JP2000347244A - カメラ用シャッタ - Google Patents

カメラ用シャッタ

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JP2000347244A
JP2000347244A JP11111797A JP11179799A JP2000347244A JP 2000347244 A JP2000347244 A JP 2000347244A JP 11111797 A JP11111797 A JP 11111797A JP 11179799 A JP11179799 A JP 11179799A JP 2000347244 A JP2000347244 A JP 2000347244A
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Japan
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printed board
shutter
coil
movable
board
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JP11111797A
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English (en)
Inventor
Yoichi Nakano
洋一 中野
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Seiko Precision Inc
Original Assignee
Seiko Precision Inc
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Publication date
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Priority to US09/539,140 priority patent/US6394668B1/en
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    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03BAPPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
    • G03B9/00Exposure-making shutters; Diaphragms
    • G03B9/08Shutters

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Shutters For Cameras (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 小型で高性能のカメラ用シャッタを安価に提
供する。 【解決手段】 固定プリント板8と可動プリント板7と
にそれぞれ渦巻状のコイルパターン9,10を設けたも
のによってシャッタ4を駆動可能とするものである。コ
イルパターンの渦巻の巻数や方向の組み合わせにより任
意の電磁力が得られる。また、通電の制御により復帰時
に逆方向から通電して吸引力の作用によりシャッタの閉
時間を短くすることも可能である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の技術分野】本発明はカメラ用シャッタに関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】カメラ用シャッタには種々の形式・型が
あるが、その中の1つの型式として、複数枚のセクタ
(シャッタ羽根)を閉じた状態ではレンズ開口が塞がる
ように設け、これらのセクタを揺動させて中心部に露光
用の孔が開くようにするものがある。セクタの開閉動作
は、各セクタの基部を揺動自在に支持し、この支持点か
ら所定距離の位置に設けられた駆動孔部にセクタ駆動レ
バーの駆動ピンを係合させ、このレバーを揺動させるこ
とにより開き、ばね力で原位置へ復帰可能とするもので
ある。図11は、2枚のセクタを開閉動作させるシャッ
タ駆動装置の従来技術の原理を示すものであるが、この
シャッタ駆動装置のうちの構成の概要は以下のようにな
っている。シャッタ基板81と背面基板82との間に2
枚のセクタからなるシャッタ羽根83を取り付け、これ
によってレンズ開口81a,82aを開閉可能としてあ
る。シャッタ基板81と背面基板82とは、ビス84に
