JPH05342460A - 自動販売機の稼動データ収集システムおよび方法 - Google Patents

自動販売機の稼動データ収集システムおよび方法

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JPH05342460A
JPH05342460A JP4145687A JP14568792A JPH05342460A JP H05342460 A JPH05342460 A JP H05342460A JP 4145687 A JP4145687 A JP 4145687A JP 14568792 A JP14568792 A JP 14568792A JP H05342460 A JPH05342460 A JP H05342460A
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JP
Japan
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memory card
vending machine
recording
operation data
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JP4145687A
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Hideo Kume
秀夫 久米
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Mitsubishi Plastics Inc
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Mitsubishi Plastics Inc
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Publication date
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  • Control Of Vending Devices And Auxiliary Devices For Vending Devices (AREA)
  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 自動販売機から稼動データを容易に収集する
こと。 【構成】 自動販売機21に設けられた、稼動データ記
録用メモリカード22の接続手段としてのコネクタ30
と自動販売機21内で発生した稼動データを稼動データ
記録用メモリカード22に記録するためのインターフェ
ース用半導体回路29およびコントロール部28を含む
稼動データ記録制御手段と、稼動データ記録用メモリカ
ード22とデータ収集用メモリカード24の接続手段と
してのコネクタおよびこのコネクタを介して稼動データ
記録用メモリカード22からとり出したデータをデータ
収集用メモリカード24に記録する収集用データ記録制
御手段を有する携帯機23を有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は自動販売機の稼動データ
収集システムおよび方法に関する。
【0002】
【従来の技術】図9および図10は、従来の稼動データ
収集システムの構成例を示す図である。
【0003】図9において、1は自動販売機、2はデー
タ収集用携帯機、6は自動販売機1内のコントロール
部、7は同じく稼動データ記憶部であって、コントロー
ル部6より商品を販売ごとに計数し、記憶する。
【0004】8は外部インターフェース部であって、デ
ータ収集用携帯機2と信号ケーブル9を介して接続さ
れ、稼動データ記憶部7のデータの入出力をする。デー
タ収集用携帯機2中に配された2′で示すキー入力部よ
りデータ収集の起動をかけることにより信号ケーブル9
と外部インターフェース部8を介してコントロール部6
へ稼動データの送出を要求することによって、稼動デー
タ記憶部7中のデータは外部インターフェース部8およ
び信号ケーブル9を介してデータ収集用携帯機2内のメ
モリに記憶される。
【0005】以下同様にして複数の自動販売機よりデー
タ収集用携帯機2に稼動データを収集した後、このデー
タ収集用携帯機2を営業所に持ち帰り、インターフェー
ス3と信号ケーブル9を介してコンピュータ4へ収集し
た稼動データを送信する。コンピュータ4は入力された
稼動データをもとに自動販売機ごとの売上や全売上集計
等の集中的な売上管理を行うものであり、その結果はプ
リンタ5によって記録紙5Aに記録される。
【0006】図10は従来の稼動データ収集システムの
構成例を示す図であって、11は自動販売機、12はメ
モリカード、16は自動販売機11内のコントロール
