JPH05345140A - 燃料への固体フェロセンの直接添加用装置および方法 - Google Patents
燃料への固体フェロセンの直接添加用装置および方法Info
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- JPH05345140A JPH05345140A JP4233590A JP23359092A JPH05345140A JP H05345140 A JPH05345140 A JP H05345140A JP 4233590 A JP4233590 A JP 4233590A JP 23359092 A JP23359092 A JP 23359092A JP H05345140 A JPH05345140 A JP H05345140A
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- C10—PETROLEUM, GAS OR COKE INDUSTRIES; TECHNICAL GASES CONTAINING CARBON MONOXIDE; FUELS; LUBRICANTS; PEAT
- C10L—FUELS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; NATURAL GAS; SYNTHETIC NATURAL GAS OBTAINED BY PROCESSES NOT COVERED BY SUBCLASSES C10G, C10K; LIQUEFIED PETROLEUM GAS; ADDING MATERIALS TO FUELS OR FIRES TO REDUCE SMOKE OR UNDESIRABLE DEPOSITS OR TO FACILITATE SOOT REMOVAL; FIRELIGHTERS
- C10L10/00—Use of additives to fuels or fires for particular purposes
- C10L10/02—Use of additives to fuels or fires for particular purposes for reducing smoke development
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02D—CONTROLLING COMBUSTION ENGINES
- F02D19/00—Controlling engines characterised by their use of non-liquid fuels, pluralities of fuels, or non-fuel substances added to the combustible mixtures
- F02D19/12—Controlling engines characterised by their use of non-liquid fuels, pluralities of fuels, or non-fuel substances added to the combustible mixtures peculiar to engines working with non-fuel substances or with anti-knock agents, e.g. with anti-knock fuel
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- C10L1/10—Liquid carbonaceous fuels containing additives
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02M—SUPPLYING COMBUSTION ENGINES IN GENERAL WITH COMBUSTIBLE MIXTURES OR CONSTITUENTS THEREOF
- F02M25/00—Engine-pertinent apparatus for adding non-fuel substances or small quantities of secondary fuel to combustion-air, main fuel or fuel-air mixture
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02B—INTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
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- F02B1/02—Engines characterised by fuel-air mixture compression with positive ignition
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02T—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
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- Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 燃料消費を改善し排ガス汚染を削減するため
に、燃料に固体フェロセンを直接添加する装置を提供す
ること、およびその装置により燃料に固体フェロセンを
直接添加する方法を提案することにある。 【構成】 燃料導管または燃料タンクに接続されるとと
もに、少なくとも部分的に固体フェロセンが充填される
粉砕機と、この粉砕機を駆動するために該粉砕機に接続
されているステップモータと、このステップモータ用の
制御手段とからなり、燃料導管を流れる燃料の量を測定
し、ここで求めた燃料の量に基づきフェロセンの必要量
を決定し、ここで求めたフェロセンの量に基づき粉砕機
の回転数を決定し、ここで決定した回転数により粉砕機
を作動させて上記で決定した量の燃料に上記で決定した
量のフェロセンを添加する。
に、燃料に固体フェロセンを直接添加する装置を提供す
ること、およびその装置により燃料に固体フェロセンを
直接添加する方法を提案することにある。 【構成】 燃料導管または燃料タンクに接続されるとと
もに、少なくとも部分的に固体フェロセンが充填される
粉砕機と、この粉砕機を駆動するために該粉砕機に接続
されているステップモータと、このステップモータ用の
制御手段とからなり、燃料導管を流れる燃料の量を測定
し、ここで求めた燃料の量に基づきフェロセンの必要量
を決定し、ここで求めたフェロセンの量に基づき粉砕機
