JPH08160498A - 画面枠切替機構 - Google Patents
画面枠切替機構Info
- Publication number
- JPH08160498A JPH08160498A JP6306337A JP30633794A JPH08160498A JP H08160498 A JPH08160498 A JP H08160498A JP 6306337 A JP6306337 A JP 6306337A JP 30633794 A JP30633794 A JP 30633794A JP H08160498 A JPH08160498 A JP H08160498A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- screen frame
- picture frame
- frame defining
- cam
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 画面枠を多様に変化させることが可能な画面
枠切替機構を提供する。 【構成】 矩形状の画面枠の対角線方向にL字状の一対
の画面枠規定部材7,8を対向配置し、これら画面枠規
定部材7,8を案内溝13,14にて案内しつつ画面枠
と平行な面内で互いに逆向きに移動させて画面枠を複数
種類に切替可能とした画面枠切替機構において、一対の
画面枠規定部材7,8の移動方向がそれぞれの移動途中
で変化するように案内溝13,14を形成する。
枠切替機構を提供する。 【構成】 矩形状の画面枠の対角線方向にL字状の一対
の画面枠規定部材7,8を対向配置し、これら画面枠規
定部材7,8を案内溝13,14にて案内しつつ画面枠
と平行な面内で互いに逆向きに移動させて画面枠を複数
種類に切替可能とした画面枠切替機構において、一対の
画面枠規定部材7,8の移動方向がそれぞれの移動途中
で変化するように案内溝13,14を形成する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、カメラのファインダの
視野枠など、光学機器の画面枠を切替える機構に関す
る。
視野枠など、光学機器の画面枠を切替える機構に関す
る。
【0002】
【従来の技術】この種の切替機構として、例えば特開平
6−82882号公報に記載されたものがある。この公
報記載の機構では、図6に示すように一対のL字状の画
面枠規定部材100,101を逆向きに組み合わせ、そ
れらの内周で矩形状の画面枠FRを規定する。そして、
カム等の駆動機構を用いて画面枠規定部材100,10
1を画面FRの略対角線方向逆向きに駆動して画面枠F
Rの大きさを変更する。例えば図6の二点鎖線は画面枠
FRがその短辺側に狭くなるように画面枠規定部材10
0,101を移動させた状態である。
6−82882号公報に記載されたものがある。この公
報記載の機構では、図6に示すように一対のL字状の画
面枠規定部材100,101を逆向きに組み合わせ、そ
れらの内周で矩形状の画面枠FRを規定する。そして、
カム等の駆動機構を用いて画面枠規定部材100,10
1を画面FRの略対角線方向逆向きに駆動して画面枠F
Rの大きさを変更する。例えば図6の二点鎖線は画面枠
FRがその短辺側に狭くなるように画面枠規定部材10
0,101を移動させた状態である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述した機構では、画
面枠規定部材100,101が、それらに設けられた直
線溝102と、他の部材に設けられたガイドピン103
とによって常に一方向に案内される。このため、画面枠
FRは直線溝102の傾きに応じた一定の変化率で画面
枠FRが縦横に拡縮するだけであり、変化が単調であ
る。また、例えば画面枠FRをその左右方向のみに移動
させようとしても、上下方向にも画面枠規定部材10
0,101が移動するので、画面枠規定部材100,1
01の周囲に大きなスペースを必要とする。
面枠規定部材100,101が、それらに設けられた直
