JP2001290195A - レンズ鏡筒およびレンズ鏡筒を有するカメラ - Google Patents
レンズ鏡筒およびレンズ鏡筒を有するカメラInfo
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- Shutters For Cameras (AREA)
- Blocking Light For Cameras (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 バリアの駆動について、小型で信頼性を向上
させたレンズ鏡筒およびレンズ鏡筒を有するカメラを提
供する。 【解決手段】 撮影レンズの光軸に対して進退可能に移
動する遮蔽板を有するレンズ鏡筒において、遮蔽板
（１、２）の一部に設けられた永久磁石（１ａ）と、永
久磁石（１ａ）に対向するレンズ鏡筒上に配設された複
数の電磁コイル（３ａ〜３ｅ）とを具備し、電磁コイル
（３ａ〜３ｅ）の磁極変化により遮蔽板（１、２）を開
閉駆動する。
させたレンズ鏡筒およびレンズ鏡筒を有するカメラを提
供する。 【解決手段】 撮影レンズの光軸に対して進退可能に移
動する遮蔽板を有するレンズ鏡筒において、遮蔽板
（１、２）の一部に設けられた永久磁石（１ａ）と、永
久磁石（１ａ）に対向するレンズ鏡筒上に配設された複
数の電磁コイル（３ａ〜３ｅ）とを具備し、電磁コイル
（３ａ〜３ｅ）の磁極変化により遮蔽板（１、２）を開
閉駆動する。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、非撮影時に撮影レ
ンズを保護するようにしたレンズ鏡筒およびレンズ鏡筒
を有するカメラに関するものである。
ンズを保護するようにしたレンズ鏡筒およびレンズ鏡筒
を有するカメラに関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来のこの種の装置として、鏡筒の繰り
出しおよび繰り込み動作を機械的な連動機構を用いて、
バリアの開閉動作に変換するものが存在した。例えば、
特公平８−２７４８０号などである。
出しおよび繰り込み動作を機械的な連動機構を用いて、
バリアの開閉動作に変換するものが存在した。例えば、
特公平８−２７４８０号などである。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】上述した鏡筒の動作を
利用する例では、鏡筒の駆動力の一部をバリアの駆動力
に振り分けるので、大出力モータや大減速比のギア列を
設けたり、ギアの強度を向上させる必要があった。ま
た、鏡筒駆動部からの機械的運動の為に、バリア駆動部
も精度の向上や、バネ負荷に耐える為の強度の向上が必
要であった。また、信頼性が乏しく、バリア事故が多
い。また、スペースが大きくなる等々の点で改善余地が
あった。
利用する例では、鏡筒の駆動力の一部をバリアの駆動力
に振り分けるので、大出力モータや大減速比のギア列を
設けたり、ギアの強度を向上させる必要があった。ま
た、鏡筒駆動部からの機械的運動の為に、バリア駆動部
も精度の向上や、バネ負荷に耐える為の強度の向上が必
要であった。また、信頼性が乏しく、バリア事故が多
い。また、スペースが大きくなる等々の点で改善余地が
あった。
【０００４】本発明は、上記の問題点に鑑みてなされた
もので、バリアの駆動について小型で信頼性を向上させ
たレンズ鏡筒およびレンズ鏡筒を有するカメラの提供を
目的とする。
もので、バリアの駆動について小型で信頼性を向上させ
たレンズ鏡筒およびレンズ鏡筒を有するカメラの提供を
目的とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、請求項１の発明は、撮影レンズの光軸に対して進退
可能に移動する遮蔽板を有するレンズ鏡筒において、遮
蔽板（１、２）の一部に設けられた永久磁石（１ａ）
と、永久磁石（１ａ）に対向するレンズ鏡筒上に配設さ
