JPH05342978A - 電源遮断回路 - Google Patents

電源遮断回路

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JPH05342978A
JPH05342978A JP16670292A JP16670292A JPH05342978A JP H05342978 A JPH05342978 A JP H05342978A JP 16670292 A JP16670292 A JP 16670292A JP 16670292 A JP16670292 A JP 16670292A JP H05342978 A JPH05342978 A JP H05342978A
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JP
Japan
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circuit
signal
power
cutoff
abnormal
Prior art date
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Application number
JP16670292A
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English (en)
Inventor
Hideki Aritome
英樹 有留
Mitsuhiro Okada
充弘 岡田
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Kokusai Electric Corp
Original Assignee
Kokusai Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 回路からの正常な出力電圧信号にノイズが乗
っても直ちに電源遮断とはせず、更に回路の異常電圧の
値を高くすることなく、誤遮断を防止できる精度の高い
電源遮断回路を提供する。 【構成】 タイマ21から与えられた一定時間内にカウ
ンタ22で単発的な断続的異常信号をカウントして特定
数カウントすると電源遮断指示信号を出力する断続的異
常処理部と、複数のD−ff23で連続的な異常信号を
一定時間遅らせて出力し、この出力と回路から出力され
ている異常信号との論理積をAND回路24から電源遮
断指示信号として出力し、両電源遮断指示信号の論理和
をOR回路25から出力する電源遮断回路である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電圧異常を信号として
受信し、電源との接続を遮断する電源遮断回路に係り、
特に単発的なノイズ等による誤遮断を防止できる電源遮
断回路に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の電源遮断回路について図6を使っ
て説明する。図6は、従来の電源遮断回路を使用した一
例を示す構成ブロック図である。図6に示すように、電
源遮断回路1は、電源2とプリント基板(PK)3との
間に設けられ、更に電源遮断回路1の内部構成は、電源
2とプリント基板3との実際の接続を遮断する遮断部1
1と、プリント基板3の入力と出力から異常電圧信号を
検出する検出部12とから構成されている。
【0003】そして、上記従来の電源遮断回路における
動作は、プリント基板3からの異常電圧信号を検出部1
2が検出すると、電源遮断指示信号が遮断部11に出力
され、この電源遮断指示信号を遮断部11が受け取るこ
とで電源2とプリント基板3との接続を遮断するように
なっている。
【0004】尚、異常電圧信号は、例えば、プリント基
板3に入力される入力電圧が5.0(V)であるときに
プリント基板3から出力される出力電圧が5.5(V)
以上である場合に、この出力電圧を異常電圧信号とする
ものである。従って、検出部12は、出力電圧を検出す
るものであり、特に、例えば、5.5(V)以上の出力
電圧を検出したときに電源遮断指示信号を遮断部11に
出力するものである。
【0005】更に、具体的に異常の場合の動作について
図7のタイミングチャート図を使って説明する。図7
は、異常の場合の電源遮断のタイミングチャート図であ
る。図7に示すように、正常な場合は、出力電圧の電圧
値が検出部12に設定されている異常値より低くなって
いるが、異常が発生すると、出力電圧の電圧値が異常値
より高くなってしまう。この時点を検出部12は検出し
て、電源遮断指示信号を遮断部11に出力し、遮断部1
1で電源遮断が行われるものである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の電源遮断回路では、図8(a)のタイミングチャー
ト図に示すように、通常の出力電圧信号にノイズが乗っ
