搬送ガイドの奥行き
も長くしなければならない。この場合、記録トラック幅
とペアとなる記録トラックのトラックピッチとを1/2
の幅とすれば磁気カードリーダ/ライタ10と同様の奥
行きの搬送ガイドを使用できる。しかし、記録トラック
上の磁気パターン面積が1/2になり、磁気ヘッドのリ
ード出力信号レベルが低下してS/N比も悪くなるた
め、設計が難しくなる。
【0022】いま1つは、図12に示すように1チャネ
ルのヘッドコアと2チャネルのヘッドコアの間隔を広く
とって1トラック分の間隔を設け、それぞれ互い違いに
並んだ2ペアの記録トラックを持つ磁気カードに対応す
るものである。この場合、磁気ヘッドは大きくなってし
まうが、磁気カードの移動幅を小さくできるため、搬送
ガイドの奥行きを図11の場合よりも短くできる。
【0023】次に図13を参照して、他の実施例の磁気
カードリーダ/ライタ80もまた図1と同様に、磁気カ
ード82を誘導するかつ磁気カード82の幅よりも幅広
のガイド幅を有する搬送ガイド84を用いる。搬送ガイ
ド84内には、その所定位置に磁気カード82を搬送す
る搬送ローラ86が固定的に配置される。搬送ローラ8
6は搬送ガイド84の奥行き方向に対して所定角度θ2
だけ傾けて配置される。このような搬送ローラ86によ
って、たとえばその一方側端が搬送ガイド84の一方内
側面に接触した状態で搬送ガイド84に挿入された磁気
カード82は、搬送ローラ86に接触した地点から搬送
ローラ86の回転方向と平行に搬送され、その他方側端
が搬送ガイド84の他方内側面に接触した地点から搬送
ガイド84の内側面に平行に搬送される。磁気カード8
2をある程度奥まで搬送し終えた後、搬送ローラ86は
磁気カード82に接触した状態のまま逆転する。これに
よって、磁気カード82は搬送ローラ86の逆転方向と
平行に搬送され、搬送ガイド84の一方内側面に接触し
た地点から搬送ガイド84の内側面に平行に排出方向に
移動する。
【0024】このように搬送ガイド84内を移送される
磁気カード82に対して、搬送ローラ86と搬送ガイド
84の一方内側面との間の所定位置に固定された磁気ヘ
ッド88が読み出しおよび書き込みを行う。この場合、
磁気ヘッド88は図14において点線で示すような記録
トラックに対して読出および書込を行うことになる。こ
の図14に示す記録トラックにおいては、往(第1)方
向移動時の有効データ領域はPで示す長さとなり、復
(第2)方向移動時の有効データ領域はQで示す長さと
なる。この図14に示す有効データ領域PおよびQは磁
気カード82の一方側端を搬送ガイド84の一方内側面
に接触させた図13の状態で搬送ガイド84に挿入した
場合の有効データ領域である。先の実施例でも述べたよ
うに磁気カード82の一方側端が搬送ガイド84の一方
内側面に接触して挿入されるとは限らない。しかしなが
ら、図14の場合斜めに形成トラックが一番長くなり、
他の場合に比べて正確に読み出しおよび書き込みを行う
ことができる範囲が狭くなる。したがって、図14に示
す有効データ領域PおよびQが全ての場合における最大
有効データ領域となる。
【0025】この実施例の磁気カードリーダ/ライタ8
0は、図1の先の実施例の磁気カードリーダ/ライタ1
0のように記憶容量を大幅に増大できるとはいえない
が、特殊な記録トラックパターンであるので、同様に高
いセキュリティ効果が得られる。上述の2つの実施例で
は、磁気カードを搬送ガイド内を斜めに移動させて往方
向と復方向とにおける磁気ヘッドとの相対位置を変化さ
せることによって磁気カード上に平行に2本の記憶トラ
ックを形成していたが、このような斜めの搬送ベルトや
搬送ローラを使用せずに往方向と復方向との磁気カード
と磁気ヘッドとの相対位置を変化させることも可能であ
る。
【0026】まず、図15を参照して、さらに他の実施
例の磁気カードリーダ/ライタ90はメインシャーシ9
2を含む。そして、メインシャーシ92の一方側面と他
方側面との間にはガイドシャフト94aおよび94bが
渡されている。そして、磁気カード96を誘導し、その
幅方向にスライドする可動式搬送ガイド98がガイドシ
ャフト94aおよび94b上をスライドする。
