JPH0435078A - レーザ装置 - Google Patents

レーザ装置

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JPH0435078A
JPH0435078A JP14194990A JP14194990A JPH0435078A JP H0435078 A JPH0435078 A JP H0435078A JP 14194990 A JP14194990 A JP 14194990A JP 14194990 A JP14194990 A JP 14194990A JP H0435078 A JPH0435078 A JP H0435078A
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JP
Japan
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laser
output
signal
optical sensor
filter
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JP14194990A
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Inventor
Akira Egawa
明 江川
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Fanuc Corp
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Fanuc Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はレーザ装置に関し、特に先負帰還方式によるレ
ーザ出力の安定性をより高めたレーザ装置に関する。
〔従来の技術〕
従来、レーザ発振器から出力されたレーザ光を光センサ
により検出し、その先センサからの出力信号に基づいて
レーザ出力を負帰還制御してレーザ出力を安定化させた
光フイードバツク方式によるレーザ装置が知られている
第4図は上記光フイードバツク方式によるレーザ装置を
概念的に示したブロック図であり、第5図は第4図にお
ける各部信号の波形を示す図である。第4図及び第5図
において、レーザ発振器41から出力された光は光セン
サ42によって検出される。この光センサ42からの出
力信号(フィードバック信号)Dは、光センサ42の応
答遅れに応じて立ち上がりが緩やかな波形に成る。レー
ザ出力指令信号Aは、上記光センサ42からのフィード
バック信号りとともに加算器43に入力され、この加算
器43によって求狛られたレーザ出力指令信号へとフィ
ードバック信号りとの偏差に基づいて誤差増幅器44に
より増幅補正される。
該増幅補正されたレーザ出力指令信号Bはレーザ発振器
41に人力され、レーザ発振器41によってレーザ光C
に変換され出力される。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかし、上記従来の光フイードバツク方式によるレーザ
装置では、レーザ出力Cの応答性はフィードバック用の
光センサ42の応答特性に左右される。特にセンサ42
の応答性が遅い場合、レーザ出力指令信号へとフィード
バック信号りとの偏差が大きくなるため、この偏差を検
出して増幅する誤差増幅器44の出力(増幅補正された
レーザ出力指令信号)Bは、指令直後に過渡的に増大し
、その結果、レーザ出力Cも指令直後に過渡的に増大し
過大な出力が生じる。この特性の影響は、加工、特にプ
ラスチック等の低融点材料を切断する場合に顕著であり
、切断開始時にレーザ照射面が過大なレーザ出力によっ
て過熱されるため、カーフ幅が大きくなったり、切断面
のダレ等が発生ずる。また、他の一般的な材料でも、開
始時にバーニングを起こす等問題が多い。
本発明はこのような点に鑑みてなされたものであり、指
令直後から良好に制御されたレーザ出力が得られるレー
ザ装置を提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
本発明では、上記課題を解決するために、レーザ発振器
から出力されたレーザ光を光センサにより検出し、前記
光センサからの出力信号に基づいてレーザ出力を負帰還
制御するレーザ装置において、前記光センサと同じ応答