の回転数を決定し、ここで決定した回転数により粉砕機
を作動させて上記で決定した量の燃料に上記で決定した
量のフェロセンを添加する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、燃料に固体フェロセン
を直接添加する装置およびその方法に関する。
を直接添加する装置およびその方法に関する。
【0002】
【従来の技術】フェロセンを含有する燃料の利点、すな
わち燃料消費や排ガス汚染の削減および炭素散逸の排除
や削減は、排出バルブ用の特に焼入れた弁座を備えてい
ないオットーエンジンに関する独国特許第3,715,
473号だけでなく、排出バルブ用の特に焼入れた弁座
を備えたオットーエンジンに関する独国特許第3,80
1,947号にすでに記載されている。
わち燃料消費や排ガス汚染の削減および炭素散逸の排除
や削減は、排出バルブ用の特に焼入れた弁座を備えてい
ないオットーエンジンに関する独国特許第3,715,
473号だけでなく、排出バルブ用の特に焼入れた弁座
を備えたオットーエンジンに関する独国特許第3,80
1,947号にすでに記載されている。
【0003】上記の両特許には、混合することでその優
れた溶解性によりそこに記載されている提案濃度で必要
量に相当する燃料にフェロセンを直接添加することが提
案されている。
れた溶解性によりそこに記載されている提案濃度で必要
量に相当する燃料にフェロセンを直接添加することが提
案されている。
【0004】上記特許には、溶解フェロセンの濃縮物を
つくることおよびこの濃縮物から必要容量を燃料に添加
してフェロセンの所望の濃度を調節することがさらに提
案されている。
つくることおよびこの濃縮物から必要容量を燃料に添加
してフェロセンの所望の濃度を調節することがさらに提
案されている。
【0005】ヨーロッパ公表特許第0,334,248
号では、ディーゼルエンジン用のエンジン潤滑油にフェ
ロセンを添加することが提案されている。この公表特許
によれば、エンジン潤滑油への添加は、ディーゼル油へ
の添加あるいは追加の計量装置への添加に代わる利点が
ある。
号では、ディーゼルエンジン用のエンジン潤滑油にフェ
ロセンを添加することが提案されている。この公表特許
によれば、エンジン潤滑油への添加は、ディーゼル油へ
の添加あるいは追加の計量装置への添加に代わる利点が
ある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】以上の公知の場合、フ
ェロセンは液体または液状の形体で燃料に添加されてい
た。
ェロセンは液体または液状の形体で燃料に添加されてい
た。
【0007】したがって、本発明の基本的な目的は、燃
料消費を改善し排ガス汚染を削減するために、燃料にフ
ェロセンを他の形体で添加することである。さらに、本
発明の目的は、燃料に固体フェロセンを直接添加する装
置を提供することであり、これによりフェロセンは燃料
の製造中に添加するのではなく、エンジン内での燃料の
燃焼の直前に添加される。
料消費を改善し排ガス汚染を削減するために、燃料にフ
ェロセンを他の形体で添加することである。さらに、本
発明の目的は、燃料に固体フェロセンを直接添加する装
置を提供することであり、これによりフェロセンは燃料
の製造中に添加するのではなく、エンジン内での燃料の
燃焼の直前に添加される。
【0008】本発明の別の目的は、特別に構成した装置
により燃料に固体フェロセンを直接添加する方法を提案
することである。
により燃料に固体フェロセンを直接添加する方法を提案
することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1は、燃料導管ま
たは燃料タンクに接続されるとともに、少なくとも部分
的に固体フェロセンが充填される粉砕機と、この粉砕機
を駆動するために該粉砕機に接続されているステップモ
ータと、このステップモータ用の制御手段とからなるも
のである。
たは燃料タンクに接続されるとともに、少なくとも部分
的に固体フェロセンが充填される粉砕機と、この粉砕機
を駆動するために該粉砕機に接続されているステップモ
ータと、このステップモータ用の制御手段とからなるも
のである。
【0010】請求項2は、粉砕機は、充填物を均質化す
るための攪拌器が配置してある粉砕室からなるものであ
る。請求項3は、粉砕機は、軸を有し、その軸に攪拌器
が固定して取り付けてあり、攪拌器がその軸とともに回
転可能になっいるものである。
るための攪拌器が配置してある粉砕室からなるものであ
る。請求項3は、粉砕機は、軸を有し、その軸に攪拌器
が固定して取り付けてあり、攪拌器がその軸とともに回
転可能になっいるものである。
【0011】請求項4は、フェロセンは、円柱状体、小
球あるいは小丸薬の形状をしているものである。請求項
5は、フェロセンの小丸薬の直径が、約2.5mmないし
5mmであるものである。
球あるいは小丸薬の形状をしているものである。請求項
5は、フェロセンの小丸薬の直径が、約2.5mmないし
5mmであるものである。
【0012】請求項6は、粉砕機の回転速度が、約0.
25回転/秒であるものである。請求項7は、ステップ
モータおよび制御手段は、粉砕機が約1°の角度で回転
可能なように製造され相互に適合させてあるものであ
る。
25回転/秒であるものである。請求項7は、ステップ
モータおよび制御手段は、粉砕機が約1°の角度で回転
可能なように製造され相互に適合させてあるものであ
る。
【0013】請求項8は、制御手段は、データ処理装置
を備えているものである。請求項9は、オットーエンジ
ンまたはディーゼルエンジンの下流に位置する粒子ろ過
システムに関連してディーゼルエンジンを備えた自動車
に搭載するあるいは軽または家庭用燃料用の炉に取り付
るものである。
を備えているものである。請求項9は、オットーエンジ
ンまたはディーゼルエンジンの下流に位置する粒子ろ過
システムに関連してディーゼルエンジンを備えた自動車
に搭載するあるいは軽または家庭用燃料用の炉に取り付
るものである。
【0014】請求項10は、(1)燃料導管を流れる燃
料の量を測定し、(2)(1)で求めた燃料の量に基づ
きフェロセンの必要量を決定し、(3)(2)で求めた
フェロセンの量に基づき粉砕機の回転数を決定し、
(4)(3)で決定した回転数により粉砕機を作動させ
て(1)により決定した量の燃料に(2)で決定した量
のフェロセンを添加するものである。
料の量を測定し、(2)(1)で求めた燃料の量に基づ
きフェロセンの必要量を決定し、(3)(2)で求めた
フェロセンの量に基づき粉砕機の回転数を決定し、
(4)(3)で決定した回転数により粉砕機を作動させ
て(1)により決定した量の燃料に(2)で決定した量
のフェロセンを添加するものである。
【0015】請求項11は、フェロセンを燃料に連続し
