JPH05344916A - 洗面化粧台 - Google Patents
洗面化粧台Info
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- JPH05344916A JPH05344916A JP4153987A JP15398792A JPH05344916A JP H05344916 A JPH05344916 A JP H05344916A JP 4153987 A JP4153987 A JP 4153987A JP 15398792 A JP15398792 A JP 15398792A JP H05344916 A JPH05344916 A JP H05344916A
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- JP
- Japan
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- mirror
- diameter
- washing
- pair
- wash
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 比較的小さいスペースであっても使い勝手を
犠牲にすることなく2人同時に洗面化粧台の使用を可能
にする。ミラーキャビネットの互いに交差する部位での
収納部の出し入れを容易にする。 【構成】 洗面台4に一対の洗面ボウル2,3を設け
る。1人Aが一方の洗面ボウル2で洗顔等している間、
別の1人Bが他方の洗面ボウル3で歯磨き等を行うこと
ができる。ミラーキャビネット5の両側にミラー扉6,
7によって開閉自在の一対の収納部12,13を設け
る。ミラー扉6,7は、ミラーキャビネット5の外縁部
5a,5b寄りの端部6a,7a側を軸として開閉自在
に夫々支持されている。左右どちらの位置からでも左右
のミラー扉6,7を半開きにするだけで互いに交差する
部位から収納物を容易に出し入れすることができる。
犠牲にすることなく2人同時に洗面化粧台の使用を可能
にする。ミラーキャビネットの互いに交差する部位での
収納部の出し入れを容易にする。 【構成】 洗面台4に一対の洗面ボウル2,3を設け
る。1人Aが一方の洗面ボウル2で洗顔等している間、
別の1人Bが他方の洗面ボウル3で歯磨き等を行うこと
ができる。ミラーキャビネット5の両側にミラー扉6,
7によって開閉自在の一対の収納部12,13を設け
る。ミラー扉6,7は、ミラーキャビネット5の外縁部
5a,5b寄りの端部6a,7a側を軸として開閉自在
に夫々支持されている。左右どちらの位置からでも左右
のミラー扉6,7を半開きにするだけで互いに交差する
部位から収納物を容易に出し入れすることができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば洗面所に配置さ
れて、洗顔、洗髪、歯磨き及び化粧等に用いられる洗面
化粧台に関する。
れて、洗顔、洗髪、歯磨き及び化粧等に用いられる洗面
化粧台に関する。
【0002】
【従来の技術】従来よりこの種洗面化粧台としては、図
7に示すように、1つの洗面ボウル50を有する洗面台
51を備え、この洗面台51の前方にミラーキャビネッ
ト52をセットしたものがある。そして、上記ミラーキ
ャビネット52は、上部に照明部56を備え、この照明
部56の下側に収納部付きの三面鏡53を備えたもので
あって、この三面鏡53は、図8に示すように、中央と
左側のミラー扉53a,53bが、ミラーキャビネット
52の中央寄りの端部53a′,53b′を軸として夫
々矢印方向a1 ,a2 に開閉自在とされ、一方、右側の
ミラー扉53cがミラーキャビネット52の中央寄りの
端部53c′を軸として矢印方向a3 に開閉自在とされ
ることにより、収納物が出し入れされるものである。
7に示すように、1つの洗面ボウル50を有する洗面台
51を備え、この洗面台51の前方にミラーキャビネッ
ト52をセットしたものがある。そして、上記ミラーキ
ャビネット52は、上部に照明部56を備え、この照明
部56の下側に収納部付きの三面鏡53を備えたもので
あって、この三面鏡53は、図8に示すように、中央と
左側のミラー扉53a,53bが、ミラーキャビネット