よってシャッタ羽根を揺動可能に設置可能な間隔に固定
可能としてある。
【0003】シャッタ基板81の前面(図11上面)に
は、シャッタ駆動装置の各要素が設けてある。まず、シ
ャッタ基板81の上面の中央部近傍には、実質的にハー
ト形に形成された板状体の両側に突起部を形成してなる
セクタ駆動レバー85が設けてある。セクタ駆動レバー
85はシャッタ基板81の上面に突設してある支軸部8
1bに揺動中心部に突設してある軸受部85aが嵌合し
ている。このセクタ駆動レバー85の下面頂部近傍に
は、セクタ駆動ピン85bが垂設しており、このピンは
シャッタ基板に形成されている円弧溝部81cを通っ
て、セクタの長溝部83aに係合している。なおシャッ
タ83を構成する各セクタは揺動中心孔83b,83
b、シャッタ基板の背面に突設してある支持ピン81
d,81dによって揺動自在に支持されている。各支持
ピン81dは、背面基板82に突設されている透孔82
b,82bに係合することによりセクタ83をそれぞれ
安定的に支持している。
【0004】上述のセクタ駆動レバー85は、ばね86
により反時計方向へ付勢されており、これによりシャッ
タ83は閉じる方向に付勢されている。セクタ駆動レバ
ー85のばね86が取り付けてある位置の反対側に形成
された耳部85cの背面には、うず巻状にコイルを巻き
回し、これをドーナツ状に固形化してなる駆動コイル8
7が固着してある。このコイル87の一方のリード線8
7aは、コイルの外周部に接続されており、他方のリー
ド線87bは内周部に接続されている。駆動回路88か
らこのコイル87に通電すると、例えば上方がS極に、
そして下方がN極となる磁束が生じる。このコイル87
への通電は駆動回路88によって制御可能であり、これ
により任意にシャッタ開閉を可能としてある。
【0005】上記したセクタ駆動レバー85の揺動によ
り駆動コイル87も、支軸部81bを中心として揺動す
るようになっているが、このコイルの中心の揺動軌跡上
には1対の薄板状の永久磁石89,90が設けてある。
これらの永久磁石は、シャッタ基板81の上面に固着さ
れているが、一方の磁石89は初期位置においてコイル
87の揺動軌跡の時計回り方向の前方に位置し、上面が
N極となるように貼付してある。これに対し他方の永久
磁石90はコイル87の上記の揺動軌跡の後方に位置
し、上面がS極となるように貼付してある。
【0006】このような構成となっているため、コイル
87へ駆動回路88からの制御された通電により、コイ
ルにS極が下向きの磁力が発生すると、この磁力の作用
により駆動コイル87が手前側の磁石89とは吸引力
が、後方の磁石90とは反発力が働くことにより時計回
り方向に移動して、セクタ駆動レバー85を同方向に回
動させる。これによりシャッタ羽根83が開いて露光可
能となる。次に駆動コイル87への通電を停止すると、
上記の磁力が消滅し、ばね86によりセクタ駆動レバー
85が原位置へ復帰してシャッタが閉じられる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記従来例のシャッタ
駆動装置は、セクタ駆動レバー85と駆動コイル87と
が異なる平面上に位置するため、平面上の面積が大きく
なっている問題がある。また、これとともにセクタ駆動
レバー85と駆動コイル87及び永久磁石89,90が
それぞれ異なる高さに設けられているためそれだけシャ
ッタの厚さも大きくなってしまう問題が生じる。さらに
また駆動コイル87自体が揺動することによってセクタ
駆動レバー85を揺動させるものであるため、大きな運
動のエネルギーが必要となり、そのために消費電力が大
きくなってしまう問題もある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の問題点を解決する
ために、本発明のカメラ用シャッタは、従来技術におけ
るシャッタ基板に対応する固定プリント板及びセクタ駆
動レバーに対応する可動プリント板をそれぞれ光軸を基
準とするように設け、各プリント板に複数の渦巻状のコ
イルパターンを配設し、これらの複数のコイルパターン
への通電により発生する電磁力を用いて複数のセクタを
開閉可能とすることによりシャッタの小型化、高性能化
を実現してある。本発明のシャッタは、各プリント板や
セクタリングが光軸を中心とするように積層された状態
になっているため、面積が小さくなるとともに、従来技
術では大きなスペースを占めていた駆動コイルがコイル
パターンに置き換えられていることにより厚さの面でも
薄くすることができるためシャッタの小形化を推進する
ものである。
【0009】固定プリント板に配設するコイルパターン
に駆動回路により制御された電流を流すと、コイルパタ
