JPH0534117B2 - - Google Patents

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Publication number
JPH0534117B2
JPH0534117B2 JP61203740A JP20374086A JPH0534117B2 JP H0534117 B2 JPH0534117 B2 JP H0534117B2 JP 61203740 A JP61203740 A JP 61203740A JP 20374086 A JP20374086 A JP 20374086A JP H0534117 B2 JPH0534117 B2 JP H0534117B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
laser
window
beam diameter
mirror
oscillator
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP61203740A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6360092A (ja
Inventor
Tsutomu Kitagawa
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
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Publication of JPS6360092A publication Critical patent/JPS6360092A/ja
Publication of JPH0534117B2 publication Critical patent/JPH0534117B2/ja
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  • Laser Beam Processing (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、レーザ加工機、即ち被加工物の溶
接、切断又は表面改質などに用いられるレーザ加
工機に関するものである。
[従来の技術] 第2図は例えば特願昭60−146740号に示された
従来の不安定形共振器を用いたレーザ加工機を示
す構成図である。
図において、1は発振器筺体、2は電極、3は
電極2に挟まれた放電励磁空間を挟むように配置
されている不安定形共振器で、3aは凹面鏡、3
bは凸面鏡、3cはビーム取出し鏡である。4
a,4bはレーザビームの方向を変更するための
ビーム方向切換用ミラー、5は発振器筺体1に取
り付けられているビーム取出し用のウインドウ、
6はレーザビーム、7はウインドウ5から取り出
されたレーザビーム6のビーム径を補正するため
のビーム径補正用レンズ、8は集光レンズ、9は
被加工物である。
通常、不安定形共振器3に限らず、レーザ発振
器から取り出されるレーザビーム6は、発散角を
持つているため、遠方へ行く程外側へ広がり、第
2図の点線で示したように、ビーム方向切換用ミ
ラー4bの有効径よりも大きくなつてしまう。そ
のため、従来は、ウインドウ5とビーム方向切換
用ミラー4bとの間に、凸レンズからなるビーム
径補正用レンズ7を設けて、それ以降のビーム方
向切換用ミラー4b及び集光レンズ8の有効径内
にビーム径が収まるようにしている。
[発明が解決しようとする課題] 従来のレーザ加工機は、レーザビーム6の光路
途中にビーム径補正用レンズ7を設ける必要があ
るため、このビーム径補正用レンズ7によりレー
ザビーム6が吸収されてパワーロスを生じ、また
ビーム径補正用レンズ7の取付けに特に注意を要
するため、光学系の設計が複雑で困難になるなど
の問題点を有していた。
この発明は、上記のような問題点を解決するた
めになされたもので、パワーロスが少なく、かつ
光学系の設計も容易であるレーザ加工機を得るこ
とを目的とする。
[課題を解決するための手段] この発明に係るレーザ加工機は、レーザ発振器
内の不安定形共振器とウインドウとの間の光路上
に、ビーム径を小さくするためのビーム径補正用
ミラーを設けたものである。
[作用] この発明においては、レーザ発振器内にビーム
径補正用ミラーを設けることにより、発振器外の
光路途中にビーム径補正用レンうを設ける必要が
なくなり、発振器外に配置する光学部品が少なく
なるとともに、光学系の設計が容易で精度が向上
する。
[実施例] 以下、この発明の実施例を図について説明す
る。第1図はこの発明の一実施例によるレーザ加
工機を示す構成図であり、第2図と同一又は相当
部分には同一符号を付し、その説明を省略する。
図において、12は発振器筺体1内に設けら
れ、ビーム取出し鏡3cから取り出されたレーザ
ビーム6のビーム径を小さくするビーム径補正用
ミラー(凹面鏡)、13はビーム径補正用ミラー
12から出射されたレーザビーム6をウインドウ
5に向けて反射するビーム方向切換用ミラーであ
る。
このようなレーザ加工機では、発振器筺体1内
にビーム径補正用ミラー12を設けたことによ
り、従来必要だつたビーム径補正用レンズ7が省
略されている。このため、レンズのビーム吸収に
よるパワーロスが少なくなり、また発振器外の光
学系の構成が簡単になり、光学系の設計及び保守
も容易になる。
また、発振器筺体1内でビーム径を小さくする
ので、ウインドウ5の径を小さくすることができ
るとともに、耐圧保持のためのウインドウ5の厚
みも小さくすることができる。
このように、ウインドウ5の厚みが小さくなる
と、そのビーム吸収率が小さくなり、結果として
光学歪係数が大きくなり、光学歪が少なくなる。
また、直径及び厚みが大きいウインドウ5で
は、その熱抵抗が大きいウインドウ5では、その
熱抵抗が大きいため、周縁部冷却により中央部の
温度を低下させるまでに時間が長くかかる。この
ため、中央部と周縁部との間の温度勾配の経時変
化が一定になる時間も長くかかり、その間のレー
ザ加工が不安定となる。これに対して、この実施
例では、ウインドウ5の体積が小さくなり、熱抵
抗が小さくなるので、レーザ加工が短時間で安定
することになる。
[発明の効果] 以上説明したように、この発明のレーザ加工機
は、レーザ発振器内の不安定形共振器とウインド
ウとの間の光路上に、ビーム径を小さくするため
のビーム径補正設ミラーを設けたので、パワーロ
スを少なくすることができ、かつ発振器外の光学
系の構成を簡単にすることができ、光学系の設計
及び保守を容易にすることができるなどの効果を
奏する。また、ウインドウの径及び厚みの小さく
することができ、これによりウインドウのビーム
吸収率が小さくなり、光学歪を少なくすることが
でき、かつウインドウの熱抵抗が小さくなり、ウ
インドウの中央部と周縁部との間の温度勾配を短
時間で一定とすることができ、この結果レーザ加
工を短時間で安定させることができるなどの効果
も奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例によるレーザ加工
機を示す構成図、第2図は従来のレーザ加工機の
一例を示す構成図である。 3……不安生計共振器、5……ウインドウ、6
……レーザビーム、8……集光レンズ、9……被
加工物、12……ビーム径補正用ミラー。なお、
各図中、同一符号は同一又は相当部分を示す。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 不安定形共振器を有するレーザ発信器からウ
    インドウを通して取り出されたレーザビームを、
    集光レンズを通して被加工物上に照射するレーザ
    加工機において、上記レーザ発振器内の上記不安
    定形共振器と上記ウインドウとの間の光路上に、
    上記レーザビームのビーム径を小さくするための
    ビーム径補正用ミラーが設けられていることを特
    徴とするレーザ加工機。
JP61203740A 1986-09-01 1986-09-01 レ−ザ加工機 Granted JPS6360092A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP61203740A JPS6360092A (ja) 1986-09-01 1986-09-01 レ−ザ加工機

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JP61203740A JPS6360092A (ja) 1986-09-01 1986-09-01 レ−ザ加工機

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Publication Number Publication Date
JPS6360092A JPS6360092A (ja) 1988-03-16
JPH0534117B2 true JPH0534117B2 (ja) 1993-05-21

Family

ID=16479066

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JP61203740A Granted JPS6360092A (ja) 1986-09-01 1986-09-01 レ−ザ加工機

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2697504B2 (ja) * 1992-07-10 1998-01-14 澁谷工業株式会社 レーザマーキング方法

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6037185A (ja) * 1983-08-10 1985-02-26 Agency Of Ind Science & Technol ガスレ−ザ発振器

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JPS6037185A (ja) * 1983-08-10 1985-02-26 Agency Of Ind Science & Technol ガスレ−ザ発振器

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JPS6360092A (ja) 1988-03-16

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