52の中央寄りの端部53a′,53b′を軸として夫
々矢印方向a1 ,a2 に開閉自在とされ、一方、右側の
ミラー扉53cがミラーキャビネット52の中央寄りの
端部53c′を軸として矢印方向a3 に開閉自在とされ
ることにより、収納物が出し入れされるものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記図7に
示す1つの洗面ボウル50を備えたものでは、例えば朝
の混雑時のように、1人が洗顔している間には別のもう
1人は歯を磨いたり、化粧をしたりするのが甚だ難しい
ものとなり、洗面化粧台の使い勝手が悪いものとなる。
ここで、洗面台51の幅寸法が十分に大きければ、洗面
台51を2人で使用する際の使い勝手上の問題をなくす
ことができるが、この場合、通常の洗面台51で最低1
350mm〜1500mm程度の幅寸法が必要であり、
これに伴って洗面化粧台の設置場所が当然広くなければ
ならない。しかしながら、日本の洗面所の場合には、図
9に示すように、例えば一坪前後の洗面所54が多く、
しかもその洗面所54のドア60から離れて例えば60
0mm角位の洗濯機55が置かれている割合が多い。こ
のように狭いスペースにおいて、洗面台51の幅寸法D
が上記のように1350mm〜1500mmもあれば、
洗濯機55等を置くスペースが極めて限られたものとな
り、人が洗濯機55にぶつかり易くなって、結果的には
洗面所54全体の使い勝手が悪化するという問題があっ
た。
示す1つの洗面ボウル50を備えたものでは、例えば朝
の混雑時のように、1人が洗顔している間には別のもう
1人は歯を磨いたり、化粧をしたりするのが甚だ難しい
ものとなり、洗面化粧台の使い勝手が悪いものとなる。
ここで、洗面台51の幅寸法が十分に大きければ、洗面
台51を2人で使用する際の使い勝手上の問題をなくす
ことができるが、この場合、通常の洗面台51で最低1
350mm〜1500mm程度の幅寸法が必要であり、
これに伴って洗面化粧台の設置場所が当然広くなければ
ならない。しかしながら、日本の洗面所の場合には、図
9に示すように、例えば一坪前後の洗面所54が多く、
しかもその洗面所54のドア60から離れて例えば60
0mm角位の洗濯機55が置かれている割合が多い。こ
のように狭いスペースにおいて、洗面台51の幅寸法D
が上記のように1350mm〜1500mmもあれば、
洗濯機55等を置くスペースが極めて限られたものとな
り、人が洗濯機55にぶつかり易くなって、結果的には
洗面所54全体の使い勝手が悪化するという問題があっ
た。
【0004】さらに、上記図8に示すミラーキャビネッ
ト52を備えたものでは、三枚のミラー扉53a〜53
cがミラーキャビネット52の中央寄りの2箇所を軸と
して開閉されるものであるから、仮りに2人A,Bが並
んで洗面化粧台を同時使用する時には、左側の1人Aが
右側のミラー扉53cから収納物を取り出す際に、ミラ
ー扉53cを全開にしないと収納物を取り出し難く、一
方、右側の1人Bが左側のミラー扉53aから収納物を
取り出す際に、ミラー扉53aをやはり全開にしないと
収納物を取り出し難くなり、互いに交差する部位での収
納物の出し入れが困難となり、ミラーキャビネット52
の使い勝手が悪化するという問題もあった。
ト52を備えたものでは、三枚のミラー扉53a〜53
cがミラーキャビネット52の中央寄りの2箇所を軸と
して開閉されるものであるから、仮りに2人A,Bが並
んで洗面化粧台を同時使用する時には、左側の1人Aが
右側のミラー扉53cから収納物を取り出す際に、ミラ
ー扉53cを全開にしないと収納物を取り出し難く、一
方、右側の1人Bが左側のミラー扉53aから収納物を
取り出す際に、ミラー扉53aをやはり全開にしないと
収納物を取り出し難くなり、互いに交差する部位での収
納物の出し入れが困難となり、ミラーキャビネット52
の使い勝手が悪化するという問題もあった。
【0005】本発明は、上記従来の課題に鑑みてなされ
たもので、その目的とするところは、比較的小さいスペ
ースであっても使い勝手を犠牲にすることなく2人同時
に使用することができ、しかも収納物を出し入れする際
にミラーキャビネットの使い勝手が良くなるようにした
洗面化粧台を提供するにある。