【0027】磁気カード96がカード挿入口100から
挿入されると、図示しないカード位置検出センサによっ
て磁気カード96の挿入が検出され、これも図示しない
DCモータが動作して搬送駆動ローラ102が回転して
テンションローラ104との間で磁気カード96を挟ん
で磁気カード96を奥方向に引き込む。なお、搬送駆動
ローラ102およびテンションローラ104はメインシ
ャーシ92に固定されている。
【0028】そして、磁気カード96が奥方向へ移動す
る際に、メインシャーシ92に固定された磁気ヘッド1
06によって磁気カード96の第1トラックに対してデ
ータの読み出しおよび書き込みが行われる。このとき、
可動式搬送ガイド98はコイルスプリング108によっ
てメインシャーシ92の一方内側面に接する状態となっ
ている。
【0029】その後、第1トラックに対してのデータの
読み出しおよび書き込みが終了すると、可動式搬送ガイ
ド98はガイドシャフト94aおよび94b上をスライ
ドし、メインシャーシ92の他方内側面に接する状態と
なる。この可動式搬送ガイド98の移動動作は、メイン
シャーシ92に取り付けられたソレノイド110と可動
式搬送ガイド98に取り付けられたソレノイドヨーク1
12によって実現される。すなわち、ソレノイド110
がオン状態となってソレノイドヨーク112に取り付け
られた可動式搬送ガイド98がメインシャーシ92の他
方内側面側に引き寄せられ、メインシャーシ92の他方
内側面に当たって止まる。なお、その際の動作音が大き
いときにはエアダンパなどを追加すればよい。
【0030】そして、可動式搬送ガイド98が移動した
状態で、カード搬送ローラ104が逆転して磁気カード
96をカード挿入口100方向へ搬送する。このとき、
可動式搬送ガイド98がメインシャーシ92の他方内側
面側にずれているので、磁気ヘッド106によって磁気
カード96の第2トラックに対して読み出しおよび書き
込みが行われる。そして、第2トラックに対する読み出
しおよび書き込みが終了して磁気カード96が排出され
ると、ソレノイド110がオフとなり可動式搬送ガイド
98はコイルスプリング108によって引き寄せられ、
再びメインシャーシ92の一方内側面に接する状態とな
る。
【0031】なお、磁気カード96の記録トラック幅は
4mmであり、トラックピッチは5mmである。すなわち、
可動式搬送ガイド98の移動幅は5mmに設定されればよ
い。次に、図16を参照して、その他の実施例の磁気カ
ードリーダ/ライタ120は5つの磁気トラックを有す
る磁気カード122を誘導する搬送ガイド124を含
む。搬送ガイド124にはその一方内側面近傍に搬送ベ
ルト126が固定される。搬送ベルト126は駆動ロー
ラ128によって回転するが、駆動ローラ128はウォ
ームギア130を介して搬送ガイド124の一方側面近
傍に配置されたDCモータ132に接続されることによ
って回転する。カード挿入口134から挿入された磁気
カード122はこの搬送ベルト126とテンションロー
ラ136aおよび136bとで挟まれる形で搬送ガイド
124内を搬送される。
【0032】磁気カード122は、図16に示すよう
に、第1トラック〜第5トラックまでの5つのトラック
を有している。この5つのトラックに対して1トラック
用の磁気ヘッド140がデータの読み出しおよび書き込
みを行う。この磁気ヘッド140はリードスクリュー1
42に沿って平行移動する。リードスクリュー142は
搬送ガイド124の他方側面に取り付けられたステッピ
ングモータ144のシャフトとなっており、その先端は
ベアリング146の軸受で搬送ガイド124の一方側面
にホールドされている。そして、ガタ吸収のためにボー
ルベアリング148と板ばね150とでテンションがか
けられている。磁気ヘッド140はこのリードスクリュ
ー142の正逆の回転により搬送ガイド124内を平行
移動する。磁気ヘッド140はヘッドキャリッジ152
に取り付けられ、ヘッドキャリッジ152は図17に示
すように板ばね154とボールベアリング156を介し
てリードスクリュー142に接続されている。このよう
に、リードスクリュー142の溝に板ばね154によっ
