JPH05342319A - 画像作成装置 - Google Patents

画像作成装置

Info

Publication number
JPH05342319A
JPH05342319A JP14565892A JP14565892A JPH05342319A JP H05342319 A JPH05342319 A JP H05342319A JP 14565892 A JP14565892 A JP 14565892A JP 14565892 A JP14565892 A JP 14565892A JP H05342319 A JPH05342319 A JP H05342319A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
color
tablet
code
pattern
line type
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP14565892A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Yorozu
弘 萬
Hiroko Kusano
宏子 草野
Nanae Yasuhara
七重 安原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP14565892A priority Critical patent/JPH05342319A/ja
Publication of JPH05342319A publication Critical patent/JPH05342319A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Input From Keyboards Or The Like (AREA)
  • Processing Or Creating Images (AREA)
  • Controls And Circuits For Display Device (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】多数の色やパターンを少ないチップで指定でき
るようにする 【構成】タブレット10上に形成された複数個のツール
選択釦13と色選択釦50を有し、タブレット10上の
入力座標を検出し、この入力座標に対応した画像データ
を選択されたツールと色に基づいて作成するようにした
画像作成装置において、色選択釦50に指定色コードに
対応したマークや突起などの色指定手段が設けられる。
タブレット10に色選択釦50が挿入されたときにはそ
の色コードを検出することによってその色コードに対応
した色を指定できる。色コードを構成するビット数によ
って指定できる色の種類が決まる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、グラフィックコンピ
ュータなどに適用して好適な画像作成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、児童がお絵かき遊びをする場合に
は画用紙等にクレヨンや色鉛筆で実際に絵を描いていた
が、これでは途中で誤った場合に修正するのが困難であ
ると共に、画用紙等の枚数に制限があるため思いつくま
まに自由に描いていくことができなかった。
【0003】そのため、例えば座標検出装置付きのタブ
レットと、入力された座標を処理するためのソフトウェ
アを有するパーソナルコンピュータと、パーソナルコン
ピュータで生成された映像信号を映出する表示器(モニ
タ)とを組合せ、タブレット上に描いた軌跡をモニタの
画像に表示するようにした画像作成装置(「特開平3−
170997号公報」など)が考えられている。
【0004】このような画像作成装置を使用すると、モ
ニタに映出されている画像の修正や色の指定などが極め
て容易であり、また思いつくままに自由に何度でも絵を
描くことができる。
【0005】上述した画像再生装置の一例を図11およ
び図12を参照して説明する。図11は本例のシステム
構成を示す。
【0006】同図において、1はグラフィックコンピュ
ータ、2はビデオ信号入力端子付きのモニタであり、グ
ラフィックコンピュータ1のビデオ信号出力端子とモニ
タ2のビデオ信号入力端子とがビデオケーブル3で接続
される。グラフィックコンピュータ1のキャビネットは
上ケース4及び下ケース5で形成され、上ケース4上の
右端に電源スイッチ6、クリア釦7及びスピーカを覆う
放音部9が設けられる。
【0007】上ケース4上の左右両端に実行釦8A及び