部、17は稼動データ記憶部であって、コントロール部
16より商品を販売ごとに計数し、記憶する。
【0007】19はメモリカードのリードライト装置
で、メモリカード12,12′にデータを書き込んだ
り、読み出したりする装置である。18はインターフェ
ース部で、メモリカード12がメモリカードのリードラ
イト装置19に装着されることにより、インターフェー
ス部18を介してコントロール部16へ稼動データの送
出を要求し、稼動データ記憶部17中のデータがインタ
ーフェース部18を介し、メモリカードのリードライト
装置19に送られ、メモリカード12に書き込まれる。
書き込み終了後、メモリカード12をメモリカードのリ
ードライト装置19より外す。
【0008】また、システムによっては、メモリカード
12はメモリカードのリードライト装置19に常時接続
され、随時インターフェース部18を介し、稼動データ
記憶部17内のデータがメモリカード12に書き込まれ
るものもある。この場合、稼動データ収集時はメモリカ
ード12をメモリカードのリードライト装置19から外
し、かつ12′で示す別のメモリカードを装着する。
【0009】以下同様に、複数の自動販売機より稼動デ
ータを収集した後、12または12′で示すメモリカー
ドを営業所に持ち帰り、コンピュータ14に接続された
メモリカードのリードライト装置13に接続し、収集し
た稼動データをコンピュータ14に入力する。コンピュ
ータ14は入力された稼動データをもとに、自動販売機
ごとの売上や全売上集計等の集中的な売上管理を行うも
のであり、その結果をプリンタ15によって記録紙15
Aに記録する。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記の
売上データ収集システムには以下のような問題点があっ
た。
【0011】(1)図9のデータ収集用携帯機2では、
稼動データを記憶するメモリ容量が固定のため、自動販
売機台数が多くなった場合、対応できない場合がある。
従って、売上データを収集できる自動販売機台数が限定
される。
【0012】(2)データ収集用携帯機2が、データの
収集中に異常が発生した場合、異常発生以前に収集した
データが消失することがあり、売上データが無効となる
危険性がある。
【0013】(3)データ収集用携帯機2は、営業所に
てのデータ集計がデータ収集用携帯機本体からのデータ
出力となるため、集計時は収集業務に使えず稼動効率が
悪く、収集業務と集計業務を分離して実行できない。
【0014】(4)図10におけるメモリカード12に
記録したデータは、営業所で集計するまでわからず人に
よる誤った操作によるデータの誤書き込み等の判断がつ
かず、収集した自動販売機の売上データが無効となるお
それがある。
【0015】(5)メモリカード12では、その場で異
常データ、釣り銭切れ、商品の売上状況が判断できない
ため、商品の陳列変更や修理等がその場でできず、二度
手間になり、人および自動販売機の稼動効率が悪い。
【0016】(6)メモリカード12に記憶するデータ
は自動販売機側でコントロールされるので、収集データ
の変更時は自動販売機側のソフトウェアを修正しなけれ
ならず、多くのコストが生じる。
【0017】そこで本発明は以上のような問題を解消し
た自動販売機の稼動データ収集システムおよび方法を提
供することにある。
【0018】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明は、自動販売機に設けられた、稼動データ記録用
メモリカードの接続手段と、前記自動販売機内で発生し
た稼動データを前記接続手段を介して前記稼動データ記
録用メモリカードに記録するための稼動データ記録制御
手段と、前記稼動データ記録用メモリカードとデータ収
集用メモリカードの接続手段、および該接続手段を介し
て、前記稼動データ記録用メモリカードからとり出した
データを前記データ収集用メモリカードに記録する収集
用データ記録制御手段を有する携帯機とを具えたことを
特徴とする。
【0019】
【作用】本発明によれば、自動販売機内で発生した稼動
データを当該自動販売機に接続した稼動データ記録用メ
モリカードに記録し、前記自動販売機からとり去った後
の前記稼動データ記録用メモリカードを携帯機に接続
し、前記稼動データ記録用メモリカードからとり出した
データを、前記携帯機に接続したデータ収集用メモリカ
ードに記録する。
【0020】
【実施例】本発明にかかる自動販売機の稼動データ収集
システムの実施例の構成を図1に示す。
【0021】21は自動販売機であり、28は自動販売
機21のコントロール部、29はインターフェース用半
導体回路であり、コントロール部28でメモリカードに
アクセスするための入出力回路として動作する。メモリ