てボールベアリング156を押し付ける方式によって、
リードスクリュー142の正逆の回転によってバックラ
ッシュなどが発生しない正確な磁気ヘッド140位置決
めを行っている。ヘッドキャリッジ152からはガイド
アーム158が2枚出ており、ガイドシャフト160を
ガタがない程度に軽く挟んでいる。そして、ヘッドキャ
リッジ152には、第1トラック位置センサシャッタ1
62が取り付けられている。搬送ガイド124の他方内
側面近傍には、たとえばフォトアイソレータなどからな
る第1トラックセンサ164が取り付けられており、こ
の光を第1トラック位置センサシャッタ162が遮る位
置が磁気ヘッド140が第1トラックに対応する位置と
なる。
【0033】これらの機構により、磁気ヘッド140は
間欠的にリードスクリュー142上を平行移動し、磁気
カード122の5つのトラックにそれぞれ対応できるよ
うになる。このとき、ステッピングモータ144はパル
ス制御方式で5度間隔で回転角度制御されており、5mm
のトラックピッチが得られるようにステッピングモータ
144を何回転すればよいかを決定することによって、
常に第1トラック位置を基準として磁気ヘッド140を
5つのトラックに対応させることができる。
【0034】一般に、磁気カードは日常、携帯されるも
のなので、保管時に曲げられることが多く、また直接ユ
ーザの手で触られるため、汚れや油が付着することがあ
る。したがって、それらによる搬送時のスリップや読み
出しおよび書き込みのエラーを起こすことが多い。これ
らの対策としては、ジッタやスペーシングロスに対して
安定に読み出しおよび書き込みができるように記録密度
を120BPI(BitPer Inch)〜240BPIという
粗い密度でデータが書き込まれている。そして、トラッ
ク幅も6mm〜3mmと広くとってオフトラックに対して影
響を少なくしている。また、ヘッドのカード接触圧力も
100〜150gと高圧力とされ、スペーシングロスを
起こしにくくしている。
【0035】このように種々の対策を行ってもデータエ
ラーレートはハードディスクやフロッピィディスクが1
-12 以下であるのに対して、磁気カードは10-3が一
般的で、よいものでも10-4という全く比較にならない
エラー率である。このように、磁気カードに対応する磁
気カードリーダ/ライタにおいては部品単体の精度を高
くするよりもカードスリップや異物に対する対策という
構造や原理に対する工夫が大切である。これらの工夫は
磁気ヘッドや回転部分の劣化と密接に関係しており、磁
気ヘッドのライフやカード搬送機構のライフを確保する
ために材質や形状に各種のノウハウが必要である。この
ため、よりシンプルな設計がなされることが重要であ
る。
【0036】このことから、複数トラックを持つ磁気カ
ードに対応するためには、磁気ヘッドを複数トラック化
することが最も好ましいが、複数トラックの磁気ヘッド
は非常に高価である。これに対して、図1,図11,図
14および図15に示す各実施例は複数トラックの磁気
ヘッドを使用しないで複数トラックに対応できるもので
あるが、図14および図15の実施例では、搬送ガイド
や磁気ヘッドを移動させるためにその構造が複雑であ
る。したがって、図1および図11のように磁気カード
を菱形走行させて複数のトラックに対応することが構造
上最もシンプルで好ましい。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例を示す図解図である。
【図2】図1に示す磁気カードリーダ/ライタの側面図
解図である。
【図3】図1に示す搬送ガイド内での磁気カードの位置
の変化を示す図解図である。
【図4】図1に示す搬送ガイド内での磁気カードの移動
状況を示す図解図である。
【図5】図1に示す磁気カードリーダ/ライタが対応で
きる磁気カードを示す図解図である。
【図6】図1に示す搬送ガイド内に挿入される磁気カー
ドの挿入位置の違いによる搬送ガイド内での移動の違い
を示す図解図である。
【図7】図1に示す磁気ヘッドを示す平面図である。
【図8】図7のVIII−VIII断面図解図である。