8Bが設けられる。これらの電源スイッチ6、クリア釦
7及び実行釦8A,8Bは夫々独立した機械的なスイッ
チである。
【0008】上ケース4の中央部には矩形の切取り部4
aが穿設され、この切取り部4aの下に感圧式位置検出
装置の座標入力面としてのタブレット10が配され、切
取り部4aとタブレット10との接触部分に図11に示
す如く溝4b,4c,4d,4eが形成される。これら
の溝4b〜4eはそのタブレット10になぞり書き用の
シートを装着する際に使用される。
【0009】11はプラスチック製の付属ペンを示し、
基本的な動作としては、実行釦8A又は8Bを押した状
態でタブレット10上に付属ペン11又は指先を軽く押
し当てて軌跡を描くと、モニタ2の画面2aにペンの形
のカーソル21が表示され、カーソル21が指先等の軌
跡に連動して動いてその軌跡が画像として表示される。
【0010】この場合、タブレット10の両側に夫々実
行釦8A,8Bが配されているので、左効きの児童でも
容易に操作ができる。また、クリア釦7を操作すると、
画面2aの画像が全部消去されて描画モードのままで入
力待ちとなる。
【0011】タブレット10の座標入力面は図12に示
す如く描画エリア10a及びメニュー選択エリア10c
に分けられ、描画エリア10aの中の鈎記号で囲まれ、
かつ所定ピッチで黒丸の付された部分(斜線部分)が作
画エリア10bである。
【0012】作画エリア10bの縦横比は通常のモニタ
の画面の縦横比(3:4)に合わせてあり、タブレット
10の入力座標の縦方向(Y方向)の分解能と横方向
(X方向)の分解能の比であるピクセル比は通常のモニ
タの画素のピクセル比に合わせてある。従って、作画エ
リア10b上に正確な円の軌跡を描くと、モニタ2の画
面2aにも正確な円の画像が表示される。
【0013】タブレット10のメニュー選択エリア10
cを更に色選択エリア12とツール(道具)選択エリア
13とに分けて、色選択エリア12の上部の上ケース4
には、この例では12個の丸穴14が穿設され、道具選
択エリア13の上部の上ケース4には6個の長穴15〜
20が穿設されている。
【0014】12個の丸穴14の中に差し込まれる色選
択釦(チップ)によって特定の色を指定(選択)するこ
とができる。6個の長穴15〜20の中のタブレット1
0を軽く突くことにより夫々5種類の道具(太線、極太
線、はけ、消しゴム、スタンプ)及びキャンセル機能が
指定できる。6個の長穴15〜20の何れが選択された
のかは、そのタブレット10への入力座標によって識別
される。他の諸機能の追加はタブレット10のメニュー
選択エリア10cを細分化又は拡張するだけで簡単に行
うことができる。
【0015】タブレット10は作画エリア10b、色選
択エリア12及び道具選択エリア13に分割されている
のでエリア選択用のスイッチ等が不要となり、またエリ
ア10b,12,13を上ケース4の上面を穿って分割
しているので、児童がペン11で操作するときに夫々の
エリアがわかり易くなり、キャビネットの穴が操作した
いこのタブレット10のエリア10b,12,13へ案
内となりペン11の操作が確実となる。
【0016】説明の便宜上以後は、それら12個の丸穴
14を夫々色選択釦14と呼び、それら6個の長穴15
〜20を夫々太線釦15、極太線釦16、はけ釦17、
消しゴム釦18、スタンプ釦19、キャンセル釦20と
呼ぶ。これら釦15〜20の機能は以下の通りである。 太線釦15・・・・・・2×2ドットの太線で自由曲
線を描く。 極太線釦16・・・・・6×6の円柱ドットで自由曲
線を描く。 はけ釦17・・・・・・モニタ2の画面2a内のカー
ソル21がはけの形状となり、閉じた領域に指定した色
を塗り込む。 消しゴム釦18・・・・モニタ2の画面2a内のカー
ソル21が消しゴムの形状となり、描いた図形を消す。 スタンプ釦19・・・・16×16ドットの28種類
のスタンプキャラクタの中から選択したパターンの画像
を所望の位置に形成する。 キャンセル釦20・・・1手順前の画面に戻る。1手
順前とは実行釦8Aを押している間に行われた工程をい
う。
【0017】この場合穴14,15〜20により機能釦
を構成したのでその穴14,15〜20が案内となり操
作が確実となる利益がある。
【0018】図11に示したグラフィックコンピュータ
1の内部の構造は、この発明と直接関係がないのでその
説明は省略する。
【0019】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記公報に
開示されている画像作成装置では穿設できる丸穴14に
は限りがあるため、丸穴14の個数以上の特定の色を指