ーンの渦巻の巻方により、対向する固定プリント板面及
び可動プリント板面にそれぞれN極又はS極の電磁力が
発生する。両者の極性を互いに向い合う方向を同極と
し、かつ、可動プリント板のコイルパターンの初期位置
を固定プリント板の位置よりも所定角度だけ進角方向に
ずらした位置に設定しておけば、駆動回路からの通電に
より発生する両コイルパターンによる電磁力は反発し合
って、可動プリント板をセクタを開く方向へ回動させ
る。駆動回路によってコイルパターンへの通電を停止す
ると、両プリント板の電磁力は消滅し、ばねの付勢力に
よりセクタ駆動レバーが原位置に復帰してシャッタが閉
じられる。
【0010】また、コイルパターンを渦巻状に形成して
あるため、内端部への通電は、プリント板に穿設された
スルーホールを利用してパターンの連結部が向かい合わ
ない他方の面を迂回するように設けることにより、各コ
イルパターンを連結可能としてある。セクタを閉じる時
の駆動力は、ばねの付勢力の他、いずれかのプリント板
のコイルパターンへの通電方向を駆動回路で制御するこ
とにより、対向面における極性を異極とする吸引力の利
用によりセクタを閉じる時間を短くすることも可能であ
る。また、他の手段では、各プリント板のコイルパター
ンとして両者に同一方向から見て同じ巻方の渦巻を配設
することにより、一方の面だけに配設した場合と比較し
て2倍の強さの電磁力を発生可能としてある。
【0011】さらに他の手段では、各コイルパターンの
渦巻を互いに逆方向の巻方にしたものを交互に配設した
ものとすることにより、反発と吸引作用を同時に及ぼし
て駆動力が大きくなるようにしてある。また、別の手段
では、上記した固定プリント板のコイルパターンに代え
て、永久磁石を配設し、永久磁石の磁力と可動プリント
板のコイルパターンによる電磁力とにより可動プリント
板を回動可能としてある。永久磁石は厚さ分が大きくな
る反面、強力な磁力が得られるので、大きな駆動力でセ
クタを開くことが可能となる。このように永久磁石を配
設する場合は、基本的にはどの永久磁石も表面が同一極
性としてある。これに対し、可動プリント板のコイルパ
ターンを交互に異なる極性となるように配設してある場
合には、これに対応するコイルパターンも極性が異なる
ように配設してある。なお、固定プリント板の代わりに
永久磁石を配設した場合においても、コイルパターンを
可動プリント板の両面に配設することにより強力な電磁
力による駆動力を得ることが可能である。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明のカメラ用シャッタは、開
口が設けられているプリント板支持板に保持される固定
プリント板と、この固定プリント板の一方の面に対向
し、開口が設けられているシャッタ基板に回動可能かつ
付勢部材によって一方方向へ付勢されるように設けてあ
る可動プリント板と、可動プリント板によって開閉動作
可能に設けられ複数のセクタとによって構成してある。
【0013】上記の固定プリント板及び可動プリント板
には、開口の光軸中心に対し実質的に同心状に位置する
渦巻状のコイルパターンが設けられ、このコイルパター
ンは当該コイルパターンへの通電を制御する駆動回路に
接続するようにするとよい。上記の各コイルパターンは
それぞれ各プリント板の対向面に配設し、特定の端子部
とコイルパターン及び各コイルパターン同士を連結する
連結部はスルーホールを通してプリント板の向かい合わ
ない面に設けるようにするとよい。
【0014】また、上記した各コイルパターンはそれぞ
れ各プリント板の対向面に等間隔に配置し、初期状態に
おいて可動プリント板にコイルパターンを配設する基準
位置となる放射線は固定プリント板の放射線とは所定の
角度だけ進角方向にずらして反発力が有効に作用するよ
うにしておくことが望ましい。上記した駆動回路は、シ
ャッタを開く時間帯には両プリント板のコイルパターン
に磁力が反発するように通電し、シャッタを閉じる時間
帯には互いに吸引するように電流を通電するように設定
してあることが望ましい。さらに、上記した各プリント
板は少なくとも両面以上の多層プリント板であって、か
つ同一方向から見て上記コイルパターンの巻方が同一の
ものが少なくとも2つ以上のパターン面に配設すること
によりセクタ開閉の駆動力を大きくすることが好まし
い。
【0015】別の手段において、隣り合う関係になって
いる各プリント板のコイルパターン同士は逆方向の巻方
で配設することにより駆動力の強化を図るようにすると
よい。また、固定プリント板の上記各コイルパターンに
代えて永久磁石を上板に配設することにより固定プリン
ト板を設けないものとし、部品点数の減少及び軽量化を