てまたは断続的に添加するものである。請求項12は、
フェロセンを燃料タンクまたは燃料導管内の燃料に添加
するものである。
てまたは断続的に添加するものである。請求項12は、
フェロセンを燃料タンクまたは燃料導管内の燃料に添加
するものである。
【0016】請求項13は、燃料導管を流れる燃料の量
に関するデータを制御手段に入力し、フェロセンの必要
量を自動的に決定し、粉砕機を作動して燃料に添加する
ものである。
に関するデータを制御手段に入力し、フェロセンの必要
量を自動的に決定し、粉砕機を作動して燃料に添加する
ものである。
【0017】
【作用】まず第一に、燃料導管を流れる燃料の量を測定
する。この量は、例えば充填工程中に燃料タンクに充填
される燃料の量に相当してもよい。第二段階で、フェロ
センの必要量を決定し、この決定したフェロセンの量か
ら、対応する粉砕機の回転数を決定する。最後に、前に
決定した量のフェロセンをステップモータおよび粉砕機
を作動させて燃料に添加する。
する。この量は、例えば充填工程中に燃料タンクに充填
される燃料の量に相当してもよい。第二段階で、フェロ
センの必要量を決定し、この決定したフェロセンの量か
ら、対応する粉砕機の回転数を決定する。最後に、前に
決定した量のフェロセンをステップモータおよび粉砕機
を作動させて燃料に添加する。
【0018】燃料タンクの上記充填工程中に、フェロセ
ンの添加は、通常断続的に、すなわち各充填工程の後に
行われる。しかしながら、燃料導管、たとえば燃料タン
クとエンジンの間に位置する燃料導管を介しての燃料の
処理量を決定し、フェロセンのそれぞれの量を上記燃料
導管に直接充填すれば、フェロセンを連続して添加する
ことが可能である。
ンの添加は、通常断続的に、すなわち各充填工程の後に
行われる。しかしながら、燃料導管、たとえば燃料タン
クとエンジンの間に位置する燃料導管を介しての燃料の
処理量を決定し、フェロセンのそれぞれの量を上記燃料
導管に直接充填すれば、フェロセンを連続して添加する
ことが可能である。
【0019】最初の記載の場合(フェロセンの断続添
加)によれば、フェロセンの必要量に関するデータある
いはこのフェロセンの量に対応する粉砕機の回転数は、
制御手段に手動で入れるのが好ましい。
加)によれば、フェロセンの必要量に関するデータある
いはこのフェロセンの量に対応する粉砕機の回転数は、
制御手段に手動で入れるのが好ましい。
【0020】連続添加の場合、各データの投入または入
力は自動的に行うのが好ましい。さらに、粉砕機の軸と
ステップモータのモータ軸とを直接接続することが可能
である。
力は自動的に行うのが好ましい。さらに、粉砕機の軸と
ステップモータのモータ軸とを直接接続することが可能
である。
【0021】この場合、モータ軸は粉砕機の軸に接続で
きる。さらに、追加のステップモータが不要になるよう
にどのような場合にも自動車に装備される燃料ポンプに
より粉砕機を直接制御することができる。
きる。さらに、追加のステップモータが不要になるよう
にどのような場合にも自動車に装備される燃料ポンプに
より粉砕機を直接制御することができる。
【0022】
【実施例】以下、本発明を実施例に基づいて説明する。
図1には、フェロセン(ビス(π−シクロペンタジエニ
ル) 鉄、C10H10Fe) による燃料の直接、確実強化につい
ての本発明による装置1が、図解的に示してある。
図1には、フェロセン(ビス(π−シクロペンタジエニ
ル) 鉄、C10H10Fe) による燃料の直接、確実強化につい
ての本発明による装置1が、図解的に示してある。
【0023】図1の右半分には、粉砕機2が示してあ
る。この粉砕機2は、図示されてない方法で導管3に接
続されている。導管3は、燃料タンク(図示せず)また
は燃料導管(図示せず)の一部である。
る。この粉砕機2は、図示されてない方法で導管3に接
続されている。導管3は、燃料タンク(図示せず)また
は燃料導管(図示せず)の一部である。
【0024】粉砕機2は、円筒状のハウジング4および
ハウジング4の頂部を閉じるカバー5からなる。カバー
5に向かい合った粉砕機2の端部は、粉砕要素6により
閉じていて、この粉砕要素6の一部はハウジング4に固
定されていて、別の一部はハウジング4に関して回転可
能であり、カバー5および固定され回転しない粉砕要素
6を通っている軸7に配置されている。
ハウジング4の頂部を閉じるカバー5からなる。カバー
5に向かい合った粉砕機2の端部は、粉砕要素6により
閉じていて、この粉砕要素6の一部はハウジング4に固
定されていて、別の一部はハウジング4に関して回転可
能であり、カバー5および固定され回転しない粉砕要素
6を通っている軸7に配置されている。
【0025】このように、この粉砕要素6の一部は、ハ
ウジング4に対して回転可能な軸7(矢印A参照)によ
り可動である。したがって、粉砕室10はハウジング
4、カバー5および粉砕要素6の一部で限定されてい
る。
ウジング4に対して回転可能な軸7(矢印A参照)によ
り可動である。したがって、粉砕室10はハウジング
4、カバー5および粉砕要素6の一部で限定されてい
る。
【0026】粉砕室10は、球または小丸薬11の形状
に作られた固体フェロセンで少なくとも部分的に満たさ
れている。攪拌器12は軸7に取り付けてあり、それと
ともに回転可能である。攪拌器12は図1に図解的に示
してある。攪拌器12は粉砕要素6から離れている。粉
砕要素6の方に向いている攪拌器12の底へりとカバー
5の方に向いている粉砕要素6の上側との間隙は約10
ないし15mmである。
に作られた固体フェロセンで少なくとも部分的に満たさ
れている。攪拌器12は軸7に取り付けてあり、それと
ともに回転可能である。攪拌器12は図1に図解的に示
してある。攪拌器12は粉砕要素6から離れている。粉
砕要素6の方に向いている攪拌器12の底へりとカバー
5の方に向いている粉砕要素6の上側との間隙は約10
ないし15mmである。
【0027】上記のように、軸7はカバー5の上に伸
び、その外端部に歯車13を支持する。軸7は粉砕要素
6の一部とともにカバー5に回転可能に取り付けられて
いる。図1の左半分には、ステップモータ14が図解的
に示してある。このステップモータ14にはモータ軸1
5が取り付けられている。駆動ピニオン16は上記モー
タ軸15の外端部に固定されている。駆動ピニオン16
および粉砕機2の歯車13は破線で図1に示した駆動ベ
ルト17により接続され、ステップモータ14がそのモ
ータ軸15と駆動ピニオン16を矢印Bの方向に駆動す
ると、粉砕機2の歯車13と軸7は矢印Aの方向に回転
する。
び、その外端部に歯車13を支持する。軸7は粉砕要素
6の一部とともにカバー5に回転可能に取り付けられて
いる。図1の左半分には、ステップモータ14が図解的
に示してある。このステップモータ14にはモータ軸1
