JPH05346182A - ロードロック室への給気・排気方法及び装置 - Google Patents
ロードロック室への給気・排気方法及び装置Info
- Publication number
- JPH05346182A JPH05346182A JP15085992A JP15085992A JPH05346182A JP H05346182 A JPH05346182 A JP H05346182A JP 15085992 A JP15085992 A JP 15085992A JP 15085992 A JP15085992 A JP 15085992A JP H05346182 A JPH05346182 A JP H05346182A
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- JP
- Japan
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- exhaust
- load lock
- lock chamber
- air supply
- opening
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- Pending
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- Self-Closing Valves And Venting Or Aerating Valves (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 処理対象物に粒子を付着させることなくロー
ドロック室内への給気,排気を行ない、給気,排気時間
を短縮する。 【構成】 ロードロック室2内に粒子計数器14を設
け、粒子計数器14及び排気用,給気用開閉手段12,
20は粒子計数器14で検出されるデータに基づき各開
閉手段12,20の開口度合を制御する制御装置32に
接続する。
ドロック室内への給気,排気を行ない、給気,排気時間
を短縮する。 【構成】 ロードロック室2内に粒子計数器14を設
け、粒子計数器14及び排気用,給気用開閉手段12,
20は粒子計数器14で検出されるデータに基づき各開
閉手段12,20の開口度合を制御する制御装置32に
接続する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はロードロック室内の大気
もしくはガスを排気もしくは給気するための方法と、そ
のための装置に関する。
もしくはガスを排気もしくは給気するための方法と、そ
のための装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、半導体製造装置など真空を用いる
装置で、ロードロック室内の大気又はガスを排気又は給
気する場合、ロードロック室内にウエハ等の処理対象物
を収納した後、排気もしくは給気を行なっていた。
装置で、ロードロック室内の大気又はガスを排気又は給
気する場合、ロードロック室内にウエハ等の処理対象物
を収納した後、排気もしくは給気を行なっていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしこのような方法
では排気もしくは給気動作によりロードロック室内の大
気もしくはガスが移動し、その移動は乱流となるため、
ロードロック室内の粒子、例えばパーティクルを巻上げ
て浮遊・移動させることになり、処理対象物であるウエ
ハの表面にパーティクルが付着して処理対象物を汚染さ
せるという課題がある。
では排気もしくは給気動作によりロードロック室内の大
気もしくはガスが移動し、その移動は乱流となるため、
ロードロック室内の粒子、例えばパーティクルを巻上げ
て浮遊・移動させることになり、処理対象物であるウエ
ハの表面にパーティクルが付着して処理対象物を汚染さ
せるという課題がある。
【0004】例えば、従来の給気・排気方法におけるロ
ードロック室内の0.4μm以上のパーティクルは12
00個/分検出され、6インチの半導体ウエハへの付着
数は平均102個であった。
ードロック室内の0.4μm以上のパーティクルは12
00個/分検出され、6インチの半導体ウエハへの付着
数は平均102個であった。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明方法は上記の課題