カード22は、メモリカード用コネクタ30を介してイ
ンターフェース用半導体回路29と接続される。
【0022】メモリカード22中には自動販売機21内
の商品コラムごとの商品識別データ、商品価格データお
よび自動販売機の識別データが書き込まれており、商品
販売時、コントロール部28はインターフェース用半導
体回路29およびメモリカード用コネクタ30を介し
て、メモリカード22から読み出した商品コラムごとの
商品価格データを利用して清算処理をし、さらにメモリ
カード22中に時間軸上の単位で集計している商品コラ
ムごとのデータを読み出し、そのデータに販売数を加算
し、結果をメモリカード22の所定領域に書き込む。ま
た、釣り銭切れ回数等の異常発生時も同様な処理をす
る。ただし、メモリカード22のメモリ容量はデータ収
集の期間に順次データを書き込んでもオーバーフローし
ないものとする。
【0023】23はデータ収集用携帯機であり、2つの
メモリカード用スロットを有し、どちらのスロットで
も、メモリカードのデータを読み書き可能である。24
はデータ収集用メモリカードであり、稼動データの収集
時、データ収集用携帯機23に接続される。稼動データ
収集時、データ収集用メモリカード24が接続されたデ
ータ収集用携帯機23にメモリカード22をメモリカー
ド用コネクタ30から外し、データ収集用携帯機23に
差し込む。データ収集用携帯機23はメモリカード22
の挿入検知信号に基づいてメモリカード22中の稼動デ
ータから必要データのみ読み出し、データ収集用メモリ
カード24に書き込む。
【0024】また、データ収集用携帯機23はメモリカ
ード22の挿入検知信号を検知した後、キー入力部23
bよりの起動操作により稼動データ処理を開始する場合
もある。さらに、稼動データ収集中は表示画面23aで
実行中を知らせることができる。
【0025】稼動データ終了後、表示画面23aは処理
完了を知らせ、キー入力部23bの操作により売上デー
タの表示が可能であり、自動販売機から収集した金額つ
まり売上金額と売上データの照合ができ、かつデータ収
集用携帯機23の誤操作による誤入力も確認できるの
で、収集入力のやり直しができ、誤操作や誤入力を回避
できる。同様に、各商品ごとの販売個数、釣り銭切れ回
数や異常情報が表示画面23aとキー入力部23bで表
示可能であり、その場でのメンテナンスを実行すること
が可能である。さらに、表示画面23aとキー入力部2
3bによりメモリカード22中の商品コラム別の商品識
別データや商品価格データの変更が可能である。
【0026】稼動データの収集完了後、データ収集用携
帯機23よりメモリカード22を外し、メモリカード2
2をメモリカード用コネクタ30に接続することにより
新しい稼動データを書き込むことができる。
【0027】メモリカード22のメモリカード用コネク
タ30への挿抜時、メモリカード22の挿入検知信号の
ON/OFFにより自動販売機コントロール部28から
メモリカード22へのアクセスができるか否かを判断す
ることができる。また、メモリカード22への誤動作を
防ぐため、スイッチ31をコントロール部に設け、メモ
リカード抜去前に前記スイッチ31がOFFまたはON
する機構を装備してある。
【0028】データ収集用携帯機23は、データ収集用
メモリカード24を利用しており、収集データは前記メ
モリカード24に書き込まれる。したがって、データ収
集用携帯機23が故障しても、それ以前の収集データは
メモリカード24に記憶されているため、前記のデータ
収集用携帯機23を交換することにより、そのまま収集
業務を続行可能であり、稼動データが消失するおそれが
少ない。
【0029】また、データ収集用メモリカード24が、
容量が足りなくなった場合、別途用意したデータ収集用
メモリカードに交換することにより収集業務が続行でき
る。このようにすると、メモリ容量が限定されないた
め、データを収集する自動販売機の台数が限定されな
い。以下同様に複数の自動販売機より稼動データを収集
した後、集計用のメモリカードを営業所に持ち帰り、コ
ンピュータ26に接続されたメモリカードのリードライ
ト装置25に接続し、収集した稼動データをコンピュー
タ26に入力する。コンピュータ26は、入力された稼
動データをもとにファイル処理やプリンタ27により売
上伝票を作成したり、モデム28等を通して他の営業所
やホストコンピュータとの稼動データの情報授受を行っ
たり、自動販売機ごとの売上、商品単位の売上、地域ご
との売上および全売上集計等の集中的な売上管理が行わ
れる。
【0030】このシステムにおいては、稼動データはデ
ータ収集用メモリカード24に記録されているため、デ
ータ収集用携帯機23よりデータ収集用メモリカード2
4を抜去することにより、携帯機23は別途業務に使用
することができ、稼動率が上がる。また、集計業務はデ