たもので、その目的とするところは、比較的小さいスペ
ースであっても使い勝手を犠牲にすることなく2人同時
に使用することができ、しかも収納物を出し入れする際
にミラーキャビネットの使い勝手が良くなるようにした
洗面化粧台を提供するにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明は、一対の洗面ボウル2,3とミラーキャビ
ネット5とを備えた洗面化粧台1において、上記ミラー
キャビネット5の両側に上記各洗面ボウル2,3に対応
する一対の収納部12,13を設け、各収納部12,1
3の前方にミラー扉6,7を夫々配置し、各ミラー扉
6,7はミラーキャビネット5の外縁部5a,5b寄り
の端部6a,7a側を軸として開閉自在に夫々支持され
て成るものである。
め、本発明は、一対の洗面ボウル2,3とミラーキャビ
ネット5とを備えた洗面化粧台1において、上記ミラー
キャビネット5の両側に上記各洗面ボウル2,3に対応
する一対の収納部12,13を設け、各収納部12,1
3の前方にミラー扉6,7を夫々配置し、各ミラー扉
6,7はミラーキャビネット5の外縁部5a,5b寄り
の端部6a,7a側を軸として開閉自在に夫々支持され
て成るものである。
【0007】また、上記一対の洗面ボウル2,3は大径
の洗面ボウル2と小径の洗面ボウル3とから成り、上記
一対の収納部12,13は大径の洗面ボウル2に対応す
る大径の収納部12及びミラー扉6と、小径の洗面ボウ
ル3に対応する小径の収納部13及びミラー扉7とから
成るものであってもよい。さらに、上記ミラーキャビネ
ット5に一対の照明器具8,9を設け、各照明器具8,
9は大径の洗面ボウル2に対応する大径の照明器具8
と、小径の洗面ボウル3に対応する小径の照明器具9と
から成るものであってもよい。
の洗面ボウル2と小径の洗面ボウル3とから成り、上記
一対の収納部12,13は大径の洗面ボウル2に対応す
る大径の収納部12及びミラー扉6と、小径の洗面ボウ
ル3に対応する小径の収納部13及びミラー扉7とから
成るものであってもよい。さらに、上記ミラーキャビネ
ット5に一対の照明器具8,9を設け、各照明器具8,
9は大径の洗面ボウル2に対応する大径の照明器具8
と、小径の洗面ボウル3に対応する小径の照明器具9と
から成るものであってもよい。
【0008】
【作用】本発明によれば、洗面台4に一対の洗面ボウル
2,3を備えたから、2人A,Bが同時に洗面化粧台1
を使用する際には、1人Aが一方の洗面ボウル2で洗顔
等している間に、別のもう1人Bが他方の洗面ボウル3
で歯磨きや化粧をすることができるようになり、従来の
ように1つの洗面ボウルを備えたものと比べて、比較的
小さいスペースであっても使い勝手を犠牲にすることな
く2人並んで洗面化粧台1を同時使用することが容易と
なる。しかも、ミラーキャビネット5の両側に設けた収
納部12,13を開閉するミラー扉6,7が、ミラーキ
ャビネット5の外縁部5a,5b寄りの端部6a,7a
側を中心として開閉自在とされているから、上記のよう
に2人並んで洗面化粧台1を同時使用している場合であ
っても、左右どちらの位置からでも左右のミラー扉6,
7を半開きにするだけでよく、従来のようなミラー扉を
全開させる必要があるのと比較して、交差する部位での
収納物の出し入れが容易となる。
2,3を備えたから、2人A,Bが同時に洗面化粧台1
を使用する際には、1人Aが一方の洗面ボウル2で洗顔
等している間に、別のもう1人Bが他方の洗面ボウル3
で歯磨きや化粧をすることができるようになり、従来の
ように1つの洗面ボウルを備えたものと比べて、比較的
小さいスペースであっても使い勝手を犠牲にすることな
く2人並んで洗面化粧台1を同時使用することが容易と
なる。しかも、ミラーキャビネット5の両側に設けた収
納部12,13を開閉するミラー扉6,7が、ミラーキ
ャビネット5の外縁部5a,5b寄りの端部6a,7a
側を中心として開閉自在とされているから、上記のよう
に2人並んで洗面化粧台1を同時使用している場合であ
っても、左右どちらの位置からでも左右のミラー扉6,
7を半開きにするだけでよく、従来のようなミラー扉を
全開させる必要があるのと比較して、交差する部位での
収納物の出し入れが容易となる。
【0009】
