JPH05345858A - シリコーンゴムの硬化方法及びそれに用いる嫌気性シリコーンゴム組成物並びにシリコーンゴム - Google Patents

シリコーンゴムの硬化方法及びそれに用いる嫌気性シリコーンゴム組成物並びにシリコーンゴム

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JPH05345858A
JPH05345858A JP32476592A JP32476592A JPH05345858A JP H05345858 A JPH05345858 A JP H05345858A JP 32476592 A JP32476592 A JP 32476592A JP 32476592 A JP32476592 A JP 32476592A JP H05345858 A JPH05345858 A JP H05345858A
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 オルガノポリシロキサン、下記一般式(2)
で示される有機過酸化物、及びカーボンブラックを含有
する組成物。 【効果】 嫌気性下で硬化して優れた物性のシリコーン
ゴムを与える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、シリコーンゴム組成物
を密閉下或いは酸素の非存在下等の嫌気的条件で室温で
硬化させることができ、このため例えばネジ,ボルト,
嵌め合い部,フランジ面の接着固定やシ−ル等の用途に
好適に用いられるシリコーンゴムの硬化方法及びそれに
用いる嫌気性シリコーンゴム組成物並びにシリコーンゴ
ムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、ネジ、ボルト、嵌め合い部、
フランジ面等に塗布し、それらを互いに接着固定或いは
シ−ルする方法としては、例えば1分子中に1個以上の
アクリロイル基又はメタクリロイル基を有する化合物と
嫌気硬化開始剤からなる組成物が知られている(特開平
1−287115号公報)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記組
成物はアクリロイル基又はメタクリロイル基を有する化
合物を用いるため、樹脂硬度が上昇したり、もろくなっ
たり、或いは硬化性が遅い等の問題点があった。
【0004】本発明は上記事情に鑑みなされたもので、
耐熱性等の優れたシリコーンゴムを嫌気的条件下で速や
かに与えるシリコーンゴムの硬化方法及びそれに用いる
嫌気性シリコーンゴム組成物並びにシリコーンゴムを提
供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段及び作用】本発明者らは上
記目的を達成するため鋭意検討を重ねた結果、下記一般
式(1)で示されるオルガノポリシロキサンと下記一般
式(2)で示される有機過酸化物、及びカーボンブラッ
クを含有するシリコーンゴム組成物が嫌気的条件で硬化
することを知見した。
【0006】
【化3】
【0007】
【化4】
【0008】即ち、シリコーンゴムは通常有機過酸化物
加硫や白金触媒を用いた付加反応を用いた加硫方法が採
用されており、成型時に加熱硬化させるのが通常であ
り、本発明者らも先に特開昭63−130663号公
報、特願昭63−278381号等において、常圧熱気
加硫可能な上記式(2)の有機過酸化物を提案した。し
かし、その後の研究により、この有機過酸化物及びカー
ボンブラックを含むシリコーンゴム組成物が、驚くべき
ことに全く予期していなかった嫌気性硬化現象を示すこ
と、また、室温でも嫌気性とすることで速やかに硬化
し、従来技術と全く異なる方法によりシリコーンゴム組
成物に初めて嫌気的硬化性を付与し得たこと、しかも硬
化して得られたシリコーンゴムが加熱硬化したものと同
等の良好な物性を有すること、密閉下又は空気遮断状態
において硬化するため熱源が不要で、高温を付与するた
めのプレス機、加硫塔等が不要となり、設備費用の大幅
な低減が可能となることを見出し、本発明をなすに至っ
たものである。
【0009】従って、本発明は、(イ)上記一般式
(1)で示されるオルガノポリシロキサン、(ロ)上記
一般式(2)で示される有機過酸化物及びカーボンブラ
ックを含有するシリコーンゴム組成物を嫌気的条件で硬
化させることを特徴とするシリコーンゴムの硬化方法、
上記一般式(1)で示されるオルガノポリシロキサン、
一般式(2)で示される有機過酸化物及びカーボンブラ
ックを含有してなる嫌気性シリコーンゴム組成物並びに