5が取り付けられている。駆動ピニオン16は上記モー
タ軸15の外端部に固定されている。駆動ピニオン16
および粉砕機2の歯車13は破線で図1に示した駆動ベ
ルト17により接続され、ステップモータ14がそのモ
ータ軸15と駆動ピニオン16を矢印Bの方向に駆動す
ると、粉砕機2の歯車13と軸7は矢印Aの方向に回転
する。
【0028】図1の左半分には、制御手段20が図解的
に示してある。この制御手段20はプログラマブルデー
タ処理装置、すなわちコンピュータを具備してもよい。
燃料タンクの充填中に燃料タンクに供給される燃料の量
に関するデータあるいは燃料導管を流れる燃料の量に関
するデータは、例えば図示してない入力キーボードによ
り、図1の破線の矢印Cで示すように、制御手段20に
入力される。
に示してある。この制御手段20はプログラマブルデー
タ処理装置、すなわちコンピュータを具備してもよい。
燃料タンクの充填中に燃料タンクに供給される燃料の量
に関するデータあるいは燃料導管を流れる燃料の量に関
するデータは、例えば図示してない入力キーボードによ
り、図1の破線の矢印Cで示すように、制御手段20に
入力される。
【0029】ステップモータ14および粉砕機2は、燃
料タンクに充填される燃料の量に対応するまたは燃料導
管を流れる燃料の瞬間量に対応する量のフェロセンが、
微細分散したフェロセン粒子22の形体で添加されるよ
うに、制御信号21により駆動される。
料タンクに充填される燃料の量に対応するまたは燃料導
管を流れる燃料の瞬間量に対応する量のフェロセンが、
微細分散したフェロセン粒子22の形体で添加されるよ
うに、制御信号21により駆動される。
【0030】粉砕室10に位置するフェロセンは、粉砕
機のサイズによって小球または小丸薬の形状からなる。
フェロセンの小球のいくつかのサイズを例として述べ
る。 (1) 直径 12mm(0.472インチ) 長さ 90mm(3.543インチ) 質量 12.5グラム (2) 直径 20mm(0.787インチ) 長さ 65mm(2.559インチ) 質量 23グラム フェロセンの小丸薬の直径は例えば2.5mm(0.09
8インチ)または5mm(0.197インチ)で、各最初
に述べた小丸薬(直径2.5mm)の質量は0.1グラム
で、各後に述べた小丸薬(直径5mm)の質量は0.2グ
ラムである。
機のサイズによって小球または小丸薬の形状からなる。
フェロセンの小球のいくつかのサイズを例として述べ
る。 (1) 直径 12mm(0.472インチ) 長さ 90mm(3.543インチ) 質量 12.5グラム (2) 直径 20mm(0.787インチ) 長さ 65mm(2.559インチ) 質量 23グラム フェロセンの小丸薬の直径は例えば2.5mm(0.09
8インチ)または5mm(0.197インチ)で、各最初
に述べた小丸薬(直径2.5mm)の質量は0.1グラム
で、各後に述べた小丸薬(直径5mm)の質量は0.2グ
ラムである。
【0031】ステップモータ14および粉砕機2の回転
速度も制御手段20で調節可能である。制御ソフトは、
二つの回転ステップ間の遅延サイクルが1ミリ秒と20
00ミリ秒の間で変化して速度を調節することを可能と
する。好ましい回転速度は約0.25回転/秒である。
燃料に少量のフェロセンを再現的に添加するためにステ
ップモータ14および制御手段20は、粉砕機2が少な
くとも約1°の角度で回転可能なように作られ相互に適
合させてある。
速度も制御手段20で調節可能である。制御ソフトは、
二つの回転ステップ間の遅延サイクルが1ミリ秒と20
00ミリ秒の間で変化して速度を調節することを可能と
する。好ましい回転速度は約0.25回転/秒である。
燃料に少量のフェロセンを再現的に添加するためにステ
ップモータ14および制御手段20は、粉砕機2が少な
くとも約1°の角度で回転可能なように作られ相互に適
合させてある。
【0032】本発明の一つの実施態様では、上記装置を
オットーエンジンまたはディーゼルエンジンの下流に位
置する粒子ろ過システムに関連してディーゼルエンジン
を備えた自動車に搭載するあるいはこの装置を軽加熱油
用の炉に取付るという利点が特にある。
オットーエンジンまたはディーゼルエンジンの下流に位
置する粒子ろ過システムに関連してディーゼルエンジン
を備えた自動車に搭載するあるいはこの装置を軽加熱油
用の炉に取付るという利点が特にある。
【0033】上記装置の測定結果は、図2ないし図5に
それぞれ示してある。粉砕したフェロセンの質量は、粉
砕機の回転数の上にそれぞれ示してある。粉砕機の回転
数は、図2では1と10の間、図3では2と20の間、
図4では4と40の間そして図5では10と100の間
に相当する。
それぞれ示してある。粉砕したフェロセンの質量は、粉
砕機の回転数の上にそれぞれ示してある。粉砕機の回転
数は、図2では1と10の間、図3では2と20の間、
図4では4と40の間そして図5では10と100の間
に相当する。
【0034】グラフに示した各回転数について、得られ
たフェロセンの全質量が求められる。この質量はグラフ
の下の表に「質量合計」の項目の下に示してあり、各表
の上に示してあるグラフの左縦座標から読み取れる。
たフェロセンの全質量が求められる。この質量はグラフ
の下の表に「質量合計」の項目の下に示してあり、各表
の上に示してあるグラフの左縦座標から読み取れる。
【0035】図2ないし図5に示してあるグラフから、
質量合計が粉砕機の回転数と供に直線的に増加するのが
明らかである。この結果、10回転(図2参照)でのフ
ェロセンの粉砕質量は、1回転での粉砕フェロセンの質
量より約10倍高く、100回転(図5参照)での粉砕
フェロセンの質量は10回転での粉砕フェロセンの質量
より約10倍高い。
質量合計が粉砕機の回転数と供に直線的に増加するのが
明らかである。この結果、10回転(図2参照)でのフ
ェロセンの粉砕質量は、1回転での粉砕フェロセンの質
量より約10倍高く、100回転(図5参照)での粉砕
フェロセンの質量は10回転での粉砕フェロセンの質量
より約10倍高い。
【0036】さらに、所謂質量差も図2ないし図5に示
してある、すなわち、1回転(図2)、2回転(図
3)、4回転(図4)および10回転(図5)で得られ
たフェロセンの質量である。
してある、すなわち、1回転(図2)、2回転(図
3)、4回転(図4)および10回転(図5)で得られ
たフェロセンの質量である。
【0037】これらの値は、それぞれの右縦座標から読
み取れる。質量差は粉砕機の回転数とは略関係がないこ
とが図2ないし図5から明らかである。このように、フ
ェロセンの同一質量が回転ごとに得られ(図2参照)、
得られたフェロセンの質量は、質量が例えば4回転目ま
たは9回転目で得られたかどうかという事実とは関係が
ない。
み取れる。質量差は粉砕機の回転数とは略関係がないこ
とが図2ないし図5から明らかである。このように、フ