ータ収集用携帯機23と分離されるため、データ収集業
務と平行して作業を行うことができる。さらに、データ
収集用メモリカード24を抜いておくことで、データ収
集用携帯機23の誤使用によるデータの消去を防ぐこと
ができる。データ収集用メモリカード24中に、作業員
の識別データを書き込んでおくことにより、1日何台の
自動販売機を集計したか等の作業員の稼動管理を行うこ
とができる。
【0031】図2に、このシステムで使用する自動販売
機のコントロール部の一例を示す。
【0032】41は自動販売機のコントロール部であ
り、CPU42,CPU42のプログラムが格納されて
いるROM43,CPU42のスタックポインタ格納や
演算処理をするためのRAM44を有する。45はメモ
リカードの読み書きを制御するインターフェース用半導
体回路であり、46はメモリカード用コネクタであり、
47はメモリカードであり、48は商品販売時にCPU
42によって制御される搬出機構であり、49はデータ
収集用携帯機のキー入力部(図1の23b)と同様の機
能をもつキーボードであり、50はデータ収集用携帯機
の表示画面(図1の23a)と同様の機能をもつ表示器
である。
【0033】ただし、キーボード49,表示器50は、
システム中には必ず必要というものではなく、このシス
テムを使用しない時には、通常の自動販売機として使用
するための売上表示や商品価格の設定入力に使用され
る。
【0034】メモリカード47中にはあらかじめ当該の
自動販売機の設定用データが記録されているが、その中
で稼動データに係る設定用データの一例を図3に示す。
【0035】61はメモリカード中の稼動データに係る
設定領域を示し、62は当該メモリカードの種別を表わ
すデータであり、当該メモリカードの書き込み方式が決
定されるデータである。63は当該メモリカードのメモ
リ容量を表わし、64は自動販売機の識別データを表わ
し、65は設定データ記録部最終アドレスを表わし、6
6は稼動データ情報部開始アドレスを示し、67は稼動
データ実記録部開始アドレスを示し、68は設定データ
を記録または変更した時の日付データを示し、69は稼
動データ記録フラグデータであり、稼動データの記録を
実行するか否かのデータが書き込まれている。
【0036】70〜72は商品コラム別の商品データ
で、70は商品コラムNoデータを示し、71は商品識
別データで、商品の種類を示し、72は商品価格データ
で、当該の自動販売機での販売価格を示し、商品コラム
別に順次記録されている。73は商品コラム別終了デー
タで、商品コラム別の商品データが終了したことを示
す。ただし、商品コラム別データが順番に書き込まれた
り、商品コラム数が決まっている時には商品コラムNo
データ70、および商品コラム別終了データ73は必ず
しも必要とならない。
【0037】図4,図5はメモリカード内の稼動データ
の記録部を示し、かつ日単位の稼動を記録した場合の一
例を示す。
【0038】図4は稼動データ記録情報部を示し、稼動
データの収集日および収集したアドレスの範囲が記録さ
れている。81は後述するデータ収集用携帯機により稼
動データ収集時の年月日が記録され、記録前のデータは
84に記録される。82,83は収集日81に収集した
稼動データの開始アドレスと最終アドレスを示す。同様
に、稼動データ収集時にあらかじめ記録されていたアド
レスデータは85,86に記録される。
【0039】図5は稼動データの実記録部を示し、当該
自動販売機により、日単位のデータとして記録した場合
の一実施例である。91は稼動データフラグとして、こ
れから続くデータが既に収集されたものか、新しく記録
したデータであるかを示す。92は稼動データ記録月日
を示し、93〜95は商品コラム別の売上数量データで
あり、93は商品コラムNoデータを示し、94は売上
数量を示し、95はおまけで販売された数量を示し、商
品コラム別に順次記録される。
【0040】96は釣り銭切れをした回数が記録され、
97は異常データが記録される。この91〜97のブロ
ックが順次日付ごとに記録され、かつメモリの上限と判
断すると、稼動データ実記録部開始アドレスへ戻り、順
次記録される。91の稼動データフラグがあることによ
り停電時どのブロックから記録すればよいかが判断でき
るとともに、92の稼動データ記録月日が記録されてい
るので停電等により稼動しなかった場合も判断ができ
る。
【0041】図6,図7に当該自動販売機における稼動
データの記録方法の一例を示す。ただし、当該自動販売
機に図3,図4に示すデータがあらかじめ書き込まれて
いるメモリカードが接続されているものとする。
【0042】図6は当該自動販売機に電源が投入され、
販売可能となるまでの状態を示す。101に示すように
当該自動販売機の電源を投入し、102で示すように図
3の62で示すメモリカードの種別データを読み出し、