れた複数の電磁コイル（３ａ〜３ｅ）とを具備し、電磁
コイル（３ａ〜３ｅ）の磁極変化により遮蔽板（１、
２）を開閉駆動することを特徴とする。
に、請求項１の発明は、撮影レンズの光軸に対して進退
可能に移動する遮蔽板を有するレンズ鏡筒において、遮
蔽板（１、２）の一部に設けられた永久磁石（１ａ）
と、永久磁石（１ａ）に対向するレンズ鏡筒上に配設さ
れた複数の電磁コイル（３ａ〜３ｅ）とを具備し、電磁
コイル（３ａ〜３ｅ）の磁極変化により遮蔽板（１、
２）を開閉駆動することを特徴とする。
【０００６】請求項２の発明は、請求項１において、遮
蔽板（１、２）が２枚であり、かつ撮影レンズの光軸に
ほぼ平行な軸を中心に回転移動することを特徴とする。
蔽板（１、２）が２枚であり、かつ撮影レンズの光軸に
ほぼ平行な軸を中心に回転移動することを特徴とする。
【０００７】請求項３の発明は、請求項１において、電
磁コイル（３ａ〜３ｅ）はシートコイルであることを特
徴とする。
磁コイル（３ａ〜３ｅ）はシートコイルであることを特
徴とする。
【０００８】請求項４の発明は、請求項１において、複
数の電磁コイル（３ａ〜３ｅ）の両端部に透磁性体を有
し、透磁性体と永久磁石（１ａ）との磁気吸引力によ
り、遮蔽板（１、２）を保持することを特徴とする。
数の電磁コイル（３ａ〜３ｅ）の両端部に透磁性体を有
し、透磁性体と永久磁石（１ａ）との磁気吸引力によ
り、遮蔽板（１、２）を保持することを特徴とする。
【０００９】請求項５の発明は、請求項４において、透
磁性体により、電磁コイル（３ａ〜３ｅ）をレンズ鏡筒
上に位置決めし固定することを特徴とする。
磁性体により、電磁コイル（３ａ〜３ｅ）をレンズ鏡筒
上に位置決めし固定することを特徴とする。
【００１０】請求項６の発明は、請求項１において、複
数の電磁コイル（３ａ〜３ｅ）の端部の電磁コイル（３
ａ、３ｅ）と、端部に隣接する電磁コイル（３ｂ、３
ｄ）との間隔のみが、端部以外の電磁コイル（３ｂ〜３
ｄ）の間隔とは異なることを特徴とする。
数の電磁コイル（３ａ〜３ｅ）の端部の電磁コイル（３
ａ、３ｅ）と、端部に隣接する電磁コイル（３ｂ、３
ｄ）との間隔のみが、端部以外の電磁コイル（３ｂ〜３
ｄ）の間隔とは異なることを特徴とする。
【００１１】請求項７の発明は、請求項１乃至請求項６
に記載のレンズ鏡筒を有するカメラにおいて、電磁コイ
ル（３ａ〜３ｅ）の駆動回路（１２）は、カメラのシャ
ッタを駆動させることを特徴とする。
に記載のレンズ鏡筒を有するカメラにおいて、電磁コイ
ル（３ａ〜３ｅ）の駆動回路（１２）は、カメラのシャ
ッタを駆動させることを特徴とする。
【００１２】請求項８の発明は、請求項７において、電
磁コイル（３ａ〜３ｅ）の駆動回路（１２）は、カメラ
のシャッタの駆動回路とを選択的に切り替えていること
を特徴とする。
磁コイル（３ａ〜３ｅ）の駆動回路（１２）は、カメラ
のシャッタの駆動回路とを選択的に切り替えていること
を特徴とする。
【００１３】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。
に基づいて説明する。
【００１４】図１および図２は、本発明によるレンズ鏡
筒およびレンズ鏡筒を有するカメラの一実施形態を示す
上面図および断面図である。
筒およびレンズ鏡筒を有するカメラの一実施形態を示す
上面図および断面図である。
【００１５】図１および図２において、バリア羽根１
は、ピン４ａを中心にして回動自在に支持されている。
ピン４ａは、台座４上に形成されている。バリア羽根１
の裏面（図２の下側）には、端部（図１の右側）に永久
磁石１ａが設けられている。台座４上であって、バリア
羽根１が回動したときに永久磁石１ａと対向する位置に
は、磁極３ａ〜３ｅから成る電磁コイル３が円弧状に配
置されている。磁極３ａ〜３ｅは、渦巻き状のパターン
が同一方向に重ねられたコイルを複数個持つ多層基板か