を解決するため、図1に示すようにロードロック室2に
排気用,給気用開口2a,2bを設け、この排気用,給
気用開口2a,2bにそれぞれ排気用,給気用開閉手段
12,20を設け、排気用開閉手段12には排気手段1
0を設けた装置において、ロードロック室2内に粒子計
数器14を設け、粒子計数器14で検出されるデータに
基づき、排気用,給気用開閉手段12,20の開口度合
を制御することを特徴とする。
を解決するため、図1に示すようにロードロック室2に
排気用,給気用開口2a,2bを設け、この排気用,給
気用開口2a,2bにそれぞれ排気用,給気用開閉手段
12,20を設け、排気用開閉手段12には排気手段1
0を設けた装置において、ロードロック室2内に粒子計
数器14を設け、粒子計数器14で検出されるデータに
基づき、排気用,給気用開閉手段12,20の開口度合
を制御することを特徴とする。
【0006】本発明装置は同じ課題を解決するため、図
1に示すようにロードロック室2に排気用,給気用開口
2a,2bを設け、この排気用,給気用開口2a,2b
にそれぞれ排気用,給気用開閉手段12,20を設け、
排気用開閉手段12には排気手段10を設けた装置にお
いて、ロードロック室2内に粒子計数器14を設け、粒
子計数器14及び排気用,給気用開閉手段12,20は
粒子計数器14で検出されるデータに基づき各開閉手段
12,20の開口度合を制御する制御装置32に接続し
てなる。
1に示すようにロードロック室2に排気用,給気用開口
2a,2bを設け、この排気用,給気用開口2a,2b
にそれぞれ排気用,給気用開閉手段12,20を設け、
排気用開閉手段12には排気手段10を設けた装置にお
いて、ロードロック室2内に粒子計数器14を設け、粒
子計数器14及び排気用,給気用開閉手段12,20は
粒子計数器14で検出されるデータに基づき各開閉手段
12,20の開口度合を制御する制御装置32に接続し
てなる。
【0007】
<ロードロック室2を排気する場合>先ず、ロードロッ
ク室2内に処理対象物を収納する。制御装置32の指令
により排気開閉手段12が開口される。この時、粒子計
数器14によりロードロック室2内の発塵が計数され、
所定数値以上の値になると、制御装置32により排気用
開閉手段12の開口度合を小さくする。
ク室2内に処理対象物を収納する。制御装置32の指令
により排気開閉手段12が開口される。この時、粒子計
数器14によりロードロック室2内の発塵が計数され、
所定数値以上の値になると、制御装置32により排気用
開閉手段12の開口度合を小さくする。
【0008】排気用開閉手段12の開口度合を小さくし
たことにより発塵が所定数値以下の値になると、再び排
気用開閉手段12の開口度合を大きくする。このような
動作を順次繰返し、排気用開閉手段12を開口し、ロー
ドロック室2内の処理対象物に粒子を付着させることな
く排気できることになる。
たことにより発塵が所定数値以下の値になると、再び排
気用開閉手段12の開口度合を大きくする。このような
動作を順次繰返し、排気用開閉手段12を開口し、ロー
ドロック室2内の処理対象物に粒子を付着させることな
く排気できることになる。
【0009】<ロードロック室2へ給気する場合>この
場合も同様に処理対象物がロードロック室2内に収納さ
れる。制御装置32の指令により給気用開閉手段20が
開口される。この時、粒子計数器14によりロードロッ
ク室2内の発塵が計数され、所定数値以上の値になる
と、制御装置32により給気用開閉手段20の開口度合
を小さくする。
場合も同様に処理対象物がロードロック室2内に収納さ
れる。制御装置32の指令により給気用開閉手段20が
開口される。この時、粒子計数器14によりロードロッ
ク室2内の発塵が計数され、所定数値以上の値になる
と、制御装置32により給気用開閉手段20の開口度合
を小さくする。
【0010】給気用開閉手段20の開口度合を小さくし
たことにより、発塵が所定数値以下の値になると、再び
給気用開閉手段20の開口度合を大きくする。このよう
な動作を順次繰返し、給気用開閉手段20を開口し、ロ
ードロック室2内の処理対象物に粒子を付着させること
なく給気できることになる。
たことにより、発塵が所定数値以下の値になると、再び
給気用開閉手段20の開口度合を大きくする。このよう
な動作を順次繰返し、給気用開閉手段20を開口し、ロ
ードロック室2内の処理対象物に粒子を付着させること