103で示すようにメモリカードへの書き込み方法を決
定する。つまり、メモリカード中のメモリ種類をコード
化し、あらかじめ記録しておき、このデータを読み出
し、当該メモリの種類をCPUが判断し、書き込み方法
を決定する。
【0043】次に、104で示すように、図3の69に
示す稼動データ記録フラグを読み出す。前記の稼動デー
タ記録フラグは稼動データを記録するか否かのデータが
あらかじめ書き込まれている。これは、当該自動販売機
が稼動データの収集を必要としない場合、記録しないと
いうデータを書くことにより、記録動作を停止する。
【0044】次に、105で示すように、前記の稼動デ
ータ記録フラグのデータにより、稼動データを記録する
か否かを判断し、しないのであれば販売可能とする。稼
動データを記録すると判断した場合は、106で示すよ
うに図4の83で示す今回データ収集最終アドレスを読
み出し、107で示すように、前記最終アドレスの次の
稼動データブロック中の図5の91で示す稼動データフ
ラグを読み出す。前記の稼動フラグは対応する稼動デー
タのブロックがすでに収集済であるか否かを表わすデー
タであり、後述するデータ収集用携帯機で収集時に収集
した稼動データのブロック中の稼動データフラグは、収
集済のデータが書き込まれる。また、当該自動販売機は
稼動データを収集したメモリカードが接続されると、図
4の83で示す今回データ収集最終アドレスのデータを
読み出し、その次のブロックの前記の稼動データフラグ
に収集済ではないことを表わすデータを書き込み稼動デ
ータを記録する。一度も稼動データを書き込んでいない
メモリカードでは、全てのブロックの稼動データフラグ
が収集済と記録されており、かつ、図4の82,83で
示す今回データ収集開始アドレスおよび最終アドレスに
は稼動データの最終ブロックのアドレスがあらかじめ記
録されているものとする。
【0045】次に、108で示すように、前記の稼動デ
ータフラグが収集済と示されているかを判断し、収集済
でなければ、稼動データ収集後に、当該自動販売機によ
り記録された稼動データと判断し、109で示すように
次の稼動データのブロック中の稼動データフラグを読み
出し、108に戻り、収集済のデータがみつかるまで順
次検索する。
【0046】108で稼動データフラグに収集済と記録
された稼動ブロックを捜し出すと、110で示すように
当該稼動データのブロックを消去する。このことによ
り、稼動データフラグも消去される。次に、111で示
すように、図5の92で示す稼動データ記録月日にその
日の日付データを書き込み、112で示すように、当該
稼動データのブロック内に図5の93に示す商品コラム
Noデータを書き込む。ただし、稼動データブロック消
去時に、前記商品コラムNoデータのみ消去しなければ
この限りではない。この一連の動作により、販売可能と
なる。
【0047】図7は当該自動販売機の商品販売時の清算
方法と稼動データの記録方法を示す。
【0048】121に示すように、当該自動販売機に金
銭が投入されると、122で示すように、商品の選択ボ
タンが押されるまで、金銭の投入金額を監視し、商品の
選択ボタンが押された場合は、123で示すように、選
択ボタンに対応した商品コラムの図3の72で示す商品
価格データを読み出し、124で示すように、投入金額
が商品価格と等しいかまたは大きいかを判断し、大きけ
れば125で示すように商品販売を実行する。もし、小
さい場合は121に戻り金銭の投入を監視する。
【0049】次に、126で示すように、釣り銭処理と
して投入金額と商品価格に差異が生じた場合、釣り銭を
返却する。その後、127で示すように、図3の69で
示す稼動データ記録フラグを読み出し、128で示すよ
うに、稼動データを記録しないと書き込まれていた場
合、稼動データを記録せずに動作を終了し、新しい販売
動作を開始する。前記の稼動データ記録フラグに稼動デ
ータを記録すると書き込まれている場合、129で示す
ように、稼動日付に対応した稼動データのブロック内の
販売した商品コラムNoに対応した図5の94で示す売
上数量のデータを読み出し、130で示すように前記の
売上数量データに1を加え、131で示すように販売し
た商品コラムNoに対応した前記の売上数量記録部に書
き込む。
【0050】この一連の動作により終了し、新しい販売
動作を開始する。
【0051】また、日付が変更になると、次の稼動デー
タのブロックに対して、図6の110〜112で示した
動作をし、順次稼動データを記録する。
【0052】次に、当該自動販売機より稼動データを入
手するためのデータ収集用携帯機の一例を図8に示す。
【0053】141はデータ収集用携帯機(本体)であ
り、当該データ収集用携帯機141は、CPU142
と、プログラムおよびデータが記録されているROM1
