JPH05341350A - 絞り機構 - Google Patents

絞り機構

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JPH05341350A
JPH05341350A JP14545892A JP14545892A JPH05341350A JP H05341350 A JPH05341350 A JP H05341350A JP 14545892 A JP14545892 A JP 14545892A JP 14545892 A JP14545892 A JP 14545892A JP H05341350 A JPH05341350 A JP H05341350A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
diaphragm
frame
electrode
blades
diaphragm blades
Prior art date
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Pending
Application number
JP14545892A
Other languages
English (en)
Inventor
Noriyuki Komori
教之 小守
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP14545892A priority Critical patent/JPH05341350A/ja
Publication of JPH05341350A publication Critical patent/JPH05341350A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 光学レンズの絞り機構を小型軽量化する。 【構成】 光路となる円形の穴を開くよう半円状の切り
込み1a,2aを設けた2枚の絞り羽根1,2をフレー
ム4にガイドされて互いに反対方向にスライドするよう
配置する。そして、一方の絞り羽根1と、対向するフレ
ーム4の面とに電極列6a,6bを設け、その電極列6
a,6bの一方の極性を変化させることによって両電極
列6a,6bの間に駆動力を発生させ、それにより、一
方の絞り羽根1を移動させ、アーム3を介し他方の絞り
羽根2を反対方向に移動させて、穴の大きさを変え光量
を調整する。 【効果】 静電アクチュエータの使用によって装置の小
型軽量化が実現される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、ビデオカメラ等の光
学レンズの絞り機構に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から使用されている光学レンズの絞
り機構は例えば図4(外観図)および図5(展開図)に
示すようなものである。この従来の絞り機構は、相互に
スライド可能に配置された2枚の絞り羽根1,2と、こ
れら絞り羽根1,2を連動させるアーム3と、両絞り羽
根1,2を上下スライド方向にガイドするフレーム4
と、コイルと磁石とにより駆動力を発生するメータ5と
で構成されている。2枚の絞り羽根1,2は上下にずれ
た配置とされるものであって、それらの重なり側の端縁
には、光路のための円形の穴を開くよう対向する位置に
半円状の切り込み1a,2aがそれぞれ形成されてい
る。また、2枚の絞り羽根1,2は左右対向位置に各1
本の脚部1b,2bを備え、それら脚部1b,2bの下
端にはピン穴1c,2cがそれぞれ設けられている。ま
た、上記アーム3は、長手方向に対し垂直な方向に突出
する支持軸3aを中央に備えるとともに、この支持軸3
aに対し逆方向に突出するピン3b,3cを両端に備え
たものであって、その支持軸3aがフレーム4の穴4a
を通してメータ5の軸5aの連結され、両端のピン3
b,3cが各絞り羽根1,2の下端のピン穴1c,2c
に連結される。
【0003】上記従来の絞り機構においては、メータ5
に電流を流すと、その軸5aが回転し、このメータ5の
軸5aに連結されているアーム3が回転する。そして、
アーム3の両端のピン3b,3cを介して一方の絞り羽
根1は例えば図中上側に向けて移動し、他方の絞り羽根
2は下側に向けて移動するというように、フレーム4の
ガイド面に沿い互いに反対方向に移動する。そして、こ
のようにして、一方の絞り羽根1が上側に移動し、他方
の絞り羽根2が下側に移動することにより、両者の半円
状の切り込み1a,2aの間に円形の穴が開く。そし
て、2枚の絞り羽根1,2の移動量によってこの円形の
穴の大きさが変化し、レンズ(図示せず)を通過する光
量が調整される。
【0004】また、他に、特開昭59−147330号
公報,特開昭61−88756号公報,特開平2−10
9028号公報等に記載されているように、シャッター
羽根にコイルあるいコイルパターンを設けるとともにフ
レーム等ステータ側に磁石を設けて、コイルへの通電に
よりシャッター羽根を駆動するようにした先行技術も知
られている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来の絞り機構は上記
のように構成されており、図4および図5に記載のもの
ではレンズ鏡筒として組み立てた時にメータ5がレンズ
鏡筒の外側に突き出ることになって、それがレンズ鏡筒
の小型化を実現する上で妨げとなり、また、メータ5を
設けることで重量が増すため、装置の軽量化が難しいと
いう問題があった。また、上記各公報に開示された先行
技術の場合でも、やはりコイルや永久磁石を用いるた
め、装置の小型化,軽量化を十分に達成できない。
【0006】この発明はこのような問題点を解消するた
めになされたもので、光学レンズの絞り機構を小型化す
るとともに軽量化することを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明に係る絞り機構
は、連動する複数の絞り羽根の少なくとも1枚とこれら
絞り羽根をガイドするフレームにそれぞれ電極列を設
け、それら電極列を対向させるとともに、その電極列の
少なくとも一方の極性を切り替え可能として、この極性
の切り替えにより絞り羽根を動かして絞り量を調整する
ようにしたものである。
【0008】
【作用】この発明においては、絞り羽根とフレームに設
けた電極列が静電アクチュエータを構成する。そして、
その少なくとも一方の電極列の極性を切り替えると、切
り替えによって極性がずれる方向に他の電極列を移動さ
せようとする駆動力が発生し、それによって電極列を備
えた絞り羽根が移動し、また、連動して他の絞り羽根が
移動し、絞り量が調整される。
【0009】このように静電アクチュエータを駆動手段
としたことにより、メータを駆動手段とする場合のよう
なレンズ鏡筒からの突き出し部分がなくなり、また、コ
イルや永久磁石が不要となって小型,軽量化が可能とな
る。
【0010】
【実施例】図1はこの発明による絞り機構の一実施例の
展開図、図2は同絞り機構の外観図である。この実施例
の絞り機構は、相互にスライド可能に配置された2枚の
絞り羽根1,2と、これら絞り羽根1,2を連動させる
アーム3と、両絞り羽根1,2を上下スライド方向にガ
イドするフレーム4とを備え、2枚の絞り羽根1,2は
上下にずれた配置で、それらの重なり側の端縁には、光
路のための円形の穴を開くよう対向する位置に半円状の
切り込み1a,2aがそれぞれ形成されている。また、
2枚の絞り羽根1,2は左右対向位置に各1本の脚部1
b,2bを備え、それら脚部1b,2bの下端にはピン
穴1c,2cがそれぞれ設けられている。また、上記ア
ーム3は、長手方向に対し垂直な方向に突出する支持軸
3aを中央に備えるとともに、この支持軸3aに対し逆
方向に突出するピン3b,3cを両端に備えたものであ
って、その支持軸3aがフレーム4の支承部4aに回転
可能に支承され、両端のピン3b,3cが各絞り羽根
1,2の下端のピン穴1c,2cに連結される。そし
て、上側に重なる方の絞り羽根1の羽根本体から脚部1
bにかけての部分に電極列6aが設けられるとともに、
この電極列6aに対向するフレーム4の面に電極列6b
が設けられている。
【0011】図3は上記実施例における絞り羽根1側と
フレーム4側の電極列6a,6bの配置と、その極性変
化を示している。図のように、絞り羽根1側の電極列6
aはダブル巾の負電極が間隔をおいて配置されたものと
され、フレーム4側の電極列6bは2組ずつ正電極で、
その間に負電極を少なくとも1個挟むようにし、かつ、
その正負の組み合わせを一つずつずらせるよう構成され
ている。
【0012】上記絞り機構においては、フレーム4側の
電極列6bの正電極を一つずつずらすことにより、例え
ば図3の(a)の状態にあった極性配置が(b)によう
に変化すると、絞り羽根1側の電極列6aとフレーム4
側の電極列6bの間に駆動力が発生し、極性配置が
(c)の状態になる方向に絞り羽根1が移動する。そし
て、アーム3の両端のピン3b,3cを介して一方の絞
り羽根1が図中上側に向けて移動すると、他方の絞り羽
根2は下側に向けて移動し、このようにしてフレーム4
のガイド面に沿い2枚の絞り羽根1,2が互いに反対方
向に移動することによって、両者の半円状の切り込み1
a,2aの間に円形の穴が開き光路(図2に矢印で示
す)が形成される。そして、2枚の絞り羽根1,2の移
動量によってこの円形の穴の大きさが変化し、レンズ
(図示せず)を通過する光量が調整される。
【0013】
【発明の効果】以上のようにこの発明によれば、駆動手
段としてメータを使用せず、また、コイルや磁石を使用
せず、絞り羽根とフレームに電極列を設けて静電アクチ
ュエータの原理で絞り羽根を駆動するよう構成したの
で、光学レンズの絞り機構を小型化しかつ軽量化するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明による絞り機構の一実施例の展開図
【図2】この発明による絞り機構の一実施例の外観図
【図3】この発明による絞り機構の一実施例における電
極列の配置と極性変化を説明する図
【図4】従来の絞り機構を示す外観図
【図5】従来の絞り機構を示す展開図
【符号の説明】
1,2 絞り羽根 3 アーム 4 フレーム 6a,6b 電極列