線溝102と、他の部材に設けられたガイドピン103
とによって常に一方向に案内される。このため、画面枠
FRは直線溝102の傾きに応じた一定の変化率で画面
枠FRが縦横に拡縮するだけであり、変化が単調であ
る。また、例えば画面枠FRをその左右方向のみに移動
させようとしても、上下方向にも画面枠規定部材10
0,101が移動するので、画面枠規定部材100,1
01の周囲に大きなスペースを必要とする。
【0004】本発明の目的は、画面枠を多様に変化させ
ることが可能な画面枠切替機構を提供することにある。
ることが可能な画面枠切替機構を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】一実施例を示す図1及び
図2に対応付けて説明すると、請求項1の発明は、矩形
状の画面枠(FR1)の対角線方向にL字状の一対の画
面枠規定部材7,8を対向配置し、これら画面枠規定部
材7,8を案内手段13,14にて案内しつつ画面枠F
R1と平行な面内で互いに逆向きに移動させて画面枠
(FR1)を複数種類に切替可能とした画面枠切替機構
に適用される。そして、一対の画面枠規定部材7,8の
移動方向がそれぞれの移動途中で変化するように案内手
段13,14を構成して上述した目的を達成する。請求
項2の発明では、所定の基準位置(図2の位置)に対し
て一方の側では一対の画面枠規定部材7,8が画面枠
(FR1)の一辺と平行に移動し、上記基準位置に対し
て他方の側では一対の画面枠規定部材7,8が画面枠
(FR1)の上記一辺と直交する方向に移動するよう案
内手段13,14を構成した。
図2に対応付けて説明すると、請求項1の発明は、矩形
状の画面枠(FR1)の対角線方向にL字状の一対の画
面枠規定部材7,8を対向配置し、これら画面枠規定部
材7,8を案内手段13,14にて案内しつつ画面枠F
R1と平行な面内で互いに逆向きに移動させて画面枠
(FR1)を複数種類に切替可能とした画面枠切替機構
に適用される。そして、一対の画面枠規定部材7,8の
移動方向がそれぞれの移動途中で変化するように案内手
段13,14を構成して上述した目的を達成する。請求
項2の発明では、所定の基準位置(図2の位置)に対し
て一方の側では一対の画面枠規定部材7,8が画面枠
(FR1)の一辺と平行に移動し、上記基準位置に対し
て他方の側では一対の画面枠規定部材7,8が画面枠
(FR1)の上記一辺と直交する方向に移動するよう案
内手段13,14を構成した。
【0006】
【作用】本発明では、画面枠規定部材7,8を移動させ
るとその移動方向が途中で変化するので、従来よりも画
面枠FR1の縦横比を多様に変化させることができる。
請求項2の発明では、基準位置を境として、画面枠規定
部材7,8が画面枠FR1の一辺と平行または直交する
方向に移動する。
るとその移動方向が途中で変化するので、従来よりも画
面枠FR1の縦横比を多様に変化させることができる。
請求項2の発明では、基準位置を境として、画面枠規定
部材7,8が画面枠FR1の一辺と平行または直交する
方向に移動する。
【0007】なお、本発明の構成を説明する上記課題を
解決するための手段と作用の項では、本発明を分かり易
くするために実施例の図を用いたが、これにより本発明
が実施例に限定されるものではない。
解決するための手段と作用の項では、本発明を分かり易
くするために実施例の図を用いたが、これにより本発明
が実施例に限定されるものではない。
【0008】
【実施例】以下、図1〜図4を参照して本発明の一実施
例を説明する。図1は本発明が適用されるカメラの実像
式ファインダ光学系の概略を示し、1は絞り、2,3は
対物レンズ、4は対物レンズ2,3が捉えた被写体像を
上下左右に反転するプリズム、5は接眼レンズである。
なお、このファインダ光学系はカメラの撮影光学系とは
別に設けられている。ここで、本実施例は、フィルム等
の記録媒体にプリント時のフォーマット(縦横比)を指
定する信号が記録可能で、そのフォーマットが第1フォ
ーマットと、第1フォーマットを長辺方向に縮めた第2
フォーマットと、第1フォーマットを短辺方向に縮めた