図るようにしてもよい。この場合において、プリント板
の隣り合うコイルパターンが逆方向の巻方で配設してあ
る場合には、永久磁石はN極とS極とを交互に配設する
ことにより反発力と吸引力とが有効に作用するようにす
るとよい。さらに、この場合においても、コイルパター
ンを可動プリント板の両面に配設することによりシャッ
タ開閉の駆動力を大きくすることが望ましい。また、被
写体の輝度に応じてコイルパターンへの通電時間を制御
することが望ましい。
【0016】
【実施例】以下本発明の実施例について図面を参照して
説明する。(第1実施例)図1は、第1実施例として本
発明の基本的な構成からなるシャッタについてセクタが
閉じられている状態を分解斜視図で示したものである。
なお、以下の説明においては図面の上方を上として表現
することとする。このシャッタは、一方の側(上面)に
プリント板支持板である上板1を、他方の側(下面)に
下板2を配置し、これらの両板間に各構成要素を積層状
に配置したものからなる。
【0017】上板1と下板2との間にはシャッタ基板3
が介在しており、シャッタ基板3と下板2との間に3枚
のセクタからなるシャッタ羽根4が設けてある。下板2
とシャッタ基板3とは、シャッタ基板の下面に形成され
たスペーサ3aにより、セクタ4の揺動運動を可能な間
隔を設けてある。また、各セクタ4は、シャッタ基板3
の下面に突設してある支持ピン3bが各セクタの支持孔
4aを貫通し、さらに下板2に穿設されている支持孔部
2bに挿着されることにより揺動可能に支持されてい
る。
【0018】上記の各板には、それぞれ光軸Sに沿って
開口1d,2d,3dが設けてある。シャッタ基板3の
上面には、開口3dの周囲から上方に延びる円筒状の軸
部3cが形成してある。この軸部3cには、リング状の
セクタリング5の開口5dが回動可能に嵌合している。
セクタリング5の背面外周部には、等角度間隔に3本の
セクタ駆動ピン5a(1本だけ図示)が垂設してある。
これらのセクタ駆動ピン5aは、シャッタ基板3に設け
てある円弧溝3e及び各セクタ4に設けてある長溝4e
を貫通して下板2に設けてある円弧溝2eに係合可能と
してある。このため、セクタリング5を所定の角度範囲
内で往復回動させると、各セクタが揺動してレンズ開口
4dを開閉可能となっている(図2参照)。
【0019】また、セクタリング5の外周部に形成され
ている突起5bには、一端をシャッタ基板3の上面に突
設されたピン3fに支持された付勢部材としてのばね6
の他端が取り付けてあり、このセクタリングに対しセク
タ4を閉方向に付勢するようにしてある。セクタリング
5の上面には、開口5dに沿って上方に延びる円筒状の
受部5cが形成してあり、この受け部には、ドーナツ状
に形成された可動プリント板7の開口7dが嵌合してい
る。
【0020】可動プリント板7は、レンズ開口7dがセ
クタリングの受部5cに嵌合しているとともに、外周部
の2か所に形成された切欠部7a,7aがセクタリング
の上面に突設されている固定ピン5e,5eと係合する
ことにより、両者を一体回動可能としてある。上板1の
下面には可動プリント板7と対向する位置に固定プリン
ト板8が設けてある。固定プリント板8は、外周部に形
成されている係合部8a,8bが上板1の下面に垂設し
てある固定ピン1b,1bに係合することにより、この
上板に回転不能に固定されている。なお、可動プリント
板7と固定プリント板8との間には図示されていないス
ペーサ手段を設けることにより両者間を所定間隔に保持
可能としてある。
【0021】可動プリント板7の上面及び固定プリント
板8の下面には後述のコイルパターン9,10が形成し
てある。各コイルパターンの特定の端子部9t,10t
はそれぞれリード線11,12を介して駆動回路13に
接続されている。上述のセクタリング5、ばね6、可動
プリント板7及び固定プリント板8は、上板1の下面に
垂設されているスペーサ部1a,…によって、上板1と
シャッタ基板3との間に設けられた間隔内に積層状に位
置している。なお、このシャッタの組立ては、4本のビ
ス14(3本だけ図示)により一体に固定可能としてあ
る。
【0022】図2は、図1で閉じていたシャッタを全開
にした状態を示すもので、各符号は図1と同じであるた
め主要なものだけを示してある。この状態は、駆動回路
13によって制御された電流が各コイルパターン9,1
0に流れて、可動プリント板7を反時計方向に回動させ
たものを示している。これにともないセクタリング5が
可動プリント板7と一体回動して、駆動ピン5aを介し
て各セクタ4を矢印方向に揺動させることにより中心が
光軸Sと一致するシャッタ開口4dが形成される。な