特性を有するフィルタと、前記フィルタを通過したレー
ザ出力指令信号と前記光センサからの出力信号との偏差
を求め、前記偏差に基づいて前記レーザ出力指令信号を
増幅補正する増幅補正手段と、を有することを特徴とす
るレーザ装置が提供される。
〔作用〕
光センサと同じ応答特性を有するフィルタを通過したレ
ーザ出力指令信号と光センサからの出力信号(フィード
バック信号)との偏差を求め、この偏差に基づいてレー
ザ出力指令信号を増幅補正し、この増幅補正されたレー
ザ出力指令信号をレーザ発振器に人力する。このため、
フィードバック信号に対するレーザ出力指令信号に、光
センサと同じ応答特性を持たせることができ、レーザ出
力指令信号とフィードバック信号との偏差は指令直後の
立ち上がり時でも小さくなり、この偏差に基づいて増幅
補正されたレーザ出力指令信号は過大な信号とはならな
い。従って、指令直後から良好に制御されたレーザ出力
が得られる。
〔実施例〕
以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。
第1図は本発明のレーザ装置を概念的に示したブロック
図であり、第2図は第1図における各部信号の波形を示
す図である。
レーザ装置は光フイードバツク方式のもので、レーザ発
振器101から出力されたレーザ光Cを光センサ102
により検出し、この先センサ102からの出力信号(フ
ィードバック信号)Dに基づいてレーザ出力Cをフィー
ドバック制御する。
光センサ102は、例えば光を熱に変換しその温度を検
出する熱電対型であり、この先センサ102からのフィ
ードバック信号りは、光センサ102の応答遅れ(−次
遅れ)に応じて立ち上がり時の波形が緩やかになる。
レーザ出力指令信号Aはフィルタ103を通過して、フ
ィードバック信号りとともに加算器104に入力される
フィルタ103は例えば抵抗器とコンデンサとから成る
遅延回路によって構成され、光センサ102と同じ応答
特性を有する。このフィルタ103の応答特性は、フィ
ルタ103の時定数を変更することによって容易に光セ
ンサ102と同じ応答特性に設定される。
加算器104は、フィルタ103を通過したレーザ出力
指令信号Eとフィードバック信号りとの偏差を算出する
。誤差増幅器105は上記偏差を検出して増幅する。
加算器106は、レーザ出力指令信号へと誤差増幅器1
05からの信号とを加算し、レーザ出力指令信号Aを増
幅補正する。増幅補正されたレーザ出力指令信号Bはレ
ーザ発振器101に人力され、レーザ発振器101によ
ってレーザ光Cに変換され出力される。
このように、フィルタ103は時定数を変更することに
よって光センサ102と同じ応答特性を有するように設
定されるので、指令直後の立ち上がり時でも、フィルタ
103を通過したレーザ出力指令信号Eとフィードバッ
ク信号りとの偏差は小さくなり、この偏差に基づいて増
幅補正されたレーザ出力指令信号Bも過大な信号とはな
らない。
従って、指令直後から良好に制御されたレーザ出力Cが
得られ、例えばプラスチック等の低融点材料を切断加工
する場合でも、レーザ照射面が過熱されることなく精度
良く切断加工される。
更に、例えば、金属等の高反射材料を切断加工する場合
にはフィルタ103の時定数を小くし、フィルタ103
を通過したレーザ出力指令信号Eの立ち上がりを光セン
サ102からの出力信号りのそれより速くすることによ
って、指令直後のレーザ出力Cを大きくすることができ
る。このように、フィルタ103の時定数を変更するこ
とによって、切断される材料に応じた適正なレーザ出力
を得ることができるという効果も生じる。
第3図は本発明のレーザ装置の全体構成をより具体的に
示したブロック図であり、本発明をガスレーザに適用し
た場合を示す。図において、プロセッサ1は図示されて
いないROMに格納された制御プログラムに基づいて、
メモリ10に格納された加ニブログラムを読みだし、ガ
スレーザ装置全体の動作を制御する。出力制御回路2は
内部にD/Aコンバータを内蔵しており、プロセッサ1
から出力された出力指令値を電流指令値に変換して出力
する。励起用電源3は商用電源を整流した後、スイッチ
ング動作を行って高周波の電圧を発生し、電流指令値に
応じた高周波電流を放電管4に供給する。
放電管4の内部にはレーザガス19が循環しており、励
起用電源3から高周波電圧が印加されると放電を生じて
レーザガス19が励起される。リア鏡5は反射率99.