第3フォーマットの3種類に切替可能なカメラを対象に
想定している。
例を説明する。図1は本発明が適用されるカメラの実像
式ファインダ光学系の概略を示し、1は絞り、2,3は
対物レンズ、4は対物レンズ2,3が捉えた被写体像を
上下左右に反転するプリズム、5は接眼レンズである。
なお、このファインダ光学系はカメラの撮影光学系とは
別に設けられている。ここで、本実施例は、フィルム等
の記録媒体にプリント時のフォーマット(縦横比)を指
定する信号が記録可能で、そのフォーマットが第1フォ
ーマットと、第1フォーマットを長辺方向に縮めた第2
フォーマットと、第1フォーマットを短辺方向に縮めた
第3フォーマットの3種類に切替可能なカメラを対象に
想定している。
【0009】以上の第1フォーマットに対応した第1画
面枠FR1(図2)と、第2フォーマットに対応した第
2画面枠FR2(図3)と、第3フォーマットに対応し
た第3画面枠FR3(図4)の3種類の画面枠を、フォ
ーマットの選択に対応して上記の接眼レンズ5の視野内
に選択的に表示するため、一対のL字状の画面枠規定部
材7,8が対物レンズ2,3の結像面(実像面)に光軸
AXに関して対称に配置されるとともに、これら画面枠
規定部材7,8を駆動するためのカム機構10が設けら
れている。なお、以下において特に画面枠FR1〜FR
3を区別する必要がないときは単に画面枠FRと表現す
る。画面枠規定部材7,8はいずれも減光材料(例えば
透過率10%程度のNDフィルタ)にて構成されてい
る。減光部材に代え、透過率0%のシート状の遮光材を
使用してもよい。カム機構10は、画面枠規定部材7,
8の対物レンズ3側の面に対向配置されたカム案内板1
1と、画面枠規定部材7,8のプリズム4側の面に対向
配置されたカム駆動板12とから構成される。
面枠FR1(図2)と、第2フォーマットに対応した第
2画面枠FR2(図3)と、第3フォーマットに対応し
た第3画面枠FR3(図4)の3種類の画面枠を、フォ
ーマットの選択に対応して上記の接眼レンズ5の視野内
に選択的に表示するため、一対のL字状の画面枠規定部
材7,8が対物レンズ2,3の結像面(実像面)に光軸
AXに関して対称に配置されるとともに、これら画面枠
規定部材7,8を駆動するためのカム機構10が設けら
れている。なお、以下において特に画面枠FR1〜FR
3を区別する必要がないときは単に画面枠FRと表現す
る。画面枠規定部材7,8はいずれも減光材料(例えば
透過率10%程度のNDフィルタ)にて構成されてい
る。減光部材に代え、透過率0%のシート状の遮光材を
使用してもよい。カム機構10は、画面枠規定部材7,
8の対物レンズ3側の面に対向配置されたカム案内板1
1と、画面枠規定部材7,8のプリズム4側の面に対向
配置されたカム駆動板12とから構成される。
【0010】カム案内板11には、一方の画面枠規定部
材7に植設された2本のカムピン7a,7bが嵌合する
第1の案内溝13と、他方の画面枠規定部材8に植設さ
れた2本のカムピン8a,8bが嵌合する第2の案内溝
14とが画面枠規定部材7,8の案内手段として形成さ
れている。図2に示すように、第1の案内溝13および
第2の案内溝14は、画面枠規定部材7,8の内側に規
定される画面枠FRの長辺と平行な第1直線部13a,
14aと、画面枠FRの短辺と平行な第2直線部13
b,14bとをそれぞれ有している。また、図1に示す
ように、カム案内板11の中心側には矩形状の開口11
aが形成されている。この開口11aの大きさは、画面
枠規定部材7,8にて規定される第1画面枠FR1より
も大きく設定されている。
材7に植設された2本のカムピン7a,7bが嵌合する
第1の案内溝13と、他方の画面枠規定部材8に植設さ
れた2本のカムピン8a,8bが嵌合する第2の案内溝
14とが画面枠規定部材7,8の案内手段として形成さ
れている。図2に示すように、第1の案内溝13および
第2の案内溝14は、画面枠規定部材7,8の内側に規
定される画面枠FRの長辺と平行な第1直線部13a,
14aと、画面枠FRの短辺と平行な第2直線部13