該組成物を嫌気的条件で硬化させてなるシリコーンゴム
を提供する。
【0010】以下、本発明について更に詳しく説明する
と、本発明のシリコーンゴムの硬化方法に用いる嫌気性
シリコーンゴム組成物を構成する(イ)成分は下記一般
式(1)で示されるオルガノポリシロキサンである。
【0011】
【化5】
【0012】ここで、式中R1はメチル基,エチル基,
プロピル基,ブチル基等のアルキル基、ビニル基,アリ
ル基,ブタニエル基等のアルケニル基、フェニル基,ト
リル基等のアリール基又はこれらの基の炭素原子に結合
した水素原子の一部又は全部をハロゲン原子、シアノ基
等で置換したクロロメチル基,クロロプロピル基,3,
3,3−トリフルオルプロピル基,2−シアノエチル基
等から選択される同種又は異種の非置換又は置換一価炭
化水素基、好ましくは炭素数1〜10、より好ましくは
1〜8のもの、aは1.90〜2.05の正数である。
このものは分子構造が直鎖状のものとすることが好まし
いが、分子中に一部分枝鎖状のものを含有していても問
題はない。また、このものは分子鎖末端がトリオルガノ
シリル基又は水酸基で封鎖されたものとすればよいが、
このトリオルガノシリル基としてはトリメチルシリル
基、ジメチルビニルシリル基、メチルフェニルビニルシ
リル基、メチルジフェニルシリル基、メチルジビニルシ
リル基、トリビニルシリル基等が例示される。なお、こ
のものは重合度に特に限定はないが、25℃における粘
度が300cs以上のものが好ましい。本発明において
は、硬化性をより望ましいものとするため、式(1)で
示されるオルガノポリシロキサン中の全Rにおけるアル
ケニル基の量を0〜10モル%、特に0.05〜5モル
%の範囲とすることが好ましい。
【0013】次に、本発明のシリコーンゴムの硬化方法
に用いる嫌気性シリコーンゴム組成物の必須成分である
(ロ)成分の有機過酸化物としては、下記式(2)で示
されるものを使用する。
【0014】
【化6】
【0015】ここで、式中Xは−(CH2n−(nは2
〜8の整数である)、−CH2−C(CH32−CH2
又は−(C24O)m−C24−(mは1〜4の整数で
ある)で示される基である。
【0016】また、R2,R3は、n−プロピル基,イソ
−プロピル基,t−ブチル基,n−ブチル基,n−アミ
ル基,t−アミル基,ヘキシル基,ヘプチル基,オクチ
ル基,2−エチルプロピル基、2−エチルブチル基,2
−エチルヘキシル基,クミル基等のような炭素数3〜1
0の一価炭化水素基、又は式−Si(R4 3(式中R4
はメチル基、エチル基又はフェニル基である)で示され
るトリメチルシリル基、トリエチルシリル基、トリフェ
ニルシリル基であり、このR2,R3は同一であっても異
種であってもよい。
【0017】この(ロ)成分の有機過酸化物は(イ)成
分のオルガノポリシロキサンの加硫剤として作用するも
のであり、その配合量は(イ)成分のオルガノポリシロ
キサン100部(重量部、以下同様)に対して0.1〜
5部、特に0.5〜3部の範囲とすることが好ましい。
0.1部未満の配合量では加硫が十分でなく、目的とす
る特性が得られず、実用に耐えられないものとなる場合
があり、5部を超えると過剰の分解残渣による悪影響が
でたり、無用なコスト高になる場合がある。
【0018】本発明のシリコーンゴムの硬化方法に用い
る嫌気性シリコーンゴム組成物は、硬化性を良好にする
ため、更には導電性を付与するため(ハ)成分としてカ
ーボンブラックを配合する。このカーボンブラックとし
ては、通常ゴム組成物に常用されているものを使用し得
る。例えばアセチレンブラック、コンダクティブファー
ネスブラック(CF)、スーパーコンダクティブファー
ネスブラック(SCF)、エクストラコンダクティブフ
ァーネスブラック(XCF)等が、コンダクティブチャ
ンネルブラック(CC)及び1500℃程度の高温で熱
処理されたファーネスブラック又はチャンネルブラック
等を挙げることができる。アセチレンブラックの具体例
としては電化アセチレンブラック(電気化学株式会社
製)、シャウニガンアセチレンブラック(シャウニガン
ケミカル株式会社製)、コンダクティブファーネスブラ
ックの具体例としてはコンチネックスCF(コンチネン
タルカーボン株式会社製)、バルカンC(キャボット株
式会社製)等が、スーパーコンダクティブファーネスブ
ラックの具体例としてはコンチネックスSCF(コンチ
ネンタルカーボン株式会社製)、バルカンSC(キャボ
ット株式会社製)等が、エクストラコンダクティブファ
ーネスブラックの具体例としては旭HS−500(旭カ
ーボン株式会社製)、バルカンXC−72(キャボット