ェロセンの同一質量が回転ごとに得られ(図2参照)、
得られたフェロセンの質量は、質量が例えば4回転目ま
たは9回転目で得られたかどうかという事実とは関係が
ない。
【0038】粉砕機の回転ごとの粉砕フェロセンの質量
もほぼ一定であるので、2回転で得られるフェロセンの
質量(図3)は1回転で得られたフェロセンの質量(図
2)よりも約2倍の高さであり、4回転で得られたフェ
ロセンの質量(図4)は2回転で得られたフェロセンの
質量(図3)よりほぼ2倍高く、10回転で得られたフ
ェロセンの質量(図5)は1回転で得られたフェロセン
の質量(図2)よりも約10倍高い。
もほぼ一定であるので、2回転で得られるフェロセンの
質量(図3)は1回転で得られたフェロセンの質量(図
2)よりも約2倍の高さであり、4回転で得られたフェ
ロセンの質量(図4)は2回転で得られたフェロセンの
質量(図3)よりほぼ2倍高く、10回転で得られたフ
ェロセンの質量(図5)は1回転で得られたフェロセン
の質量(図2)よりも約10倍高い。
【0039】図2ないし図5に示してあるそれぞれのグ
ラフは粉砕機の同一回転速度を基にしている。この速度
は一定で約0.25回転/秒である。したがって、図1
に示す装置は、高い再現性の結果を提供し、燃料に固体
フェロセンを添加することの上記利点を達成する立場に
ある。
ラフは粉砕機の同一回転速度を基にしている。この速度
は一定で約0.25回転/秒である。したがって、図1
に示す装置は、高い再現性の結果を提供し、燃料に固体
フェロセンを添加することの上記利点を達成する立場に
ある。
【0040】上記装置により燃料に固体フェロセンを直
接添加する発明による方法をここに説明する。まず第一
に、燃料導管を流れる燃料の量を測定する。この量は、
例えば充填工程中に燃料タンクに充填される燃料の量に
相当してもよい。第二段階で、フェロセンの必要量を決
定し、この決定したフェロセンの量から、対応する粉砕
機の回転数を決定する。最後に、前に決定した量のフェ
ロセンをステップモータおよび粉砕機を作動させて燃料
に添加する。
接添加する発明による方法をここに説明する。まず第一
に、燃料導管を流れる燃料の量を測定する。この量は、
例えば充填工程中に燃料タンクに充填される燃料の量に
相当してもよい。第二段階で、フェロセンの必要量を決
定し、この決定したフェロセンの量から、対応する粉砕
機の回転数を決定する。最後に、前に決定した量のフェ
ロセンをステップモータおよび粉砕機を作動させて燃料
に添加する。
【0041】燃料タンクの上記充填工程中に、フェロセ
ンの添加は、通常断続的に、すなわち各充填工程の後に
行われる。しかしながら、燃料導管、たとえば燃料タン
クとエンジンの間に位置する燃料導管を介しての燃料の
処理量を決定し、フェロセンのそれぞれの量を上記燃料
導管に直接充填すれば、フェロセンを連続して添加する
ことが可能である。
ンの添加は、通常断続的に、すなわち各充填工程の後に
行われる。しかしながら、燃料導管、たとえば燃料タン
クとエンジンの間に位置する燃料導管を介しての燃料の
処理量を決定し、フェロセンのそれぞれの量を上記燃料
導管に直接充填すれば、フェロセンを連続して添加する
ことが可能である。
【0042】最初の記載の場合(フェロセンの断続添
加)によれば、フェロセンの必要量に関するデータある
いはこのフェロセンの量に対応する粉砕機の回転数は、
図1の破線の矢印Cで示すように、制御手段20に手動
で入れるのが好ましい。
加)によれば、フェロセンの必要量に関するデータある
いはこのフェロセンの量に対応する粉砕機の回転数は、
図1の破線の矢印Cで示すように、制御手段20に手動
で入れるのが好ましい。
【0043】連続添加の場合、各データの投入または入
力は自動的に行うのが好ましい。さらに、歯車13、駆
動ピニオン16および駆動ベルト17が不必要なように
粉砕機2の軸7とステップモータ14のモータ軸15と
を直接接続することが可能である。
力は自動的に行うのが好ましい。さらに、歯車13、駆
動ピニオン16および駆動ベルト17が不必要なように
粉砕機2の軸7とステップモータ14のモータ軸15と
を直接接続することが可能である。
【0044】この場合、モータ軸15は軸7に接続でき
る。さらに、追加のステップモータが不要になるように
どのような場合にも自動車に装備される燃料ポンプによ
り粉砕機2を直接制御することができる。
る。さらに、追加のステップモータが不要になるように
どのような場合にも自動車に装備される燃料ポンプによ
り粉砕機2を直接制御することができる。
【0045】本発明の最後に記載した実施態様によれ
ば、燃料へのフェロセンの添加は連続して行われるのが
好ましい。
ば、燃料へのフェロセンの添加は連続して行われるのが
好ましい。
【0046】
【発明の効果】本発明によれば、燃料タンクまたはエン
ジンに隣接する燃料導管へ流れる燃料へ直接フェロセン
を添加するステップモータの制御手段ならびに粉砕機と
粉砕機に接続されそれを駆動する回転ステップモータに
より、燃料消費および汚染物放出の削減に関する上記利
点を達成できることが実際に可能である。このように、
必要なことは、粉砕機を燃料導管または燃料タンクに接
続するだけのことである。本発明の装置は、構造が簡単
で複雑な指示無しに作動が容易である。
ジンに隣接する燃料導管へ流れる燃料へ直接フェロセン
を添加するステップモータの制御手段ならびに粉砕機と
粉砕機に接続されそれを駆動する回転ステップモータに
より、燃料消費および汚染物放出の削減に関する上記利
点を達成できることが実際に可能である。このように、
必要なことは、粉砕機を燃料導管または燃料タンクに接
続するだけのことである。本発明の装置は、構造が簡単
で複雑な指示無しに作動が容易である。
【0047】さらに、本発明の利点は、粉砕機が固体フ
ェロセンを充填した粉砕室からなっていることである。
この粉砕室には、粉砕室の充填物を均質化するために使
用する攪拌器があり、この充填物は固体フェロセン粒子
からなる。このように、一定の回転速度で時間単位内に
粉砕機により粉砕される固体フェロセンの量の再現性が
改善される。一定の回転速度で時間単位内に粉砕機によ
り粉砕される固体フェロセンの量を実質的に一定に維持
することも可能である。
ェロセンを充填した粉砕室からなっていることである。
この粉砕室には、粉砕室の充填物を均質化するために使
用する攪拌器があり、この充填物は固体フェロセン粒子
からなる。このように、一定の回転速度で時間単位内に
粉砕機により粉砕される固体フェロセンの量の再現性が
改善される。一定の回転速度で時間単位内に粉砕機によ
り粉砕される固体フェロセンの量を実質的に一定に維持
することも可能である。
【0048】本発明の有利な実施態様によれば、粉砕機
には軸がある。攪拌器はこの軸に固定されそれとともに