b,14bとをそれぞれ有している。また、図1に示す
ように、カム案内板11の中心側には矩形状の開口11
aが形成されている。この開口11aの大きさは、画面
枠規定部材7,8にて規定される第1画面枠FR1より
も大きく設定されている。
【0011】カム駆動板12は、不図示の支持部材によ
り画面枠FRの中心CP(図1の光軸AXと一致す
る。)の回りに回動可能に支持されている。カム駆動板
12には、カム駆動ギア15と噛合する歯部12aと、
画面枠規定部材7,8に植設されたカムピン7c,8c
と嵌合する一対のカム溝12bとが形成されている。カ
ム溝12bは、第1画面枠FRの略対角線方向に真っ直
ぐ設けられている。カム駆動ギア15は、画面枠切替レ
バー16(図1)により回転駆動される。画面枠切替レ
バー16は上述したフォーマット信号の選択レバーとし
て共用できる。
り画面枠FRの中心CP(図1の光軸AXと一致す
る。)の回りに回動可能に支持されている。カム駆動板
12には、カム駆動ギア15と噛合する歯部12aと、
画面枠規定部材7,8に植設されたカムピン7c,8c
と嵌合する一対のカム溝12bとが形成されている。カ
ム溝12bは、第1画面枠FRの略対角線方向に真っ直
ぐ設けられている。カム駆動ギア15は、画面枠切替レ
バー16(図1)により回転駆動される。画面枠切替レ
バー16は上述したフォーマット信号の選択レバーとし
て共用できる。
【0012】以上の構成において、画面枠切替レバー1
6をその移動範囲の中間に保持すると、図2に示すよう
に画面枠規定部材7のカムピン7a,7bが第1の案内
溝13の第1直線部13aと第2直線部13bとの境界
に、画面枠規定部材8のカムピン8a,8bが第2の案
内溝14の第1直線部14aと第2直線部14bとの境
界にそれぞれ保持されて第1画面枠FR1が規定され
る。図2の位置からカム駆動ギア15が反時計方向に回
転するように画面枠切替レバー16を操作すると、カム
駆動板12が画面枠FRの中心CPの回りに時計方向へ
回転し、図3に示すように画面枠規定部材7のカムピン
7a,7bが第1の案内溝13の第1直線部13aに、
画面枠規定部材8のカムピン8a,8bが第2の案内溝
14の第1直線部14aにそれぞれ移動して第2画面枠
FR2が規定される。なお、図3のハッチング領域AR
1は、第1画面枠FR1と第2画面枠FR2との差、す
なわち第2フォーマットを選択したときの非プリント領
域を示す。
6をその移動範囲の中間に保持すると、図2に示すよう
に画面枠規定部材7のカムピン7a,7bが第1の案内
溝13の第1直線部13aと第2直線部13bとの境界
に、画面枠規定部材8のカムピン8a,8bが第2の案
内溝14の第1直線部14aと第2直線部14bとの境
界にそれぞれ保持されて第1画面枠FR1が規定され
る。図2の位置からカム駆動ギア15が反時計方向に回
転するように画面枠切替レバー16を操作すると、カム
駆動板12が画面枠FRの中心CPの回りに時計方向へ
回転し、図3に示すように画面枠規定部材7のカムピン
7a,7bが第1の案内溝13の第1直線部13aに、
画面枠規定部材8のカムピン8a,8bが第2の案内溝
14の第1直線部14aにそれぞれ移動して第2画面枠
FR2が規定される。なお、図3のハッチング領域AR
1は、第1画面枠FR1と第2画面枠FR2との差、す
なわち第2フォーマットを選択したときの非プリント領
域を示す。
【0013】一方、図2の位置からカム駆動ギア15が
時計方向に回転するように画面枠切替レバー16を操作
すると、カム駆動板12が画面枠FRの中心CPの回り
に反時計方向へ回転し、図4に示すように画面枠規定部
材7のカムピン7a,7bが第1の案内溝13の第2直
線部13bに、画面枠規定部材8のカムピン8a,8b
が第2の案内溝14の第2直線部14bにそれぞれ移動
して第3画面枠FR3が規定される。なお、図4のハッ
チング領域AR2は、第1画面枠FR1と第3画面枠F
R3との差、すなわち第3フォーマットを選択したとき
の非プリント領域を示す。
時計方向に回転するように画面枠切替レバー16を操作