【実施例】以下、本発明の一実施例を添付図面に基づい
て説明する。本実施例に用いられる洗面化粧台1は、例
えば1000mm前後の幅寸法に設定されるものであっ
て、図2に示すように、洗面台4とミラーキャビネット
5と照明部10とを備えている。先ず洗面台4には、大
小異径の一対の洗面ボウル2,3が設けられており、大
径の洗面ボウル2は例えば洗髪、洗顔、バケツの水汲み
等ができるような比較的大きなサイズを有し、小径の洗
面ボウル3は例えば手洗い、うがい、歯磨き等ができる
ような比較的小さいサイズを有しており、図3(a)に
示すように、各洗面ボウル2,3に夫々専用の水栓金具
41,42が施工されている。なお、図3(b)に示す
ように1つの水栓金具41を回動自在に施工して左右の
洗面ボウル2,3に共用するものであってもよい。
て説明する。本実施例に用いられる洗面化粧台1は、例
えば1000mm前後の幅寸法に設定されるものであっ
て、図2に示すように、洗面台4とミラーキャビネット
5と照明部10とを備えている。先ず洗面台4には、大
小異径の一対の洗面ボウル2,3が設けられており、大
径の洗面ボウル2は例えば洗髪、洗顔、バケツの水汲み
等ができるような比較的大きなサイズを有し、小径の洗
面ボウル3は例えば手洗い、うがい、歯磨き等ができる
ような比較的小さいサイズを有しており、図3(a)に
示すように、各洗面ボウル2,3に夫々専用の水栓金具
41,42が施工されている。なお、図3(b)に示す
ように1つの水栓金具41を回動自在に施工して左右の
洗面ボウル2,3に共用するものであってもよい。
【0010】また、ミラーキャビネット5は、図1に示
すように、その中央に常時開放形の収納部11が設けら
れ、その収納部11の左右両側には大小異径の洗面ボウ
ル2,3に夫々対応して大小異径の収納部12,13が
設けられており、大径の収納部12の前方には大径のミ
ラー扉6、小径の収納部13の前方には小径のミラー扉
7が夫々開閉自在に配置されている。そして、右側の大
径のミラー扉6は、右側の基端部6aがミラーキャビネ
ット5の右側の外縁部5aに設けた軸部5cに回転自在
に軸支され、この軸部5cを中心として矢印b1 方向に
開閉可能とされている。一方、小径のミラー扉7は、左
側の端部7aがミラーキャビネット5の左側の外縁部5
bに設けた軸部5dに回転自在に軸支され、この軸部5
dを中心として矢印b2 方向に開閉可能とされている。
また、上記ミラー扉6,7を閉じた際には、図示しない
扉保持手段によって閉じた状態に夫々保持されるもので
ある。
すように、その中央に常時開放形の収納部11が設けら
れ、その収納部11の左右両側には大小異径の洗面ボウ
ル2,3に夫々対応して大小異径の収納部12,13が
設けられており、大径の収納部12の前方には大径のミ
ラー扉6、小径の収納部13の前方には小径のミラー扉
7が夫々開閉自在に配置されている。そして、右側の大
径のミラー扉6は、右側の基端部6aがミラーキャビネ
ット5の右側の外縁部5aに設けた軸部5cに回転自在
に軸支され、この軸部5cを中心として矢印b1 方向に
開閉可能とされている。一方、小径のミラー扉7は、左
側の端部7aがミラーキャビネット5の左側の外縁部5
bに設けた軸部5dに回転自在に軸支され、この軸部5
dを中心として矢印b2 方向に開閉可能とされている。
また、上記ミラー扉6,7を閉じた際には、図示しない
扉保持手段によって閉じた状態に夫々保持されるもので
ある。
【0011】上記ミラーキャビネット5の上部に配置さ
れる照明部10は、図4(a)に示すように、大小異径
の洗面ボウル2,3に夫々対応して大小異径の照明器具
8,9を備える。これらの照明器具8,9は、ミラーキ
ャビネット5の幅方向に全長に亘って延びる照明器具フ
レーム部10aに取付けられるものであるが、他の変形
例として例えば図4(b)に示すように、ミラーキャビ
ネット5の幅方向に分断された大小異径の一対の照明器
具フレーム10b,10cに個別的に取付けられるよう
にしてもよい。さらに、各照明器具8,9に対応して、
図5に示す洗面台4の前部には、照明用スイッチ20や
コンセント21等を備えた左右一対の操作部22,23
がセットされており、照明器具8,9を個別に操作でき
るようになっている。