なく給気できることになる。
【0011】
【実施例】図1は本発明方法及び装置の1実施例の構成
を示す簡略縦断面図である。本実施例は、フレーム2
2,24上にそれぞれロードロック室2及び、真空処理
装置4が設けてある。このロードロック室2には、排気
用,給気用開口2a,2bが設けてある。この排気用開
口2aには、排気用ゲートバルブ12が設けられ、この
排気用ゲートバルブ12には真空ポンプ10が設けられ
ており、給気用開口2bには給気用ゲートバルブ20が
設けられている。
を示す簡略縦断面図である。本実施例は、フレーム2
2,24上にそれぞれロードロック室2及び、真空処理
装置4が設けてある。このロードロック室2には、排気
用,給気用開口2a,2bが設けてある。この排気用開
口2aには、排気用ゲートバルブ12が設けられ、この
排気用ゲートバルブ12には真空ポンプ10が設けられ
ており、給気用開口2bには給気用ゲートバルブ20が
設けられている。
【0012】又、ロードロック室2内には粒子計数器1
4が設けられ、粒子計数器14及び排気用,給気用ゲー
トバルブ12,20は、粒子計数器14で計数されるパ
ーティクル数に基づき各排気用,給気用ゲートバルブ1
2,20の開口度合を制御する制御装置32にケーブル
34及び36,38により接続されている。
4が設けられ、粒子計数器14及び排気用,給気用ゲー
トバルブ12,20は、粒子計数器14で計数されるパ
ーティクル数に基づき各排気用,給気用ゲートバルブ1
2,20の開口度合を制御する制御装置32にケーブル
34及び36,38により接続されている。
【0013】上記構成の本実施例の作用を説明する。 <ロードロック室2を排気する場合>先ず、ゲートバル
ブ16を開けて、ウエハをロードロック室2に収納する
とゲートバルブ16が閉められ、制御装置32の指令に
より排気用ゲートバルブ12が開口される。この時ロー
ドロック室2内に設けられた粒子計数器14によりロー
ドロック室2内のパーティクル数が計測され、所定の数
値以上の値になると、排気用ゲートバルブ12の開口度
合いを小さくする。
ブ16を開けて、ウエハをロードロック室2に収納する
とゲートバルブ16が閉められ、制御装置32の指令に
より排気用ゲートバルブ12が開口される。この時ロー
ドロック室2内に設けられた粒子計数器14によりロー
ドロック室2内のパーティクル数が計測され、所定の数
値以上の値になると、排気用ゲートバルブ12の開口度
合いを小さくする。
【0014】排気用ゲートバルブ12の開口度合いを小
さくした事により、パーティクル数が所定の数値以下の
値になると、ふたたび排気用ゲートバルブ12の開口度
合いを大きくする。このような動作を順次繰返し、排気
用ゲートバルブ12を開口し、ロードロック室2内のウ
エハにパーティクルを付着させることなく排気できるこ
とになる。
さくした事により、パーティクル数が所定の数値以下の
値になると、ふたたび排気用ゲートバルブ12の開口度
合いを大きくする。このような動作を順次繰返し、排気
用ゲートバルブ12を開口し、ロードロック室2内のウ
エハにパーティクルを付着させることなく排気できるこ
とになる。
【0015】<ロードロック室2へ給気する場合>大気
もしくはガスをロードロック室2に給気する場合も同様
に、ゲートバルブ18が開けられて、ウエハが真空処理
装置4よりロードロック室2内に収納されると、ゲート
バルブ18が閉められ、制御装置32の指令により給気
用ゲートバルブ20が開口される。この時ロードロック
室2内に設けられた粒子計数器14によりロードロック
室2内のパーティクル数が計測され、所定の数値以上の
値になると、給気用ゲートバルブ20の開口度合いを小
さくする。
もしくはガスをロードロック室2に給気する場合も同様
に、ゲートバルブ18が開けられて、ウエハが真空処理
装置4よりロードロック室2内に収納されると、ゲート
バルブ18が閉められ、制御装置32の指令により給気
用ゲートバルブ20が開口される。この時ロードロック
室2内に設けられた粒子計数器14によりロードロック
室2内のパーティクル数が計測され、所定の数値以上の
値になると、給気用ゲートバルブ20の開口度合いを小
さくする。
【0016】給気用ゲートバルブ20の開口度合いを小
さくした事により、パーティクル数が所定の数値以下の
値になると、ふたたび給気用ゲートバルブ20の開口度
合いを大きくする。このような動作を順次繰返し、給気