た場合に、異常電圧の設定値(異常値)を超えてしまう
と、異常状態と判断して誤って電源を遮断してしまうと
いう問題点があった。
【0007】逆に、図8(b)のタイミングチャート図
に示すように、ノイズによる遮断を起こさせないため
に、異常値を高くすることも考えられるが、それでは普
通の異常電圧を異常と判断しない場合があるという問題
点があった。
【0008】本発明は上記実情に鑑みて為されたもの
で、通常の出力電圧信号にノイズが乗っても、直ちに電
源遮断とはせず、更に、回路の異常設定値を高くするこ
となく、誤遮断を防止できる精度の高い電源遮断回路を
提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記従来例の問題点を解
決するための請求項1記載の発明は、電源と前記電源か
らの電力が供給される回路との接続を遮断する電源遮断
回路において、前記回路からの単発的な異常信号により
カウントを開始し、予め設定された回数の単発的な異常
信号をカウントすると電源遮断指示信号を出力するカウ
ンタと、前記単発的な異常信号により動作を開始し、一
定時間経過すると前記カウンタ及び本体をリセットする
タイマとを具備する断続的異常処理部を有し、前記電源
遮断指示信号で前記電源と前記回路との遮断を行う遮断
部を有することを特徴としている。
【0010】上記従来例の問題点を解決するための請求
項2記載の発明は、電源と前記電源からの電力が供給さ
れる回路との接続を遮断する電源遮断回路において、前
記回路からの連続的な異常信号を時間的に遅らせて出力
するディレイ部と、前記ディレイ部からの出力と前記回
路からの連続的な異常信号との論理積で電源遮断指示信
号を出力するAND回路とを具備する連続的異常処理部
を有し、前記電源遮断指示信号で前記電源と前記回路と
の遮断を行う遮断部を有することを特徴としている。
【0011】上記従来例の問題点を解決するための請求
項3記載の発明は、電源遮断回路において、請求項1記
載の断続的異常処理部と請求項2記載の連続的異常処理
部とを有し、前記断続的異常処理部と前記連続的異常処
理部からの電源遮断指示信号で電源と回路との遮断を行
う遮断部を有することを特徴としている。
【0012】
【作用】請求項1記載の発明によれば、回路からの単発
的な異常信号によりタイマとカウンタがスタートし、タ
イマに設定された一定時間以内にカウンタが予め設定さ
れた回数の単発的な異常信号をカウントすると電源遮断
指示信号を出力し、一定時間以内にカウンタが予め設定
された回数をカウントしないとタイマによりリセットさ
れる断続的異常処理部を有し、電源遮断指示信号により
遮断部で電源と回路との遮断を行う電源遮断回路として
いるので、単発的な異常信号が入力されても、タイマの
一定時間内で特定回数断続的に異常信号が入力されない
と、電源遮断を行わないため、ノイズ等による誤遮断を
防止できる。
【0013】請求項2記載の発明によれば、回路からの
連続的な異常信号を時間的に遅らせてディレイ部から出
力し、AND回路で該出力と回路からの連続的な異常信
号との論理積で電源遮断指示信号を出力する連続的異常
処理部を有し、電源遮断指示信号により遮断部で電源と
回路との遮断を行う電源遮断回路としているので、ディ
レイ部で遅らせた時間中異常状態が連続して起きている
ような場合にのみ電源遮断を行い、連続的異常状態に対
して回路の異常電圧値を高くすることなく正確に電源を
遮断できる。
【0014】請求項3記載の発明によれば、請求項1記
載の断続的異常処理部と請求項2記載の連続的異常処理
部とを有し、両方の異常処理部からの電源遮断指示信号
で電源と回路との遮断を行う電源遮断回路としているの
で、単発的な異常信号に対する誤遮断を防止し、連続的
異常状態に対して正確に電源を遮断できる。
【0015】
【実施例】本発明の一実施例について図面を参照しなが
ら説明する。図1は、本発明の一実施例に係る電源遮断
回路を使用した一例を示す構成ブロック図である。尚、
図6と同様の構成をとる部分については同一の符号を付
して説明する。
【0016】本実施例の電源遮断回路1′は、電源2と
プリント基板(PK)3との間に設けられ、更に電源遮
断回路1′の内部構成は、電源2とプリント基板3との
実際の接続を遮断する遮断部11と、プリント基板3の
出力電圧の状態から電源遮断指示信号を出力する電源誤
遮断防止部13とから構成されている。
【0017】本実施例の電源遮断回路1′の遮断部11
は、従来の遮断部と同様の構成で電源遮断指示信号を受
け取ることで電源2とプリント基板3との接続を遮断す
るものである。また、電源誤遮断防止部13は、異常状
態が一定時間継続している場合と単発的な異常状態が断
続的に起こる場合に、遮断部11に電源遮断指示信号を
出力するものである。
【0018】次に、電源誤遮断防止部13の具体的構成
について図2を使って説明する。図2は、本実施例の電