回転可能である。このように、固体フェロセンの不規則
な下降は実質的に回避され、均一な空隙率が粉砕室に位
置しているばら材料内に達成される。さらに本発明の利
点は、フェロセンは小球や小丸薬の形状で、その直径は
約2.5ないし5mm(0.098ないし0.197イン
チ)が好ましい。したがって、粉砕室は正しく充填され
る。
には軸がある。攪拌器はこの軸に固定されそれとともに
回転可能である。このように、固体フェロセンの不規則
な下降は実質的に回避され、均一な空隙率が粉砕室に位
置しているばら材料内に達成される。さらに本発明の利
点は、フェロセンは小球や小丸薬の形状で、その直径は
約2.5ないし5mm(0.098ないし0.197イン
チ)が好ましい。したがって、粉砕室は正しく充填され
る。
【0049】本発明によれば、粉砕機の回転速度はおよ
そ0.25回転/秒である。必要な量のフェロセンが各
回転速度で燃料に正確に添加される。この特徴はさらに
粉砕機から排出するフェロセンの量の再現性の実質的な
増加に役立つ。
そ0.25回転/秒である。必要な量のフェロセンが各
回転速度で燃料に正確に添加される。この特徴はさらに
粉砕機から排出するフェロセンの量の再現性の実質的な
増加に役立つ。
【0050】本発明によれば、ステップモータおよび制
御手段は、粉砕機が少なくとも1°の角度で回転可能で
あるような構造になっている。したがって、粉砕機から
排出されるフェロセンの量を正確に添加できる。非常に
量の少ないフェロセンの場合も同じである。
御手段は、粉砕機が少なくとも1°の角度で回転可能で
あるような構造になっている。したがって、粉砕機から
排出されるフェロセンの量を正確に添加できる。非常に
量の少ないフェロセンの場合も同じである。
【0051】さらに、本発明の利点は、制御手段はデー
タ処理装置を具備でき、装置全体が自動的または半自動
的に高精度で作動できる。本発明の装置がオットーエン
ジンまたはディーゼルエンジンの下流に位置する粒子ろ
過システムに関連してディーゼルエンジンを備えた自動
車に搭載されるようになっている点、および本発明の装
置は軽燃料または家庭用燃料用の炉に設置できる点が特
に利点である。必要な量のフェロセンは、燃料タンクに
充填される燃料の各量に比例して簡単に添加できる。さ
らに、各自動車や各炉ではなく、タンクプラントあるい
は各ガソリン輸送車両や船に装置を配置することもでき
る。
タ処理装置を具備でき、装置全体が自動的または半自動
的に高精度で作動できる。本発明の装置がオットーエン
ジンまたはディーゼルエンジンの下流に位置する粒子ろ
過システムに関連してディーゼルエンジンを備えた自動
車に搭載されるようになっている点、および本発明の装
置は軽燃料または家庭用燃料用の炉に設置できる点が特
に利点である。必要な量のフェロセンは、燃料タンクに
充填される燃料の各量に比例して簡単に添加できる。さ
らに、各自動車や各炉ではなく、タンクプラントあるい
は各ガソリン輸送車両や船に装置を配置することもでき
る。
【0052】上記の工程により、燃料への固体フェロセ
ンの直接の正確な添加ができる。これによって、燃料中
のフェロセンの量の増加が避けられる、また必要な濃度
でのフェロセンのみの添加は、上記利点の達成を確実な
ものとする。
ンの直接の正確な添加ができる。これによって、燃料中
のフェロセンの量の増加が避けられる、また必要な濃度
でのフェロセンのみの添加は、上記利点の達成を確実な
ものとする。
【0053】本発明の方法に関しては、フェロセンは連
続してあるいは断続的に燃料タンクまたは燃料導管に添
加できる利点がある。このように、フェロセンは、タン
クにガソリンを充填したのちに自動車のタンクに断続的
に添加してもよい。一方、フェロセンは、燃料導管を流
れる燃料の量によって自動車のタンクとエンジンをつな
いでいる燃料導管に連続して添加してもよい。
続してあるいは断続的に燃料タンクまたは燃料導管に添
加できる利点がある。このように、フェロセンは、タン
クにガソリンを充填したのちに自動車のタンクに断続的
に添加してもよい。一方、フェロセンは、燃料導管を流
れる燃料の量によって自動車のタンクとエンジンをつな
いでいる燃料導管に連続して添加してもよい。
【0054】フェロセンの対応する必要量を自動的に決
定し、粉砕機によりそれを燃料に添加するために、燃料
導管を流れる燃料の量に関係するデータを処理制御手段
に導入することが本発明の別の利点である。このよう
に、燃料によるタンクの充填の後、処理制御手段にタン
クに充填している燃料の量の関するデータを入れ、そう
することで燃料にフェロセンを断続的に添加することが
可能である。一方、燃料導管を通過する燃料の瞬間的な
量を利用して連続制御ができ、したがって、燃料にフェ
ロセンを連続して添加できる。特に、最後に述べた連続
方法は、有利なやり方で自動的に達成できる。
定し、粉砕機によりそれを燃料に添加するために、燃料
導管を流れる燃料の量に関係するデータを処理制御手段
に導入することが本発明の別の利点である。このよう
に、燃料によるタンクの充填の後、処理制御手段にタン
クに充填している燃料の量の関するデータを入れ、そう
することで燃料にフェロセンを断続的に添加することが
可能である。一方、燃料導管を通過する燃料の瞬間的な
量を利用して連続制御ができ、したがって、燃料にフェ
ロセンを連続して添加できる。特に、最後に述べた連続
方法は、有利なやり方で自動的に達成できる。
【図1】本発明による燃料に固体フェロセンを直接添加
する装置の一部断面の略側面図ロセンの質量は、粉砕機
の回転数の上にそれぞれ示してある。粉砕機の回転数は
である。
する装置の一部断面の略側面図ロセンの質量は、粉砕機
の回転数の上にそれぞれ示してある。粉砕機の回転数は
である。
【図2】装置の粉砕機の異なる回転数1と10の間に相
当する図1による装置で達成される測定結果を表すもの
である。
当する図1による装置で達成される測定結果を表すもの
である。
【図3】装置の粉砕機の異なる回転数2と20の間に相
当する図1による装置で達成される測定結果を表すもの
である。
当する図1による装置で達成される測定結果を表すもの
である。
【図4】装置の粉砕機の異なる回転数4と40の間に相
当する図1による装置で達成される測定結果を表すもの
である。
当する図1による装置で達成される測定結果を表すもの
である。
【図5】装置の粉砕機の異なる回転数10と100の間
に相当する図1による装置で達成される測定結果を表す
ものである。
に相当する図1による装置で達成される測定結果を表す
ものである。
1 燃料への固体フェロセンの直接添加用装置 2 粉砕機 3 導管 4 ハウジング 5 カバー 6 粉砕要素 7 軸 10 粉砕室 11 ボールまたは小丸薬 12 攪拌器 14 ステップモータ 15 モータ軸 20 制御手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 アルニム マルシェウスキィ ドイツ連邦共和国,デ−4650 ゲエレセン キルシェン,ベッカーアドスデレ110
