JPH05343280A - 半導体集積回路の製造方法 - Google Patents

半導体集積回路の製造方法

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JPH05343280A
JPH05343280A JP4150181A JP15018192A JPH05343280A JP H05343280 A JPH05343280 A JP H05343280A JP 4150181 A JP4150181 A JP 4150181A JP 15018192 A JP15018192 A JP 15018192A JP H05343280 A JPH05343280 A JP H05343280A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
substrate
polycrystalline silicon
data
resistance
resistor
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP4150181A
Other languages
English (en)
Inventor
Osamu Akiyama
修 秋山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
Priority to JP4150181A priority Critical patent/JPH05343280A/ja
Publication of JPH05343280A publication Critical patent/JPH05343280A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

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Landscapes

  • Exposure And Positioning Against Photoresist Photosensitive Materials (AREA)
  • Semiconductor Integrated Circuits (AREA)
  • Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】多結晶シリコン抵抗を用いた半導体集積回路装
置の製造方法において、多結晶シリコンの抵抗率ρS の
ばらつきを、抵抗パターンの露光時に補正して抵抗精度
を上げる。 【構成】露光機のシステムコントローラ1が、ショット
マップ・アライメントデータ以外に、基板のシート抵抗
(ρS )のマッピングデータを有し、ρS のばらつきを
抵抗体の幅で補正するために、基板内各チップの露光条
件を水準分けして、データバス3を介して、点灯回路I
/F12、アクチュエータI/F4に露光条件のデータ
を送る。 【効果】同一の基板内の露光時間が1ショットごとに制
御できるため抵抗幅を1チップごとに変えることが可能
となり、抵抗値が基板内の各個所で均一となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は半導体集積回路の製造方
法に関し、特にリソグラフィー技術にて多結晶シリコン
抵抗を形成する半導体集積回路の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の半導体集積回路の製造方法は、図
7に示すような縮小投影型露光機を用いた場合、ホルダ
8上に搭載されたレティクル9と、紫外線ランプ11
と、紫外線ランプ11を点灯するトランジスタ13と、
トランジスタ13にパルス信号を出力する点灯回路イン
タフェース12と、紫外線ランプ11の発する紫外光を
集光するレンズ10と照射時間を制御するシャッタ18
と、露光される半導体基板(以下、基板と称す)7を搭
載するテープル6と、テープル6をステップ状に移動す
るアクチュエータ5とを有し、一つの基板には同一条件
の照射時間、照度で露光を行っていた。
【0003】また、システムコントローラ1のデータ保
持媒体であるメモリ2にはショットマップ、アラインメ
ントデータが読み込まれている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】この従来の半導体集積
回路の製造方法では、一枚の基板の露光条件は、どのチ
ップでも同一条件であるため、基板上すなわちウェハ上
の複数個のチップ内の抵抗体は、すべて同一値のライン
幅となる。ところが基板上にCVDで堆積された多結晶
シリコンには、膜厚のばらつきがあり、さらに基板全面
にイオン注入した時の濃度もばらつきを持つため、ウェ
ハ内のシート抵抗(ρS )の基板内及び基板間のばらつ
きが大きくこれが最終的に抵抗値のばらつきを支配して
おり、特にウェハ内ばらつきを抑えることが困難である
という欠点があった。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の半導体集積回路
の製造方法の特徴は、使用するフォトレジストに対応し
た光源となるランプと、光源から発生するビームを集光
するレンズと、ランプの点灯時間、シャッタの開口時
間、ランプの輝度を外部信号によって1ショットづつ制
御する点灯回路インターフェースと、露光される基板を
移動するアクチュエータと、アクチュエータの駆動タイ
ミングを外部信号によって制御するアクチュエータイン
ターフェースと、前記点灯回路インターフェースとアク
チュエータインターフェースを制御するシステムコント
ローラと、このシステムコントローラの記憶媒体に書き
込まれたショットマップデータ、アラインメントデータ
及び基板内シート抵抗のマッピングデータとを備えるこ
とにある。
【0006】
【実施例】次に本発明について図面を参照して説明す
る。
【0007】図1は本発明の第1の実施例のシステム構
成図である。紫外線ランプ11から照射された紫外光
は、レンズ10によって集光されホルダ8上に搭載され
たレティクル9を通じて基板7に到達する。基板7はテ
ーブル6に固定され、テーブル6はアクチュエータ5に
よって1ショットづつステップ上に移動される。システ
ムコントローラ1はデータ保存媒体2に保存されている
基板内のシート抵抗マッピングデータに基づいて、最適
な抵抗幅を計算しその抵抗幅になるようデータバス3を
通じて点灯回路インターフェース12に照射時間の信号
を送る。点灯回路インターフェース(I/F)12はこ
の信号によって、コレクタが直流電源14に接続された
トランジスタ13のベースに制御信号Bを送って指定さ
れた時間だけトランジスタ13をONにして紫外線ラン
プ11を点灯し、かつシャッタ18に制御信号Bを送っ
てこれを開閉する。