源遮断回路の電源誤遮断防止部の回路構成図である。電
源誤遮断防止部13は、図2に示すように、タイマ21
と、カウンタ22と、ディーフリップフロップ(D−f
f)23a,23bと、AND回路24と、OR回路2
5とから構成されている。そして、電源誤遮断防止部1
3の入力側(A)がプリント基板3の出力側に接続し、
入力側(A)はタイマ21、カウンタ22、D−ff2
3a及びAND回路24に接続し、また、OR回路25
の出力側が電源誤遮断防止部13の出力側(B)となっ
て遮断部11に接続している。
【0019】更に、具体的な接続関係について説明する
と、タイマ21の出力がタイマ21自体のリセット(Res
et) とカウンタ22のリセット(Reset) に入力され、カ
ウンタ22の出力がOR回路25に入力され、D−ff
23a,23bには同じクロック(clock) が与えられ、
D−ff23aの出力Q1 がD−ff23bの入力D2
に入力され、D−ff23bの出力Q2 がAND回路2
4に入力され、AND回路24の出力がOR回路25に
入力されるようになっている。
【0020】ここで、タイマ21は、入力側(A)に入
力される信号をトリガとしてタイマがスタートし、特定
時間(タイマ時間)経過すると、タイマ21自体をリセ
ットし、同時にカウンタ22をもリセットする。また、
カウンタ22は、予めカウント数が設定されており、入
力側(A)に入力される信号をトリガとしてカウントを
開始し、設定されたカウント数分カウントを行うと信号
(これが電源遮断指示信号となる)を出力するものであ
る。尚、入力側(A)に入力される信号とは、プリント
基板3から出力される正常の信号レベルでない異常と思
われるレベルの信号である。本実施例では、入力側
(A)に入力される異常と思われるレベルの信号は、正
常レベルに比べて高い場合を想定している。
【0021】そして、D−ff23aは、入力側(A)
に入力される信号を入力D1 で受け取り、クロックを基
準として該信号を取り出してQ1 から出力し、D−ff
23bは、Q1 から出力を入力D2 で受け取り、1クロ
ック分遅らせてQ2 からAND回路24に出力するもの
である。また、AND回路24は、D−ff23bのQ
2 からの出力と入力側(A)に入力される信号との論理
積を取って出力するものである。AND回路24からの
信号が電源遮断指示信号となるものである。
【0022】そして、OR回路25は、カウンタ22か
らの出力とAND回路24からの出力との論理和を取っ
て出力するものである。従って、カウンタ22からの電
源遮断指示信号又はAND回路24からの電源遮断指示
信号、更に両者からの電源遮断指示信号が電源誤遮断防
止部13の出力側(B)に出力されることになる。
【0023】次に、本実施例の電源遮断回路1′の電源
誤遮断防止部13の動作について図2〜図4を使って説
明する。図3は、単発的な異常状態が断続的に起こった
場合のタイミングチャート図であり、図4は、異常状態
が一定時間継続して起こった場合のタイミングチャート
図であである。尚、図3の(1)(2)(3)の信号は
図2における(1)(2)(3)の部分の信号を表して
おり、図4の(1)′(2)′(3)′(4)′の信号
は図2における(1)′(2)′(3)′(4)′の部
分の信号を表している。
【0024】まず、単発的な異常状態が数回起こった場
合と単発的な異常状態が断続的に起こった場合について
図2及び図3を使って説明する。単発的な異常状態で
は、図2のタイマ21とカウンタ22が使用され、図2
(1)部分の信号が、図3(1)の前半部分に示すよう
に、例えば、2回の単発的な異常信号を含むような場
合、図3(2)の前半部分に示すように、最初の異常信
号でタイマ21とカウンタ22が動作を開始し、タイマ
時間内に次に単発的な異常信号が発生すると、タイマ2
1は再スタートし、カウンタ22は1つカウントアップ
する。そして、タイマ時間中に更に次に単発的な異常信
号が発生しなければ、タイマ21はタイマ21自体とカ
ウンタ22をリセットする。従って、図3(3)の前半
部分に示すように、カウンタ22から信号(電源遮断指
示信号)が出力されない。
【0025】また、図3(1)の後半部分に示すよう
に、単発的な異常信号が断続的に入力された場合に、図
3(2)の後半部分に示すように、単発的な異常信号が
入力される毎にタイマ時間を更新し、本実施例では4回
のカウント数がカウンタ22にセットしてあるとする
と、4回目の単発的な異常信号が発生した時点で、図3
(3)の後半部分に示すように、カウンタ22は電源遮
断指示信号を出力するものである。尚、カウンタ22に
セットするカウント数は可変とすることができる。従っ
て、タイマ21とカウンタ22は、単発的な異常信号が
断続的に発生しているときに電源遮断指示信号を出力す
るもので、断続的異常に対処する断続的処理部というこ
とができる。
【0026】次に、異常状態が一定時間継続して起こっ