定することができない。通常経験するところでは多種類
の色を指定できた方が好ましい。
【0020】同じように、特定のパターンを表示すると
きには予め複数のパターンが用意され、これを選択する
だけで済むならば非常に便利であるが、パターン表示用
として使用できる長穴15〜20にも限りがあり、沢山
のパターンを用意することができない。線種についても
図12のように代表的な線種しか選択することができな
い。
【0021】このように、実際に使用する色、パターン
あるいは線種のストックが余りにも少なく自由な画像を
短時間に描画することがなかなか困難である。
【0022】そこで、この発明はこのような従来の課題
を解決したものであって、多種類の色、パターン、線種
を予め用意できる画像作成装置を提案するものである。
【0023】
【課題を解決するための手段】上述の課題を解決するた
め、この発明ではタブレット上に形成された複数個のツ
ール選択釦と色選択釦を有し、上記タブレット上の入力
座標を検出し、この入力座標に対応した画像データを上
記選択されたツールと色に基づいて作成するようにした
画像作成装置において、上記色選択釦に指定色コードに
対応したマークや突起などの色指定手段が設けられ、上
記タブレットに上記色選択釦が挿入されたときにはその
色コードを検出することによってこの検出された色が指
定されるようになされたことを特徴とするものである。
【0024】色の他にパターン,線種などがあり、同様
に対応するコードを検出することによってそのパターン
や線種を指定できる。
【0025】
【作用】図1に示すように、赤色を選択指定する色選択
釦(色チップ)50Eの裏面51b側にはマークや突
起、本例では突起で構成された色指定手段55が設けら
れる。色指定手段55の構成はその色チップによって異
なり、突起の場合には一列に配列された突起55a〜5
5dの位置と数によって色コードが決まる。図1では左
側より4個の突起55a〜55dの組み合せで図2に示
すようにトータル16種類の色コード、つまり16種類
の色を指定できる。
【0026】突起の組み合せはタブレット10側に設け
られた色コード検出手段によって検出され、その色コー
ド信号がCPU38(図10)に取り込まれることによ
って描画すべきエリア内の色をタブレット10に挿入さ
れた色チップ50によって指定できる。
【0027】突起の数をさらに増やせばそれだけそれに
よって得られる組み合せの数も増えるので指定できる色
の種類を増加させることができる。色の他に描画すべき
パターンの種類に対応させたパターンチップを用意した
り、線種の種類の対応させた線種チップを用意すること
によって、多種類の描画パターンや描画線種を好みに応
じて選択できる。
【0028】
【実施例】続いて、この発明に係る画像作成装置の一例
を上述したお絵描き用グラフィックコンピュータに適用
した場合につき図を参照して詳細に説明する。
【0029】使用されるタブレットなどは上述した場合
と同じ構成が採られるものとし、その詳細な説明は省略
する。以下に説明する例は選択釦として色選択釦を示
す。
【0030】タブレット10に挿入される色チップの形
状は丸形や四角など任意の形状を採り得るが、この例で
は長方形状の色チップの場合を示すので、タブレット1
0上に形成される挿入部も図9に示すように長方形状で
ある。タブレット10上に挿入できる色チップの数は任
意であるが、この例では図9のように同時に6個の色チ
ップ50A〜50Fを挿入できるようにしてある。
【0031】図1A〜Cは色チップとして赤色を選択指
定できる赤色チップ50Eを例示してある。
【0032】赤色チップ50Eは図1Cに示すようにそ
の側面51c側にはタブレット10への挿入方向を示す
矢印のようなマーク53が付され、また図1Aに示すよ
うにその表面51A側にはその色チップによって指定で
きる色を示す文字54が表示されている。赤色チップ5
0Eはマーク53が手前にくるようにして挿入される。
【0033】赤色チップ50Eの裏面51b側には図1
Bに示すように特定の色を指定するための色コードを得
る色指定手段55が設けられる。色指定手段55として
は特定のマークや突起などを用いることができる。図は
突起を使用した場合である。
【0034】複数の突起の組み合せによって複数の色を
指定できる。図1の例では裏面51bの左側より4個の
突起55a〜55dによって色指定手段55が構成さ
れ、この突起の組み合せでトータル16種類の色を指定
できることになる。図2に突起の組み合せによって得ら
れる色コードとこの色コードに対応する指定色の関係を
示す。
【0035】この関係から赤色チップ50Eの場合には