れる照明部10は、図4(a)に示すように、大小異径
の洗面ボウル2,3に夫々対応して大小異径の照明器具
8,9を備える。これらの照明器具8,9は、ミラーキ
ャビネット5の幅方向に全長に亘って延びる照明器具フ
レーム部10aに取付けられるものであるが、他の変形
例として例えば図4(b)に示すように、ミラーキャビ
ネット5の幅方向に分断された大小異径の一対の照明器
具フレーム10b,10cに個別的に取付けられるよう
にしてもよい。さらに、各照明器具8,9に対応して、
図5に示す洗面台4の前部には、照明用スイッチ20や
コンセント21等を備えた左右一対の操作部22,23
がセットされており、照明器具8,9を個別に操作でき
るようになっている。
【0012】上記構成において、大きさの異なる2つの
洗面ボウル2,3を洗面台4に設けると共に、これら洗
面ボウル2,3の大きさに対応してミラーキャビネット
5には大きさの異なる収納部12,13及びミラー扉
6,7、並びに大きさの異なる照明器具8,9及び操作
部22,23を夫々ペアで配置したことによって、2人
が同時に洗面化粧台1を使用することができ、この際に
洗面ボウル2,3の大きさに応じて二人の使用目的を区
分けすれば、1人が洗顔している間に、別のもう1人が
歯を磨いたり、化粧をしたりすることができるようにな
る。一方、1つの洗面台4に2つの洗面ボウル2,3を
設けることによって、洗面化粧台1の幅寸法を1000
mm前後とすることが可能となり、例えば図6に示すよ
うに、一坪前後の洗面所54に2つの洗面ボウル2,3
を有する洗面台4と洗濯機55とを並置しても十分な空
きスペース31を確保できるものとなる。従って、狭い
空間全体が収まり良くなって、従来のように1つの洗面
ボウルを備えたものと比較して、朝の混雑時でも2人が
並んで使用する際にも、洗面化粧台1の使い勝手が極め
て良好になる。さらに、洗面化粧台1の各部位、部品
(洗面ボウル、収納部、ミラー扉、照明器具等)の大き
さを揃えることによって、全体的なデザインやバランス
を良好にして、洗面化粧台1の外観美を高めることがで
きるものとなる。
洗面ボウル2,3を洗面台4に設けると共に、これら洗
面ボウル2,3の大きさに対応してミラーキャビネット
5には大きさの異なる収納部12,13及びミラー扉
6,7、並びに大きさの異なる照明器具8,9及び操作
部22,23を夫々ペアで配置したことによって、2人
が同時に洗面化粧台1を使用することができ、この際に
洗面ボウル2,3の大きさに応じて二人の使用目的を区
分けすれば、1人が洗顔している間に、別のもう1人が
歯を磨いたり、化粧をしたりすることができるようにな
る。一方、1つの洗面台4に2つの洗面ボウル2,3を
設けることによって、洗面化粧台1の幅寸法を1000
mm前後とすることが可能となり、例えば図6に示すよ
うに、一坪前後の洗面所54に2つの洗面ボウル2,3
を有する洗面台4と洗濯機55とを並置しても十分な空
きスペース31を確保できるものとなる。従って、狭い
空間全体が収まり良くなって、従来のように1つの洗面
ボウルを備えたものと比較して、朝の混雑時でも2人が
並んで使用する際にも、洗面化粧台1の使い勝手が極め
て良好になる。さらに、洗面化粧台1の各部位、部品
(洗面ボウル、収納部、ミラー扉、照明器具等)の大き
さを揃えることによって、全体的なデザインやバランス
を良好にして、洗面化粧台1の外観美を高めることがで
きるものとなる。
【0013】しかも、上記ミラー扉6,7はミラーキャ
ビネット5の外縁部5a,5b寄りの端部6a,7a側
を中心として開閉自在となっているから、洗面ボウル
2,3を2人並んで使用している場合であっても、左右
どちらの位置からでも左右のミラー扉6,7を容易に開
閉させることができる。つまり、図1に示す左側の1人
Aは右側のミラー扉6を半開きにするだけで該収納部1
2から収納物を出し入れすることができ、右側の1人A
は左側のミラー扉7を半開きにするだけで該収納部13
から収納物を出し入れすることができる。これにより、
2人A,Bが同時使用する際に、従来のようにミラー扉
を全開させたりする場合と比較して、互いに交差する部
位での収納物の出し入れが容易となって、ミラーキャビ
ネット5の使い勝手が極めて良くなる。