すると、カム駆動板12が画面枠FRの中心CPの回り
に反時計方向へ回転し、図4に示すように画面枠規定部
材7のカムピン7a,7bが第1の案内溝13の第2直
線部13bに、画面枠規定部材8のカムピン8a,8b
が第2の案内溝14の第2直線部14bにそれぞれ移動
して第3画面枠FR3が規定される。なお、図4のハッ
チング領域AR2は、第1画面枠FR1と第3画面枠F
R3との差、すなわち第3フォーマットを選択したとき
の非プリント領域を示す。
【0014】以上の実施例において、カム案内板11を
遮光材で形成し、その開口11aの大きさを第1画面枠
FR1と一致させた場合には、接眼レンズ5の視野内に
おいて第1画面枠FR1の周囲が常に暗黒状態となり、
第2画面枠FR2または第3画面枠FR3を選択したと
きに図3,図4のハッチング領域AR1,AR2が画面
枠規定部材7,8の透過率に応じて減光されるので、2
種類の画面枠が同時に確認可能となる。画面枠切替レバ
ー16は、ノッチ機構等により第1画面枠FR1、第2
画面枠FR2、第3画面枠FR3に対応する位置でそれ
ぞれ固定可能にするとよい。フィルム露光面の直前のア
パーチャーの大きさを可変とし、フィルムに記録される
撮影画面の大きさそのものを上述した第1〜第3画面枠
に対応して変更可能としたカメラでは、画面枠切替レバ
ー16とアパーチャーとを連動させることができる。
遮光材で形成し、その開口11aの大きさを第1画面枠
FR1と一致させた場合には、接眼レンズ5の視野内に
おいて第1画面枠FR1の周囲が常に暗黒状態となり、
第2画面枠FR2または第3画面枠FR3を選択したと
きに図3,図4のハッチング領域AR1,AR2が画面
枠規定部材7,8の透過率に応じて減光されるので、2
種類の画面枠が同時に確認可能となる。画面枠切替レバ
ー16は、ノッチ機構等により第1画面枠FR1、第2
画面枠FR2、第3画面枠FR3に対応する位置でそれ
ぞれ固定可能にするとよい。フィルム露光面の直前のア
パーチャーの大きさを可変とし、フィルムに記録される
撮影画面の大きさそのものを上述した第1〜第3画面枠
に対応して変更可能としたカメラでは、画面枠切替レバ
ー16とアパーチャーとを連動させることができる。
【0015】以上の実施例では、画面枠規定部材7,8
の図2の位置がそれぞれの基準位置に相当する。なお、
第1,第2の案内溝13,14を例えば図5(a)に示
すように円弧状に形成し、あるいは(b)に示すように
円弧と直線とを組み合わせた形状に形成するなど適宜変
更してよい。本発明はカメラに限らず他の光学機器にも
適用できる。
の図2の位置がそれぞれの基準位置に相当する。なお、
第1,第2の案内溝13,14を例えば図5(a)に示
すように円弧状に形成し、あるいは(b)に示すように
円弧と直線とを組み合わせた形状に形成するなど適宜変
更してよい。本発明はカメラに限らず他の光学機器にも
適用できる。
【0016】
【発明の効果】以上説明したように、本発明では、画面
枠規定部材を移動させるとその移動方向が途中で変化す
るので、一対の画面枠規定部材の組み合わせで多様に画
面枠を変化させることができ、画面枠規定部材を多数設
ける必要がない。従って、カメラのように内部スペース
が制限された光学機器に特に好適な簡素かつ小型の画面
枠切替機構を提供できる。請求項2の発明では、一対の
画面枠規定部材を画面枠の一辺に平行な方向と、他の一
辺に平行な方向とにそれぞれ単独で移動させることがで
きるので、画面枠の上下左右に大きなスペースを確保し
なくても、画面枠をその上下左右のいずれかの方向に所
望量変化させることができる。
枠規定部材を移動させるとその移動方向が途中で変化す
るので、一対の画面枠規定部材の組み合わせで多様に画
面枠を変化させることができ、画面枠規定部材を多数設
ける必要がない。従って、カメラのように内部スペース
が制限された光学機器に特に好適な簡素かつ小型の画面
枠切替機構を提供できる。請求項2の発明では、一対の
画面枠規定部材を画面枠の一辺に平行な方向と、他の一
辺に平行な方向とにそれぞれ単独で移動させることがで
