JPH0534398A - 電気試験機の抵抗補正値検出方法 - Google Patents

電気試験機の抵抗補正値検出方法

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JPH0534398A
JPH0534398A JP3039898A JP3989891A JPH0534398A JP H0534398 A JPH0534398 A JP H0534398A JP 3039898 A JP3039898 A JP 3039898A JP 3989891 A JP3989891 A JP 3989891A JP H0534398 A JPH0534398 A JP H0534398A
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JP
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resistance
probe
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probes
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JP3039898A
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Toru Goto
亨 後藤
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Fujitsu Ltd
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Fujitsu Ltd
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  • Testing Of Short-Circuits, Discontinuities, Leakage, Or Incorrect Line Connections (AREA)
  • Measurement Of Resistance Or Impedance (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 プリント配線板の電気試験機の内部抵抗検出
方法に関し、配線パターンの抵抗値だけを算出して、そ
の適否を判定する。 【構成】 金属のテスト板3に電気試験機の抵抗補正値
検出対象のプローブ(P 0)を他の2つのプローブP、P
とともに接触させた状態において、 【数4】 〔但し、R…抵抗補正値検出対象プローブPのテス
ト板3との接触抵抗R0aと、内部抵抗R0bの合量,R1
…非検出対象プローブPのテスト板3との接触抵抗R
1aと、内部抵抗R2aの合量,R2…非検出対象プローブP
のテスト板3との接触抵抗R2aと、内部抵抗R2bの合
量,Rm1(Rm2)…プローブP0 、P1間〔又はP0 、P2
間〕の金属部の抵抗〕なる式で求められるプローブのテ
スト板3との接触抵抗R0aと、内部抵抗R0bの合量R
をプリント配線板のスルーホール13間の導通テストの
補正値として検出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はプリント配線板の電気
試験機に関し、特に該電気試験機の内部抵抗検出方法に
関するものである。
【0002】
【従来技術】プリント配線板は製造後、電気的な欠陥が
ないかどうかを判定する電気試験がなされる。この電気
試験の項目の一つに所定のスルーホール相互が導通して
いるか否かを判定する導通試験がある。図2は電気試験
機による導通試験の状態を示す概念図である。試験ヘッ
ド2のスルーホール13(130 、131 …)に対応す
る位置には、ソケット12に納められたプローブP(P
0 、P1 …)が多数設けられ、バネ11によって外側
(図中、下向き)に付勢されている。このような試験ヘ
ッド2を各プローブPの位置と各スルーホール13の位
置を合わせてプリント配線板1に押し付けることによっ
て導通試験が行われる。
【0003】図2の場合、プローブP0 がスルーホール
130 に、また、プローブP1 がスルーホール131
当接された状態を抽出している。この状態でスルーホー
ル間130,131 間を結ぶ配線パターン20の抵抗R10
が測定され、その値が所定のスレッシュホールド以下で
あれば良品とされる。しかしながら、上記においてプロ
ーブP0 、P1 間に表れる抵抗R20は、上記配線パター
ン20の抵抗R10の他にプローブP0 のスルーホール1
0 との接触抵抗R0a、(同様にプローブP1 のスルー
ホール131 との接触抵抗R1a)、ソケット12とプロ
ーブP0 間の接触抵抗あるいは摩擦抵抗、プローブP0
とソケット12の摺動抵抗、ソケット12と導線14の
かしめ抵抗、導線14の抵抗等の内部抵抗R0b(同様に
プローブP1 側の内部抵抗R1b)が表れる。
【0004】従って、このことを勘案して上記スレッシ
ュホールドの値は余裕を持たせた値(例えば5Ω程度)
となっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】配線パターンの幅をプ
リント配線板全体に所定の設計値に形成するためには多
種な条件を満足する必要がある。例えば、配線パターン
が印刷で作られるセラミック基板では、印刷板のパター
ン精度や導体ペーストの粘度、印刷圧等を一定にする必
要があり、いずれかの条件が欠けるとその基板全体のパ
ターン幅が規定値より細くなったり太くなったりする。
【0006】また、樹脂基板でもパターニングの際の露
光条件や、エッチングの条件が一定に保たれていること
が要求され、例えば、エッチング過多になると配線パタ
ーンの幅が細くなる。このような配線パターンの幅の不
均一性は、その値が、100μm以上である場合にはス
ルーホール間の抵抗値を大きく左右しないが、近年のよ
うにパターン幅が数十mμ程度になると、部分的な印刷
欠けや線細りがスルーホール間の抵抗値を増加させその
結果、信号速度が異常に遅くなったり、あるいは長期的
には断線したりすることがある。