Claims (13)
- 【請求項1】 燃料導管または燃料タンクに接続される
とともに、少なくとも部分的に固体フェロセンが充填さ
れる粉砕機と、 この粉砕機を駆動するために該粉砕機に接続されている
ステップモータと、 このステップモータ用の制御手段とからなることを特徴
とする燃料への固体フェロセンの直接添加用装置。 - 【請求項2】 粉砕機は、充填物を均質化するための攪
拌器が配置してある粉砕室からなることを特徴とする請
求項1記載の燃料への固体フェロセンの直接添加用装
置。 - 【請求項3】 粉砕機は、軸を有し、その軸に攪拌器が
固定して取り付けてあり、攪拌器がその軸とともに回転
可能になっいることを特徴とする請求項2記載の燃料へ
の固体フェロセンの直接添加用装置。 - 【請求項4】 フェロセンは、円柱状体、小球あるいは
小丸薬の形状をしていることを特徴とする請求項1記載
の燃料への固体フェロセンの直接添加用装置。 - 【請求項5】 フェロセンの小丸薬の直径が、約2.5
mmないし5mmであることを特徴とする請求項4記載の燃
料への固体フェロセンの直接添加用装置。 - 【請求項6】 粉砕機の回転速度が、約0.25回転/
秒であることを特徴とする請求項1記載の燃料への固体
フェロセンの直接添加用装置。 - 【請求項7】 ステップモータおよび制御手段は、粉砕
機が約1°の角度で回転可能なように製造され相互に適
合させてあることを特徴とする請求項1記載の燃料への
固体フェロセンの直接添加用装置。 - 【請求項8】 制御手段は、データ処理装置を備えてい
ることを特徴とする請求項1記載の燃料への固体フェロ
センの直接添加用装置。 - 【請求項9】 オットーエンジンまたはディーゼルエン
ジンの下流に位置する粒子ろ過システムに関連してディ
ーゼルエンジンを備えた自動車に搭載するあるいは軽ま
たは家庭用燃料用の炉に取り付ることを特徴とする請求
項1記載の燃料への固体フェロセンの直接添加用装置。 - 【請求項10】 (1)燃料導管を流れる燃料の量を測
定し、(2)(1)で求めた燃料の量に基づきフェロセ
ンの必要量を決定し、(3)(2)で求めたフェロセン
の量に基づき粉砕機の回転数を決定し、(4)(3)で
決定した回転数により粉砕機を作動させて(1)により
決定した量の燃料に(2)で決定した量のフェロセンを
添加することを特徴とする請求項1記載の燃料への固体
フェロセンの直接添加用装置により燃料に固体フェロセ
ンを直接添加する方法。 - 【請求項11】 フェロセンを燃料に連続してまたは断
続的に添加することを特徴とする請求項10記載の燃料
に固体フェロセンを直接添加する方法。 - 【請求項12】 フェロセンを燃料タンクまたは燃料導
管内の燃料に添加することを特徴とする請求項10記載
の燃料に固体フェロセンを直接添加する方法。 - 【請求項13】 燃料導管を流れる燃料の量に関するデ
ータを制御手段に入力し、フェロセンの必要量を自動的
に決定し、粉砕機を作動して燃料に添加することを特徴
とする請求項10記載の燃料に固体フェロセンを直接添
加する方法。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
DE4129408:4 | 1991-09-04 | ||
DE4129408A DE4129408C1 (ja) | 1991-09-04 | 1991-09-04 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05345140A true JPH05345140A (ja) | 1993-12-27 |
Family
ID=6439845
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4233590A Pending JPH05345140A (ja) | 1991-09-04 | 1992-09-01 | 燃料への固体フェロセンの直接添加用装置および方法 |
Country Status (7)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5299746A (ja) |
EP (1) | EP0530532B1 (ja) |
JP (1) | JPH05345140A (ja) |
KR (1) | KR960012142B1 (ja) |
AT (1) | ATE114782T1 (ja) |
DE (2) | DE4129408C1 (ja) |
ES (1) | ES2066531T3 (ja) |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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US5235936A (en) * | 1992-12-04 | 1993-08-17 | Kracklauer John J | Ferrocene injection system |
DE4309065C2 (de) * | 1993-03-20 | 1996-06-13 | Pluto Chem Betriebe | Dosiersystem |
US5746784A (en) * | 1993-03-20 | 1998-05-05 | Chemische Betriebe Pluto Gmbh | Use of ferrocene |
DE4324046C2 (de) * | 1993-07-17 | 1998-08-13 | Pluto Chem Betriebe | Vorrichtung zur Additivierung flüssiger Kraftstoffe |
DE4332933C2 (de) * | 1993-09-28 | 1995-10-12 | Pluto Chem Betriebe | Vorrichtung zur Additivierung flüssiger Kraftstoffe |
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DE4431409A1 (de) * | 1994-09-02 | 1996-05-15 | Svendborg Dampskibs As | Pumpfähige Paste zur Additivierung flüssiger Kraftstoffe |
AU3303699A (en) | 1998-02-20 | 1999-09-06 | John J. Kracklauer | Method for providing and maintaining catalytically active surface in internal combustion engine |