1番目(アの位置)と3番目(ウの位置)に突起55a
と55cが設けられる。したがって、赤色チップ55E
の側面51cは図1Cのようになる。
【0036】4番目(エの位置)の突起55dの右側に
はこの色チップがタブレット10に設けられた挿入部1
50(図9参照)に挿入されたことを制御系が検出でき
るようにするチップ検出用突起56が設けられる。この
チップ検出用突起56はどの色チップにも設けられてい
る。因みに、白色チップ50Aの場合には色コード用の
突起55aとチップ検出用の突起56とがその裏面51
b側に設けられる。
【0037】挿入部150は図4のように白色チップ5
0Aの外形とほぼ同なじ大きさの外形を有し、その深さ
は白色チップ50Aの奥行きよりも浅く形成され、白色
チップ50Aを挿入し終わった状態でもその頭の部分が
タブレット10よりも若干突出するようになされてい
る。これは色チップの装着を容易にするためと、色チッ
プ挿入の有無を目視確認できるようにするためである。
【0038】挿入部150の底部には図3のような色コ
ード検出部60が設けられる。色指定手段55が突起で
構成されているときには色コード検出部60は各突起に
対応してメカニカルなスイッチ60a〜60eで構成す
ることができる。
【0039】メカニカルなスイッチ60a〜60eの構
成の一例を図4に示す。図は導電ゴムを使用した場合で
あって、突起55aとスイッチ60aとの関係のみ示し
てある。
【0040】図4に示すように挿入部150の底部には
所定の間隔を隔てて一対の電極57a,57bが取り付
けられ、これらと対向するように導電ゴムで形成された
電極58が所定の間隙を保持して対向配置される。59
は電極58が所定位置に対向保持するようにするための
保持部材である。電極58は保護シート61に覆われて
いる。
【0041】白色チップ50Aを図4Bまで挿入すると
電極57aと57bとが電極58によって接触するので
スイッチ60aが閉じた状態となり、これで突起55a
の存在が検出される。この構成が各スイッチ60b〜6
0d、60eに施され、挿入された色チップの色コード
(4ビット)とチップ挿入状態を示す検出信号が得られ
る。
【0042】そのため、図5に示すようにCPU38の
出力ポートSPから出力された4ビット対応のコード判
別信号(DC信号)がそれぞれの挿入部150に設けら
れた色コード検出部60の対応する入力側の電極57a
に供給され、出力側の電極57bより得られるコード判
別信号である色コード信号が夫々CPU38の対応する
入力ポートNPに供給される。
【0043】色チップ検出のために設けられた色チップ
検出用突起56は挿入部150ごとに設けられているか
ら、挿入部150の数だけ入力ポートX1〜X6と出力
ポートY1〜Y6が設けられ、対応するチップ検出手段
60eに接続される。
【0044】例えば、図1Aに示す赤色チップ50Eが
挿入されたときには色コード検出部60aと60cが
「1」のコードとなり、他は「0」のコードとなる。そ
して、チップ検出信号が「1」になる。そのため、CP
U38内のソフトとして例えば図6に示すような動作を
実現する制御プログラムを用意すれば、色チップの判別
と指定色による描画表示が可能になる。
【0045】図6において、色チップが置かれたか(挿
入されたか)どうかが上述したチップ検出信号によって
チェックされ(ステップ71)、色チップが置かれたと
判断したときはその色コードがセットされ(ステップ7
2)、色チップの置かれた挿入部150の場所の色番号
に色コードがセットされる(ステップ73)。
【0046】これに対して、色チップが置かれていない
ときは色コードとしては黒のコードが指定されたものと
判断してその場所のカラー番号に黒コードがセットされ
る(ステップ74,75)。
【0047】上述した色指定手段55として突起の代わ
りに光学的な手段を採用する場合には図7のようにも構
成することができる。この場合の赤色チップ50Eの裏
面51b側には各ビットに対応した位置に反射箔65が
貼着される。貼着される反射箔の組み合せによって特定
の色を指定できる。例えば、図1に対応して赤色チップ
50Eを例示すると、この場合には1番目と3番目に反
射箔65a、65cが貼着される。そして、色チップ検
出位置に反射箔66が貼着される。
【0048】このような光学的な手段を用いて色指定手
段55を構成した場合には、各ビットに対応して色コー
ド検出部80(80a〜80d),チップ検出部82が
挿入部150の底部に設けられる。1つの反射箔65a
と色コード検出部80aとの関係を図示すると図8のよ
うになる。色コード検出部80aにあって、81aはホ