43と、データを一時記憶するためのRAM144と、
表示器147と、この表示器147に文字および図形を
表示するための表示用コントローラ145と、表示用ド
ライバ146と、操作スイッチ149と、この操作スイ
ッチ149の情報読み込むためのキー入力コントローラ
148と、メモリカードへのアクセスを制御するための
インターフェース用半導体回路150と、自動販売機中
にて稼動データを記録するメモリカードを接続するため
のメモリカード用コネクタ151と、インターフェース
用半導体回路153と、データ収集用メモリカードを接
続するためのメモリカード用コネクタ154とを供えて
いる。
【0054】155は自動販売機中にて稼動データを記
録するためのメモリカードであり、稼動データ記録時に
メモリカード用コネクタ151に接続される。
【0055】156はデータ収集用メモリカードであ
り、複数の自動販売機の稼動データが記録され、稼動デ
ータ収集時、メモリカード用コネクタ154に接続され
る。
【0056】稼動データ収集時、データ収集用メモリカ
ード156がメモリカード用コネクタ154に接続され
ると、インターフェース用半導体回路153を介してC
PU142は当該メモリカードが挿着されたことを知
る。
【0057】自動販売機中に接続されている、稼動デー
タが記録されているメモリカード155を抜去し、メモ
リカード用コネクタ151に接続すると、インターフェ
ース用半導体回路150を介して、CPU142は当該
メモリカードが挿着されたことを知り、CPU142
は、表示用コントローラ145と表示用ドライバ146
を介して表示器147に、稼動データが収集可能であ
り、どの操作スイッチを押せば稼動データの収集が可能
であることを表示する。
【0058】操作スイッチ149を押して起動をかける
と、キー入力コントローラ148を介してCPU142
は起動情報を入手し、メモリカード155より稼動デー
タを読み出し、データ収集用メモリカード156に記録
する。この場合、読み出した稼動データを金額データに
修正し記録したり、月単位に集計したりすることも可能
であり、その方法はROM143中のプログラムにより
決定される。
【0059】データ収集用メモリカード156に稼動デ
ータが正常に記録されると、図4に示す今回データ収集
年月日、開始アドレス、最終アドレスをデータ収集用メ
モリカード156の前回データ収集のブロックに書き込
み、さらに、今回データ収集のブロックに、現在の月日
と収集したデータの開始アドレスと最終アドレスを書き
込み、さらに、収集した稼動データ中の図5に示す稼動
データフラグ全てに対して、収集済のデータを書き込
む。
【0060】この一連の稼動データ収集動作が終了する
と、CPU142は表示器147に稼動データの収集業
務が終了したことを表示し、操作スイッチ149の操作
により、CPU142に集計金額の表示や異常データの
表示実行やメモリカード155中の図3で示す設定デー
タ記録部のデータを修正実行を知らせ、操作スイッチ1
49と表示器147により視認しながら実行することが
できる。
【0061】以下同様に、複数の自動販売機から稼動デ
ータを収集した後、データ収集用のメモリカード156
を営業所に持ち帰り、図1の25に示すメモリカードの
リードライト装置に接続し、コンピュータに収集した稼
動データを入力し、他の収集したデータと合わせファイ
ル処理や売上伝票のプリンタ出力および商品の売上管理
等の集中的な管理を行う。
【0062】以上のように、自動販売機の販売動作に必
要な商品価格の設定データと、稼動中に発生する売上デ
ータや異常データを同一の稼動データ記録用メモリカー
ドに記録し、かつ、稼動データの収集時以外は、当該自
動販売機中に接続されていることにより、前記メモリカ
ード中の設定データをもとに販売動作を実行し、かつ稼
動ごとに前記メモリカード中に稼動データを書き込む。
販売データとしては、本数のみの記録ですみ、かつ、前
記メモリカード中にあらかじめ商品価格データが記録さ
れているため、売上本数により売上金額が正確に判断で
きる。また、稼動データの収集時はデータ収集用携帯機
に前記メモリカードを接続することにより、あらかじめ
前記のデータ収集用携帯機に接続された別のデータ収集
用メモリカードに必要な稼動データのみを記録したり、
商品の売上金額に処理して記録することによって、一定
の稼動情報に対して加工したデータとして収集でき、そ
の場にて売上金額と売上データの確認ができる。このた
め誤操作によるデータ誤りや消失を防止でき、稼動デー
タに信頼性がある。さらにまたその場にての異常データ
の表示やどの商品が売れているかが判断でき、メンテナ
ンスや売れている商品への陳列変更が可能であり、ま
た、メモリカード中の商品に対する設定データを変更で
き、効率よくメンテナンス作業も実施できる。
