JPH0534035Y2 - - Google Patents

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JPH0534035Y2
JPH0534035Y2 JP1988141706U JP14170688U JPH0534035Y2 JP H0534035 Y2 JPH0534035 Y2 JP H0534035Y2 JP 1988141706 U JP1988141706 U JP 1988141706U JP 14170688 U JP14170688 U JP 14170688U JP H0534035 Y2 JPH0534035 Y2 JP H0534035Y2
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【考案の詳細な説明】 <産業上の利用分野> 本考案は、例えば機器本体に着脱自在に装着さ
れる外部記憶デバイスとしてのソフト内蔵カード
(ROMまたはRAM或いはROM,RAM双方を内
蔵するカード)を交換することにより、種々の機
能を持たせることが出来るようになつた電子シス
テム手帳、ポケツト・コンピユータ、パーソナ
ル・コンピユータ、プログラマブル測定器等に適
用出来るデバイス変換装置に関するものである。
<従来の技術> このような主にカード状となつた外部記憶デバ
イスのインターフエースとしては、接触多ピン
型、接触8ピン型、非接触電磁誘導型および非接
触電波型等の多種のものがあり、これらが着脱自
在に装着される端末器等の機器本体には、対応す
る外部記憶デバイスを装着するための専用インタ
ーフエースが設けられている。
<考案が解決しようとする課題> 従つて、各種の外部記憶デバイスとこれらをそ
れぞれ装着するための各機器本体との間に互換性
がなく、例えば、非接触電磁誘導型インターフエ
ースを有する外部記憶デバイスは、一般的に使用
されている接触型インターフエースを有する端末
機に直接装着してデータ伝送を行なうことは出来
ず、リーダ・ライターを介して行われる。そのた
め、端末機に、専用の外部記憶デバイス用のイン
ターフエースとは別のインターフエースを装備す
る必要があり、これが端末機つまり機器本体の小
型化および薄型化を阻害する要因になつている。
本考案は、このような従来の問題点に鑑みてな
されたものであり、端末機等の機器本体の専用デ
バイス接続用インターフエースに着脱自在に装着
される専用外部記憶デバイスとは異なる異種外部
記憶デバイスを、前記専用デバイス接続用インタ
ーフエースに接続してデータ伝送できるように変
換できるデバイス変換装置を提供することを技術
的課題とするものである。
<課題を解決するための手段> 本考案は、上記した課題を達成するための技術
的手段として、デバイス変換装置を次の通り構成
した。即ち、電子システム手帳等の小型電子機器
の機器本体に、ソフト内蔵のカード状の外部記憶
デバイスを着脱自在に装着するに際し、前記機器
本体の専用の前記外部記憶デバイスが接続される
専用デバイス接続用インターフエースに前記専用
外部記憶デバイスとは異なる異種外部記憶デバイ
スを接続してデータ伝送できるよう変換するため
のデバイス変換装置であつて、前記専用外部記憶
デバイスと略同様のカード状の外観形状を有する
外装体内に、該外装体内に挿入された前記異種外
部記憶デバイスを着脱自在に保持する装着部と、
この装着部に近接配置され前記異種外部記憶デバ
イスを機器本体にデータ伝送できるよう電気的に
接続する回路ユニツトと、この回路ユニツトの一
端部に設けられ前記機器本体の専用デバイス接続
用インターフエースに整合する本体側整合インタ
ーフエースと、前記装着部に保持状態の前記異種
外部記憶デバイスのインターフエースに対応する
位置に配設され、且つ該異種外部記憶デバイスの
インターフエースに整合するデバイス側整合イン
ターフエースと、前記機器本体に装着接続された
時に前記機器本体において前記異種外部記憶デバ
イスに対応するアクセスプログラムに自動的に設
定するための情報等の識別信号を前記機器本体に
対し送信すべく発生する信号発生部とを具備した
ことを特徴として構成されている。
<作用> 上記構成としたことにより、機器本体に、これ
の専用デバイス接続用インターフエースに整合し
ないインターフエースを有する異種外部記憶デバ
イスを装着してデータ伝送を行なう場合、この異
種外部記憶デバイスを、装着部に挿入して保持さ
せることにより本考案のデバイス変換装置に取付
けると、この異種外部記憶デバイスのインターフ
エースが、回路ユニツトのデバイス側整合インタ
ーフエースに電気的に接続され、且つ回路ユニツ
トを介して本体側整合インターフエースに電気的
に接続される。そして、デバイス変換装置の本体
側整合インターフエースを機器本体の専用デバイ
ス接続用インターフエースに接続装着すると、回
路ユニツトを介して異種外部記憶デバイスと機器
本体とのデータ伝送を行なうことが出来る。ま
た、本考案のデバイス変換装置の外装体が、専用
外部記憶デバイスと略同様のカード状の外観形状
を有しているので、機器本体は、デバイス挿着部
の挿入口を大きくするといつた改造を一切要する