お、駆動回路13により各コイルパターンへの通電を停
止すると、ばね6の付勢力によりこれらの可動プリント
板等は原位置に復帰可能である。
【0023】図3は、第1実施例に用いられている可動
プリント板7及び固定プリント板8の構成及び両者の位
置関係を拡大して示したものである。同図(a)は、固
定プリント板8の設置状態を示している。固定プリント
板8の上面には、渦巻状の複数のコイルパターン10が
光軸Sから延びる所定半径かつ光軸Sから等角度間隔に
延びる放射線R1上に配設してある。また、同図(b)
は可動プリント板7の取り付け状態を示しているが、こ
れにも固定プリント板と同様に、絶縁板からなる可動プ
リント板7の上面に、複数の渦巻上のコイルパターン9
が光軸Sから所定半径かつ光軸から等角度間隔に延びる
放射線R2上に配設してある。各コイルパターン9は内
端部(中心部)から外端部(外周端)に向けて電流が流
れるようにしてある。すなわち渦巻の巻方が内端部から
右巻で外端部に向かうようにしてあり、内端部から外端
部へ(内から外へ)時計方向に電流が流れるようにして
ある。各渦巻の内端部への接続は、プリント板における
各渦巻の近傍と内端部にそれぞれスルーホール7hを設
け、これらのスルーホールとプリント板同士が向かい合
わない面に設けられた連結部7gとにより接続可能とし
てある。
【0024】同様にして固定プリント板8の各コイルパ
ターン10は、基板の下面に配設してあり、スルーホー
ル8h及び向かい合わない面に設けられた連結部10g
を介して両面間の導通を可能とすることにより、渦巻1
0aの中心部への通電を可能としてある。また、固定プ
リント板8における各コイルパターン10の配設位置の
一つの基準となる光軸Sから放射状に伸びる放射線R1
の角度は左右の分割線からθとなっているのに対し、
可動プリント板7の放射線R2は上記のθ からさら
にθ だけ反時計方向に進んだ角度位置としてある。
これは両基板のコイルパターン9,10に互いに逆方向
に同一極性の電磁力が生じたときに、対向面間の反発力
が斜め方向に及ぼし合うことによって容易に回動可能と
するために採用してある手段である。
【0025】こうして、磁気反発力により可動プリント
板7が反時計方向に回動して放射線R2がθ の回転
角度まで進角すると、カメラの絞りなどの設定により定
められた絞り位置に達して可動プリント板7等が停止す
る。この時の可動プリント板の各変位量はθ −θ
である。ここで駆動回路13により電力の供給を停止す
ると、可動プリント板を各変位させていた電磁力が消失
し、ばね6の付勢力(図1,2参照)によりプリント板
等が原位置に復帰し、シャッタが閉じられる。
【0026】図4は、両プリント板間の放射線の角度
(θ)のずれと駆動力との関係を示している。同図
(a)は、固定プリント板8の放射線R1に対して可動
プリント板7の放射線R2が角度θ だけずれた位置
になっている初期位置を示している。この状態では可動
プリント板7はばね6の付勢力により原位置に停止して
いる。同図(b)は、両プリント板のコイルパターンへ
の通電により、可動プリント板7にはN極が下向きの電
磁力が発生し、固定プリント板8にはN極が上向きの電
磁力が発生し、対向面間におけるS極同士の反発力によ
り、可動プリント板の放射線がθ になる角度位置ま
で回動している状態を示している。すなわち、可動プリ
ント板7はθ −θ の角度だけ変位していることに
なる。この角変位はばね6の付勢力に抗してなされてい
るものであるので、通電の停止により電磁力が消失する
と直ちにこの付勢力により初期位置へ復帰してシャッタ
は閉じられることになる。
【0027】図5は、時間(t)に対する両プリント板
への通電とシャッタ開口との関係を示している。同図
(a)は既述した通電方法を示している。すなわち、固
定プリント板8及び可動プリント板7の両コイルパター
ンに通電することによりシャッタが開口し、通電を停止
するとばねの付勢力によりシャッタが閉じる状態を示し
ている。すなわちコイルパターンの電磁力によってシャ
ッタが開き、通電停止後はばねの付勢力だけでシャッタ
を閉じるようにしてある。
【0028】これに対し、同図(b)は、固定プリント
板8のコイルパターンには、シャッタ開口の全開から閉
鎖までの全区間を通電し、可動プリント板7のコイルパ
ターンには、一方方向の通電によリシャッタ全開とし、
その後、逆方向の通電をすることにより吸引力を働かせ
て、可動プリント板を閉シャッタ方向へ回動するように
力を作用させるようにしてある。この結果、ばねの付勢
力にこの吸引力が加わり、シャッタを急速に閉じること
を可能にしている。
【0029】同図(a)では、シャッタを閉じる為の時