トダイオードなどの発光手段であり、81bはホトトラ
ンジスタなどの受光手段を示す。反射箔のあるビットは
図1の実施例と同じく「1」となる。
【0049】このような色チップを使用することによっ
て、挿入部150の個数ではなく色コードのビット数で
決まる数だけ色を指定して画像を描画できる。この場
合、色チップはどの挿入部に装着しても、その色チップ
のもつ色コードに対応した色を指定できる。
【0050】図10はグラフィックコンピュータ1の回
路構成例を示す。同図において、38はCPU(中央処
理ユニット)、39はデータバス、アドレスバス及び制
御バスよりなるCPU38のシステムバス、42はCP
U38のプログラム及び後述のデモモード時の画像デー
タを格納するROM、43はRAMであり、これらRO
M42及びRAM43をシステムバス39に接続する。
【0051】40はアナログ/デジタル(A/D)変換
部を示し、CPU38は座標検出部37より供給される
入力座標(X,Y)に対応した電圧(VX,VY)をA/
D変換部40を介して取込み、電圧(VX,VY)がタブ
レット10の作画エリア10b内の座標(X,Y)に対
応するときには、その座標(X,Y)をRAM43に書
込む。
【0052】一方、電圧(VX,VY)がタブレット10
のメニュー選択エリア10c(図9参照)内の(X,
Y)に対応するときには、CPU38は座標(X,Y)
より釦15〜20の何れの釦が押されたのか、そしてど
の色チップが挿入されたのかを識別し、装着された色チ
ップや釦に対応する色データ又は道具データがRAM4
3に書き込まれる。
【0053】道具釦15〜20が選択されたときには、
CPU38はそれらの道具に対応した動作をも行う。ま
た、41は入出力(I/O)インタフェース回路を示
し、CPU38はこのI/Oインタフェース回路41を
介して機械的なスイッチ(図9のクリア釦7、実行釦8
A,8B)が操作されたか否かを常時監視する。
【0054】44はシステムバス39に接続されたビデ
オプロセッサ(以下、VDPと称する)、45は2フレ
ーム分(2ページ分)の容量を有するビデオ信号用RA
M(VRAM)、46はNTSCエンコーダを示し、C
PU38の指令に基づいてそのVDP44はRAM43
から入力座標(X,Y)のデータ及び色データ等を読出
し、VRAM45の対応する番地にカラー画像データを
書込むと共に、VRAM45の1フレーム分のカラー画
像データを周期的に読出してNTSCエンコーダ46に
供給する。
【0055】NTSCエンコーダ46はその供給される
カラー画像データを逐次複合映像信号CVに変換してビ
デオ信号出力端子47に供給する。本例ではVRAM4
5には2ページ分の記憶容量があるため、VDP44は
ある手順においては(1手順とは前述の如く実行釦8A
又は8Bを操作している間に行われる工程をいう)、例
えば1ページ目の領域で画像データの書込み及び読出し
を行ない、その次の手順ではその1ページ目の画像デー
タを全部2ページ目の領域に写した後に、その2ページ
目の領域で画像データの書込み及び読出しを行う。
【0056】タブレット10の道具選択エリア13のキ
ャンセル釦20が押されたときに、CPU38がVDP
44にキャンセルのコマンドを発すると、そのVDP4
4は再びVRAM45の1ページ目の領域の画像データ
を読出すと共に、座標入力があったときにはその1ペー
ジ目の領域に画像データを書き込む如くなす。
【0057】このことは、キャンセル釦20の操作によ
ってモニタ2の画面2aの画像が1手順前の画像に戻る
ことを意味する。従って、描画中の誤った画像を描いた
ような場合でも、ワンタッチで元の画像に復帰できる利
益がある。
【0058】48はカウンタ、49はアラーム回路、5
0は放音部9(図9参照)の下に配されたスピーカを示
し、カウンタ48はCPU38のクロックパルスを常時
計数しており、CPU38からのクリアパルスによって
随時計数値をクリアできるようにしている。
【0059】カウンタ48において計数値が5分間分の
値に達すると、即ち5分間CPU38からのクリアパル
スが供給されないときは、カウンタ48はCPU38に
アラーム信号ALを発する。通常の描画モードの時に
は、CPU38はそのアラーム信号ALに応えてI/O
インタフェース回路41を介してアラーム回路49にア
ラーム動作信号を発する。
【0060】アラーム回路49はタイマー、発振器、シ
ンセサイザー及び電力増幅器等で構成され、CPU38
からのアラーム動作指令に応えて2分間だけスピーカ5
0に所定の音、メロディ又はメッセージに対応する信号
を供給する。カウンタ48、アラーム回路49及びスピ
ーカ50は主に使用者が電源を切忘れたような場合に、