用ゲートバルブ20を開口し、ロードロック室2内のウ
エハにパーティクルを付着させることなく給気できるこ
とになる。
さくした事により、パーティクル数が所定の数値以下の
値になると、ふたたび給気用ゲートバルブ20の開口度
合いを大きくする。このような動作を順次繰返し、給気
用ゲートバルブ20を開口し、ロードロック室2内のウ
エハにパーティクルを付着させることなく給気できるこ
とになる。
【0017】
【発明の効果】上述のように本発明によれば、処理対象
物が置かれたロードロック室2内は粒子計数器14の粒
子計数値が所定数値以下の値になるように制御されるの
で、処理対象物に粒子を付着させることなく、ロードロ
ック室2内を排気もしくは給気することができる。又、
粒子の検出を行ないながら排気もしくは給気を行なうの
で、所定の圧力に達するまでの排気もしくは給気の時間
も短縮することができる。
物が置かれたロードロック室2内は粒子計数器14の粒
子計数値が所定数値以下の値になるように制御されるの
で、処理対象物に粒子を付着させることなく、ロードロ
ック室2内を排気もしくは給気することができる。又、
粒子の検出を行ないながら排気もしくは給気を行なうの
で、所定の圧力に達するまでの排気もしくは給気の時間
も短縮することができる。
【図1】本発明方法及び装置の1実施例の構成を示す簡
略縦断面図である。
略縦断面図である。
2 ロードロック室 2a 排気用開口 2b 給気用開口 4 真空処理装置 10 排気手段(真空ポンプ) 12 排気用開閉手段(ゲートバルブ) 14 粒子計数器 16 ゲートバルブ 18 ゲートバルブ 20 給気用開閉手段(ゲートバルブ) 32 制御装置
Claims (2)
- 【請求項1】 ロードロック室(2)に排気用,給気用
開口(2a,2b)を設け、この排気用,給気用開口
(2a,2b)にそれぞれ排気用,給気用開閉手段(1
2,20)を設け、排気用開閉手段(12)には排気手
段(10)を設けた装置において、ロードロック室
(2)内に粒子計数器(14)を設け、粒子計数器(1
4)で検出されるデータに基づき、排気用,給気用開閉
手段(12,20)の開口度合を制御することを特徴と
するロードロック室への給気・排気方法。 - 【請求項2】 ロードロック室(2)に排気用,給気用
開口(2a,2b)を設け、この排気用,給気用開口
(2a,2b)にそれぞれ排気用,給気用開閉手段(1
2,20)を設け、排気用開閉手段(12)には排気手
段(10)を設けた装置において、ロードロック室
(2)内に粒子計数器(14)を設け、粒子計数器(1
4)及び排気用,給気用開閉手段(12,20)は粒子
計数器(14)で検出されるデータに基づき各開閉手段
(12,20)の開口度合を制御する制御装置(32)
に接続してなるロードロック室への給気・排気装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15085992A JPH05346182A (ja) | 1992-06-10 | 1992-06-10 | ロードロック室への給気・排気方法及び装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15085992A JPH05346182A (ja) | 1992-06-10 | 1992-06-10 | ロードロック室への給気・排気方法及び装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05346182A true JPH05346182A (ja) | 1993-12-27 |
Family
ID=15505941
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15085992A Pending JPH05346182A (ja) | 1992-06-10 | 1992-06-10 | ロードロック室への給気・排気方法及び装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05346182A (ja) |
-
1992
- 1992-06-10 JP JP15085992A patent/JPH05346182A/ja active Pending
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