間がt1 であるのに対し、吸引力を加えるようにしてあ
る同図(b)ではシャッタを閉じるための時間がt2 と
短くなっており、シャッタスピード可変のカメラするこ
とができる。なお、これらの通電時間はシャッタ絞りの
設定値により異なるもので、同図(a),(b)は任意
の絞りに対応するものとして示してある。
【0030】(第2実施例)第2実施例では、図6に示
すように、第1実施例における固定プリント板8に代え
て上板21の下面に複数の永久磁石28を配設したもの
によってシャッタを構成してある。各永久磁石28は光
軸Sを起点とする放射線と、光軸を中心とする所定長の
半径との交点を中心とするように上板の下面に固着して
ある。もちろん、個々の永久磁石の配置間隔は図1の場
合と同様に等角度になっている。また、可動プリント板
7は図1の場合と同様のものであり、コイルパターン9
の配置については、第1実施例の場合と同様に各永久磁
石28の配置に対して放射線をθ1 だけずらした角度位
置に配設してある(図3,4参照)。第2実施例では、
固定プリント板が設けられていないので、永久磁石は駆
動回路13との接続が不要なので配線を含む構成が簡単
にすることができる。そして、通電は可動プリント板の
みで済むため省電力化が図れる。その他の構成について
は第1実施例と同様である。
【0031】(第3実施例)第3実施例は、第1実施例
における可動プリント板7及び固定プリント板8につい
て、両面に渦巻状の複数のコイルパターンを連結状態に
配設したものによって構成してある。図7は、第3実施
例の固定プリント板38を拡大して示したものである。
図示してあるように、固定プリント板38の両面にそれ
ぞれ複数の渦巻状のコイルパターン40が設けてある。
これらのコイルパターン40はすべてが同方向に電流が
流れるように構成されている。例えば図面上の最も手前
の上面に位置する渦巻40aは、外から内に向けて左巻
(反時計方向)に渦巻が進むように設けてあり、スルー
ホール38hを通って下面側のコイルパターン40bに
接続されている。そして下面側の渦巻40bは上方から
見て内から外に向けて右巻の渦巻になっている。したが
って、このコイルパターンの渦巻40a,40bに通電
すると、両者からN極を上向きとする極性の電磁力が発
生する。これらのコイルパターンはそれぞれ両面の各渦
巻が固定プリント板38の両面で重なるように設けてあ
るため、両者により発生する電磁力の強さは合成され
て、第1実施例の場合と比較して約2倍となる。
【0032】さらに下面の渦巻40bの外端部は、下面
の連結部40gを通って手前から2番目に位置する下面
の渦巻40cと接続されている。この渦巻40cは連結
部40gを介して外から内へ右巻きになっており、中心
部でスルーホール38hを通って上面に設けてある2番
目の渦巻40dの内端部に接続されている。上面の2番
目の渦巻40dは内から外へ右巻となっており、外端部
は連結部40gを介して上面の3番目の渦巻40eの外
端部に接続されている。この渦巻40eは上面の1番目
のコイルパターン40aと同じものであり、これ以降は
同様の渦巻が繰り返して設けてある。
【0033】図示されていないが、可動プリント板につ
いても両面に同様のコイルパターンの渦巻が左巻に設け
てあり、同様に2倍の電磁力が発生するようにしてあ
る。その他の構成については第1実施例と同様である。
図8は、第3実施例の固定プリント板40と可動プリン
ト板38との位置関係を示すものであり、同図(a)
は、図4(a)と同じであり、同図(b)は図4(b)
と同じように図示してあるが、電磁力の強さは図4
(b)より2倍になっている。
【0034】(第4実施例)第4実施例は、第3実施例
を変形して両プリント板を、隣接する渦巻の巻方が逆に
なっているコイルパターンを交互に配設したものによっ
て構成したものである。図9は、第4実施例の固定プリ
ント板48を拡大して示したものである。この図におい
て、例えば最も手前に位置する下面の渦巻50aは、外
から内への左巻となっており、内端部でスルーホール4
8hを通って上面の渦巻50bの内端部に接続してい
る。そして、上面の渦巻50bは、内から外への左巻と
なっており、外端部は連結部50gを介して2番目の上
面の渦巻50cの外端部に接続されている。
【0035】2番目の上面の渦巻50cは、外から内へ
の右巻となっており、内端部はスルーホール48hを通
って下面の2番目の渦巻50dの内端部に接続されてい
る。下面の2番目の渦巻50dは、内から外への右巻に
なっており、その外端部は連結部50gを介して下面の
3番目の渦巻50eの外端に接続されている。この渦巻
50eは下面の1番目の渦巻50aと同じものであり、