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CA2633438C (en) * | 2005-11-18 | 2012-01-10 | Ferox, Inc. | Combustion catalyst carriers and methods of using the same |
WO2007080070A1 (de) * | 2006-01-09 | 2007-07-19 | Fraenkle Gerhard Juergen | Verfahren zur beimengung eines additives zu einem fluid, und anlage hierfür |
WO2007102747A1 (en) * | 2006-03-09 | 2007-09-13 | Firepower Technology Limited | Fuel conditioner composition |
DE102007012960B4 (de) * | 2007-03-14 | 2009-11-26 | Innospec Deutschland Gmbh | Vorrichtung und Verfahren zum Additivieren einer Flüssigkeit mit einem Feststoff |
DE102009020544A1 (de) | 2009-05-08 | 2010-11-11 | Heinrich-Heine-Universität Düsseldorf | Brennverbesserte Polystyrolkunststoffe |
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US8893992B2 (en) * | 2012-04-19 | 2014-11-25 | General Electric Company | System and method for pulverizing a substance |
CZ307588B6 (cs) * | 2017-07-17 | 2018-12-27 | Arnošt Kořínek | Směs pro snižování emisí, karbonových úsad a spotřeby paliva |
Family Cites Families (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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DE3563310D1 (en) * | 1985-07-30 | 1988-07-21 | Salzgitter Ind | Method and device for the preparation of suspensions with constant indications from basic materials with variable properties |
DE3626419A1 (de) * | 1986-08-05 | 1988-02-18 | Bayerische Motoren Werke Ag | Vorrichtung zum zufuehren eines kraftstoff-zusatzmittels |
DE3715473C1 (en) * | 1987-05-08 | 1988-08-18 | Chemische Betr E Pluto Gmbh | Method of running a four-stroke spark-ignition engine |
DE3801947A1 (de) * | 1988-01-23 | 1989-08-03 | Veba Oel Ag | Verfahren zum betreiben eines otto-motors |
DE3809307A1 (de) * | 1988-03-19 | 1989-09-28 | Veba Oel Ag | Motorschmieroel fuer dieselmotoren und verfahren zum betreiben eines dieselmotors |
-
1991
- 1991-09-04 DE DE4129408A patent/DE4129408C1/de not_active Expired - Fee Related
-
1992
- 1992-08-06 EP EP92113452A patent/EP0530532B1/de not_active Expired - Lifetime
- 1992-08-06 DE DE59200844T patent/DE59200844D1/de not_active Expired - Lifetime
- 1992-08-06 AT AT92113452T patent/ATE114782T1/de active
- 1992-08-06 ES ES92113452T patent/ES2066531T3/es not_active Expired - Lifetime
- 1992-08-26 US US07/935,282 patent/US5299746A/en not_active Expired - Fee Related
- 1992-09-01 JP JP4233590A patent/JPH05345140A/ja active Pending
- 1992-09-04 KR KR1019920016061A patent/KR960012142B1/ko not_active IP Right Cessation
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---|---|
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EP0530532A1 (de) | 1993-03-10 |
DE59200844D1 (de) | 1995-01-12 |
KR960012142B1 (ko) | 1996-09-16 |
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ATE114782T1 (de) | 1994-12-15 |
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DE4129408C1 (ja) | 1992-10-22 |
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