らなる、いわゆるシートコイルである。磁極３ｂ〜３ｄ
は、空胴コイルであり、また、磁極３ａおよび３ｅは、
透磁性体からなる磁極ピンを有し、この磁極ピンにより
電磁コイル３は台座４に位置決めされ固定されている。
は、ピン４ａを中心にして回動自在に支持されている。
ピン４ａは、台座４上に形成されている。バリア羽根１
の裏面（図２の下側）には、端部（図１の右側）に永久
磁石１ａが設けられている。台座４上であって、バリア
羽根１が回動したときに永久磁石１ａと対向する位置に
は、磁極３ａ〜３ｅから成る電磁コイル３が円弧状に配
置されている。磁極３ａ〜３ｅは、渦巻き状のパターン
が同一方向に重ねられたコイルを複数個持つ多層基板か
らなる、いわゆるシートコイルである。磁極３ｂ〜３ｄ
は、空胴コイルであり、また、磁極３ａおよび３ｅは、
透磁性体からなる磁極ピンを有し、この磁極ピンにより
電磁コイル３は台座４に位置決めされ固定されている。
【００１６】バリア羽根１と同様の構造のバリア羽根２
が、バリア羽根１と対称となる位置に設けられている。
バリア羽根１とバリア羽根２を、それぞれ時計方向に回
転して、両者が係合した状態が閉状態（図１）であり、
この状態で撮影レンズの保護が行われる。この状態は、
永久磁石１ａと磁極３ａの透磁性体との磁気吸引力によ
り保持される。なお、バリア羽根２についても、同様の
機構により保持される。
が、バリア羽根１と対称となる位置に設けられている。
バリア羽根１とバリア羽根２を、それぞれ時計方向に回
転して、両者が係合した状態が閉状態（図１）であり、
この状態で撮影レンズの保護が行われる。この状態は、
永久磁石１ａと磁極３ａの透磁性体との磁気吸引力によ
り保持される。なお、バリア羽根２についても、同様の
機構により保持される。
【００１７】また、バリア羽根１とバリア羽根２を、そ
れぞれ反時計方向に回転して、両者が最も離れた状態が
開状態（図４）であり、この状態で撮影が可能となる。
この状態は、永久磁石１ａと磁極３ｅの透磁性体との磁
気吸引力により保持される。なお、バリア羽根２につい
ても、同様の機構により保持される。
れぞれ反時計方向に回転して、両者が最も離れた状態が
開状態（図４）であり、この状態で撮影が可能となる。
この状態は、永久磁石１ａと磁極３ｅの透磁性体との磁
気吸引力により保持される。なお、バリア羽根２につい
ても、同様の機構により保持される。
【００１８】図３は、電磁コイル３の各磁極３ａ〜３ｅ
と永久磁石１ａの磁極の関係を示す上面図である。解り
やすくするために、永久磁石１ａを図３の左側にずらし
た状態で示してある。磁極３ｂ〜３ｄの間隔と、永久磁
石１ａの２つの磁極１ａＮおよび１ａＳの間隔は同一で
あるが、その間隔よりは磁極３ａ〜磁極３ｂおよび磁極
３ｄ〜磁極３ｅとの間隔の方が大きくなるように配置さ
れている。
と永久磁石１ａの磁極の関係を示す上面図である。解り
やすくするために、永久磁石１ａを図３の左側にずらし
た状態で示してある。磁極３ｂ〜３ｄの間隔と、永久磁
石１ａの２つの磁極１ａＮおよび１ａＳの間隔は同一で
あるが、その間隔よりは磁極３ａ〜磁極３ｂおよび磁極
３ｄ〜磁極３ｅとの間隔の方が大きくなるように配置さ
れている。
【００１９】図３（ａ）に示すように、磁極３ａおよび
３ｅは共通の電流線により結線され、図３（ａ）の矢印
方向に電流が流れると、紙面の表側から裏側に向う磁束
が発生する。即ち、磁極３ａおよび３ｅはＳ極となる。
また、磁極３ｂ〜３ｄは共通の電流線により結線され、
図３（ａ）の矢印方向に電流が流れると、磁極３ｂ〜３
ｄは、順にＳ極、Ｎ極、およびＳ極となる。
３ｅは共通の電流線により結線され、図３（ａ）の矢印
方向に電流が流れると、紙面の表側から裏側に向う磁束
が発生する。即ち、磁極３ａおよび３ｅはＳ極となる。
また、磁極３ｂ〜３ｄは共通の電流線により結線され、
図３（ａ）の矢印方向に電流が流れると、磁極３ｂ〜３
ｄは、順にＳ極、Ｎ極、およびＳ極となる。