上面の渦巻50fは1番目の上面のコイルパターン50
bと同じものである。
【0036】このように、本実施例のコイルパターンは
プリント板の両面で重なり合う関係にある上面と下面の
通電の方向は同じであるが、隣り合う関係にあるコイル
パターンの渦巻同士の巻方は互いに逆になっている。し
たがって、これに通電することにより生じる電磁力は同
方向にN極が発生するものとS極が発生するものとが交
互に配設されていることになる。
【0037】可動プリント板についても同様のコイルパ
ターンが配設してあり、両プリント板の配置関係を第3
実施例と同様にすると、固定プリント板の1番目のコイ
ルパターンの渦巻に対して進角方向の前方に位置する可
動プリント板の渦巻は互いに同極の磁力となる。したが
って固定プリント板の1番目のコイルパターンの渦巻に
対して進角方向の後方にある渦巻は異極の電磁力となる
ため、可動プリント板には、進角方向に沿って進めよう
とする反発力と吸引力とが同時に働くため、高速でシャ
ッタを開くことが可動となる。
【0038】図10は、これらの関係を示すものであ
り、同図(a)は第3実施例の場合と同様に初期状態に
おけるコイルパターンの渦巻の中心位置となる放射線の
角度のずれを示してある。すなわち、固定プリント板4
8に対して、可動プリント板47が進角方向にθ
けずれた位置にばね6によって付勢された状態になって
いる。同図(b)は、上記した通電時における各コイル
パターンの極性と進角状態を示している。すなわち、双
方のコイルパターンへの通電により隣接するコイルパタ
ーンの渦巻が巻方向となっていることにより、それぞれ
の極性の方向が逆になっている。これにより可動プリン
ト板47は進角方向へ反発力と吸引力とを同時に受け
て、放射線R2が初期状態のR1から角度θ だけ進
角方向に離れた位置に移動している。
【0039】なお、本実施例は第1実施例のように、各
プリント板の対向面にのみコイルパターンを配設したも
のとすることも可能である。また、本実施例は固定プリ
ント板に代えて、第2実施例のように上板に永久磁石を
配設したものとすることによって同様の効果を得ること
も可能である。この場合には、もちろん対向面における
永久磁石とコイルパターンによる電磁力の極性を本実施
例のように交互に逆になるようにしなければならない。
【0040】上記第1〜第4実施例においてはいずれも
コイルパターンの設置数や巻数及び層数が図面から判断
可能に示されいるが、これらのものは任意に決定可能で
ある。またセクタの数も3枚として説明してあるが、こ
の数も任意に決定可能である。また、固定プリント板及
び可動プリント板は、多層プリント板にしてもよく、多
層プリント板にした場合はよりコイルパターンを増やす
ことができ、強い磁力を生み出すことが可能となる。ま
た、上板と下板との2ヶ所に固定プリント板を設ける構
成にしてもよい。また、実施例では可動プリント板とセ
クタリングを別部材で設けてあったが、可動プリント板
にセクタ駆動ピンを設け可動プリント板にセクタリング
を兼ねさせてもよい。またコイルパターンはきれいに円
状に並ばなくて、略円状に配置してもよい。また、固定
プリント板を下板に設け下板をプリント板支持板とし、
可動プリント板をセクタリングの下面に設けるようにし
てもよい。
【0041】
【発明の効果】本発明によれば、シャッタの小型化を可
能とするとともに、シャッタの開閉速度を速くすること
が可能になる。また、可動部の容量を小さくしてあるの
で消費電力を小さくすることができる。これにより小型
で高性能なカメラを安価に提供可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例の構成を示すもので、初期状態の分
解斜視図である。
【図2】同、シャッタが開いた状態を示す分解斜視図で
ある。
【図3】第1実施例のコイルパターンの渦巻の巻方と位
置関係を示す斜視図であり、(a)は固定プリント板、
(b)は初期位置における可動プリント板、(c)は回
動後の可動プリント板を示してある。
【図4】第1実施例の動作を示すものであり、(a)は
両プリント板の初期状態のときの位置関係を示す説明
図、(b)は各コイルパターンの極性と回動後の位置関
係を示す説明図である。
【図5】第1実施例における通電時間とシャッタ開口と
の関係を示す特性線図であり、(a)は一方向通電の場
合、(b)は双方向通電の場合を示す。
【図6】第2実施例の構成を示す分解斜視図である。
【図7】第3実施例における固定プリント板のコイルパ
ターンを示す斜視図である。
【図8】第3実施例の動作を示すものであり、(a)は
両プリント板の初期状態のときの位置関係を示す説明
図、(b)は各コイルパターンの極性と回動後の位置関