きるので、画面枠の上下左右に大きなスペースを確保し
なくても、画面枠をその上下左右のいずれかの方向に所
望量変化させることができる。
【図1】本発明の実施例に係るファインダ光学系の概略
構成を示す斜視図。
構成を示す斜視図。
【図2】実施例において第1画面枠を規定した状態を示
す図。
す図。
【図3】実施例において第2画面枠を規定した状態を示
す図。
す図。
【図4】実施例において第3画面枠を規定した状態を示
す図。
す図。
【図5】実施例の案内溝の変形例を示す図。
【図6】従来例の画面枠切替機構の概略を示す図。
7,8 画面枠規定部材 10 カム機構 11 カム案内板 12 カム駆動板 13 第1の案内溝 14 第2の案内溝 15 カム駆動ギア 16 画面枠切替レバー
Claims (2)
- 【請求項1】 矩形状の画面枠の対角線方向にL字状の
一対の画面枠規定部材を対向配置し、これら画面枠規定
部材を案内手段にて案内しつつ前記画面枠と平行な面内
で互いに逆向きに移動させて前記画面枠を複数種類に切
替可能とした画面枠切替機構において、 前記一対の画面枠規定部材の移動方向がそれぞれの移動
途中で変化するように前記案内手段を構成したことを特
徴とする画面枠切替機構。 - 【請求項2】 所定の基準位置に対して一方の側では前
記一対の画面枠規定部材が前記画面枠の一辺と平行に移
動し、前記基準位置に対して他方の側では前記一対の画
面枠規定部材が前記画面枠の前記一辺と直交する方向に
移動するよう前記案内手段を構成したことを特徴とする
請求項1記載の画面枠切替機構。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6306337A JPH08160498A (ja) | 1994-12-09 | 1994-12-09 | 画面枠切替機構 |
US08/684,850 US5732298A (en) | 1994-12-09 | 1996-07-25 | Picture frame switching mechanism |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6306337A JPH08160498A (ja) | 1994-12-09 | 1994-12-09 | 画面枠切替機構 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08160498A true JPH08160498A (ja) | 1996-06-21 |
Family
ID=17955896
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6306337A Pending JPH08160498A (ja) | 1994-12-09 | 1994-12-09 | 画面枠切替機構 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08160498A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6477333B1 (en) | 1999-09-29 | 2002-11-05 | Fuji Photo Optical Co., Ltd. | Image frame changing apparatus for camera |
-
1994
- 1994-12-09 JP JP6306337A patent/JPH08160498A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6477333B1 (en) | 1999-09-29 | 2002-11-05 | Fuji Photo Optical Co., Ltd. | Image frame changing apparatus for camera |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20040622 |