【００２０】また、前述のように、磁極１ａＮおよび１
ａＳの間隔より磁極３ａ〜磁極３ｂの間隔の方が大きい
ため、バリア閉状態では磁極１ａＮと磁極３ｂとはズレ
が生じており、磁極３ｂのＳ極と磁極１ａＮとの磁気吸
引力により、バリア羽根１はバリア開方向（反時計方
向）に移動する（図３（ｂ））。次に、図３（ａ）の反
矢印方向に電流が流れると、磁極３ｂ〜３ｄは、順にＮ
極、Ｓ極、およびＮ極となり、バリア羽根１はバリア開
方向（反時計方向）に更に移動する（図３（ｃ））。最
終的に、図３（ｄ）のバリア開状態まで作動させてか
ら、電磁コイル３に流す電流を止めると、バリア羽根１
は永久磁石１ａと磁極３ｅの磁気吸引によりバリア開状
態で保持される。以上の駆動動作は、バリア羽根１と対
称的なバリア羽根２についても同様に行われる。
ａＳの間隔より磁極３ａ〜磁極３ｂの間隔の方が大きい
ため、バリア閉状態では磁極１ａＮと磁極３ｂとはズレ
が生じており、磁極３ｂのＳ極と磁極１ａＮとの磁気吸
引力により、バリア羽根１はバリア開方向（反時計方
向）に移動する（図３（ｂ））。次に、図３（ａ）の反
矢印方向に電流が流れると、磁極３ｂ〜３ｄは、順にＮ
極、Ｓ極、およびＮ極となり、バリア羽根１はバリア開
方向（反時計方向）に更に移動する（図３（ｃ））。最
終的に、図３（ｄ）のバリア開状態まで作動させてか
ら、電磁コイル３に流す電流を止めると、バリア羽根１
は永久磁石１ａと磁極３ｅの磁気吸引によりバリア開状
態で保持される。以上の駆動動作は、バリア羽根１と対
称的なバリア羽根２についても同様に行われる。
【００２１】バリア開状態からバリア閉状態にバリア羽
根１（バリア羽根２）を移動するには、図３（ｅ）の状
態を経由して、図３（ｃ）、図３（ｂ）、図３（ａ）に
至る。この駆動動作は、バリア羽根１と対称的なバリア
羽根２についても同様に行われる。
根１（バリア羽根２）を移動するには、図３（ｅ）の状
態を経由して、図３（ｃ）、図３（ｂ）、図３（ａ）に
至る。この駆動動作は、バリア羽根１と対称的なバリア
羽根２についても同様に行われる。
【００２２】磁極３ａおよび３ｅには、バリア開方向動
作状態では常にＳ極を発生する電流が流される（図３
（ａ〜ｄ））。また、バリア閉方向動作状態では常にＮ
極を発生する電流が流される（図３（ｅ））。理由は、
バリア閉状態（メインスイッチオフ状態）で撮影者が指
でバリア羽根１を開けて、バリア開状態（バリア羽根１
が磁極３ｅと永久磁石１ａで保持されている状態）にし
た場合に、次にカメラのメインスイッチがオンされて、
バリア開方向の磁極が発生（図３（ｆ））したときに
も、バリア羽根１は永久磁石１ａＮと磁極３ｅに発生し
ているＳ極、および磁極１ａＳと磁極３ｄに発生するＳ
極との反発力で保持されたままで止まっていて、閉方向
に誤まって回動することがないようにするためである。
逆に、バリア開状態（メインスイッチオン状態）で落下
事故等によりバリア閉状態になった場合にも、メインス
イッチをオフすることにより、バリイ羽根１はバリア閉
状態で止まっており、開方向に誤って回動することな
く、正常に作動が終了する。
作状態では常にＳ極を発生する電流が流される（図３
（ａ〜ｄ））。また、バリア閉方向動作状態では常にＮ
極を発生する電流が流される（図３（ｅ））。理由は、
バリア閉状態（メインスイッチオフ状態）で撮影者が指
でバリア羽根１を開けて、バリア開状態（バリア羽根１
が磁極３ｅと永久磁石１ａで保持されている状態）にし
た場合に、次にカメラのメインスイッチがオンされて、
バリア開方向の磁極が発生（図３（ｆ））したときに
も、バリア羽根１は永久磁石１ａＮと磁極３ｅに発生し
ているＳ極、および磁極１ａＳと磁極３ｄに発生するＳ
極との反発力で保持されたままで止まっていて、閉方向
に誤まって回動することがないようにするためである。
逆に、バリア開状態（メインスイッチオン状態）で落下
事故等によりバリア閉状態になった場合にも、メインス