【0008】紫外線ランプ11の点灯時間及びシャッタ
18の開口時間は以下のように決定される。
【0009】まずあらかじめ4端子法によって測定し、
データ保存媒体2に書き込まれた基板7内のシート抵抗
マッピングデータを読み込む。シート抵抗マッピングデ
ータは図2に示すように、基板7の上におけるたがいに
異なるシート抵抗の領域21〜25を示すデータすなわ
ち基板7の上におけるシート抵抗値の分布を示すデータ
である。次にこのシート抵抗マッピングデータと図3に
示すようなショットマップデータを会わせて、シート抵
抗の高い部分には抵抗幅が広く、シート抵抗が低い部分
には抵抗幅が狭くなるように水準分けを施した図4のマ
ッピングデータを生成する。図3は1つ1つのショット
領域31をマトリックス上に配列したマップデータで例
えばその1つ1つが半導体チップの1個1個に相当す
る。一方、図4は基板7上でたがいに異なる抵抗幅とな
る領域41〜45を示すデータ、すなわち基板7上の抵
抗幅値の分布を示すデータである。
【0010】この水準に対応して紫外線ランプ11の点
灯時間及びシャッタ18の開口時間が、1ショットづつ
制御される。基板7上に塗布されたレジストは照射時間
によって現像後のライン幅が制御され、エッチング後の
多結晶シリコンのライン幅もこのレジスト幅に対応して
図5の多結晶シリコン抵抗15と多結晶シリコン16の
ように、基板内の位置によっては抵抗体の幅を変えるこ
とが可能となる。図5は基板7上の実際の多結晶シリコ
ン抵抗の幅の分布を示すデータで、基板7上にたがいに
異なる多結晶シリコン抵抗幅となる領域51〜55が分
布している。マスクの抵抗幅設定は、すべての種類につ
いて統一することが望ましく、基本抵抗素子を直列、並
列接続して回路設計する必要がある。
【0011】図6は本発明の第2の実施例を示すシステ
ム構成図であり、前記第1の実施例と同様の機能を有す
る。第1の実施例との相違は点灯回路インターフェース
12が照射時間のパルス幅を変化させるのではなく、紫
外線ランプ11を点灯させる電源に電圧制御回路17を
設けて点灯回路インターフェース12からのアナログ電
圧信号で点灯電圧を制御し、紫外線ランプ11の輝度を
調整することでシート抵抗値に対応した最適な抵抗値幅
を得る。こうすることにより、基板7をテーブル移動す
る際の移動速度(タイミング)を一定に保つことができ
るため、アクチュエータ5の回路および制御シーケンス
を複雑にする必要がない。また、第1と第2の実施例を
組み合わせることで、抵抗体幅の制御範囲が拡大する。
またこれら実施例では露光機の光源を紫外線としたが、
光源はX線、電子線でもよい。
【0012】
【発明の効果】以上説明したように本発明は露光機の照
射条件を、基板シート抵抗値のマッピングデータに対応
させてシステムコントローラによって制御することで、
基板内のシート抵抗値(ρS )のばらつきによって生じ
る多結晶シリコン抵抗値のばらつきを大幅に低下させる
ことができる。例えば、従来技術で製造した半導体装置
で1枚の基板(ウェハ)内の抵抗値のばらつきが±20
%であった場合、露光工程のみ本発明を実施することで
抵抗値のばらつきを±5%以下抑えることが可能とな
る。
【0013】また、第2の実施例で示されるように、照
射時間ではなく、照射時の点灯電圧を制御することによ
り、テーブル移動の為の回路のアクチュエータへの制御
シーケンスを複雑にすることなく、多結晶シリコン抵抗
値のばらつきを低下させることもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例を説明するためのシステ
ム構成図。
【図2】基板のシート抵抗を示すマッピング図。
【図3】ショットマップ図。
【図4】抵抗体幅補正後のチップレイアウト図。
【図5】抵抗体幅補正後のチップレイアウト図。
【図6】本発明の第2の実施例を説明するためのシステ
ム構成図。
【図7】従来技術を説明するためのシステム構成図。
【符号の説明】
1 システムコントローラ 2 データ保存媒体 3 データバス 4 アクチュエータ・インターフェース 5 アクチュエータ 6 テーブル 7 基板 8 ホルダ 9 レティクル 10 レンズ 11 紫外線ランプ 12 点灯回路インターフェース 13 トランジスタ 14 DC電源 15 多結晶シリコン抵抗 16 多結晶シリコン抵抗 17 電圧制御回路 18 シャッタ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体基板上の多結晶シリコンを露光機
    を用いたリソグラフィー技術によって、抵抗体のフォト
    マスク像をパターンニングして抵抗を形成する半導体集
    積回路の製造方法において、前記露光機内の光源の点灯
    条件を外部信号によって1ショットづつ制御するインタ
    ーフェース回路と、前記半導体基板の保持時間を外部信
    号によって制御するインターフェース回路と、前記半導
    体基板を移動するアクチュエータと、前記二つのインタ
    ーフェース回路を制御するシステムコントローラと、前
    記システムコントローラの記憶媒体に書き込まれた半導
    体基板上の多結晶シリコンのシート抵抗値のマッピング
    データとを備えることを特徴とする半導体集積回路の製
    造方法。
JP4150181A 1992-06-10 1992-06-10 半導体集積回路の製造方法 Withdrawn JPH05343280A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009049167A (ja) * 2007-08-20 2009-03-05 Fujitsu Microelectronics Ltd 半導体装置の製造方法
JP2009200450A (ja) * 2007-02-27 2009-09-03 Canon Inc 情報処理装置、情報処理方法及びプログラム
JP2010238797A (ja) * 2009-03-30 2010-10-21 Fujitsu Semiconductor Ltd 半導体装置の製造方法
JP2014103255A (ja) * 2012-11-20 2014-06-05 Micronics Japan Co Ltd 多層配線基板、及びその製造方法

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JP2009049167A (ja) * 2007-08-20 2009-03-05 Fujitsu Microelectronics Ltd 半導体装置の製造方法
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Effective date: 19990831