係を示す説明図である。
【図9】第4実施例における固定プリント板のコイルパ
ターンを示す斜視図である。
【図10】第4実施例の動作を示すものであり、(a)
は両プリント板の初期状態のときの位置関係を示す説明
図、(b)は各コイルパターンの極性と回動後の位置関
係を示す説明図である。
【図11】従来技術の構成を示す分解斜視図である。
【符号の説明】
1,21 プリント板支持板(上板) 3 シャッタ基板 1d,2d,3d 開口 4 セクタ 5 セクタリング 6 付勢部材 7,37,47 可動プリント板 7h,8h,38h,48h スルーホール 8,38,48 固定プリント板 9,39,49 コイルパターン(可動プリン
ト板) 9h,39h,49h スルーホール 9g,39g,49g 連結部(可動プリント板) 10,40,50 コイルパターン(固定プリン
ト板) 10g,40g,50g 連結部(可動プリント板) 13 駆動回路 28 永久磁石 S 光軸

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 開口が設けられているプリント板支持板
    に保持される固定プリント板と、 上記固定プリント板の一方の面と対向し、開口が設けら
    れているシャッタ基板に回動可能かつ付勢部材によって
    一方方向へ付勢されるように設けてある可動プリント板
    と、 上記可動プリント板によって開閉動作可能に設けてある
    複数のセクタとを備え、 上記固定プリント板及び上記可動プリント板には、上記
    開口の光軸中心に対し実質的に同心状に位置する渦巻状
    のコイルパターンが設けられ、上記コイルパターンは当
    該コイルパターンへの通電を制御する駆動回路に接続さ
    れていることを特徴とするカメラ用シャッタ。
  2. 【請求項2】 請求項1において、上記各コイルパター
    ンはそれぞれ上記各プリント板の対向面に配設してあ
    り、上記特定の端子部と上記コイルパターン及び上記各
    コイルパターン同士を連結する連結部はスルーホールを
    通して上記プリント板の向かい合わない面に設けてある
    ことを特徴とするカメラ用シャッタ。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2において、上記各コイル
    パターンはそれぞれ上記各プリント板の対向面に等間隔
    に配置してあり、初期状態において上記可動プリント板
    の上記放射線は上記固定プリント板の上記放射線とは所
    定の角度だけ進角方向にずらしてあることを特徴とする
    カメラ用シャッタ。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3のいずれかにおいて、上記
    駆動回路は、シャッタを開く時間帯には上記両プリント
    板の上記コイルパターンに磁力が反発するように通電
    し、上記シャッタを閉じる時間帯には互いに吸引するよ
    うに電流を通電するように設定してあることを特徴とす
    るカメラ用シャッタ。
  5. 【請求項5】 請求項1〜4のいずれかにおいて、上記
    各プリント板は少なくとも両面以上の多層プリント板で
    あって、かつ同一方向から見て上記コイルパターンの巻
    方が同一のものが少なくとも2つ以上のパターン面に配
    設してあることを特徴とするカメラ用シャッタ。
  6. 【請求項6】 請求項1〜5のいずれかにおいて、隣り
    合う上記コイルパターンは逆方向の巻方で配設してある
    ことを特徴とするカメラ用シャッタ。
  7. 【請求項7】 請求項1〜6のいずれかにおいて、上記
    固定プリント板の上記各コイルパターンに代えて永久磁
    石を上記上板に配設してあることを特徴とするカメラ用
    シャッタ。
  8. 【請求項8】 請求項7において、上記可動プリント板
    の隣り合うコイルパターンが逆方向の巻方で配設してあ
    る場合には、上記永久磁石はN極とS極とを交互に配設
    してあることを特徴とするカメラ用シャッタ。
  9. 【請求項9】 請求項7又は8において、上記コイルパ
    ターンは上記可動プリント板の両面に配設してあること
    を特徴とするカメラ用シャッタ。
  10. 【請求項10】 請求項1〜9のいずれかにおいて、上
    記駆動回路は被写体の輝度に応じて上記コイルパターン
    への通電を制御することを特徴とするカメラ用シャッ
    タ。
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