株式会社製)等が、コンダクティブチャンネルブラック
としてはコウラックスL(デグッサ株式会社製)等が例
示され、また、ファーネスブラックの一種であるケッチ
ェンブラックEC及びケッチェンブラックEC−600
JD(ケッチェンブラックインターナショナル株式会社
製)を用いることもできる。
【0019】なお、カーボンブラックの種類としては導
電性を必要とする場合は導電性カーボンブラックを用い
ることがよく、硬化性を良好にするには他のカーボンブ
ラックを用いてもよいが、硬化性の面から、ファーネス
ブラック、ケッチェンブラック、チャンネルブラック、
アセチレンブラックが好ましい。
【0020】カーボンブラックの添加量は特に制限され
ないが、(イ)成分のオルガノポリシロキサン100部
に対して0.1〜100部、特に1〜70部の範囲とす
ることが好ましい。カーボンブラックの添加量が0.1
部未満では嫌気性硬化を示しにくく、良好な硬化物性を
得られない場合があり、100部を超えると硬化物の機
械的強度が劣る場合がある。
【0021】なお、上記組成物には必要に応じて重合度
が100以下の低分子量シロキサン,シラノール基含有
シラン,アルコキシ基含有シラン等の分散剤、酸化鉄,
酸化セリウム,オクチル酸鉄等の耐熱性向上剤、顔料
等、また、補強の面からフュームドシリカ,湿式シリ
カ,表面を疎水化処理したフュームドシリカや湿式シリ
カ、石英粉末,けいそう土等の微粉末シリカを配合して
もよく、更に組成物に加工性、成形性を付与する目的で
イソパラフィン溶剤などの飽和脂肪族炭化水素、その他
通常のシリコーンゴム組成物に添加される他の添加剤を
添加することもできる。
【0022】本発明のシリコーンゴムの硬化方法に用い
る嫌気性シリコーンゴム組成物は上述した(イ)、
(ロ)、(ハ)の必須成分を均一に混合することによっ
て得ることができる。これらの配合順序に特に制限はな
いが、通常は(イ)成分のオルガノポリシロキサンにカ
ーボンブラックその他を混合し、これに(ロ)成分の有
機過酸化物をバンバリーミキサーやロールによる混練り
などによって混合して調製することができる。
【0023】本発明のシリコーンゴムの硬化方法は、こ
のようにして得られた嫌気性シリコーンゴム組成物を密
閉状態や空気(酸素)の非存在下等の嫌気的条件下で硬
化させるものである。例えば、シート状物ならばプラス
チック板や金属等に挟み、室温下で加圧プレスして空気
を遮断して放置することにより、室温において1〜3日
で十分硬化し、加熱硬化したシートの物性と変わらない
物性のシートを得ることができる。また、狭い空間、例
えば溝、穴等のような空間に埋め込み、放置したり、或
いは金型内に密閉したりする等の方法により硬化物を得
ることができる。
【0024】なお、上記嫌気性シリコーンゴム組成物は
嫌気性硬化であるため、空気に接触した表面の加硫が甘
くなるが、この場合必要に応じて熱風等の加熱加硫を併
用すれば表面も加硫できるようにすることができる。ま
た、容積の大きい成型物、例えば工業ロール等は芯金に
巻き付け、表面をプラスチックフィルム等で覆って硬化
させることにより、室温で大きな成型物を得ることがで
きるが、この場合も表面側に加熱硬化を併用してもよ
い。
【0025】本発明のシリコーンゴムの硬化方法は、上
記嫌気性シリコーンゴム組成物が嫌気性硬化により優れ
た物性のシリコーンゴムを与えるので、ネジ、ボルト等
の嵌合い部、フランジ部等に挟み、接着、固定に用いた
り、隙間の封止剤や建築ガスケット、或いはEMIシ−
ルド剤としての用途に好適に使用できる。
【0026】
【実施例】以下、実施例及び比較例を示し、本発明を具
体的に示すが、本発明は下記の実施例に制限されるもの
ではない。なお、以下の例において、部は重量部、粘度
は25℃での測定値である。
【0027】[実施例1,2、比較例1,2]ジメチル
シロキサン単位98.975モル%及びメチルビニルシ
ロキサン単位1.0モル%とからなり、分子鎖両末端が
ジメチルビニルシリル基0.025モル%で封鎖された
粘度が1×107csのオルガノポリシロキサン100
部とアセチレンブラック45部を加圧ニーダーを用いて
混練した後、このベースコンパウンドに対し下記に示す
過酸化物Aを表1に示す量で加えてシリコーンゴム組成
物を調製した。
【0028】
【化7】
【0029】次いで、上記シリコーンゴム組成物を2本
ロールで2mm厚みに分出しを行い、このシートの上下
面をポリエチレンテレフタレート(PET)フィルムで
挟み、空気を遮断し、室温で放置して経時で硬度、引張
り強さ、伸びの物性を追跡測定した。なお、物性はJI
SK−6301に準じて測定した。