【図9】図7に示す磁気ヘッドの各コイルと各端子との
接続状況を含む図7のIX−IX断面図解図である。
【図10】図9に示す各ヘッドコイルの等価回路を示す
図解図である。
【図11】図1に示す磁気ヘッドを2トラックヘッドと
したときに対応できる磁気カードのトラック位置の一例
を示す図解図である。
【図12】図1に示す磁気ヘッドを2トラックヘッドと
したときに対応できる磁気カードのトラック位置の一例
を示す図解図である。
【図13】この発明の他の実施例を示す図解図である。
【図14】図13に示す磁気カードリーダ/ライタが対
応できる磁気カードを示す図解図である。
【図15】この発明のさらに他の実施例を示す図解図で
ある。
【図16】この発明のその他の実施例を示す図解図であ
る。
【図17】図16に示すヘッドキャリッジとリードスク
リューとの接続の様子を示す図解図である。
【符号の説明】
10,80,90,120 …磁気カードリーダ/ライ
タ 12,82,96,122 …磁気カード 14,84,124 …搬送ガイド 30,32,34 …ローラ 36,96,126 …搬送ベルト 44,88,106,140 …磁気ヘッド 48,50,52 …カード位置検出センサ 86 …搬送ローラ 98 …可動式搬送ガイド 110 …ソレノイド 112 …ソレノイドヨーク 142 …リードスクリュー 144 …ステッピングモータ

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】磁気ヘッドによって磁気カードからデータ
    を読み出しまたは前記磁気カードにデータを書き込む磁
    気カードリーダ/ライタにおいて、 前記磁気カードの第1または第2方向への移動に応じて
    前記磁気カードと前記磁気ヘッドとの相対位置を変化さ
    せる相対位置変化手段を備えることを特徴とする、磁気
    カードリーダ/ライタ。
  2. 【請求項2】前記磁気ヘッドは固定的に設けられてい
    て、前記相対位置変化手段は前記磁気カードの前記第1
    または第2方向への移動に応じて前記磁気ヘッドに対す
    る前記磁気カードの位置を変化する磁気カード搬送手段
    を含む、請求項1記載の磁気カードリーダ/ライタ。
  3. 【請求項3】前記磁気カード搬送手段は、前記磁気カー
    ドの側端より広い幅のガイド幅を有する搬送ガイド、お
    よび前記第1方向への移動のとき前記磁気カードの一方
    側端を前記搬送ガイドの一方に当接させかつ前記第2方
    向への移動のとき前記磁気カードの他方側端を前記搬送
    ガイドの他方に当接させる斜め送り手段を含む、請求項
    2記載の磁気カードリーダ/ライタ。
  4. 【請求項4】前記磁気カード搬送手段は、前記磁気カー
    ドの側端に当接する幅のガイド幅を有しかつその幅方向
    に移動可能な搬送ガイド、前記搬送ガイドに沿って前記
    磁気カードを前記第1または第2方向へ移動させる送り
    手段、および前記第1方向または第2方向への前記磁気
    カードの移動に応じて前記搬送ガイドを前記幅方向に移
    動する搬送ガイド移動手段を含む、請求項2記載の磁気
    カードリーダ/ライタ。
  5. 【請求項5】前記磁気ヘッドが移動可能に設けられてい
    て、前記相対位置変化手段は前記磁気カードの前記第1
    または第2方向への移動に応じて前記磁気ヘッドを移動
    する磁気ヘッド移動手段を含む、請求項1記載の磁気カ
    ードリーダ/ライタ。
  6. 【請求項6】磁気ヘッドによって磁気カードからデータ
    を読み出しまたは前記磁気カードにデータを書き込む磁
    気カードリーダ/ライタにおけるデータ読出/書込方法
    において、 前記磁気カードの第1または第2方向への移動に応じて
    前記磁気カードと前記磁気ヘッドとの相対位置を変化さ
    せ、それによって前記磁気カードに複数の記録トラック
    を形成するようにしたことを特徴とする、データ読出/
    書込方法。
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