使用者に警告音を発するために設けられている。
【0061】上ケース4からは上述したように色コード
信号と色チップの検出信号とが夫々CPU38に供給さ
れる。実施例の色コード信号は4ビットで構成されてい
るが、8ビット構成あたりまで拡張できる。そのときの
色チップの形状は構成ビット数によって適宜変更した方
が使い易いし、挿入部150の数を増やした方が多数の
色を同時に指定できることになる。
【0062】アラーム回路49はI/Oインタフェース
回路41を介してアラーム動作のみならず通常の放音動
作の際にも使用される。例えば使用者が色チップを装着
し、道具選択釦15〜20等を指定したときに所定のタ
ッチ音をスピーカ50より放音する際にもそのアラーム
回路49が動作する。
【0063】上述では、複数の色を指定するのに色コー
ドを用いているが、この他にある定められた複数の特定
のパターン(丸、四角、三角、楕円、円錐、花模様な
ど)を指定するのに色コードと同じようなパターンコー
ドを用いることもできれば、同じくある定められた複数
の特定の線種(従来例で述べた太線、細線の他に破線、
複数の鎖線、これらの細線および太線など)を同じく線
種コードを用いて指定することができる。これらの組み
合せも可能である。
【0064】上述の他に上ケース4上に混色指定釦(図
示はしない)を設け、これを操作したときには指定され
た特定の複数の色を混色して表示するように構成するこ
とも可能である。
【0065】
【発明の効果】以上のように、この発明に係る画像作成
装置によれば、色コード、パターンコードあるいは線種
コードなどを用いて描画すべき画像に対する色や描画す
るパターンあるいは描画すべき画像の線種を指定するこ
とができる。
【0066】これによれば、指定できる色などは色チッ
プなどを挿入するタブレットに形成された挿入部の個数
に依存しない。あくまでも、色コードなどの構成ビット
数によって決まるから、タブレットのチップ挿入エリア
を増やすことなく指定できる色などを従来よりも格段に
増やすことができる。したがって、この発明は上述した
ようにお絵書き用のグラフィックコンピュータなどの画
像作成装置に適用して極めて好適である。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る画像作成装置に適用できるチッ
プの構成図である。
【図2】色コードの一例を示す対応図である。
【図3】チップと色コード検出部との関係を示す図であ
る。
【図4】色チップと挿入部との関係を示す要部断面図で
ある。
【図5】色チップとCPUとの関係を示す図である。
【図6】色コードの検出のために使用されるフローチャ
ートである。
【図7】色指定手段の他の例を示す図である。
【図8】そのときの色チップと挿入部の断面図である。
【図9】この発明を適用したグラフィックコンピュータ
の平面図である。
【図10】グラフィックコンピュータの回路構成図であ
る。
【図11】従来のグラフィックコンピュータのシステム
構成図である。
【図12】従来のグラフィックコンピュータの平面図で
ある。
【符号の説明】
10 タブレット 10a 描画エリア 13 道具選択エリア 12 色選択エリア 50(50A〜50F) 色選択釦 150 挿入部 60(60a〜60d) 色コード検出手段 55(55a〜55d) 色指定手段 65(65a〜65d) 光学的色指定手段としての反
射箔

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 タブレット上に形成された複数個のツー
    ル選択釦と色選択釦を有し、上記タブレット上の入力座
    標を検出し、この入力座標に対応した画像データを上記
    選択されたツールと色に基づいて作成するようにした画
    像作成装置において、 上記色選択釦に指定色コードに対応したマークや突起な
    どの色指定手段が設けられ、 上記タブレットに上記色選択釦が挿入されたときにはそ
    の色コードを検出することによってこの検出された色が
    指定されるようになされたことを特徴とする画像作成装
    置。
  2. 【請求項2】 タブレット上に形成された複数個のツー
    ル選択釦とパターン選択釦を有し、上記タブレット上の
    入力座標を検出し、この入力座標に対応した画像データ
    を上記選択されたツールとパターンに基づいて作成する
    ようにした画像作成装置において、 上記パターン選択釦に指定パターンコードに対応したマ
    ークや突起などのパターン指定手段が設けられ、 上記タブレットに上記パターン選択釦が挿入されたとき