【0030】参考として、上記2mm厚みのシートをフ
ィルムで挟まず開放で空気下に曝露したもの(参考例
1)、金型で熱プレス(165℃/10分)硬化したも
の(参考例2)についても同様に物性の測定を行った。
これらの結果を表1に併記する。
【0031】
【表1】
【0032】表1の結果より、過酸化物Aを含む嫌気性
シリコーンゴム組成物は、シート状物に成形した場合、
空気に晒したままでは全く硬化せず、フィルムで表面を
覆い空気を遮断することにより速やかに硬化を開始し、
約3日で十分固化して加熱硬化したものと物性の変わら
ないシリコーンゴムが得られることが認められる。
【0033】[実施例3]実施例2の組成物を混練し、
10cm角の立方体を成形した。この成形物を室温で3
日放置したところ、表面厚み約10mmは未硬化であっ
たが、内部は完全に硬化していた。表面と内部の硬化状
態の測定結果を表2に示す。
【0034】[実施例4,5]ジメチルシロキサン単位
98.975モル%及びメチルビニルシロキサン単位
1.0モル%からなり、分子鎖両末端がジメチルビニル
シリル単位0.025モル%で封鎖された粘度が1×1
7csのオルガノポリシロキサン100部にケチェン
ブラックEC(ライオンアクゾ製)30部及びファーネ
スブラックHAF(旭カーボン製)40部を配合し、実
施例1,2と同様に過酸化物Aを同量添加してシリコー
ンゴム組成物を得た。
【0035】このシリコーンゴム組成物を用いて実施例
3と同じ10cm角の立方体を成形し、表面と内部の硬
化状態を調べた。結果を表2に併記する。
【0036】
【表2】
【0037】[実施例6]ジメチルシロキサン単位9
8.975モル%及びメチルビニルシロキサン単位1.
0モル%とからなり、分子鎖両末端がジメチルビニルシ
リル基0.025モル%で封鎖された粘度が1×107
csのオルガノポリシロキサン100部とアセチレンブ
ラック45部を加圧ニーダーを用いて混練した後、この
ベースコンパウンドに対し下記に示す過酸化物Bを表3
に示す量で加えてシリコーンゴム組成物を調製した。
【0038】
【化8】
【0039】次いで、上記シリコーンゴム組成物を2本
ロールで2mm厚みに分出しを行い、このシートの上下
面をポリエチレンテレフタレート(PET)フィルムで
挟み、空気を遮断し、室温で放置して経時で硬度、引張
り強さ、伸びの物性を追跡測定した。なお、物性はJI
SK−6301に準じて測定した。結果を表3に示す。
【0040】
【表3】
【0041】表3の結果より、過酸化物Bを含む嫌気性
シリコーンゴム組成物は、シート状物に成形した場合、
空気に晒したままでは全く硬化せず、フィルムで表面を
覆い空気を遮断することにより速やかに硬化を開始し、
約3日で十分固化して加熱硬化したものと物性の変わら
ないシリコーンゴムが得られることが認められる。
【0042】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のシリコー
ンゴムの硬化方法によれば、従来と同等の硬化物性を有
するシリコーンゴム組成物に密閉状態や空気(酸素)の
非存在下で室温で硬化する嫌気的硬化性を付与した嫌気
性シリコーンゴム組成物を用いたことにより、シリコー
ンゴムの用途をネジ固定、嵌め合接着、シ−ル用等にま
で用途を拡大することができる。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (イ)下記一般式(1)で示されるオル
    ガノポリシロキサン、 【化1】 (ロ)下記一般式(2)で示される有機過酸化物、 【化2】 (ハ)カーボンブラックを含有するシリコーンゴム組成
    物を嫌気的条件で硬化させることを特徴とするシリコー
    ンゴムの硬化方法。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の一般式(1)で示される
    オルガノポリシロキサン、一般式(2)で示される有機
    過酸化物及びカーボンブラックを含有してなる嫌気性シ
    リコーンゴム組成物。
  3. 【請求項3】 請求項2の嫌気性シリコーンゴム組成物
    を嫌気的条件で硬化させてなるシリコーンゴム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH06157908A (ja) * 1992-11-24 1994-06-07 Shin Etsu Chem Co Ltd 導電性シリコーンゴム組成物及び導電性シリコーンゴム

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