ことなく、専用デバイス接続用の単一のインター
フエースを設けたのみの既存の形状のままで、こ
れとは異なる種々のインターフエースを有する各
外部記憶デバイスとのデータ伝送を行な得るの
で、小型化および薄型化を図ることが出来る。然
も、機器本体の単一の専用デバイス接続用インタ
ーフエースに対し、専用外部記憶デバイスの他に
デバイス変換装置を介して異種外部記憶デバイス
も接続装着されるが、デバイス変換装置が接続さ
れた場合には、機器本体に対し識別信号が送信さ
れるため、機器本体において専用デバイス接続用
インターフエースに接続されているデバイスを確
認出来、操作時の誤認や誤操作によるデバイスへ
の悪影響を防止できる。
<実施例> 以下、本考案の好適な実施例について図面を参
照しながら詳細に説明する。
第1図および第2図はそれぞれ本考案の一実施
例のブロツク図および概略縦断面図を示し、これ
らの図において、本考案のデバイス変換装置1
は、端末機等の機器本体8の挿着部9に配設され
た専用デバイス接続用インターフエース10に、
これとは整合しないインターフエースを有する異
種外部記憶デバイス6を接続装着するためのもの
で、この実施例では、コネクタからなる多ピン接
触型の専用デバイス接続用インターフエース10
を有する機器本体8に、非接触電磁誘導型インタ
ーフエースを有する異種外部記憶デバイス6を接
続装着してデータ伝送を行なうためのものを示し
てあり、参考のために第3図および第4図に示し
た機器本体8の専用外部記憶デバイス11と略同
一のカード状の外観形状になつている。
そして、前記異種外部記憶デバイス6を挿入し
て保持する装着部2の下方位置に、異種外部記憶
デバイス6と機器本体8とのデータ伝送を行なう
ための回路基板等からなる回路ユニツト4が配設
され、この回路ユニツト4の一端部には、専用デ
バイス接続用インターフエース10に整合するコ
ネクタからなる多ピン接触型の本体側整合インタ
ーフエース3が設けられているとともに、回路ユ
ニツト4における装着部2に保持状態の異種外部
記憶デバイス6のインターフエース(図示せず)
に対応する位置に、電磁誘導によるデータ伝送を
行なうためのコイルパターン等からなるデバイス
側整合インターフエース5が形成されている。更
に、cpu等からなる識別信号発生部7が本体側整
合インターフエース3に接続されている。
従つて、異種外部記憶デバイス6を第2図に示
すように装着部2に挿入して保持させ、この異種
外部記憶デバイス6が取り付けられたデバイス変
換装置1を、機器本体8の挿着部9に挿入して本
体側整合インターフエース3を専用デバイス接続
用インターフエース10に接続することにより、
デバイス側整合インターフエース5、回路ユニツ
ト4および本体側整合インターフエース3を介し
て異種外部記憶デバイス6と機器本体8とのデー
タ伝送を行なうことが可能となる。
また、本体側整合インターフエース3が専用デ
バイス接続用インターフエース10に接続された
時に、機器本体8から本体側整合インターフエー
ス3を介して識別信号発生部7に電源供給され、
この識別信号発生部7が駆動して異種外部記憶デ
バイス6に関する情報等の識別信号を本体側整合
インターフエース3を通じて機器本体8に送信
し、それにより、機器本体8において、デバイス
変換装置1を介して接続装着された異種外部記憶
デバイス6に対応する適切なアクセスプログラム
に自動的に設定され、被装着デバイスの誤認や誤
操作による該デバイスへの悪影響を完全に防止す
ることが出来る。尚、識別信号としては、デバイ
ス変換装置1またはデバイス変換装置1に接続さ
れている異種外部記憶デバイス6の何れの情報で
あつてもよい。
更に、前述のようにデバイス変換装置1の外観
形状が、前記本体側整合インターフエース3と同
一の専用インターフエース12および専用デバイ
ス機能素子13を有する専用外部記憶デバイス1
1の外観形状と略同一形状に形成されているの
で、既存の機器本体8の挿着部9の挿入口を大き
く改造したりする必要なくそのまま用いることが
出来、機器本体8の利用範囲が拡がるとともに、
小型化および薄型化を図れる。
尚、本考案は前記説明並びに図面の内容によつ
て限定されるものではなく、請求の範囲を逸脱し
ない限り種々の変形例をも包含し得る。例えば、
前記実施例では異種外部記憶デバイスを装着した
デバイス変換装置を、機器本体の挿着部内に挿入
して取り付ける場合について説明したが、機器本
体に対しこれの外部に接続装着するようにしても
よい。
<考案の効果> 本考案は、以上のように構成し且つ作用するの
で、以下のような効果を奏する。即ち、本考案の
デバイス変換装置を用いれば、異種外部記憶デバ
イスを装着部に挿入して保持させることにより、
この異種外部記憶デバイスのインターフエース
が、回路ユニツトのデバイス側整合インターフエ
ースに電気的に接続され、且つ回路ユニツトを介
して本体側整合インターフエースに電気的に接続
される構成としたので、専用デバイス接続用イン
ターフエースのみしか有しない機器本体に対し、
該専用デバイス接続用インターフエースとは異な
るインターフエースを有する異種外部記憶デバイ
スを接続挿着して相互のデータ伝送を行なえるよ
