JPH053452U - 外壁パネルの接合部防水構造 - Google Patents

外壁パネルの接合部防水構造

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JPH053452U
JPH053452U JP5002291U JP5002291U JPH053452U JP H053452 U JPH053452 U JP H053452U JP 5002291 U JP5002291 U JP 5002291U JP 5002291 U JP5002291 U JP 5002291U JP H053452 U JPH053452 U JP H053452U
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JP
Japan
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waterproof
wall panel
water
wall panels
sealing material
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JP5002291U
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洋二 向所
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Kubota Corp
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Kubota Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 一次防水を通過して外壁パネルの内側に入っ
た水の広がりを阻止し外部に排除する。 【構成】 隣合う一対の外壁パネル(14)(15)の内外重合
部(18)(19)間にシール材(20)が介在されている。各外壁
パネル(14)(15)の内側面には、内外重合部(18)(19)の端
縁近傍に上下方向の防水溝(21)(22)が形成されている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、プレハブ住宅等の構造物における外壁パネルの接合部防水構造に関 するものである。
【0002】
【従来の技術】
プレハブ住宅等の構造物において、サイディング等の外壁パネルを用いて外装 仕上げを行う場合、従来は図4 に示すようにしている。 即ち、図4 において、(1) はプレハブ住宅等の柱、(2) は防水シートである。 (3)(4)は上下方向に長く構成された縦張りサイディング等の外壁パネルで、この 隣合う左右一対の外壁パネル(3)(4)の端縁には内重合部(6) が内外に対応するよ うに構成されている。そして、この一対の外壁パネル(3)(4)は、内外重合部(5)( 6)用にシール材(7) を介在して内外方向に重ね合わせた状態で釘(8)(9)により柱 (1) に固定されている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
従来は、内外重合部(5)(6)用のシール材(7) により一次防水を行ない、また外 壁パネル(3)(4)の内側の防水シート(2) により二次防水を行なっている。 しかし、施工時のシール材(7) のはがれ、或いはシール材(7) の劣化等により 一次防水の防水性能が低下して、水が外壁パネル(3)(4)の内側に侵入した場合、 防水シート(2) により更に内側への侵入を阻止できるが、この侵入した水を積極 的に外部に排除することができなかった。このため、従来は一次防水を通過した 水が外壁パネル(3)(4)の内側面に沿って広がるという問題があった。
【0004】 本考案は、かかる従来の課題に鑑み、一次防水を通過して外壁パネルの内側に 入った水の広がりを防止し、積極的に外部に排除できるようにすることを目的と する。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案は、左右に隣合う一対の外壁パネル(14)(15)の端縁を、シール材(20)を 介して内外方向に重ね合わせて接合すると共に、これら外壁パネル(14)(15)の内 側に防水シート(13)を設けた構造物において、各外壁パネル(14)(15)の内側面の 接合端縁近傍に上下方向の防水溝(21)(22)を設けたものである。
【0006】
【作用】
シール材(20)による一次防水を通過して外壁パネル(14)(15)の内側に入った水 は、防水シート(13)により二次防水される。このため外壁パネル(14)(15)の内側 面に沿って左右に広がろうとするが、端縁の近傍に防水溝(21)(22)が上下方向に あるので、この防水溝(21)(22)によって水の広がりを阻止できる。そして、防水 溝(21)(22)に入った水は、下方に流して外部に排除できる。
【0007】
【実施例】
以下、本考案の実施例を図面に基いて詳述する。図1 及び図2 において、(10) はプレハブ住宅等の基礎、(11)は基礎(10)上に固定された土台で、この土台(11) に柱(12)が立てられている。(13)は防水シート、(14)(15)は防水シート(13)の外 側に張られた外壁パネルで、釘(16)(17)により柱(12)に固定されている。隣合う 左右一対の外壁パネル(14)(15)はその内外重合部(18)(19)間にシール材(20)を介 在した状態で内外方向に重ね合わされている。各外壁パネル(14)(15)の内側面に は、内外重合部(18)(19)側の端縁近傍に上下方向の防水溝(21)(22)が端縁に沿っ て形成されている。各防水溝(21)(22)は内部側が内外重合部(18)(19)から遠ざか るように傾斜する平面視平行四辺形状に形成され、シール材(20)による一次防水 を通過した水が防水溝(21)(22)に入りやすく、しかも防水溝(21)(22)をこえて釘 (16)(17)側に広がり難しくなっている。(23)は水切り板である。
【0008】 上記構成において、シール材(20)で一次防水を行ない、防水シート(13)で二次 防水を行なう。雨水等の水がシール材(20)による一次防水を通過した場合、その 水は防水シート(13)が内側にあるため、外壁パネル(14)(15)の内側面に沿って左 右に広がろうとするが、近傍に防水溝(21)(22)が上下方向にあるので、この防水 溝(21)(22)内に入り、それ以上の広がりを阻止できる。そして、防水溝(21)(22) に入った水は、その溝内を下方に流れて行き、水切り板(23)上に流れ出る。従っ て、内部に入った水の広がりを阻止できると共に、その水を積極的に排除できる ため、防水シート(13)の釘孔等から更に内側に入ることがなくなり、防水性能が 著しく向上する。
【0009】 なお、図3 に示すように、外壁パネル(14)(15)の内外重合部(18)(19)を長く構 成し、その内重合部(18)の先端側に、シール材(20)に沿って上下方向の防水溝(2 4)を形成しても良い。勿論、この場合にも、各外壁パネル(14)(15)の内側面には 防水溝(21)(22)を設けている。
【0010】
【考案の効果】
本考案によれば、各外壁パネル(14)(15)の内側面の接合端縁近傍に上下方 向の防水溝(21)(22)を設けているので、シール材(20)による一次防水を通過して 外壁パネル(14)(15)の内側に入った水が防水溝(21)(22)をこえて広がるのを防止 できると共に、その水を防水溝(21)(22)により下方へと積極的に排除できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す横断面図である。
【図2】同縦断面図である。
【図3】本考案の別の実施例を示す横断面図である。
【図4】従来例を示す横断面図である。
【符号の説明】
13 防水シート 14 外壁パネル 15 外壁パネル 18 内重合部 19 外重合部 20 シール材 21 防水溝 22 防水溝

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 【請求項1】 左右に隣合う一対の外壁パネル(14)(15)
    の端縁を、シール材(20)を介して内外方向に重ね合わせ
    て接合すると共に、これら外壁パネル(14)(15)の内側に
    防水シート(13)を設けた構造物において、各外壁パネル
    (14)(15)の内側面の接合端縁近傍に上下方向の防水溝(2
    1)(22)を設けたことを特徴とする外壁パネルの接合部防
    水構造。
JP5002291U 1991-06-28 1991-06-28 外壁パネルの接合部防水構造 Pending JPH053452U (ja)

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