イッチをオフすることにより、バリイ羽根１はバリア閉
状態で止まっており、開方向に誤って回動することな
く、正常に作動が終了する。
【００２３】図５は、磁極３ａ〜３ｅの駆動回路を示す
ブロック結線図である。なお、磁極３ａ〜３ｅは、図５
ではバリア用コイルと表示してある。
ブロック結線図である。なお、磁極３ａ〜３ｅは、図５
ではバリア用コイルと表示してある。
【００２４】カメラのメインスイッチ１０が押されると
ＣＰＵ１１に信号が伝わり、ＣＰＵ１１から磁極３ａ〜
３ｅを駆動する信号を駆動回路１２に出力され、磁極３
ａ〜３ｅを駆動する。その後、鏡筒モータ１３を駆動す
る信号が駆動回路１２に出力され、鏡筒部材（図示せ
ず）を初期位置（いわゆるワイド位置）に繰り出す電流
が鏡筒モータ１３に供給される。その後に、シャッタ用
コイルを駆動するようにスイッチ１４を切り替える。こ
のように、シャッタ用コイルの駆動回路１２をバリア用
コイル（磁極３ａ〜３ｅ）の駆動回路１２と兼用するこ
とにより、コストアップを抑えることが可能となる。ま
た、通常、鏡筒部材内のシャッタ用コイルを接続する為
に、フレキシブルプリント基板が使用されるが、スイッ
チで切り替える為、バリア用コイル、シャッタコイルの
為の専用のパターンを必要とせず、従来と同じフレキシ
ブルプリント基板の幅で済み、鏡筒部材のスペースに影
響を与えることはない。
ＣＰＵ１１に信号が伝わり、ＣＰＵ１１から磁極３ａ〜
３ｅを駆動する信号を駆動回路１２に出力され、磁極３
ａ〜３ｅを駆動する。その後、鏡筒モータ１３を駆動す
る信号が駆動回路１２に出力され、鏡筒部材（図示せ
ず）を初期位置（いわゆるワイド位置）に繰り出す電流
が鏡筒モータ１３に供給される。その後に、シャッタ用
コイルを駆動するようにスイッチ１４を切り替える。こ
のように、シャッタ用コイルの駆動回路１２をバリア用
コイル（磁極３ａ〜３ｅ）の駆動回路１２と兼用するこ
とにより、コストアップを抑えることが可能となる。ま
た、通常、鏡筒部材内のシャッタ用コイルを接続する為
に、フレキシブルプリント基板が使用されるが、スイッ
チで切り替える為、バリア用コイル、シャッタコイルの
為の専用のパターンを必要とせず、従来と同じフレキシ
ブルプリント基板の幅で済み、鏡筒部材のスペースに影
響を与えることはない。
【００２５】なお、図６に示す構造のスイッチ１４を鏡
筒部材（図示せず）に設けておけば、鏡筒部材（図示せ
ず）を初期位置（いわゆるワイド位置）に繰り出す動作
で、スイッチ１４（図６のブラシ）の切り替えを自動で
行うようにしても良いし、電気素子などを利用しても良
い。
筒部材（図示せず）に設けておけば、鏡筒部材（図示せ
ず）を初期位置（いわゆるワイド位置）に繰り出す動作
で、スイッチ１４（図６のブラシ）の切り替えを自動で
行うようにしても良いし、電気素子などを利用しても良
い。
【００２６】以上、本発明を実施の形態により説明した
が、本発明の技術的思想によれば、種々の変形が可能で
ある。例えば、上述した実施形態においては、バリア羽
根を回転駆動する場合について説明したが、直線駆動す
るようにしても良い。
が、本発明の技術的思想によれば、種々の変形が可能で
ある。例えば、上述した実施形態においては、バリア羽
根を回転駆動する場合について説明したが、直線駆動す
るようにしても良い。
【００２７】
【発明の効果】以上のように、請求項１乃至請求項６の
発明によれば、遮蔽板（１、２）の一部に設けられた永
久磁石（１ａ）と、永久磁石（１ａ）に対向するレンズ
鏡筒上に配設された複数の電磁コイル（３ａ〜３ｅ）と
を設け、電磁コイル（３ａ〜３ｅ）の磁極変化により遮
蔽板（１、２）を開閉駆動するようにしたので、機械的
連動機構の削減、鏡筒駆動系の負荷の軽減を図ることが
でき、遮蔽板（１、２）の駆動について、小型で信頼性
を向上させたレンズ鏡筒を提供することが可能となる。
発明によれば、遮蔽板（１、２）の一部に設けられた永