ビネット5の外縁部5a,5b寄りの端部6a,7a側
を中心として開閉自在となっているから、洗面ボウル
2,3を2人並んで使用している場合であっても、左右
どちらの位置からでも左右のミラー扉6,7を容易に開
閉させることができる。つまり、図1に示す左側の1人
Aは右側のミラー扉6を半開きにするだけで該収納部1
2から収納物を出し入れすることができ、右側の1人A
は左側のミラー扉7を半開きにするだけで該収納部13
から収納物を出し入れすることができる。これにより、
2人A,Bが同時使用する際に、従来のようにミラー扉
を全開させたりする場合と比較して、互いに交差する部
位での収納物の出し入れが容易となって、ミラーキャビ
ネット5の使い勝手が極めて良くなる。
【0014】
【発明の効果】本発明は上述のように、一対の洗面ボウ
ルとミラーキャビネットとを備えた洗面化粧台におい
て、上記ミラーキャビネットの両側に上記各洗面ボウル
に対応する一対の収納部を設け、各収納部の前方にミラ
ー扉を夫々配置し、各ミラー扉はミラーキャビネットの
外縁部寄りの端部側を軸として開閉自在に夫々支持され
たものであるから、比較的小さいスペースであっても使
い勝手を犠牲にすることなく2人並んで洗面化粧台を同
時使用することができ、洗面所全体の使い勝手が良くな
る。しかも、左右一対のミラー扉をミラーキャビネット
の外縁部寄りの端部側を中心として夫々開閉自在とした
から、左右どちらの位置からでもミラー扉を半開きにす
るだけでよく、互いに交差する部位での収納物の出し入
れが容易となり、ミラーキャビネットの使い勝手も良好
になる。
ルとミラーキャビネットとを備えた洗面化粧台におい
て、上記ミラーキャビネットの両側に上記各洗面ボウル
に対応する一対の収納部を設け、各収納部の前方にミラ
ー扉を夫々配置し、各ミラー扉はミラーキャビネットの
外縁部寄りの端部側を軸として開閉自在に夫々支持され
たものであるから、比較的小さいスペースであっても使
い勝手を犠牲にすることなく2人並んで洗面化粧台を同
時使用することができ、洗面所全体の使い勝手が良くな
る。しかも、左右一対のミラー扉をミラーキャビネット
の外縁部寄りの端部側を中心として夫々開閉自在とした
から、左右どちらの位置からでもミラー扉を半開きにす
るだけでよく、互いに交差する部位での収納物の出し入
れが容易となり、ミラーキャビネットの使い勝手も良好
になる。
【0015】さらに、上記一対の洗面ボウルを大径の洗
面ボウルと小径の洗面ボウルとで構成すると共に、上記
一対の収納部を大径の洗面ボウルに対応する大径の収納
部及びミラー扉と、小径の洗面ボウルに対応する小径の
収納部及びミラー扉とで構成した場合、或いは、上記ミ
ラーキャビネットに一対の照明器具を設け、各照明器具
を大径の洗面ボウルに対応する大径の照明器具と、小径
の洗面ボウルに対応する小径の照明器具とで構成した場
合には、洗面ボウル等の使用目的を区分けして、2人同
時に使い易いものとなる。しかも上記各部位、部品の大
きさが揃うようになって、全体的なデザインやバランス
が良好となり、洗面化粧台の外観美を高めることができ
るものとなる。
面ボウルと小径の洗面ボウルとで構成すると共に、上記
一対の収納部を大径の洗面ボウルに対応する大径の収納
部及びミラー扉と、小径の洗面ボウルに対応する小径の
収納部及びミラー扉とで構成した場合、或いは、上記ミ
ラーキャビネットに一対の照明器具を設け、各照明器具
を大径の洗面ボウルに対応する大径の照明器具と、小径
の洗面ボウルに対応する小径の照明器具とで構成した場
合には、洗面ボウル等の使用目的を区分けして、2人同
時に使い易いものとなる。しかも上記各部位、部品の大
きさが揃うようになって、全体的なデザインやバランス
が良好となり、洗面化粧台の外観美を高めることができ
るものとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る洗面化粧台の横断面図
である。
である。
【図2】同上の洗面化粧台の斜視図である。
【図3】同上の一対の洗面ボウルを示し、(a)は各洗
面ボウルに専用の水栓金具を備えた平面図、(b)は各
洗面ボウルに共用の水栓金具を備えた平面図である。
面ボウルに専用の水栓金具を備えた平面図、(b)は各
洗面ボウルに共用の水栓金具を備えた平面図である。