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 連動する複数の絞り羽根とこれら絞り羽
    根をガイドするフレームを備えた光学レンズの絞り機構
    であって、前記絞り羽根の少なくとも1枚と前記フレー
    ムにそれぞれ電極列を設け、それら電極列を対向させる
    とともに、その電極列の少なくとも一方の極性を切り替
    え可能として、該極性の切り替えにより前記絞り羽根を
    動かして絞り量を調整するよう構成したことを特徴とす
    る絞り機構。
JP14545892A 1992-06-05 1992-06-05 絞り機構 Pending JPH05341350A (ja)

Priority Applications (1)

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JP14545892A JPH05341350A (ja) 1992-06-05 1992-06-05 絞り機構

Applications Claiming Priority (1)

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JP14545892A JPH05341350A (ja) 1992-06-05 1992-06-05 絞り機構

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05341350A true JPH05341350A (ja) 1993-12-24

Family

ID=15385701

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP14545892A Pending JPH05341350A (ja) 1992-06-05 1992-06-05 絞り機構

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JP (1) JPH05341350A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2005019925A1 (ja) * 2003-08-21 2005-03-03 Olympus Corporation 静電アクチュエータ、シャッタ装置、撮像モジュール及びカメラ
JP2006064860A (ja) * 2004-08-25 2006-03-09 Sony Corp 露出制御機構
US20150037024A1 (en) * 2012-03-07 2015-02-05 National University Of Singapore Mems iris diaphragm-based for an optical system and method for adjusting a size of an aperture thereof

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