久磁石（１ａ）と、永久磁石（１ａ）に対向するレンズ
鏡筒上に配設された複数の電磁コイル（３ａ〜３ｅ）と
を設け、電磁コイル（３ａ〜３ｅ）の磁極変化により遮
蔽板（１、２）を開閉駆動するようにしたので、機械的
連動機構の削減、鏡筒駆動系の負荷の軽減を図ることが
でき、遮蔽板（１、２）の駆動について、小型で信頼性
を向上させたレンズ鏡筒を提供することが可能となる。
【００２８】また、請求項７乃至請求項８の発明によれ
ば、電磁コイル（３ａ〜３ｅ）の駆動回路（１２）で、
カメラのシャッタを駆動させるようにしたので、コスト
およびスペースを削減することが可能となる。
ば、電磁コイル（３ａ〜３ｅ）の駆動回路（１２）で、
カメラのシャッタを駆動させるようにしたので、コスト
およびスペースを削減することが可能となる。
【図１】本発明によるレンズ鏡筒およびレンズ鏡筒を有
するカメラの一実施形態を示す上面図である。
するカメラの一実施形態を示す上面図である。
【図２】本発明によるレンズ鏡筒およびレンズ鏡筒を有
するカメラの一実施形態を示す断面図である。
するカメラの一実施形態を示す断面図である。
【図３】本発明によるレンズ鏡筒およびレンズ鏡筒を有
するカメラの一実施形態を示す上面図である。
するカメラの一実施形態を示す上面図である。
【図４】本発明によるレンズ鏡筒およびレンズ鏡筒を有
するカメラの一実施形態を示す上面図である。
するカメラの一実施形態を示す上面図である。
【図５】本発明によるレンズ鏡筒およびレンズ鏡筒を有
するカメラの一実施形態を示すブロック結線図である。
するカメラの一実施形態を示すブロック結線図である。
【図６】本発明によるレンズ鏡筒およびレンズ鏡筒を有
するカメラの一実施形態を示す平面図である。
するカメラの一実施形態を示す平面図である。
１ バリア羽根 １ａ 永久磁石 ２ バリア羽根 ３ 電磁コイル ３ａ 磁極 ３ｂ 磁極 ３ｅ 磁極 ４ 台座 ４ａ ピン １０ メインスイッチ １１ ＣＰＵ １２ 駆動回路 １３ 鏡筒モータ １４ スイッチ
Claims (8)
- 【請求項１】 撮影レンズの光軸に対して進退可能に移
動する遮蔽板を有するレンズ鏡筒において、 前記遮蔽板の一部に設けられた永久磁石と、 前記永久磁石に対向するレンズ鏡筒上に配設された複数
の電磁コイルとを具備し、 前記電磁コイルの磁極変化により前記遮蔽板を開閉駆動
することを特徴とするレンズ鏡筒。 - 【請求項２】 前記遮蔽板が２枚であり、かつ撮影レン
ズの光軸にほぼ平行な軸を中心に回転移動することを特
徴とする請求項１に記載のレンズ鏡筒。 - 【請求項３】 前記電磁コイルはシートコイルであるこ
とを特徴とする請求項１に記載のレンズ鏡筒。 - 【請求項４】 前記複数の電磁コイルの両端部に透磁性
体を有し、 該透磁性体と前記永久磁石との磁気吸引力により、前記
遮蔽板を保持することを特徴とする請求項１に記載のレ
ンズ鏡筒。 - 【請求項５】 前記透磁性体により、前記電磁コイルを
前記レンズ鏡筒上に位置決めし固定することを特徴とす
る請求項４に記載のレンズ鏡筒。 - 【請求項６】 前記複数の電磁コイルの端部の電磁コイ
ルと、前記端部に隣接する電磁コイルとの間隔のみが、
前記端部以外の電磁コイルの間隔とは異なることを特徴
とする請求項１に記載のレンズ鏡筒。 - 【請求項７】 請求項１乃至請求項６に記載のレンズ鏡
筒を有するカメラにおいて、 前記電磁コイルの駆動回路は、カメラのシャッタを駆動
させることを特徴とするレンズ鏡筒を有するカメラ。 - 【請求項８】 前記電磁コイルの駆動回路は、前記カメ
ラのシャッタの駆動回路とを選択的に切り替えているこ
とを特徴とする請求項７に記載のレンズ鏡筒を有するカ