【0063】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、自
動販売機から稼動データを容易に収集することができ、
自動販売機の効率的な運用が図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による稼動データ収集システムのブロッ
ク図である。
【図2】本発明により使用される自動販売機の一例を示
すブロック図である。
【図3】本発明による自動販売機中にて稼動データが記
録されるメモリカードの設定データ記録部の一例を示す
図である。
【図4】本発明による自動販売機中にて稼動データが記
録されるメモリカードの稼動データ記録部中の記録情報
部の一例を示す図である。
【図5】本発明による自動販売機中にて稼動データが記
録されるメモリカードの稼動データ記録部中の実記録部
の一例を示す図である。
【図6】自動販売機に電源が投入されてから販売可能状
態に至るまでの手順の一例を示す図である。
【図7】自動販売機の商品販売時の精算手順と稼動デー
タの記録手順の一例を示す図である。
【図8】本発明により使用されるデータ収集用携帯機の
一例を示すブロック図である。
【図9】メモリ固定のデータ収集用携帯機を利用した従
来の稼動データ収集システムの一例を示す図である。
【図10】メモリカードによる従来の稼動データ収集シ
ステムの一例を示す図である。
【符号の説明】
21 自動販売機 22,24 メモリカード 23 データ収集用携帯機

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自動販売機に設けられた、稼動データ記
    録用メモリカードの接続手段と、 前記自動販売機内で発生した稼動データを前記接続手段
    を介して前記稼動データ記録用メモリカードに記録する
    ための稼動データ記録制御手段と、 前記稼動データ記録用メモリカードとデータ収集用メモ
    リカードの接続手段、および該接続手段を介して、前記
    稼動データ記録用メモリカードからとり出したデータを
    前記データ収集用メモリカードに記録する収集用データ
    記録制御手段を有する携帯機とを具えたことを特徴とす
    る自動販売機の稼動データ収集システム。
  2. 【請求項2】 前記稼動データ記録用メモリカードは、
    前記自動販売機において清算処理を行えるように、設定
    データ記録部と稼動データ記録部とを具えたことを特徴
    とする請求項1に記載の自動販売機の稼動データ収集シ
    ステム。
  3. 【請求項3】 前記稼動データ記録用メモリカードの設
    定データ記録部に商品コラム別の商品の識別データを記
    録しておくことにより、商品の種類別の稼動データの集
    計ができるようにしたことを特徴とする請求項1に記載
    の自動販売機の稼動データ収集システム。
  4. 【請求項4】 前記携帯機は、表示画面およびキー入力
    部をもち、前記稼動データ記録用メモリカードから収集
    した稼動データの内容を視認できるようにしたことを特
    徴とする請求項1に記載の自動販売機の稼動データ収集
    システム。
  5. 【請求項5】 前記データ収集用メモリカードに、作業
    員識別データを記録しておくことにより、作業員の稼動
    管理ができるようにしたことを特徴とする請求項1に記
    載の自動販売機の稼動データ収集システム。
  6. 【請求項6】 自動販売機内で発生した稼動データを当
    該自動販売機に接続した稼動データ記録用メモリカード
    に記録し、前記自動販売機からとり去った後の前記稼動
    データ記録用メモリカードを携帯機に接続し、前記稼動
    データ記録用メモリカードからとり出したデータを、前
    記携帯機に接続したデータ収集用メモリカードに記録す
    ることを特徴とする自動販売機の稼動データ収集方法。
JP4145687A 1992-06-05 1992-06-05 自動販売機の稼動データ収集システムおよび方法 Pending JPH05342460A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014119933A (ja) * 2012-12-16 2014-06-30 Coca-Cola West Co Ltd 自動販売機管理システム

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JP2014119933A (ja) * 2012-12-16 2014-06-30 Coca-Cola West Co Ltd 自動販売機管理システム

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