うにしながらも、外装体が専用外部記憶デバイス
と略同様のカード状の外観形状を有しているの
で、機器本体は、デバイス挿着部の挿入口を大き
くするといつた改造を一切要することなく、専用
デバイス接続用の単一のインターフエースを設け
たのみの既存の形状のままでよく、更にリーダ・
ライター等を介在させる必要もない。従つて、機
器本体の小型化および薄型化を図りながら種々の
インターフエースを有する外部記憶デバイスに対
応できる顕著な効果を奏する。
然も、専用外部記憶デバイス以外の異種外部記
憶デバイスを接続装着した場合には、それを示す
識別信号を発生して機器本体に対し送信できるの
で、機器本体において、被接続デバイスに対応す
るアクセスプログラムに自動的に設定でき、操作
性が向上するだけでなく、デバイスの誤認や誤操
作によるデバイスへの悪影響を完全に防止出来る
ものとなる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例のブロツク構成図、
第2図は第1図の概略縦断面図、第3図および第
4図はそれぞれ参考のために示した専用外部記憶
デバイスのブロツク構成図および概略縦断面図で
ある。 1……デバイス変換装置、2……装着部、3…
…本体側整合インターフエース、4……回路ユニ
ツト、5……デバイス側整合インターフエース、
6……異種外部記憶デバイス、7……信号識別
部、8……機器本体、10……専用デバイス接続
用インターフエース、11……専用外部記憶デバ
イス。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 電子システム手帳等の小型電子機器の機器本体
    に、ソフト内蔵のカード状の外部記憶デバイスを
    着脱自在に装着するに際し、前記機器本体の専用
    の前記外部記憶デバイスが接続される専用デバイ
    ス接続用インターフエースに前記専用外部記憶デ
    バイスとは異なる異種外部記憶デバイスを接続し
    てデータ伝送できるよう変換するためのデバイス
    変換装置であつて、前記専用外部記憶デバイスと
    略同様のカード状の外観形状を有する外装体内
    に、該外装体内に挿入された前記異種外部記憶デ
    バイスを着脱自在に保持する装着部と、この装着
    部に近接配置され前記異種外部記憶デバイスを機
    器本体にデータ伝送できるよう電気的に接続する
    回路ユニツトと、この回路ユニツトの一端部に設
    けられ前記機器本体の専用デバイス接続用インタ
    ーフエースに整合する本体側整合インターフエー
    スと、前記装着部に保持状態の前記異種外部記憶
    デバイスのインターフエースに対応する位置に配
    設され、且つ該異種外部記憶デバイスのインター
    フエースに整合するデバイス側整合インターフエ
    ースと、前記機器本体に装着接続された時に前記
    機器本体において前記異種外部記憶デバイスに対
    応するアクセスプログラムに自動的に設定するた
    めの情報等の識別信号を前記機器本体に対し送信
    すべく発生する信号発生部とを具備してなること
    を特徴とするデバイス変換装置。
JP1988141706U 1988-10-24 1988-10-28 Expired - Lifetime JPH0534035Y2 (ja)

Priority Applications (2)

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JP1988141706U JPH0534035Y2 (ja) 1988-10-28 1988-10-28
US07/746,179 US5296692A (en) 1988-10-24 1991-08-15 IC card adapter for use in memory card slot with or without superimposed memory card

Applications Claiming Priority (1)

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JP1988141706U JPH0534035Y2 (ja) 1988-10-28 1988-10-28

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JPH0263139U JPH0263139U (ja) 1990-05-11
JPH0534035Y2 true JPH0534035Y2 (ja) 1993-08-30

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ID=31407015

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JP1988141706U Expired - Lifetime JPH0534035Y2 (ja) 1988-10-24 1988-10-28

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