た場合について図2及び図4を使って説明する。この場
合には、図2のD−ff23a,D−ff23b及びA
ND回路24が使用される。まず、図2(1)′部分か
らD−ff23aの入力D1 に単発的な異常信号が図4
(1)′の前半部分に示すように入力された場合には、
D−ff23aの出力Q1 からの信号は図4(2)′に
示すようにクロックに同期した信号となり、更にこの信
号がD−ff23bの入力D2 に入力され、1クロック
分遅らせて出力Q2 から図4(3)′に示すようにAN
D回路24に出力される。AND回路24には電源誤遮
断防止部13の入力側(A)も接続されているため、図
4(1)′と同じ信号が入力され、D−ff23bの出
力と入力側(A)からの入力との論理積がAND回路2
4の出力となる。ここでは、図4(4)′の前半部分に
示すように、論理積が取れないため、電源遮断指示信号
の出力がない。
【0027】また、異常状態が一定時間継続して起こっ
た場合には、図4(1)′の後半部分に示すような信号
が入力側(A)からD−ff23aの入力D1 に入力さ
れ、D−ff23aの出力Q1 では図4(2)′に示す
ようなクロックに同期した信号となり、更に図4
(3)′に示すように1クロック分遅らせてD−ff2
3bの出力Q2 からAND回路24に出力される。図4
の後半部分ではD−ff23bの出力と入力側(A)の
入力との論理積が取れるため、図4(4)′の後半部分
に示すように論理積が取れた時にAND回路24から電
源遮断指示信号が出力される。従って、D−ff23
a,23bとAND回路24は、異常状態が継続的(連
続的)であるときに電源遮断指示信号を出力するもの
で、連続的異常に対処する連続的処理部ということがで
きる。
【0028】そして、本実施例の電源遮断回路1′の電
源誤遮断防止部13では、単発的な異常状態が断続的に
起こった場合と異常状態が一定時間継続して起こった場
合の両方についての電源遮断指示信号がOR回路25で
論理和を取って出力されるものである。従って、本実施
例の電源遮断回路1は、単発的な異常状態が断続的に起
こった場合と異常状態が一定時間継続して起こった場合
のいずれについても、電源を遮断することができるもの
である。
【0029】次に、本実施例の電源遮断回路の具体的な
動作について、図5を使って説明する。図5は、本実施
例の電源遮断回路の動作のフローチャート図である。図
5に示すように、電源遮断回路の電源誤遮断防止部13
に異常信号が入力されると(101)、タイマ21が一
定時間動作して一定時間次の異常信号が入力されなけれ
ば、タイマ21をリセットし、同時にカウンタ22のリ
セットも行う(102)。また、最初の異常信号の入力
でカウンタ22も動作を開始し、タイマ21の一定時間
以内に何回単発的な異常信号が入力されるかをカウント
し、ある一定回数以上の回数になったかの判断を行う
(103)。一定回数以上であれば遮断部11に電源遮
断指示信号を出力する(105)。また一定回数未満で
あればD−ff23a,23b,AND回路24で一定
時間継続して異常状態が起こったかどうか判断され(1
04)、異常であれば遮断部11に電源遮断指示信号を
出力する(105)。そして、電源遮断指示信号により
遮断部11が電源遮断を行う(106)。
【0030】本実施例の電源遮断回路1′によれば、正
常信号にノイズが乗ったような信号又は単なる単発的な
異常信号のような異常かも知れない信号(単発的な異常
信号)をカウントし、この単発的な異常信号がある一定
回数以上断続的に発生するのであれば、タイマ21とカ
ウンタ22とで異常と判断して電源遮断を行い、また、
一定時間継続して異常状態が起こっているのであれば、
D−ff23a,23b,AND回路24で異常と判断
して電源遮断を行うことができるので、通常のプリント
基板3からの出力電圧信号にノイズが乗っても、直ちに
電源遮断とはせず、更に、電源遮断回路1の異常設定値
を高くすることなく、誤遮断を防止することができ、精
度を向上させることができる効果がある。
【0031】尚、図2の実施例においては、D−ffを
2個用いて継続した異常状態の一定時間を1クロック分
遅らせていたが、このD−ffを多段にすることで継続
した異常状態の一定時間を更に長くすることが可能であ
る。つまり、複数のD−ffが異常信号を遅らせて出力
するディレイ部の役割を果たし、このディレイ時間が上
記一定時間となるものである。
【0032】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、回路から
の単発的な異常信号によりタイマとカウンタがスタート
し、タイマに設定された一定時間以内にカウンタが予め
設定された回数の単発的な異常信号をカウントすると電
源遮断指示信号を出力し、一定時間以内にカウンタが予
め設定された回数をカウントしないとタイマによりリセ
ットされる断続的異常処理部を有し、電源遮断指示信号