    にはそのパターンコードを検出することによってこの検
    出されたパターンで描画されるようになされたことを特
    徴とする画像作成装置。
  3. 【請求項3】 タブレット上に形成された複数個のツー
    ル選択釦と線種選択釦を有し、上記タブレット上の入力
    座標を検出し、この入力座標に対応した画像データを上
    記選択されたツールと線種に基づいて作成するようにし
    た画像作成装置において、 上記線種選択釦に指定線種コードに対応したマークや突
    起などの線種指定手段が設けられ、 上記タブレットに上記線種選択釦が挿入されたときには
    その線種コードを検出することによってこの検出された
    線種が指定されるようになされたことを特徴とする画像
    作成装置。
  4. 【請求項4】 上記色指定手段、パターン指定手段およ
    び線種指定手段に対応して設けられたコード読み取り手
    段として導電ゴムスイッチが使用されてなることを特徴
    とする請求項1,2および3記載の画像作成装置。
  5. 【請求項5】 上記色指定手段、パターン指定手段およ
    び線種指定手段に対応して設けられたコード読み取り手
    段は光学センサーであることを特徴とする請求項1,2
    および3記載の画像作成装置。
JP14565892A 1992-06-05 1992-06-05 画像作成装置 Pending JPH05342319A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14565892A JPH05342319A (ja) 1992-06-05 1992-06-05 画像作成装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14565892A JPH05342319A (ja) 1992-06-05 1992-06-05 画像作成装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05342319A true JPH05342319A (ja) 1993-12-24

Family

ID=15390103

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP14565892A Pending JPH05342319A (ja) 1992-06-05 1992-06-05 画像作成装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH05342319A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0414565B1 (en) Portable graphic computer apparatus
JP2784811B2 (ja) 画像作成装置
JP3223580B2 (ja) 画像作成装置
EP0622723A2 (en) System and method for dynamically labeled touch sensitive buttons in a digitizing display
JP2002207565A (ja) 入力システム、電子入力装置、デジタイザ入力用筆記具、デジタイザ、座標入力方法、座標情報伝送方法、および記憶媒体
JP2797642B2 (ja) 座標入力装置及び座標情報入力補助部材
KR930005804B1 (ko) 화상 작성장치
JPH05342319A (ja) 画像作成装置
JP3185714B2 (ja) 画像作成装置及び画像作成方法
JP2975237B2 (ja) 電子ペン
KR930005837B1 (ko) 화상 작성장치
KR930005805B1 (ko) 화상 작성장치 및 덧그리기용의 시트
JPH08137599A (ja) データ入力装置
JPH04326112A (ja) 画像作成装置の入力装置
JP2000047776A (ja) 筆記軌跡出力装置および記憶媒体
JPH04328623A (ja) 画像作成装置の入力装置
JPH0341077B2 (ja)
JPH04111627U (ja) 座標情報入力補助部材
JP2012033130A (ja) 電子筆記パッド
JPH0575124B2 (ja)
JPH0784696A (ja) 情報処理装置及びその制御方法
JP2004147998A (ja) ゲーム機用コントローラ
JPH0430072B2 (ja)
JPH0728655U (ja) 編集装置
JPH0766308B2 (ja) 文字枠表示方法