【0007】ところが、上記のように従来の導通テスト
がプローブの内部抵抗をも見込んだスレシュホールドに
設定されているため、設定されたスレッシュホールド以
下であれば多少抵抗が大きくても良品となってしまう。
このことを避けるためにスレシュホールドを下げると、
正常な幅の配線パターンでも線の長さが大きいときには
不良品となるおそれがある。
【0008】この発明は上記従来の事情に鑑みて提案さ
れたものであって、配線パターンの抵抗値だけを算出し
て、その適否を判定することができる抵抗補正値検出方
法を提供することを目的とするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
にこの発明は以下の手段を採用している。すなわち、図
1に示すように金属のテスト板3に電気試験機の抵抗補
正値検出対象のプローブP0 を他の2つのプローブ
1 、P2 を接触させた状態において、
【0010】
【数2】
【0011】ここにおいて、 R0…抵抗補正値検出対象プローブP0 の上記テスト板3
との接触抵抗R0aと、内部抵抗R0bの合量 R1…非検出対象プローブP1 の上記テスト板3との接触
抵抗R1aと、内部抵抗R2aの合量 R2…非検出対象プローブP2 の上記テスト板3との接触
抵抗R2aと、内部抵抗R2bの合量 Rm1(Rm2)…プローブP0 、P1間〔又はP0,P2 間〕の
金属部の抵抗 なる式で求められるプローブのテスト板3との接触抵抗
0aと、内部抵抗R0bの合量R0 をプリント配線板のス
ルーホール間の導通テストの補正値として検出するもの
である。
【0012】
【作 用】上記のようにして得られた接触抵抗R0aと内
部抵抗R0bの合量R0 は純粋にプローブP0 側のみの要
因に起因する抵抗である。従って、各プローブP0 、P
1 、P2 …の上記合量R0 、R1 、R2 …を予め検出し
ておいて、例えばメモリに記憶しておき、実際にある2
つのスルーホール間の抵抗を測定したときのプローブ間
に表れる抵抗値R20から測定に供したプローブP0 、P
1 、P2 …の接触抵抗と内部抵抗の合量R0 、R1 、R
2 …を引くようにすると、純粋に配線パターンのみの抵
抗を得ることができる。
【0013】
【実施例】図1は本発明の実施例を示す概念図である。
合成樹脂板あるいは金属板の表面に金メッキを施したテ
スト板3に、上記試験ヘッド1の全プローブP(P0
1 、P2 、…)が当接される。ここでは抵抗補正値検
出対象となっているプローブP0 と抵抗補正値検出対象
となっていない他の2つのプローブP1 、P2 を抽出し
て説明する。
【0014】ここで、 R0 …抵抗補正値検出対象プローブP0 の上記テスト板
3との接触抵抗R0aと内部抵抗R0bの合量 R1 …非検出対象プローブP1 の上記テスト板3との接
触抵抗R1aと内部抵抗R1bの合量 R2 …非検出対象プローブP2 の上記テスト板3との接
触抵抗R2aと内部抵抗R2bの合量 Rm1(Rm2)…プローブP0 、P1 間〔又はP0 、P2
間〕の金属メッキ部の抵抗 とするとき、プローブP0 の接触抵抗R0aと内部抵抗R
0bの合量R0 は、
【0015】
【数3】
【0016】で求めることができる。同様にして他のプ
ローブP1 、P2 、…の接触抵抗R1a、R2a…及び内部
抵抗R1b、R2b…の合量R1 、R2 …を求め、この値を
抵抗補正値として記憶メデアに記憶させておく。そし
て、実際の導通試験において例えばプローブP0 、P1
間の配線パターン20の抵抗R10は、プローブP1 、P
0 間の実測抵抗をR20とするとき、 R10=R20−(R0 +R1 ) … (2) で求められることになる。これによって、純粋に配線パ
ターン20のみの抵抗を求めることができる。
【0017】尚、一般に配線パターン20のみの抵抗は
最大でも1Ω前後であるのでスレッシュホールドを2〜
3Ωに設定することによってより厳密な導通テストを行
うことができる。上記においてテスト板3として表面に
金メッキを施した板状体を用いているが他の金属メッキ
を施したものあるいは金属の板であってもよいことはも
ちろんである。
【0018】
【発明の効果】以上説明したようにこの発明は、簡単な
計算で電気試験機の抵抗補正値を求めることができるの
で、各配線パターンの正確な抵抗値を把握することがで
き、特に配線パターンが数十μm以下でおこる線細りに
よる抵抗増加を検出することができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す概念図である。
【図2】従来例の概念図である。
【符号の説明】
3 テスト板 13(130 、131 …) スルーホール P0 (抵抗補正値検出対象の)プローブ P1 、P2 (非検出対象の)プローブ

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 金属のテスト板(3) に電気試験機の抵抗
    補正値検出対象のプローブ(P0)を他の2つのプローブ(P
    1)、(P2)とともに接触させた状態において、 【数1】 ここにおいて、 R0…抵抗補正値検出対象プローブP0 の上記テスト板
    (3) との接触抵抗R0aと、内部抵抗R0bの合量 R1…非検出対象プローブP1 の上記テスト板(3) との接
    触抵抗R1aと、内部抵抗R2aの合量 R2…非検出対象プローブP2 の上記テスト板(3) との接
    触抵抗R2aと、内部抵抗R2bの合量 Rm1(Rm2)…プローブP0 、P1間〔又はP0,P2 間〕の
    金属部の抵抗 なる式で求められるプローブのテスト板(3) との接触抵
    抗R0aと、内部抵抗R0bの合量R0 をプリント配線板の
    スルーホール(13)間の導通テストの補正値として検出す
    ることを特徴とする電気試験機の抵抗補正値検出方法。
JP3039898A 1991-03-06 1991-03-06 電気試験機の抵抗補正値検出方法 Withdrawn JPH0534398A (ja)

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