メラ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000105356A JP2001290195A (ja) | 2000-04-06 | 2000-04-06 | レンズ鏡筒およびレンズ鏡筒を有するカメラ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000105356A JP2001290195A (ja) | 2000-04-06 | 2000-04-06 | レンズ鏡筒およびレンズ鏡筒を有するカメラ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2001290195A true JP2001290195A (ja) | 2001-10-19 |
Family
ID=18618733
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2000105356A Pending JP2001290195A (ja) | 2000-04-06 | 2000-04-06 | レンズ鏡筒およびレンズ鏡筒を有するカメラ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2001290195A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006284641A (ja) * | 2005-03-31 | 2006-10-19 | Nidec Copal Corp | カメラ用羽根駆動装置 |
| JP2007127709A (ja) * | 2005-11-01 | 2007-05-24 | Sony Corp | 開閉装置及びこれを用いた撮影装置 |
| JP2009128418A (ja) * | 2007-11-20 | 2009-06-11 | Olympus Corp | 光調節装置 |
| DE102013011262A1 (de) * | 2013-07-05 | 2015-01-08 | GM Global Technology Operations LLC (n. d. Gesetzen des Staates Delaware) | Kamerabaugruppe |
| CN113037978A (zh) * | 2021-03-12 | 2021-06-25 | 新思考电机有限公司 | 快门驱动装置、快门、拍摄装置、电子元件 |
-
2000
- 2000-04-06 JP JP2000105356A patent/JP2001290195A/ja active Pending
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006284641A (ja) * | 2005-03-31 | 2006-10-19 | Nidec Copal Corp | カメラ用羽根駆動装置 |
| JP2007127709A (ja) * | 2005-11-01 | 2007-05-24 | Sony Corp | 開閉装置及びこれを用いた撮影装置 |
| JP2009128418A (ja) * | 2007-11-20 | 2009-06-11 | Olympus Corp | 光調節装置 |
| DE102013011262A1 (de) * | 2013-07-05 | 2015-01-08 | GM Global Technology Operations LLC (n. d. Gesetzen des Staates Delaware) | Kamerabaugruppe |
| CN113037978A (zh) * | 2021-03-12 | 2021-06-25 | 新思考电机有限公司 | 快门驱动装置、快门、拍摄装置、电子元件 |
| CN113037978B (zh) * | 2021-03-12 | 2023-05-02 | 新思考电机有限公司 | 快门驱动装置、快门、拍摄装置、电子元件 |
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