5%のゲルマニウム(Ge)製の鏡、出力鏡6は反射率
65%のジンクセレン(ZnSe)製の鏡であり、これ
らはファブリペロ−型共振器を構成し、励起されたレー
ザガス分子から放出される10.6μmの光を増幅して
、その一部を出力鏡6からレーザ光Cとして外部に出力
する。
出力されたレーザ光Cは、シャッタ23aが開いている
時には、ペンダミラー8で方向を変え、集光レンズ9に
よって0.2mm以下のスポットに集光されてワーク1
7の表面に照射される、1メモリ10は加ニブログラム
、各種のパラメータ等を格納する不揮発性メモリであり
、バッテリバックアップされたCMO3が使用される3
、なお、この他にシステムプログラムを格納するROM
−時的にデータを格納するRAMがあるが、本図ではこ
れらを省略しである。
位置制御回路11はプロセッサ1の指令によってサーボ
アンプ12を介してサーボモータ13を回転制御し、ボ
ールスクリュー14及びナツト15によってテーブル1
6の移動を制御し、ワーク17の位置を制御する。図で
は、サーボアンプ及びサーボモータは1軸分のみを表示
しであるが、実際には複数の制御軸がある。表示装置1
8にはCRT或いは液晶表示装置等が使用される。
送風機としてはターボブロワ20が使用され、ターボブ
ロワ20は高周波インバータ(図示せず)26によって
、81.OOOrpmで回転する。ターボブロワ20は
レーザガス19を冷却器21a及び21bを通して循環
する。冷却器21aはレーザ発振を行って高温となった
レーザガス19を冷却するための冷却器であり、冷却器
21bは送風器20による圧縮熱を除去するための冷却
器である。
シャッタ制御回路22はプロセッサ1の指令に基づいて
シャッタ23aを開閉する。シャッタ23aは表面に金
メツキが施された銅板またはアルミ板で構成されており
、閉時には出力鏡6から出力されたレーザ光Cを反射し
てビームアブソーバ23bに吸収させる。シャッタ23
aを開くとレーザ光Cがワーク17に照射される。
光センサ102は前述したように熱電対型であり、リア
鏡5から一部透過して出力されたレーザ光を検出し温度
に変換してレーザ光の出力を測定する。A/D変換器2
5は光センサ102の出力信号りをディジタル値に変換
してプロセッサ1に入力する。
プロセッサ1に入力された光センサ102からの出力信
号りは、前述したようにプロセッサ1において、レーザ
出力Cを適正に制御すべくフィードバック信号りとして
フィードバック制御に供給される。
上記の説明では、ガスレーザ装置で説明したが、固体レ
ーザ装置等の他のレーザ装置でも同じように適用できる
また、フィルタは抵抗器とコンデンサとから成る遅延回
路によって構成されるとしたが、これは単なる例であり
、ハードウェアに限られることなくソフトウェアによっ
て構成されるようにしてもよい。
更に、光センサは熱電対型としたが、それ以外の例えば
光電変換型のものも同じように使用できる。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明では、フィードバック信号に
対するレーザ出力指令信号に、光センサと同じ応答特性
を持たせるように構成したので、指令直後の過大な出力
発生を防止でき、指令直後から良好に制御されたレーザ
出力が得られる
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のレーザ装置の構成を概念的に示すブロ
ック図、 第2図は第1図における各部信号の波形を示す図、 第3図は本発明のレーザ装置の全体構成を示すブロック
図 第4図は従来の光フイードバツク方式によるレーザ装置
を概念的に示すブロック図、 第5図は第4図における各部信号の波形を示す図である
。 10.2 プロセッサ レーザ発振器 光センサ フィルタ 誤差増幅器

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)レーザ発振器から出力されたレーザ光を光センサ
    により検出し、前記光センサからの出力信号に基づいて
    レーザ出力を負帰還制御するレーザ装置において、 前記光センサと同じ応答特性を有するフィルタと、 前記フィルタを通過したレーザ出力指令信号と前記光セ
    ンサからの出力信号との偏差を求め、前記偏差に基づい
    て前記レーザ出力指令信号を増幅補正する増幅補正手段
    と、 を有することを特徴とするレーザ装置。
  2. (2)前記フィルタは前記応答特性が可変であることを
    特徴とする請求項1記載のレーザ装置。
  3. (3)前記フィルタは前記応答特性が一次遅れであるこ
    とを特徴とする請求項1記載のレーザ装置。
  4. (4)前記フィルタはハードウェアから成ることを特徴
    とする請求項1記載のレーザ装置。
  5. (5)前記フィルタはソフトウェアから成ることを特徴
    とする請求項1記載のレーザ装置。
  6. (6)前記光センサは熱電対型であることを特徴とする
    請求項1記載のレーザ装置。
JP14194990A 1990-05-31 1990-05-31 レーザ装置 Pending JPH0435078A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009508222A (ja) * 2005-09-12 2009-02-26 シンボル テクノロジーズ, インコーポレイテッド 電気光学読取り機における使用のためのデュアルチップアークテクチャを有するスキャンエンジン
WO2015002004A1 (ja) * 2013-07-04 2015-01-08 株式会社アマダミヤチ レーザ装置及びレーザ出力補正方法
WO2015002003A1 (ja) * 2013-07-04 2015-01-08 株式会社アマダミヤチ レーザ装置及びレーザ出力制御方法

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