【図4】同上の一対の照明器具を示し、(a)は共通の
フレームに各照明器具を備えた平面図、(b)は一対の
フレームに各照明器具を個別に備えた平面図である。
フレームに各照明器具を備えた平面図、(b)は一対の
フレームに各照明器具を個別に備えた平面図である。
【図5】同上の洗面化粧台の正面図である。
【図6】同上の洗面化粧台を配置した洗面所の概略平面
図である。
図である。
【図7】従来の洗面化粧台を示す斜視図である。
【図8】従来のミラー扉の開閉方式を示す平面図であ
る。
る。
【図9】従来の洗面化粧台を配置した洗面所の概略平面
図である。
図である。
1 洗面化粧台 2,3 洗面ボウル 4 洗面台 5 ミラーキャビネット 5a,5b ミラーキャビネットの外縁部 6,7 ミラー扉 6a,7a ミラー扉の端部 8,9 照明器具 12,13 収納部
Claims (3)
- 【請求項1】 一対の洗面ボウルとミラーキャビネット
とを備えた洗面化粧台であって、上記ミラーキャビネッ
トの両側に上記各洗面ボウルに対応する一対の収納部を
設け、各収納部の前方にミラー扉を夫々配置し、各ミラ
ー扉はミラーキャビネットの外縁部寄りの端部側を軸と
して開閉自在に夫々支持されて成る洗面化粧台。 - 【請求項2】 上記一対の洗面ボウルは大径の洗面ボウ
ルと小径の洗面ボウルとから成り、上記一対の収納部は
大径の洗面ボウルに対応する大径の収納部及びミラー扉
と、小径の洗面ボウルに対応する小径の収納部及びミラ
ー扉とから成ることを特徴とする請求項1記載の洗面化
粧台。 - 【請求項3】 上記ミラーキャビネットに一対の照明器
具を設け、各照明器具は大径の洗面ボウルに対応する大
径の照明器具と、小径の洗面ボウルに対応する小径の照
明器具とから成ることを特徴とする請求項1又は2記載
の洗面化粧台。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4153987A JPH05344916A (ja) | 1992-06-15 | 1992-06-15 | 洗面化粧台 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4153987A JPH05344916A (ja) | 1992-06-15 | 1992-06-15 | 洗面化粧台 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05344916A true JPH05344916A (ja) | 1993-12-27 |
Family
ID=15574438
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4153987A Pending JPH05344916A (ja) | 1992-06-15 | 1992-06-15 | 洗面化粧台 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05344916A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004057625A (ja) * | 2002-07-31 | 2004-02-26 | Cleanup Corp | ミラーキャビネット洗面化粧台の拡張構造 |
JP2010187785A (ja) * | 2009-02-16 | 2010-09-02 | Inax Corp | 洗面カウンター |
-
1992
- 1992-06-15 JP JP4153987A patent/JPH05344916A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004057625A (ja) * | 2002-07-31 | 2004-02-26 | Cleanup Corp | ミラーキャビネット洗面化粧台の拡張構造 |
JP2010187785A (ja) * | 2009-02-16 | 2010-09-02 | Inax Corp | 洗面カウンター |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 19990323 |