により遮断部で電源と回路との遮断を行う電源遮断回路
としているので、単発的な異常信号が入力されても、タ
イマの一定時間内で特定回数断続的に異常信号が入力さ
れないと、電源遮断を行わないため、ノイズ等による誤
遮断を防止できる効果がある。
【0033】請求項2記載の発明によれば、回路からの
連続的な異常信号を時間的に遅らせてディレイ部から出
力し、AND回路で該出力と回路からの連続的な異常信
号との論理積で電源遮断指示信号を出力する連続的異常
処理部を有し、電源遮断指示信号により遮断部で電源と
回路との遮断を行う電源遮断回路としているので、ディ
レイ部で遅らせた時間中異常状態が連続して起きている
ような場合にのみ電源遮断を行い、連続的異常状態に対
して回路の異常電圧値を高くすることなく正確に電源を
遮断できる効果がある。
【0034】請求項3記載の発明によれば、請求項1記
載の断続的異常処理部と請求項2記載の連続的異常処理
部とを有し、両方の異常処理部からの電源遮断指示信号
で電源と回路との遮断を行う電源遮断回路としているの
で、単発的な異常信号に対する誤遮断を防止し、連続的
異常状態に対して正確に電源を遮断できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る電源遮断回路を使用し
た一例を示す構成ブロック図である。
【図2】本実施例の電源遮断回路の電源誤遮断防止部の
回路構成図である。
【図3】単発的な異常状態が断続的に起こった場合のタ
イミングチャート図である。
【図4】異常状態が一定時間継続して起こった場合のタ
イミングチャート図である。
【図5】本実施例の電源遮断回路の動作のフローチャー
ト図である。
【図6】従来の電源遮断回路を使用した一例を示す構成
ブロック図である。
【図7】従来の異常状態のタイミングチャート図であ
る。
【図8】(a)は単発的な異常状態が起こった場合のタ
イミングチャート図であり、(b)は異常状態が一定時
間継続して起こった場合のタイミングチャート図であ
る。
【符号の説明】
1…電源遮断回路、 2…電源、 3…プリント基板、
11…遮断部、 12…検出部、 13…電源誤遮断
防止部、 21…タイマ、 22…カウンタ、23…D
−ff、 24…AND回路、 25…OR回路

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電源と前記電源からの電力が供給される
    回路との接続を遮断する電源遮断回路において、前記回
    路からの単発的な異常信号によりカウントを開始し、予
    め設定された回数の単発的な異常信号をカウントすると
    電源遮断指示信号を出力するカウンタと、前記単発的な
    異常信号により動作を開始し、一定時間経過すると前記
    カウンタ及び本体をリセットするタイマとを具備する断
    続的異常処理部を有し、前記電源遮断指示信号で前記電
    源と前記回路との遮断を行う遮断部を有することを特徴
    とする電源遮断回路。
  2. 【請求項2】 電源と前記電源からの電力が供給される
    回路との接続を遮断する電源遮断回路において、前記回
    路からの連続的な異常信号を時間的に遅らせて出力する
    ディレイ部と、前記ディレイ部からの出力と前記回路か
    らの連続的な異常信号との論理積で電源遮断指示信号を
    出力するAND回路とを具備する連続的異常処理部を有
    し、前記電源遮断指示信号で前記電源と前記回路との遮
    断を行う遮断部を有することを特徴とする電源遮断回
    路。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の断続的異常処理部と請求
    項2記載の連続的異常処理部とを有し、前記断続的異常
    処理部と前記連続的異常処理部からの電源遮断指示信号
    で電源と回路との遮断を行う遮断部を有することを特徴
    とする電源遮断回路。
JP16670292A 1992-06-03 1992-06-03 電源遮断回路 Pending JPH05342978A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008077597A (ja) * 2006-09-25 2008-04-03 Mitsubishi Electric Corp 遮断回路検証装置および検証信号保持装置
JP2009278820A (ja) * 2008-05-16 2009-11-26 Panasonic Corp モータ駆動装置
JP2013192313A (ja) * 2012-03-13 2013-09-26 Chugoku Electric Power Co Inc:The 過電圧保護用制御機器

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